日本初の純国産設計車であり、トヨタ自動車で1955年に販売して以来、人気を博し続けている歴史ある「クラウン」。

2022年夏に待望の新型クラウンが発表となり、どんなグレードがあるのか、グレードごとの違いは何か、楽しみにしている方も多いと思います。
今回はクラウンの中でも新型に注目し、グレードの違いをご紹介していきます。

クラウン自体の魅力や今までのクラウンの特徴、選ぶポイントについても、詳しく解説しますので参考にしてくださいね!

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目次

クラウンのグレードの違いを比較!まずは基本の特徴から

「いつかはクラウン」というキャッチコピーが有名な、日本初の純国産設計車のクラウン。1955年にセダンとして登場して以来、ロングセラーの人気を誇るトヨタ自動車の代表格です。

2018年に登場した15代目から5年ほどの時を経て、2022年の7月に新型クラウンが発表され、2022年9月にセダンとSUVを融合させた「クラウン クロスオーバー」が先駆けて販売開始されました。
今回は今までのクラウンの特徴にも触れながら、新型の「クラウン クロスオーバー」のグレードについて、まずは基本情報からご紹介していきます。

 

クラウンの特徴からチェック

クラウン全体の特徴としては、まずヘッドランプからフロントターンランプまでフルLEDによる視界の良好さ
横一線に並んだシャープな印象のLEDリヤコンビネーションランプも、エクステリアにインパクトを与えています。
さらに室内に爽やかな風と光を採り込むムーンルーフや眺めを楽しめるよう大きなリアドアガラス、ステアリングから手を離すことなくディスプレイ表示の切替えやオーディオ操作などができる機能性、「全席特等席」を目指した高級感あるインテリアも魅力です。

運転席周りに機能を集約し、一切の迷いなく扱えるコックピットを目指して作られた設計も、快適な運転を約束してくれます。

今までのセダンタイプは、縦置きエンジン+後輪駆動の縦長に流れるような美しいボディ、車内空間の静粛さ、全高の低さによる安定感ある走行が魅力でした。
歴代クラウンについては「クラウンの歴代の魅力を徹底解説!賢く購入する方法もご紹介」もチェックしてみてくださいね!

 

新型クラウンのグレードは?

16代目になる新型クラウンには、2022年9月発売の「クラウン クロスオーバー」の他、圧倒的存在感とセダンならではの魅力が増した「クラウン セダン」、スポーティで操作性の高い「クラウン スポーツ」、大人の雰囲気で余裕ある走行が叶うラージSUV「クラウン エステート」があります。

クロスオーバー以外の3スタイルは、2023年に販売予定です。

クラウン クロスオーバーのグレードは、大きく分けると「RS」「G」「X」の3つですが、「Leather Package」「Advanced」「Advanced・Leather Package」の種類もあるため、全部で7グレードとなります。
現在(※2023年1月時点)販売スタートとなっているのは「G“Advanced”」「G“Advanced Leather Package”」の2グレードのみ。
その他のグレードについては、2023年4月以降の生産予定となっています。

では、さっそくグレードごとの基本スペックや特徴・魅力をお伝えしていきましょう。

 

新型クラウンのグレードごとのスペック・価格

新型クラウンのスペック

各グレードのメーカー希望小売価格(税込)は以下の通りです。

  • X:4,350,000円
  • G:4,750,000円
  • G“Advanced”:5,100,000円
  • G“Leather Package”:5,400,000円
  • G“Advanced・Leather Package”:5,700,000円
  • RS:6,050,000円
  • RS“Advanced”:6,400,000円

※2023年1月時点

ボディサイズは全グレード同じで、駆動方式は4WD。
この他、乗員定員数5名、最低地上高145mmも同一です。

「RS」の車両重量が他のグレードより約200kg重くなっているのは異なる点ですね。

「X」はスタンダードクラスで最もお手頃な価格ですが、クラウンの定番装備を十分に備えています。

ベーシックなグレードの「G」は4種類あり、「G“Advanced”」に対し「G“Advanced Leather Package”」は最上位グレードに当たります。
「G“Leather Package”」は本革シートを採用した、ワンランク上のミドルクラスです。

そして価格から分かる通り、「RS」はラグジュアリー感のあるハイクラスモデルになっており、上質でゆとりのある乗り心地を体感できます。

 

新型クラウンのグレード「X」の特徴は?

「CROSSOVER X」は、価格や維持費など最もコストを抑えられるグレード

本体価格を抑えている分、ボディカラーはモノトーンの3色、パワーシートや電動のチルト&テレスコピック機構が手動、内装デザインがシンプルといった最低限の仕様になっていますが、基本装備はばっちり押さえた一台です。

室内の内装色はブラックで統一し、シート表皮はファブリックと合成皮革。
運転席は6ウェイマニュアルになっており、上下前後の移動、リクライニングが備わった快適な乗り心地です。

フルLEDのランプはもちろん、ディスプレイオーディオレス、マルチインフォメーションディスプレイも標準装備し、基本の安全装備も揃う「X」。

新型クラウンに乗ってみたいけど予算を抑えたい、装備は最低限でOKという方におすすめです。

 

新型クラウンのグレード「G」の特徴は?

「CROSSOVER G」は4つのグレードがあり、①「G“Advanced・Leather Package”」②「G“Leather Package”」③「G“Advanced”」④「G」の順で価格が上がっています。

ベーシックな装備のグレードであることは「X」と同じですが、内装ではGとG”Advanced”が「上級」ファブリック+合成皮革になっていたり、G”Leather Package”とG”Advanced·Leather Package”では、さらにランクアップの本革が使用されているなどの差があります。

また、ディスプレイオーディオレスではなく12.3 インチ HD ディスプレイに進化。
運転席には電動ランバーサポート、8ウェイパワー(前後スライド・リクライニング・シート上下・チルト アジャスター)、助手席には4ウェイマニュアル(前後スライド・リクライニング)の機能も追加されています。

新しく採用されたバイトーンカラー、プレシャスブロンズ、ブラック×プレシャスブロンズも選ぶことが可能です。

G”Advanced”とG”Advanced·Leather Package”は「パノラミックビューモニター」「グパーキングサポートブレーキ(後方歩行者)」が標準装備になっているなど、「G」の中では装備が充実しているグレードといえます。

 

新型クラウンのグレード「RS」の特徴は?

ハイクラスモデルの「CROSSOVER RS」「CROSSOVER RS”Advanced”」は、後ほど走行性能のご紹介で詳しくお話ししますが、新開発の「2.4Lターボ デュアルブーストハイブリッドシステム」を搭載した仕様が何よりの魅力です。

ボディカラーはRSとRS”Advanced”でのみ選ぶことができる「ブラック×プレシャスレイ」があり、ブラック塗装の21インチの切削光輝アルミホイールも存在感ある個性を演出。

内装は両グレードとも本革のシート表皮を採用し、RSの内装色は、ベースのブラックにイエローブラウンを差し色に。
CROSSOVER RS”Advanced”のシート表皮は黒が標準となっており、ダークチェスナットをアクセントにしたブラック/ダークチェスナット、上品な印象のフロマージュから選択することも可能で、ラグジュアリー感あふれる室内インテリアになっています。

また、「CROSSOVER RS”Advanced”」は、装備を厳選した“Limited”モデル
標準装備で、電動開閉可能な「ハンズフリーパワートランクリッド」やドアを閉じる際に力がいらない「イージークローザー」、車載ナビ、ハイグレードオーディオなど利便性の高い機能が充実している特別感あるグレードです。

乗るたびに快適なポジションを再現できるシート機能や、運転席から助手席のリクライニングを操作できるスイッチなど、乗り心地をグレードアップする機能も充実しています。

なお、「RS」以上のグレードではパッケージオプション「ドライバーサポートパッケージ2」を追加することでき、安全性を高められるのも魅力。

安全性能が一通り含まれているだけでなく、安定性確保と車線逸脱抑制を行う「緊急時操舵支援」や、あらゆる駐車をサポートする「トヨタ チームメイト アドバンスト パーク」、車両の接近に気づかず発進しようとした場合に警告を鳴らす「フロントクロストラフィックアラート」などを含んでいます。

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クラウンのグレードの走行性能の違いも比較!

トヨタ自動車のクラウンは、全て4WDのハイブリッド車です。

2022年9月発売の「クラウン クロスオーバー」のグレード「X」「G」は2.5Lハイブリッド車「RS」は2.4Lターボハイブリッド車となっています。

2.5Lハイブリッドシステムは、新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池を採用し、中〜高速域でのパワフルな加速とアクセル操作に対する優れた応答性を実現。
また、高い燃焼効率を可能にする「D-4S」を採用し、電動ウォーターポンプを備えた可変冷却システムや、低フリクションオイルなどの効果で、優れた燃費性能も確保しています。

前述した「RS」の大きな魅力となる「2.4Lターボ デュアルブーストハイブリッドシステム」は、実はトヨタ初採用
低回転域から力強いトルクを発揮する2.4Lターボエンジンにプラスして、最新の電動パワートレーン「eAxle」を採用した新開発のシステムです。

では、さらに詳しくパワートレイン、最高出力・最大トルク、燃費、排気量のスペックも見ていきましょう。

新型クラウンの走行性能比較

※2023年1月時点

数値を見るとさらに分かりやすいですが、最新のエンジンを搭載し、車体も重量のある「RS」は最大トルクが460Nmと加速感・スポーティな走りを期待できるグレードといえます。

一方、その他のグレードはより低燃費な傾向にあり、燃料費も抑えられる点は魅力でしょう。

 

クラウンのグレードの選び方やおすすめもご紹介!

クラウンのグレードは7種類あるので、どれを選ぶか悩む方はきっと多いですよね。

各グレードでボディサイズに大きな違いのない新型クラウンは、選ぶ際に基準となるのが機能性や走行性能でしょう。

最低限の装備で価格を抑えたいのなら「X」がおすすめです。
「X」よりも装備がさらにプラスされ、転席シートとステアリングの調整が電動式となる「G」は「X」との価格差が40万円。
欲しい機能によっては、こちらを選ぶのも良いかもしれません。

また、ランニングコストを抑えるという点で考えると、低燃費で維持費も抑えられる「X」か「G」が良いでしょう。

「G」のグレードの「Leather Package」は本革シートや前席シートヒーター、助手席パワーシートなど贅沢な室内インテリアが魅力。
「Advanced」は先進装備や電動装備が充実しており、「Advanced・Leather package」その全てを兼ね備えた上級グレードのため、どこまでを求めるかによって選ぶグレードが変わってくると思います。

トヨタ自動車では「RS」にキビキビとした走りをイメージさせる「Runabout-Sports(ランナバウト・スポーツ)」という意味を込めており、前述した通り、加速感あるスポーティーな走りが何よりの魅力。
最新のハイパワーなエンジンと、高級感ある室内空間の組み合わせは、クラウンファンを唸らせること間違いなしです。

この7つのグレードの中で、やはり最もおすすめなのは「RS“Advanced”」
パワフルな加速だけでなく、クラウンらしい上質かつしなやかな走りを体感でき、選べる室内インテリア、最上級の装備でさらに特別感を得られます。

 

グレード選びに悩んだら他の車種と比較してみるのもあり

新型クラウンはスタイルやグレードが豊富なので、迷いに迷って決められない! となった場合は他の車種を見て比べてみるのも良いでしょう。

現在先行で販売されている新型クラウンクロスオーバーはSUVとセダンの中間的な存在なので、トヨタ自動車の他のセダンやSUVと比較してみるのもおすすめです。

例えばSUVなら似た価格帯だとRAV4、セダンならカムリなど、ぜひWebサイトや店頭でチェックしてみてください。

こちらのコラムも、参考にしてみてくださいね!
中古車のトヨタ「RAV4」を徹底解説!おトクな買い方や注意点は?
中古車トヨタの「カムリ」を徹底解説!おトクな買い方や注意点は?

 

まとめ

1955年にセダンとして登場してから長く人気を誇る、トヨタ自動車の「クラウン」。
2022年の7月に4つのスタイルの新型クラウンが発表され、2022年9月に「クラウン クロスオーバー」が先行販売されました。

クラウン クロスオーバーのグレードに関しては「X」「G」「G“Advanced”」「G“Advanced Leather Package”」「G“Leather Package”」「R S」「RS“Advanced”」がありますが、現在(※2023年1月時点)販売されているのは「G“Advanced”」「G“Advanced Leather Package”」の2グレードのみ。
その他のグレードについては、2023年4月以降の生産予定となっています。

最低限の装備で価格を抑えたいのなら「X」、さらに装備を充実させたいなら「G」、ハイグレードなデザインと走りを重視するなら「RS」と、理想に合わせて選んでみてくださいね!

これから販売される新型クラウンも要チェックです。

 

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