トヨタ新型クラウンは現在も販売されている人気のスポーツセダンタイプです。そんな新型クラウンのカタログ燃費や実燃費が気になるといった方も多いのではないでしょうか。

本記事ではそんな新型クラウンのカタログ燃費や実燃費について解説していきます。また、燃費を向上させるにはどうしたらよいか、実際に走行した場合にどの程度ガソリン代がかかるのかなどを紹介します。

新型クラウンを購入しようと考えている方は参考にしてみてください。

【グレード別】新型クラウンのカタログ燃費

新型クラウンのカタログ燃費について紹介します。まずはカタログ燃費がどのような種類があるのか紹介します。その後、各グレードのカタログ燃費を紹介した後、簡単な新型クラウンのグレードの紹介をしていきます。

カタログ燃費の表記方法

カタログ燃費は以下のように表記されています。

WLTCモード(国土交通省審査値) JC08モード燃費に比べて、実燃費に近い
市街地モード(WLTC-L) 信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
郊外モード(WLTC-M) 信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
高速道路モード(WLTC-H) 高速道路等での走行を想定

現在はWLTCモード(国土交通省審査値)と市街地モード(WLTC-L)、郊外モード(WLTC-M)、高速道路モード(WLTC-H)となっていますが、以前はJC08モードや10・15モードが主流となっていました。

グレードごとの新型クラウンのカタログ燃費

グレードごとの新型クラウンのカタログ燃費は以下になります。

【新型クラウングレード別の燃費】

グレード 燃費(WLTCモード) 市街地モード(WLTCモード) 郊外モード(WLTCモード) 高速道路モード(WLTCモード)
CROSSOVER RS“Advanced” 15.7km/L 12.6km/L 21.2km/L 17.6km/L
CROSSOVER RS 15.7km/L 12.6km/L 21.2km/L 17.6km/L
CROSSOVER G“Advanced・Leather Package” 22.4km/L 21.2km/L 23.8km/L 22.1km/L
CROSSOVER G“Advanced” 22.4km/L 21.2km/L 23.8km/L 22.1km/L
CROSSOVER G“Leather Package” 22.4km/L 21.2km/L 23.8km/L 22.1km/L
CROSSOVER G 22.4km/L 21.2km/L 23.8km/L 22.1km/L
CROSSOVER X 22.4km/L 21.2km/L 23.8km/L 22.1km/L

現行の新型クラウンはグレードがRS、G、Xグレードが販売されており、中でもRSグレードはスポーツタイプとなっていますので、他のグレードよりも燃費性能が落ちていることが伺えます。

RSグレード

CROSSOVER RS“Advanced”、CROSSOVER RSはRSシリーズ、スポーツタイプとなっています。スポーツタイプのため、他のグレードよりも燃費性能は劣っていますが、走行性能には目を見張るものがあります。

グレード 燃費(WLTCモード) 市街地モード(WLTCモード) 郊外モード(WLTCモード) 高速道路モード(WLTCモード)
CROSSOVER RS“Advanced” 15.7km/L 12.6km/L 21.2km/L 17.6km/L
CROSSOVER RS 15.7km/L 12.6km/L 21.2km/L 17.6km/L

Gグレード

Gグレードはこれまでのグレードよりも上級指向となったグレードです。Gグレードが生まれた当初は3眼LEDヘッドランプになった点やシーケンシャルタイプが採用された点が主な変更点でした。

Gグレードの燃費性能はRSグレードよりも良く、燃費性能で新型クラウンを選ぶのであればGグレードがおすすめです。

グレード 燃費(WLTCモード) 市街地モード(WLTCモード) 郊外モード(WLTCモード) 高速道路モード(WLTCモード)
CROSSOVER G“Advanced・Leather Package” 22.4km/L 21.2km/L 23.8km/L 22.1km/L
CROSSOVER G“Advanced” 22.4km/L 21.2km/L 23.8km/L 22.1km/L
CROSSOVER G“Leather Package” 22.4km/L 21.2km/L 23.8km/L 22.1km/L
CROSSOVER G 22.4km/L 21.2km/L 23.8km/L 22.1km/L
CROSSOVER X 22.4km/L 21.2km/L 23.8km/L 22.1km/L

【グレード別】新型クラウンの平均実燃費

現在販売されている新型クラウンの実燃費がなかったため、登録年月排気量の2018年〜2008年における新型クラウンの平均実燃費を紹介します。

グレード 燃費(WLTCモード) 平均実燃費
トヨタ 新型クラウン (ハイブリッド) 3500cc(GWS224)CVT FR 16.0km/L 14.67km/L
トヨタ 新型クラウン (ハイブリッド) 2500cc(AZSH21)CVT 4WDの車種情報 18.2km/L 15.75km/L

参考:e燃費

グレードごとの新型クラウンの平均実燃費

上記で紹介したグレードをさらに深く紹介していきます。先代モデルのため、JC08モードでの燃費性能も表記しておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。

今回実燃費を紹介するグレード

  • トヨタ 新型クラウン (ハイブリッド) 3500cc(GWS224)CVT FR
  • トヨタ 新型クラウン (ハイブリッド) 2500cc(AZSH21)CVT 4WD

トヨタ 新型クラウン (ハイブリッド) 3500cc(GWS224)CVT FR

こちらはRSグレードとGグレードとなる新型クラウンです。平均実燃費は14.67km/L、WLTCモード燃費16.0km/Lとなっています。

一般的にカタログ燃費×0.6をして上回っていれば燃費が良いといえます。

トヨタ 新型クラウン (ハイブリッド) 3500cc(GWS224)CVT FRでは16.0 km/L×0.6=9.6km/L、平均実燃費が14.67km/Lなので、上回っています。

平均実燃費 14.67km/L
WLTCモード燃費 16.0 km/L
WLTCモード燃費達成率 91.67 %
WLTCモード燃費(市街地) 12.7 km/L
WLTCモード燃費(郊外) 16.4 km/L
WLTCモード燃費(高速道路) 17.7 km/L
JC08モード燃費 17.8~18.0 km/L
JC08モード燃費達成率 81.48~82.40 %

参考:e燃費

トヨタ 新型クラウン (ハイブリッド) 2500cc(AZSH21)CVT 4WDの車種情報

こちらはRSグレードとSグレードとなる新型クラウンです。平均実燃費は15.75km/L、WLTCモード燃費18.2 km/Lとなっています。

一般的にカタログ燃費×0.6をして上回っていれば燃費が良いといえます。

トヨタ 新型クラウン (ハイブリッド) 2500cc(AZSH21)CVT 4WDでは18.2 km/L×0.6=10.92km/L、平均実燃費が15.75km/Lなので、上回っています。

平均実燃費 15.75km/L
WLTCモード燃費 18.2 km/L
WLTCモード燃費達成率 85.87 %
WLTCモード燃費(市街地) 14.9 km/L
WLTCモード燃費(郊外) 19.2 km/L
WLTCモード燃費(高速道路) 19.4 km/L
JC08モード燃費 20.8~21.0 km/L
JC08モード燃費達成率 74.42~75.14 %

参考:e燃費

新型クラウンの燃費を良くするための装備

実は、燃費を向上させてくれる装備というのは存在します。

その中でもとくに燃費の向上が期待できるパーツを2つご紹介します。

  • タイヤ
  • 吸排気系のパーツ

それぞれについて紹介します。

装備①:タイヤ

タイヤは燃費を削減する中で一番影響を及ぼす部分となっています。タイヤが古くなって劣化すると、燃費も悪くなってしまいます。
燃費が気になるのであればタイヤを交換してみてはいかがでしょうか。

装備②:吸排気系のパーツ

吸排気系のパーツは低速トルク面で影響を及ぼします。こちらを上位のパーツに換えることにより、燃費を向上させることができるでしょう。

また、吸排気系のパーツがよごれていたり、詰まっていたりすると、こちらも燃費悪化の原因となりますので、こまめに掃除をするのがおすすめです。

燃費の良し悪しの決め手

燃費の良し悪しを決めるものとして挙げられるのが次の8つです。

  • 市街地走行
  • 混雑・渋滞している道での走行
  • 高速道路走行
  • 加速のしすぎ
  • 平坦な道と坂道走行
  • エアコンの使用
  • オーディオの使用
  • メンテナンス状況

それぞれ紹介します。

市街地走行

市街地走行では信号があるため、止まって進んでの繰り返しとなります。

そのため、どうしても燃費が悪くなってしまいます。

なるべく混雑していない道の走行を心がけるなどして、なるべく止まらないようにしましょう。

混雑・渋滞している道での走行

混雑・渋滞していると発進と停止を繰り返すことになります。

自動車において燃費が悪くなるのは発進と停止する時です。

混雑・渋滞している道を走行する場合は特に燃費が悪くなってしまう可能性が考えられます。

市街地同様混雑する道はさけ、発進と停止を繰り返さないようにしましょう。

高速道路走行

高速道路走行では信号がないため、燃費が良くなる場合もあります。

しかし、加速のしすぎによって高速道路走行でも燃費が悪くなってしまう可能性が考えられます。

加速する際はガソリンを消費してしまうので、無理な追い越しはしないようにしましょう。

加速のしすぎ

燃費が悪くなってしまう原因のひとつとして加速のしすぎが考えられます。

加速をしすぎるとオーバーシュートがおこってしまい、通常よりもガソリンを多く使用してしまいます。

市街地でも高速道路でも加速をしすぎないように注意すると、燃費を節約しながら走行できるでしょう。

平坦な道と坂道走行

平坦な道と比べると、坂道走行は燃費が悪くなってしまう傾向にあります。一般的に斜面が4%を超えると坂道となり、平坦な道にくらべて10%以上燃費が悪くなってしまう場合があります。

坂道を常に走行かつ燃費を気にする場合は特に燃費の良い自動車を選択するようにしましょう。

エアコンの使用

エアコンの使用も燃費性能に関わります。

そのため、燃費を最大限よくしようと考えたら、エアコンを切るという選択肢をとることになります。しかし、エアコンをつけないと快適性能が各段に落ちてしまいますので、トレードオフの関係となっています。

オーディオの使用

オーディオの使用も燃費に影響します。そのため、最大限燃費をよくしようと考えるのであればオーディオは切った方がよいでしょう。

ただし、燃費への影響は0.1%程度といわれておりますので、そこまで過敏になる必要はないといえます。

メンテナンス状況

日々のメンテナンスの状況によっては燃費が悪くなってしまう可能性があります。ここでは自動車が急に悪くなってしまった場合について紹介します。

急に悪くなる場合

今までは普通の燃費だったのにも関わらず、突然燃費が悪くなってしまう場合があります。この場合は日々のメンテナンスができておらず、自動車になにかしらの不具合が起きているのかもしれません

心当たりがなく、急に燃費が悪くなった場合は自動車の点検をするか整備をプロにたのんでみましょう。

停車中のアイドリング

停車中にアイドリングをしてしまうと、燃費性能の悪化につながります。

また、アイドリングを続けるとバッテリーの劣化やエンジンの劣化を早める原因となってしまいます。

このように様々な理由から停車中のアイドリングは辞めた方がよいでしょう。

新型クラウンのガソリン代はどれくらいかかるのか

新型クラウンは普通自動車のため、ガソリン代がかかります。ガソリン代は燃費と走行距離によって変わります。

まずは、新型クラウンのグレードごとの燃費を確認し、その後距離別にガソリンを見ていきましょう。自分の利用状況に1番近い走行距離を目安に確認してみてください。

今回比較する走行距離は、以下の3つです。

  • 年間走行距離3,000km
  • 年間走行距離5,000km
  • 年間走行距離10,000km

新型クラウンのグレード別の燃費を表にまとめました。

グレード 燃費(WLTCモード)
CROSSOVER RS“Advanced” 15.7km/L
CROSSOVER RS 15.7km/L
CROSSOVER G“Advanced・Leather Package” 22.4km/L
CROSSOVER G“Advanced” 22.4km/L
CROSSOVER G“Leather Package” 22.4km/L
CROSSOVER G 22.4km/L
CROSSOVER X 22.4km/L

年間3,000kmのガソリン代

年間3,000kmの走行距離別のガソリン代をまとめていきます。

3,000kmは自動車をどの程度使用している方かというと、たまにスーパーに行く程度となります。

車を持っていたら、どれくらい走行するか想像しながら計算してみてください。

※計算方法は以下の通りです。
走行距離÷燃費=1年間で消費するガソリン料
※ガソリン代はわかりやすく、150円/Lとします。

グレード 燃費 1年間の使用量 年間費用 月額費用
CROSSOVER RS“Advanced” 15.7km/L 191L 28,656円 2,387円
CROSSOVER RS 15.7km/L 191L 28,656円 2,387円
CROSSOVER G“Advanced・Leather Package” 22.4km/L 133L 19,950円 1,662円
CROSSOVER G“Advanced” 22.4km/L 133L 19,950円 1,662円
CROSSOVER G“Leather Package” 22.4km/L 133L 19,950円 1,662円
CROSSOVER G 22.4km/L 133L 19,950円 1,662円
CROSSOVER X 22.4km/L 133L 19,950円 1,662円

年間3,000km走行する人の新型クラウンの年間ガソリン代は2万円〜3万円になります。

年間5,000kmのガソリン代

年間5,000kmの走行距離別のガソリン代をまとめていきます。

5,000kmは自動車をどの程度使用している方かというと、日常的にスーパーに行く程度となります。

※計算方法は以下の通りです。
走行距離÷燃費=1年間で消費するガソリン料
※ガソリン代はわかりやすく、150円/Lとします。

グレード 燃費 1年間の使用量 年間費用 月額費用
CROSSOVER RS“Advanced” 15.7km/L 318L 47,700円 3,975円
CROSSOVER RS 15.7km/L 318L 47,700円 3,975円
CROSSOVER G“Advanced・Leather Package” 22.4km/L 223L 33,450円 2,787円
CROSSOVER G“Advanced” 22.4km/L 223L 33,450円 2,787円
CROSSOVER G“Leather Package” 22.4km/L 223L 33,450円 2,787円
CROSSOVER G 22.4km/L 223L 33,450円 2,787円
CROSSOVER X 22.4km/L 223L 33,450円 2,787円

年間5,000km走行する人の新型クラウンの年間ガソリン代は3万円〜5万円になります。

年間10,000kmのガソリン代

年間10,000kmの走行距離別のガソリン代をまとめていきます。

10,000kmは自動車をどの程度使用している方かというと、日常使いの他にレジャーや長距離運転をする程度となります。

※計算方法は以下の通りです。
走行距離÷燃費=1年間で消費するガソリン料
※ガソリン代はわかりやすく、150円/Lとします。

グレード 燃費 1年間の使用量 年間費用 月額費用
CROSSOVER RS“Advanced” 15.7km/L 636L 95,400円 7,950円
CROSSOVER RS 15.7km/L 636L 95,400円 7,950円
CROSSOVER G“Advanced・Leather Package” 22.4km/L 446L 66,900円 5,575円
CROSSOVER G“Advanced” 22.4km/L 446L 66,900円 5,575円
CROSSOVER G“Leather Package” 22.4km/L 446L 66,900円 5,575円
CROSSOVER G 22.4km/L 446L 66,900円 5,575円
CROSSOVER X 22.4km/L 446L 66,900円 5,575円

年間10,000km走行する人の新型クラウンの年間ガソリン代は6万円〜10万円になります。

新型クラウンの燃費を良くするためには?

これまで新型クラウンの燃費について紹介してきましたが、実際に燃費をよくするにはどのようにしたらよいのでしょうか。

新型クラウンの燃費をよくするには以下の3つが考えられます。

  • 適切な速度で走行する
  • アクセルの踏み方
  • タイヤの空気点検

それぞれについて詳しく紹介します。

適切な速度で走行する

適切な速度で走ることは燃費をよくするのに最適な方法といえるでしょう。

というのも、急な加速や急なブレーキはエンジンの回転数が大きく上昇するからです。

適度な速度とは時速50~60kmのことで、市街地走行はこちらを目安に運転しましょう。

燃費を良くする方法②:アクセルの踏み方

アクセルをべた踏みしてしまうとエンジンの回転数が上昇してしまい、燃費悪化につながります。

アクセルは急激に踏んだり、べた踏みしたりせずゆっくり加速するようにしましょう。

そのため、周りをかくにんしながら安全運転を心がけることが燃費をよくする秘訣といえます。

急加速や急減速はしない

運転していれば、急加速や急減速しなければならない状況に直面することもあるかもしれません。

しかし、急加速や急減速はエンジンに負荷をかけるため、燃費性能を悪化させることにつながります。

そのため、緊急時以外は急加速や急減速はしないようにしましょう。

まとめ

今回は新型クラウンの燃費について紹介しました。現行新型クラウンの燃費は先代モデルに比べて大きく向上しており、どのグレードでも申し分のない燃費性能といえます。

RSグレードは他のグレードよりも燃費性能が劣っている傾向にあるので、注意が必要です。これはRSグレードがスポーツタイプのため、燃費性能よりも走行性能に重きを置いているからだといえるでしょう。

燃費性能に重点を置いている方はGグレードがおすすめとなります。また、過去の販売モデルではSグレードがおすすめです。