新型クラウンは、「全席特等席」を目指して作られた室内空間が特徴の車です。そんな新型クラウンですが、一体室内にはどのような工夫が凝らしてあり、全席特等席を目指しているのでしょうか。

そこで、本記事では、こだわりが詰まった新型クラウンの内装について解説していきます。グレードごとに異なるパーツについても紹介するので、車選びの参考にしてみてください。

新型クラウンの内装

早速、新型クラウンの内装を次の項目ごとに、細かく分けて紹介していきます。

まずは、運転席周りの内装です。詳しく見ていきましょう。

運転席周り

運転席周りには、下記の5つの装備がついています。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ステアリングホイール

新型クラウンのステアリングホイールは、グレードによって以下の2種類があります。

本革のステアリングホイールは、高級感があり、手になじみやすいという特徴があります。

新型クラウンの「CROSSOVER RS」「CROSSOVER RS“Advanced”」「CROSSOVER G“Leather Package”」には、ステアリングヒーターが付いています。

ステアリング全体にヒーターがついているので、冬でも温かく快適に運転できます。

ステアリングスイッチ

新型クラウンのステアリングスイッチを使うと、ステアリングから手を離さずに、色々な操作をすることが可能です。情報操作系、運転支援系、オーディオ系など、様々な操作を簡単に行えるので、運転に集中できるでしょう。

ステアリングスイッチの操作は以下の通りです。

情報操作
  • 4方向スイッチ
  • 戻るボタン
運転支援
  • レーダークルーズコントロール
  • レーダークルーズコントロールモード切替
  • レーントレーシングアシスト
オーディオ
  • 音量
  • 音声認識
  • ハンズフリー
  • モード選択
  • 選曲
  • 選局

これだけの操作を、ステアリングから手を離さずに行えるのでとても便利です。

シフト

新型クラウンのシフトは、エレクトロシフトマチックを採用しています。ポジションを電動で制御しているので、スムーズな操作が可能です。

シフトノブは、手にフィットする形と手触りを追求しました。掴みやすく操作しやすいので、快適な運転を楽しめます。

パーキングブレーキ

新型クラウンには、電動パーキングブレーキとブレーキホールドが採用されています。

電動パーキングブレーキは、シフトレバーを「P」ポジションに入れると、自動で作動します。ブレーキを踏みながら、「P」以外のポジションにシフトすると解除される、オート機能付きです。また、オート機能をオフにすることで、手動でパーキングブレーキをかけることもできます。

ブレーキホールドは、「HOLD」スイッチを押し、システムをオンにしておくと、渋滞や信号待ちでブレーキを踏んで停車した時にブレーキを保持します。ブレーキホールドは、アクセルを踏むことで解除されます。

ディスプレイ

新型クラウンのディスプレイには、以下の2つがあります。

ディスプレイは、直感的に操作できる12.3インチで、ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)を搭載しています。このディスプレイは、メニューにアクセスしやすく、パーツも分かりやすいです。

さらに好みに合わせて、Casual・Smart・Tough・Sportyの4つのテイストと3つのレイアウトから、表示を変更できます。マルチインフォメーションディスプレイは、同時にいくつかの情報を見られるように、左・中央・右の3種類が表示されます。

カラーヘッドアップディスプレイは、必要な情報をウインドシールドガラスの視野内に投影できます。運転シーンに合わせて、フル・スタンダード・ミニマムの中から表示モードを選べます。

フルは、システムの作動状態を大きく分かりやすく表示するモードで、スタンダードは、コンテンツを下の方に集約して、視野を広く確保するモードになります。また、ミニマムは、必要最低限の情報のみを表示し、運転に集中するためのモードです。

カラーヘッドアップディスプレイは、新型クラウンの「CROSSOVER RS“Advanced”」「CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”」「CROSSOVER G“Advanced”」に標準搭載されています。

シート

次は、新型クラウンのシートについてみていきましょう。シートには、以下の3種類があります。

それぞれ詳しく解説していきます。

本革

本革のシートのメリットは、高級感があり耐久性が優れていることです。また、ほこりが貯まりにくいので、掃除をする手間もなくなるでしょう。革は、使っていくほどに味が出るので、愛用している方が多いです。

一方、値段が高い、通気性が悪く蒸れやすいというデメリットもあります。また、冬は革が冷たく、寒さを感じやすいかもしれません。

ファブリック

ファブリックのシートは布製で、汚れが目立ちにくく、通気性が良いです。また、価格が低く、種類が豊富なので、デザインを選びやすいです。種類にもよりますが、高級車に使用されるほど品質の良いものもあります。

デメリットは、一度汚れがつくと取れにくい、ということです。さらに、布製なので、ペットなどの毛が絡まりやすいです。

シート③合成皮革

合成皮革のシートは、価格を抑えて、革のような雰囲気を楽しめることがメリットです。また、本革に比べると通気性が良く、種類も豊富です。

ただし、本革に比べると耐久性が低いかもしれません。

運転席・助手席

運転席・助手席には、3つの機能があります。

シートヒーター

シートヒーターは、冬の寒い日だけでなく、夏にも効果を発揮します。長時間座っていると負担のかかる、背中や腰をあたため、負担を減らすことができます。

さらに、寒い日に冷えやすい脚も温めることができるので、冬でも快適に運転することができます。

前席シートベンチレーション

前席シートベンチレーションは、熱気を吸い込むことで冷涼感をもたらします。

また、背もたれと座面のシートがエアコンの冷風を吸い込むため、短時間で涼しく感じられます。

運転席8ウェイパワー&助手席4ウェイパワーシート

新型クラウンには、体格に合わせてシートを電動調整する、ウェイパワーシートが備えられています。運転席は、前後スライド、リクライニング、シート上下、座面前端上下の各調整を行います。

また、腰部を支えるランバーサポートの2ウェイ調整も、スイッチ操作で行うことができます。この機能によって、自分の体格に合ったシートになり、快適に運転することができるでしょう。

後部座席

後部座席には、リヤパワーシートがついています。また、座席を好みの位置に、リクライニングで調整可能です。疲れている時などでも、リラックスした時間を送ることができるでしょう。

また、「CROSSOVER RS“Advanced”」はオプションで、シートヒーターを後部座席に搭載することもできます。

ラゲージルーム

ラゲージルームには、主に3つの機能があります。

それぞれ見ていきましょう。

ラゲージスペース

新型クラウンのラゲージスペースの容量は、450Lと大きいです。そのため、9.5インチのゴルフバッグなら3個まで収納できます。

下段にゴルフバッグを2個積み、上段には右側がヘッド面になるようにゴルフバッグを積むことで、3個まで収納可能になります。

デッキアンダートレイ

新型クラウンのラゲッジルームには、デッキアンダートレイがあります。ここには、タイヤパンク応急修理キットや、スペアタイヤを収納できます。タイヤにトラブルがあった時に備えて車に積んでおけるのでいざというときでも安心です。

タイヤパンク応急修理キットは、全車に標準装備されています。

ハンズフリーパワートランクリッド

ラゲッジルームには、足を出し入れするだけで開閉できるハンズフリーパワートランクリッドが搭載されています。スマートキーを持っていれば、リヤバンパーの下に足を出し入れするだけで、トランクリッドが開閉します。

荷物が多いときや、両手が塞がっている時に便利な機能です。さらに、挟み込み防止機能が付いているので、安心して使えます。

収納

新型クラウンには、様々な収納がありますが、ここでは以下の4つを紹介します。

マルチホルダー

マルチホルダーによって、後部座席の使いやすさが向上するでしょう。テーブルや小物置き、傘のホルダーなど、様々な用途で使える多機能アイテムになります。

ホルダーを閉じると、車から降りる際のアシストグリップや、スーツをかけておくジャケットハンガーとしても使えます。開く角度は無段階で調整できるので、好きな角度で使えます。

タブレットホルダーとしても使えるので、後部座席で映画などを見ることも可能です。

おくだけ充電

センターコンソール前方には、ワイヤレス充電できる「おくだけ充電」がついています。縦置きにすることで使いやすくなり、スペースも節約しています。置いておくだけで充電できるので、運転中に充電できて便利です。

この機能は、「CROSSOVER RS“Advanced”」「CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”」「CROSSOVER G“Advanced”」に標準搭載されています。

グローブボックス

助手席の前方には、グローブボックスがあります。

LED照明とキーがついていて、使いやすいです。

ドアポケット

新型クラウンのドアポケットはボトルホルダー付きで、前席と後部座席、それぞれついています。

前席のボトルホルダーは、ペットボトルが2本入り、後部座席には1本入ります。

加装パーツ

次に、加装パーツについて見ていきましょう。ここでは、下記の3つを紹介します。

フロントスポイラー

フロントスポイラーとは、車の前方部分やバンパーに付けるエアロパーツを総称したものです。付けるメリットは、見た目がスタイリッシュになることや、安定感の高い走りになることです。

デメリットは、最低地上高が下がり、段差に擦る可能性が高くなることと、空気抵抗が高くなり、燃費が悪くなることです。

フロントスポイラーは、どのグレードにも装備することができます。素地の場合は77,000円(税込)、塗装済みの場合は88,000円(税込)かかります。

サイドスカート

サイドスカートとはエアロパーツの1つで、サイドステップやサイドスポイラーとも呼ばれます。車高が低くなったかのようなドレスアップ効果や、横から流れる風を抑制して安定感を高めることができます。

デメリットは、パーツを付けることで、パーツを地面や段差に擦る確率が高くなることです。

サイドスカートも、全車に装備可能です。素地の場合は84,700円(税込)、塗装済みの場合は96,800円(税込)かかります。

リヤスカート

リヤスカートとは、リヤバンパーの下に付けるパネルのことです。ダウンフォースを発生させ、車の安定性を高めるものと、ドレスアップ効果を目的としてものの2種類に分けられます。

どちらを目的として付けるのか、はっきりさせてから選びましょう。リヤスカートは、PVM付・無しに関わらず、素地で79,200円(税込)、塗装済みで90,200円(税込)です。

その他の装備

次に、ここまでで紹介していない、以下の3つの装備について紹介していきます。

充電用USB端子

新型クラウンには、充電用USB端子がいくつかついています。センターコンソールの前方に2つ、後方に2つ付いています。

どちらもLED照明が付いているので見やすいです。

ナノイーX

新型クラウンは、ナノイーXを搭載しています。ナノイーXはナノイーに比べ、効果の元であるOHラジカルを豊富に含む微粒子イオンです。

助手席側のエアコン吹き出し口から室内に放出され、車内を快適な空気環境に導きます。

ナノイーXは、「肌や髪に優しい弱酸性」、「ウイルスの抑制」、「脱臭」という特徴があり、非常に使い勝手が良いです。

3席独立温度コントロールフルオートエアコン

新型クラウンは、乗っている人それぞれ快適な温度に調整可能です。運転席、助手席に加え、後部座席でも好みに合わせた温度設定が行える、フルオートエアコンが採用されています。

さらに、シートヒーター、前席シートベンチレーション、ステアリングヒーターを自動制御する、オールオート機能も付いています。好みの設定温度を決め、ディスプレイの「All auto」ボタンを押すだけで、1人1人に最適な心地よさに調整されるのです。

また、人が乗っていない席の空調を自動で制御するシステムがあるので、快適さを保ちながらも、燃費を良くすることができます。。

内装のオプション装備

次は、内装のオプション装備について見ていきます。ここでは以下の2つを紹介します。

デジタルインナーミラー

デジタルインナーミラーは、2種類のモードで、後方の安全確認をサポートします。

デジタルミラーモードにすると。後方カメラの映像を、インナーミラー内のディスプレイに表示できます。ヘッドレストや荷物に視界が遮られないので、後方を確認しやすくなるでしょう。

鏡面ミラーモードは、一般的な鏡として使えるモードです。

新型クラウンの「CROSSOVER RS“Advanced”」「CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”」「CROSSOVER G“Advanced”」に、メーカーオプションとして装備できます。

リヤセンターアームレスト

リヤセンターアームレストは、様々な機能がついたアームレストです。カップホルダー、トランクスルー機能、ボックス、各種コントロールスイッチが付いています。

便利に使えるので、後部座席にいる時間を快適に過ごすことができるようになるでしょう。

新型クラウン「CROSSOVER RS“Advanced”」にメーカーパッケージオプションとして付けられます。

グレードごとの内装

新型クラウンには色々なグレードがありますが、ここでは下記の3つについて見ていきます。

CROSSOVER RSの内装

1つ目は、新型クラウン「CROSSOVER RS」の内装です。3つの中で、最上位グレードになっています。

ステアリングホイールは本革巻きで、ヒーター、 パドルシフト付きで、運転しやすいような工夫が凝らされています。また、シート表皮は、本革でブラック、イエローブラウンから選べます。シートには、助手席肩口パワースイッチがあります。

ディスプレイは、12.3インチHDディスプレイで、画面が見やすくなっています。

CROSSOVER Gの内装

2つ目は、新型クラウン「CROSSOVER G」の内装です。3つの中で、バランスのとれたグレードになっています。

ステアリングホイールは、本革巻き、ヒーターはありません。シート表皮には、上級ファブリックと合成皮革(ブラック)が使われています。ディスプレイは、CROSSOVER RSと同じ12.3インチHDディスプレイで、見やすいです。

CROSSOVER Xの内装

最後に、新型クラウン「CROSSOVER X」の内装について紹介します。すべてのグレードの中で、最も価格を抑えたものです。

ステアリングホイールは本革巻き、「G」と同じくヒーターはありません。シート表皮は、ファブリックと合成皮革でできています。

ディスプレイオーディオレスになっているので、上位グレードで使えても一部使えない機能も存在します。

また、選べるボディカラーが、モノトーンの限られた色のみと少ないです。

まとめ

今回は、新型クラウンの内装について解説してきました。各箇所お気に入りのパーツが見つかったのではないでしょうか。

新型クラウンは、今回紹介したもの以外でも、グレードやパーツが色々選べます。たくさんあって悩んでいる方は何を重視するかによって付けるオプションの優先順位を付けると良いでしょう。

また、オプションも実際に付けてみないと分からない部分もあります。イメージと違ったということが内容にするためにも一度近くの横浜トヨペットに足を運んでみてはいかがでしょうか。