朝会社に行く時や休日家族と出かける時、趣味のために車を出さなければいけない時などに車のバッテリーが上がっていたら困りますよね。バッテリーはちょっとしたことで上がってしまったり、バッテリー切れを起こしてしまうことがあります。

毎年発表されるJAFのトラブル別出動件数では「バッテリー上がり」がダントツの1位を獲得しています。

気をつけたいのは最近の高性能バッテリーです。従来のモデルと比べて高性能ゆえに、エンジンがかかりにくいといった前兆となる症状が生じにくく、突然寿命がきて上がってしまうという事案が増えているのです。

そのようなことを防ぐためにもバッテリーの基礎構造やバッテリーの寿命、事前のバッテリー交換の知識について知っておきましょう。

バッテリー交換は余裕があっても早めの交換がおすすめです。しかし、バッテリー交換には意外とお金もかかってしまうものなので、なるべく安く済ませておきたいですよね。そこで今回はバッテリー交換を安く済ませる方法とともに、カローラフィールダーのバッテリー寿命や交換する際の費用について解説していきたいと思います。

カローラフィールダーのバッテリーはどのくらい持つ?

車には主に2つのバッテリーが搭載されています。

1つ目は「駆動用バッテリー」、2つ目に「補機バッテリー」です。

この2つのバッテリーで車のバッテリーは構成されています。ここからはこの2つのバッテリーの違いについて触れていきたいと思います。

「駆動用バッテリー」の用途と寿命

駆動用バッテリーとは、プリウスなどのハイブリットカーのモーター部分を駆動させるバッテリーのことを指します。カローラフィールダーも同様に装備されています。

エンジンが始動でき、走行可能な状態であれば自然に充電されるので、ハイブリッドカーのバッテリーが上がることは非常に稀です。しかし、劣化してしまえばバッテリーは上がりやすくなります。バッテリーが上がってしまうと最悪ロードサービスを呼ぶことになってしまうので注意しましょう。

では、駆動用バッテリーは大体何万キロでダメになってしまうのでしょうか。

個体差によってかなり差があり、一概に言えることではないのですが、基本的に走行距離が15万km〜20万kmくらいでバッテリーの性能が落ちるので、そのくらい走ると交換時期と言われています。中には25万kmを超えて走ってもなんの異常も出ないという場合もあります。

駆動用バッテリーは比較的寿命が長いので、あまり厳格に注意する必要はありません。

「補機バッテリー」の用途と寿命

補機バッテリーはガソリン車のバッテリーに相当する役割を果たしています。これは、システムの電源やコンピュータ、カーナビをはじめとした車内の機能装備に電力供給をしています。

ハイブリット車も、これがないと動かすことができません。このバッテリーは、駆動用バッテリーと比較して大容量で価格も高めです。補機バッテリーはハイブリットシステムを起動させるために駆動用バッテリーよりも大容量に作られています。

車内の装備に電力供給をしているため、車内電気をつけっぱなしにしてしまったりすれば簡単にバッテリーは上がってしまいますので注意が必要です。最近の車はバッテリーが上がりにくくなっているとよく言われますが、放置する時間が長ければ長いほどバッテリーの上がる確率は高くなりますので注意してください。

補機バッテリーは一般的なガソリン車に搭載されているバッテリーとほとんど同じものです。そのため、5年程度で交換が必要になってしまいます。エンジンがかかりづらいなどの異常を感じた場合はすぐに検査するようにしましょう。

ズバリ!カローラフィールダーのバッテリーの持ちはどのくらい?

メーカーが推奨しているバッテリー交換期間は、購入から大体「3〜5年」です。この期間は全てのカローラフィールダーに言えることではなく、住んでいる地域や車の使い方によって変わってきます。

寒冷地だと消耗が激しいため、目安期間よりはやく交換しなければいけない可能性があります。

カローラフィールダーのバッテリー交換費用

カーディーラーにお願いする場合は10〜20万円前後の費用がかかります。

もちろん、バッテリー交換は自分で行うことができますが、車は繊細なのでミスをしてしまった場合は余計な修理費用がかかってしまいます。カーディーラーに交換してもらうことで、自分で交換するよりも費用がかかってしまいますが、プロに依頼することができるため交換以降も安心して運転することができます。

バッテリー交換の基本的な流れはバッテリーを購入しそこで交換するといった流れになります。カーディーラーで頼む時はバッテリー費用とバッテリー工賃がかかります。しかし、今後安心して運転したいと考えるときは絶対カーディーラーに頼むことが望ましいでしょう。

バッテリー交換費用を半額にする方法

バッテリー本体費用を安く抑えたい場合に検討可能な方法は、ECサイトで購入することです。

ディーラーから買うよりも安く費用を抑えることができます。しかし、保証がついてこない場合がほとんどなので規定より早い段階で壊れてしまった場合も保証が効かない事を覚悟する必要があります。しかし、カーディーラーで購入すれば保証もついてくることがほとんどですのでより安心してバッテリー交換を行うことができるでしょう。

ECサイトで購入する場合に気をつける点

あまりにも価格が低すぎるものは寿命が短かったり、パワーが不十分だったりする可能性があります。

エンジンはしっかり起動する場合がほとんどなので、運転に影響を与えることはあまりないでしょう。しかし、車のオプションとしてついているカーナビやオーディオなどの装備が近年増えてきています。今は液晶テレビやドライブレコーダー、空気清浄機など車に後付けできる電化製品が多くなってきています。

また、現代ではスマートフォンが必需品と言っていいほど、普及率が高くなっています。故に車で充電することも必要不可欠です。車でスマートフォンを充電すると、当然バッテリーへの負担も大きくなります。するとよりハイパワーなバッテリーが必要になります。

バッテリーはどれも同じだと考えられがちですが、安いバッテリーだとパワー不十分で結局交換回数が増えがちになるので、不効率だと言えます。

バッテリー交換の下準備

バッテリー交換の際には以下のような事をおさえておくとスムーズに交換することができます。

1.車検証を見て車両型式と年式をメモ
2.下記の表から適合するものを選ぶ

3代目カローラフィールダバッテリー型番

2012年以降モデル

車両形式 適合バッテリー 年式 排気量 仕様
DBA-ZRE162G 80B24L 2012/5〜 1800cc 充電制御車
DBA-NRE161G S-115 2015/4〜 1500cc アイドリングストップ車/CVT
DBA-NZE161G Q-100 2012/5〜2015/4
充電制御車/CVT
80B24L 2012/5〜 充電制御車/MT
DBA-NZE164G 充電制御車/4WD
DAA-NKE165G LN0 2017/10〜 ハイブリッド車

2代目カローラフィールダバッテリー型番

2006年〜2012年

車両形式 適合バッテリー 年式 排気量 仕様
DBA-ZRE142G 80B24L 2006/10〜2012/5 1800cc 充電制御車
DBA-ZRE142G 充電制御車/4WD
DBA-NZE141G 1500cc 充電制御車
DBA-NZE144G 充電制御車/4WD

初代カローラフィールダバッテリー型番

2000〜2006年

車両形式 適合バッテリー 年式 排気量 仕様
KE-CE121G 95D31L 2000/〜2004/ 2200cc
TA-ZZE122G 80B24L 2004/4〜2006/10 1800cc
TA-ZZE123G
CBA-ZZE122G 2004/2〜2006/10
CBA-ZZE124G 4WD
UA-ZZE122G 60B19L 2002/9〜2004/4
UA-ZZE124G 4WD
TA-ZZE122G 2000/8〜2002/9
TA-ZZE123G
TA-ZZE124G 2000/8〜2004/4 4WD
DBA-NZE121G 2004/12〜2006/10 1500cc
CBA-NZE121G 2004/2〜2006/10
80B24L キーレス
CBA-NZE124G 60B19L 4WD
80B24L 4WD/キーレス
UA-NZE121G 60B19L 2002/9〜2004/2
UA-NZE124G 4WD
TA-NZE121G 2000/8〜2002/9
TA-NZE124G 4WD

バッテリーの種類

バッテリーにも2つの種類があるのでその二つも確認しておきましょう。

ニッケル水素電池

現在のハイブリット車で主に採用されているのがニッケル水素電池です。ニッケル水素電池は実際にカローラフィールダーにも採用されています。

信頼性の高さと製造コストの安さで多くの車種に搭載されています。また、リサイクルの仕組みも整っているので環境にもやさしいです。

しかし、劣化が早く電池の容量が減りがちというのが弱点になります。

リチウムイオンバッテリー

リチウムイオンバッテリーは一部のハイブリット車に採用されているバッテリーのことです。こちらはカローラフィールダーには採用されていません。

小さくて軽く作れるというメリットは車種は軽ければ軽いほど燃料が良くなり走行性能も上がるので、車に対するメリットが大きいです。

しかし、製造コストが高くリサイクルも難しいというのが問題となり、今はまだ、多くの車種に採用されていない状態です。

まとめ

以上がカローラフィールダーのバッテリーについての情報でした。

大体のバッテリー寿命の目安等をご紹介しましたが、バッテリーはその人の住む場所や乗り方など、使い方によって寿命が大幅に変動します。

ですので、今回紹介した数値はある程度の参考程度に捉えてください。

もし、バッテリーの寿命が短くなってきているという場合は、カー用品店に購入から取り付けを依頼するだけではなくあらかじめECサイトなどで購入をし、カー用品店で取り付けてもらうといった方法をとることも検討してみてください。

そうすれば、ある程度、費用を抑えることができます。

カー用品店で購入から取り付けまで依頼するだけではなく、あらかじめECサイトなどで購入し取り付けてもらうといった方法があるということも覚えておきましょう。

しかし、やはり車は精密機械なので一つのミスで動かなくなったり故障してしまう可能性もあります。そうならないためにも、基本的には、バッテリー交換は安全性が担保されており安心のできるカーディーラーにお願いする事をおすすめします。