アルファードと並ぶトヨタの上級ミニバン、エスクァイア。カッコいいボディと上質な内装、充実の装備で快適な走りをサポートするとあって高い人気を集めています。そんなエスクァイアですが、標準で様々な装備があり、バッテリーの消耗は気にしておきたいポイントとなっています。

目次

エスクァイアのバッテリーの種類は?

車に乗っていれば、どんなに気を付けていても、いつかはバッテリーの交換時期が来ます。そんな時、バッテリーを交換しようと思ってもバッテリーの種類が多くて、どれを選べばいいのか分からないということも起こりうるでしょう。

適合しないバッテリーを選んでしまったとしても、ただセルモーターが回らずにエンジンがかからないだけであれば大事では無いですが、予期しない発火などにもなりかねませんので、しっかりと自身の愛車と適合するバッテリーを選ぶ必要があります。

トヨタのエスクァイアはガソリン車とハイブリッド車があり、それぞれバッテリーの種類が違います。

ガソリン車のエスクァイアは「S-85」、ハイブリッド車は、「LN2」というバッテリーが標準搭載されています。自分のエスクァイアがどちらなのかよく確認してからバッテリーを探しましょう。

エスクァイアのバッテリー寿命は?

エスクァイアのバッテリーの寿命の目安は大体3年程度です。

バッテリーの交換時期の確認は、バッテリーテスターという道具を使って調べる事が出来ます。
バッテリテスターはカー用品店やネット通販などでも購入でき、値段は3〜4千円程度から2万円を超えるものまで様々です。

又、ガソリンスタンドなどでは無料でバッテリーの点検をしてくれるところも多いので、立ち寄ったついでに見てもらうのもおすすめです。

こんな症状が現れたら交換時期

バッテリーのおおよその寿命や、ガソリンスタンドなどでも点検をしてもらえることをご紹介しましたが、そもそも点検をすべきタイミングが分からないという方もいるかと思います。

エスクァイアに限らず、一般的なおおよその目安として、こんな症状が出てきたらバッテリーの寿命を疑ってみるとよいでしょう。

バッテリーの寿命を疑う症状
・エンジンがかかりにくい
・ライトの明るさが暗くなった
・パワーウィンドウの開閉速度が遅い
・その他電飾系統の違和感
・バッテリーそのものに違和感がある

特に最後のバッテリーそのものに異変がある場合は、なるべく早く対応する必要があります。

バッテリーの寿命によって電気系統が急に正常に作動しなくなることが考えられるので、バッテリーの寿命のサインが出てきたら早めに点検を行いましょう。

エンジンがかかりにくい

バッテリーの寿命として、エンジンがかかりにくくなる症状があります。エンジンの始動にはバッテリーに蓄電した電力でセルモーターを回す必要がありますが、バッテリーが寿命になってくると、うまく蓄電されずにエンジン始動の時に十分な電力が供給できないということがあります。

なお、単純にエンジンがかかりにくくなっただけの場合は、セルモーターやオルタネーターなど他のエンジン始動に関連する部品の不具合の場合もあります。

ライトの明るさが暗くなった

バッテリーの調子が悪くなってくると、ヘッドライトやカーナビ、カーオーディオなどの電飾系に不具合が出やすくなってきます。

その中でも特にヘッドライトが暗くなってきた時は、バッテリーの寿命の目安と考えてチェックしてみると良いでしょう。

パワーウィンドウの開閉速度が遅い

バッテリーの寿命が近づいてきたときの症状の一つとして、パワーウィンドウの開閉速度が遅くなるというものがあります。バッテリーの蓄電力が少なくなってきて、パワーウィンドウの駆動に十分な電力を供給できなくなることで開閉速度に影響が出ます。

その他電飾系統の違和感

バッテリーに不具合が出てくると、電飾系の装備に不具合が出ると言われています。電飾系の不具合には、

電飾系の不具合
・起動しない
・急に電源が落ちる
・カーナビやカーオーディオのフリーズや音飛び
・反応が鈍い

などがあります。これらが出た際は、バッテリーの寿命を疑うようにしましょう。

バッテリーそのものに違和感がある

バッテリーそのものの違和感として、バッテリー液の変色や電圧の低下、バッテリーの膨張などがあります。

バッテリー液は新品だと無色透明ですが、使い続けると色が濁っていきます。なお、バッテリー液は硫酸なので、確認は業者にお願いした方が安全です。

バッテリーの電圧は12.5V~13Vが適正な電圧と言われています。バッテリーは消耗してくると電圧が下がるので、適正電圧を大きく下回ってる場合などは交換の目安と言えるでしょう。

また、バッテリーの電極が古くなってくると、膨張してバッテリー本体が膨らんできます。この場合もバッテリーの寿命を見る目安になるでしょう。

エスクァイアのバッテリーの気になる交換費用は?

エスクァイアのバッテリーには種類が2種類あると言いましたが、どちらも部品代や工賃に大きな差はありません。

ディーラーで交換をお願いする場合は、部品代が4万円~4.5万円程度、工賃は千円程度が相場となっています。

バッテリーを消耗させやすい運転5選!その対策も!

バッテリーの平均寿命や工賃が分かったところで少しでも愛車のバッテリーは長持ちさせたいところですよね。

そこで、エスクァイアに限らず車のバッテリー寿命を短くすると言われている乗り方を紹介します。
普段のご自身の乗り方と照らし合わせてみて、ぜひバッテリーにやさしい運転を心がけていきましょう。

バッテリーに良くない乗り方
・夜間の利用が多い
・近距離の”ちょい乗り”が多い
・エアコンやオーディオの使用頻度が多い
・滅多に車に乗らない
・温度が極端に高い、または低い条件下での使用

又、運転の仕方ではありませんが、次のようなこともバッテリーの寿命に悪影響があるので気を付けましょう。

バッテリーに良くないこと
・急速充電をする
・消費電力の多いカーアクセサリーなどの使用

少しでもバッテリーを長持ちさせるためにも、これらの事は避けるようにした方が良いでしょう。

夜間の利用が多い

ヘッドライトを付けて走行する夜間走行は、電気の消費量が蓄電量を上回り、バッテリーに負荷がかかるため寿命を短くすると言われています。

最近では消費電力を抑えて十分な明るさ出せる、LEDライトなどもあるので、バッテリーの寿命が気になる方はヘッドライトの消費電力にも気を付けてみると良いでしょう。

近距離の”ちょい乗り”が多い

エンジンの始動時にはセルモーターが回しますが、このためには多くの電力を消費します。また、短距離の走行ではバッテリーに十分な蓄電もされにくいものです。

こうした乗り方は、走行による蓄電が消費電力を下回ってしまい、バッテリーに負荷をかけてしまいます。

エアコンやオーディオの使用頻度が多い

エアコンやオーディオの使用も、電力の消費量が大きくなりやすく、バッテリーの寿命を短くすると言われています。

滅多に車に乗らない

車のバッテリーは、エンジンが動くことによってモーターが回転し蓄電される仕組みです。そして、蓄電された電力は何もしていなくても少しづつですが自然に放電されていきます。

エスクァイアに限らず、車に乗る頻度が少ないとバッテリーに蓄電された電力が少しづつ放電され、慢性的な蓄電不足に陥ってしまうリスクがあります。また、バッテリーは空になると寿命が短くなるともいわれていますので、極端に乗る頻度が少ない方や長期間乗らないことが分かっている場合は、バッテリーのケーブルを外しておくなど対策を取っておくのも有効です。

温度が極端に高い、または低い条件下での使用

外気温度が極端に高い場合や低い場合はエアコンを使うため消費電力が上がります。また、バッテリーそのものが温度の影響を受けやすく、外気温が極端に高い時や低い時に使用すると寿命が短くなると言われています。

急速充電をする

急速充電はバッテリーに負荷をかけてしまうため、悪影響を与える恐れがあると言われています。

なお、対応していないバッテリーで急速充電をしようとすると予期しない発火などの恐れもあるので、急速充電をする場合は急速充電に対応しているバッテリーを選ぶようにしましょう。

消費電力の多いカーアクセサリーなどの使用

カーアクセサリーなどで標準装備よりも消費電力が大きくなっている場合は注意が必要です。消費電力が蓄電量を上回り、バッテリーの寿命を短くしてしまっているかもしれません。不要なカーアクセサリーは外すなどして消費電力があまり大きくなりすぎないようにしたほうが良いでしょう。

また、消費電力が小さめのアイテムに注目してカーアクセサリーを探してみても良いかもしれません。

エスクァイアのバッテリーを長持ちさせるには?

では、実際にどうすればバッテリーを長持ちさせることができるのかについても確認していきましょう。

これらを1つずつ解説していきます。

ある程度の時間連続して走行することを心掛ける

こちらは直接的にバッテリーの寿命を伸ばす、という訳ではありませんが、バッテリーに悪影響のあることをやめることでバッテリーを長持ちさせる方法です。

短時間の走行を繰り返していると消費電力が蓄電量を上回ってしまうため、ある程度の時間連続して走行することを心掛けるとバッテリーの寿命を短くしないで済みます。

目安として、1週間に1度30分程度走行するとよいとされています。

定期的に運転をする

こちらもバッテリーに悪影響を与えないようにして、バッテリーを長持ちさせる方法になります。
長期間車を動かさずにいると、バッテリーに蓄電された電力が自然に放電してしまうため、定期的に運転することを心掛けるといいでしょう。

夜間の運転はなるべく避ける

夜間はヘッドライトの点灯などで、日中の運転と比べて消費電力が大きく、バッテリーへの負荷が大きいと言われています。

利用環境やライフスタイルによって、なかなか夜間の運転自体を減らすことは難しいかもしれませんが、長期間運転してないのにいきなり夜間に運転することや、夜間に短距離でばかり乗る、等は、可能な限り避けるようにできると良いでしょう。

少し長めにアイドリングを行う

騒音トラブルや環境への配慮も必要ですが、少し長めにアイドリングをすることでバッテリーの充電不足を防止できると言われています。

充電不足が原因で起こることの多いバッテリー上がりは、バッテリーに非常に大きく負担をかけ、バッテリーの寿命を短くする要因と言われています。

定期的な点検とバッテリー液の補充

バッテリー液の量を適正に保つことは、バッテリーを長持ちさせる上で非常に重要です。バッテリー液の量が減ってきて、内部の極板が露出してしまうと、蓄電できる電力量が減ってしまい、バッテリー上がりの原因にもなるので、バッテリー液は適正量を維持するようにしましょう。

また、バッテリーの定期点検も非常に重要です。点検する時は、バッテリー液の量や端子やケーブルの錆、緩みなども確認しましょう。感電や発火の危険もありますので、安全に十分に気を付けて点検を行うようにして下さい。自分でバッテリー液を取り扱う際は、保護手袋や保護メガネをつけてしっかり保護してから作業を行うようにしましょう。

バッテリーはどこで交換すべき?

ではエスクァイアのバッテリー交換はどこでするのが良いのでしょうか?それぞれの費用や特徴についても調査してみました。

ディーラーでバッテリー交換する場合は?

エスクァイアのバッテリー交換をディーラーに依頼する場合、費用は大体4万円~5万円程度となります。ディーラーでのバッテリー交換はエスクァイアに限らず、ほかの方法での交換と比べて価格は割高になる傾向があります。

一方で、全部お任せできる点やディーラーならではの安心感が他の方法には無いメリットと言えるでしょう。またバッテリーを自分で選ぶ必要なくメーカー純正品に交換してもらえるので、バッテリー選びに自信のない方にもお勧めです。

整備工場などでバッテリー交換する場合は?

整備工場などでバッテリーを交換してもらう場合、費用は大体1万5千円~4万円程度となります。価格帯に開きがある理由は、バッテリーを自分で調達するか工場にお願いするかの違いによります。

自分でバッテリーを調達する場合、バッテリー自体は1万円~2万円程度で準備できます。一方で工場にバッテリーの取り寄せを依頼した場合は3万円程度かかることもあるようです。車に詳しく、自分でバッテリーを選ぶことが出来る方は、ご自分でバッテリーを持ち込んで交換をしてもらうのも良いでしょう。

ただし、間違ったバッテリーを選んでしまった場合、車に不具合をもたらしてしまったり、場合によっては予期せぬ発火が発生してしまう可能性もあるので、しっかり調べて自己責任の上でバッテリーを調達しましょう。

自分で交換する場合は?

最近ではインターネットなどでバッテリーの交換方法やエスクァイアに適合するバッテリーなどで調べることも出来るので、自分でバッテリーの調達から交換まで済ませるという方もいると思います。

この場合は、費用はバッテリー自身の代金だけなので1万5千円程度でバッテリーの交換が出来ます。

ただし、バッテリーの不具合はエンジンや足回り、ブレーキと違って、万が一不具合が起こっても重大事故につながりにくいと考えてしまう方もいるようですが、バッテリーの不具合が原因で電気系統の動作不良や予期せぬ発火といった原因にもなるので、きちんと調べた上で自己責任だということをしっかり踏まえて行う必要があります。

バッテリー交換のおすすめは?

バッテリー交換に不安がある場合は、やはりディーラーにお願いするのが一番安心できるのではないでしょうか。車に詳しく知識がある方は、ご自分でバッテリーを準備して、ディーラーや信頼できる整備工場などに持ち込んでお願いするのも良いでしょう。

エスクァイアのバッテリーを交換する時の注意点

自分でバッテリーの交換をする場合、注意すべきる点についても紹介しておきます。

まず、バッテリーの交換作業自体は簡単ですが、誤った方法で交換をするとショートや火災、バッテリー液の付着による炎症などのトラブルも起きてしまいます。簡単な作業ではありますがしっかりと調べたうえで、細心の注意をはらって作業をしましょう。

また、万一トラブルが起きてしまっても自己責任ということを理解したうえで作業に取り掛かりましょう。自信がない方や難しいと感じた場合は、すぐに専門家にお願いする様にしましょう。

バッテリー交換時に主に注意する必要がある点は以下です。

バッテリー交換作業時の主な注意点
・バッテリーの規格・サイズが合ってるか確認
・ライトなど各種電飾系はOFFにする
・エンジンは止める
・各種メモリーのバックアップを取る
・マイナス端子から外す
・バッテリー液の取り扱いに注意

一つずつ見ていきましょう。

バッテリーの規格・サイズが合ってるか確認

バッテリーを準備する段階でも確認すると思いますが、交換作業に入る前に改めてしっかりとチェックしましょう。

特に、サイズはあっているけれども規格が合っていない、規格は合っているけれどエンジンルームに収まらない、といったことが無いように、交換作業に入る前にしっかりと確認しておくことが大切です。

ライトなどの各種電飾系はOFFにする

バッテリー交換の際は、ライトや電飾系のアクセサリーは電源をオフにしましょう。電源を入れたまま作業してしまうと感電やショートの恐れがあるので、自分で後から追加した装備などがある場合も忘れずに電源をオフにするようにしましょう。

エンジンは止める

エンジンが動いている状態でのバッテリー交換は危険です。バッテリー交換するときは必ずエンジンを切ってから行いましょう。

各種メモリーのバックアップを取る

バッテリーを外した際、カーナビや時計などがリセットされてしまう可能性があるので、リセットされてしまうと困る場合はメモリーのバックアップを取っておくなど対策をしておく必要があります。

又、エスクァイアはアイドリングストップ機能を標準搭載している形式がありますが、その場合、バッテリーの交換後リセット作業が必要になる場合があります。これについても事前にしっかりと確認しておくと良いでしょう。

マイナス端子から外す

バッテリーケーブルはマイナス端子から外す必要があります。車はボディやエンジンルーム内の金属部分がアースの役割をしているので、プラス端子から外そうとしてしまうと、工具がアース部分に接触するなどした場合に、ショートしてしまう恐れがあります。

バッテリーケーブルはマイナス端子から外して、外したバッテリーケーブルも端子に接触しないように注意しましょう。

また取り付けの時は、バッテリーケーブルをプラス端子からつける必要があるので手順を間違えないように注意しましょう。

バッテリー液の取り扱いに注意

単純なバッテリーの交換作業だけであれば、バッテリー液を取り扱うことは無いでしょうが、バッテリーのメンテナンス等でバッテリー液を取り扱う場合は注意が必要です。

バッテリー液は硫酸なので、皮膚や目などの粘膜、衣類などにもにつかないよう気を付ける必要があります。

まとめ

「マルチインフォメーションディスプレイ」や「SDナビゲーションシステム」、「バックモニター」、「パーキングサポートブレーキ」、「プリクラッシュセーフティ」、「パワースライドドア」など標準でも充実した装備があるエスクァイアですが、バッテリーの寿命は他の一般的な車両と同程度の3年程度となっています。

また、エスクァイアはガソリン車とハイブリッド車でバッテリーの種類が異なりますが、交換にかかる費用は他の一般的な車両と大きく違いはないようです。

バッテリーの交換は、基本的にはディーラーや整備工場にお願いするのが安心です。

車に詳しく自分でバッテリー交換を行う場合も、感電や火災などの重大な事故だけでなく、各種アクセサリーのリセットなどにも注意して自己責任で行うようにしましょう。