トヨタカローラは、1966年に初代カローラが登場してから50年以上、全世界で累計販売台数5000万台以上を販売しています。世界中の人から愛されるカローラは、セダン、ハードトップ、クーペ、ハッチバック、ワゴンなど、時代やライフスタイルの変化に応じて、さまざまなモデルが登場してきました。

カローラは、カローラシリーズの中でも、スポーティで洗練されたデザインと、心地いい上質感のある室内空間が特徴のセダンタイプの車です。

車選びの際には、デザイン性や走行性はもちろん、安全性能もチェックしたほうがいいポイントです。安全に走行し、一緒に乗車する方を守るためにもしっかりと安全性能は確認しておきましょう。

そこで本記事では、トヨタカローラの安全性能について紹介していきます。トヨタカローラの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

【グレード別】トヨタカローラの安全性能一覧

トヨタカローラに装備されている安全性能は以下の通りです。

機能の内容
プリクラッシュセーフティ(衝突被害軽減ブレーキ)対車両・対歩行者[昼夜]/ 対自転車運転者[昼] 車両・歩行者・自転車と衝突の可能性を検知しお知らせ。ブレーキアシストで衝突回避または被害軽減をサポートします。

(ぶつからないをサポート)

レーントレーシングアシスト(LTA) 渋滞時など白線(黄線)が見えにくい、または見えない場合も、先行車を追従してステアリング操作を支援します。

(高速道路のクルージングをサポート)

レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付/停止保持機能あり) 先行車と適切な車間距離を保ちます。

(ついていくをサポート)

(Xを除く全車に標準装備・Xは停止保持機能なし)

プロアクティブドライビングアシスト(PDA) 「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行うことで、危険に近づきすぎないよう運転操作をサポートします。
安心降車アシスト(SEA) 降車時、後方からの自転車を含む接近車両などを検知し、ドアミラー内のインジケーターを点灯させ注意を促します。

(全車にメーカーオプション)

発進遅れ告知機能(TMN) 交差点で信号が赤から青に変わった時や、先行車発進時の「うっかり出遅れ」をディスプレイ表示でお知らせします。
レーンディパーチャーアラート(LDA) 車線から逸脱するおそれがある場合にディスプレイへ表示します。

(はみ出さないをサポート)

オートマチックハイビー(AHB) ヘッドライトの向きを自動で切り替えます。

(夜間の見やすさをサポート)

ロードサインアシスト 道路標識を認識しディスプレイに表示させます。

(見逃し防止をサポート)

パノラミックビューモニター 車両を上から見たような映像をナビに表示します。
ドライブスタートコントロール シフト操作時における急発進・急加速を抑制し、衝突時の被害軽減に寄与します。
デジタルインナーミラー(カメラ洗浄機能付) 車両後方にあるカメラの映像をインナーミラー内に表示します。
ブラインドスポットモニター(BSM) 隣を走る車両が死角に入るとインジケータ―を点滅させてお知らせします。

(全車にメーカーオプション)

パーキングサポートブレーキ(後方接近車両) 駐車場から後退時、接近してくる車両を検知してお知らせ。

(全車にメーカーオプション)

パーキングサポートブレーキ(前後方静止物) 静止物の接近を検知しお知らせ。

(W×B、Gグレードに標準装備。Xグレードにメーカーオプション)

バックガイドモニター ディスプレイオーディオに後方の視界を表示し、安心した車庫入れをサポートします。(W×B、Gグレードに標準装備。Xグレードにメーカーオプション)
ドライブレコーダー(前方)+バックガイドモニター(録画機能付)/ドライブレコーダー(前方)+バックガイドモニター 車載カメラの映像を内蔵メモリに録画します。

(ドライブレコーダー(前方)+バックガイドモニター(録画機能付):W×B、Gグレードにメーカーオプション)

(ドライブレコーダー(前方)+バックガイドモニター:W×B、Gグレードに標準装備。Xグレードにメーカーオプション)

SRSエアバッグ(運転席・助手席)+SRSニーエアバッグ(運転席)+SRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)+SRSカーテンシールドエアバッグ(前後席) 衝突時に乗車している人を衝撃から守るエアバック。

トヨタカローラには、Toyota Safety Senseや安全装備が多数搭載されていることがわかります。

ここから詳しく説明していきます。

トヨタカローラに装備されている「Toyota Safety Sense」とは?

トヨタカローラには、安全性能のひとつであるToyota Safety Senseが搭載されています。

Toyota Safety Senseは、交通事故による死傷者ゼロを目指すトヨタが開発する予防安全の機能パッケージです。ドライバーのうっかりや疲れからくるミスをカバーし、事故を未然に防ぐためのさまざまな機能が含まれています。

車種によって搭載されている機能に違いはありますが、ここでは、Toyota Safety Senseの機能について紹介していきます。

プリクラッシュセーフティ

単眼カメラとミリ波レーダーで検知し、事故の可能性がある場合は衝突被害軽減ブレーキが作動する機能です。

単眼カメラは視野が広く、人や先行車を認識します。雨・霧などの悪天候時や夜間など、視界が悪い状況の場合は、環境の影響を受けにくいレーダーでサポートし、遠くの距離も認識します。

プリクラッシュセーフティには、以下の4種類があります。

・歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼夜]・自動二輪車[昼]
・対車両・対歩行者[昼夜]/対自転車運転者[昼]
・対車両・対歩行者[昼]
・対車両

歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼夜]・自動二輪車[昼]は、前方の車両や歩行者(昼夜)・自転車運転者(昼夜)・自動二輪車(昼)を単眼カメラとミリ波レーダーで検知します。

衝突の可能性がある場合、警報ブザーとマルチインフォメーションディスプレイ表示で知らせるのです。その際、ドライバーがブレーキを踏んだ場合はプリクラッシュブレーキアシストが、踏めなかった場合はプリクラッシュブレーキが作動します。

衝突の回避もしくは被害の軽減をサポートするのです。プリクラッシュブレーキは、歩行者や自転車運転者に対しては自車が約5〜80km/hの速度域で作動し、車両や自動二輪車に対しては自車が約5km/h以上で作動します。

対車両・対歩行者[昼夜]/対自転車運転者[昼]は、昼間と夜間の歩行者や自動車、昼間の自転車を検知することが可能です。トヨタカムリには、この機能が搭載されています。

対車両・対歩行者[昼]は、昼間の歩行者と自動車に対応。高速域でも衝突回避または被害軽減をサポートしてくれるでしょう。対車両のプリクラッシュブレーキは、幅広い速度の車両に対して対応可能です。

レーントレーシングアシスト

カメラ認識技術の向上により、レーントレース性能が大幅に向上しました。渋滞時など白線(黄線)が見えにくい、または見えない場合も、先行車を追従してステアリング操作を支援します。

また、車線をはみ出しそうなときは、ブザー&ディスプレイ表示に加え、ステアリング操作の一部を支援してくれるのです。白線だけでなく、アスファルトや縁石などの境界から逸脱すると判定した場合も支援します。

さらに、ドライバー異常時対応システムとして、レーントレーシングアシスト[LTA]作動中にドライバーの無操作状態が継続している場合、音と表示と緩減速による警告でドライバーに操作を促します。また、それだけではなく、ハザードとホーンで車外に異常を報知しながら自車線内に減速停車し、自損・加害事故の回避・事故被害低減を支援します。

停車後は、ドア解錠やヘルプネット自動接続による救命要請も行い、早期のドライバー救命・救護に寄与します。

レーダークルーズコントロール

低速時でも車間距離を一定に保ち、先行車についていく機能です。高速道路などでの渋滞時に役立ちます。先行車が止まった場合も車間距離を保ったまま自動停車します。先行車がいなくなった場合は、設定速度で走行することが可能です。

レーダークルーズコントロールには以下の機能があります。

・カーブ速度抑制機能
・車線変更時の補助機能
・先々行車感知機能
・4段階の車間距離設定機能

レーダークルーズコントロールでカーブを走行する際に必要と判断した場合、カーブ速度抑制機能が働き、速度抑制のシステムが作動します。その際、マルチインフォメーションディスプレイでシステムが作動中であることを知らせてくれるのです。

車線変更時の補助機能は、レーダークルーズコントロール使用中にウインカー操作をした際、予備加速を実施しスムーズな追い越しをサポートする機能です。また、車線変更先にいる先行車に追従するために、予備減速もしてくれます。

先々行車検知機能は、停止・発進を繰り返す渋滞時に先行車だけでなくその先の車も検知し認識する機能です。ドライバーの運転負担が軽減できるでしょう。

4段階の車間距離設定機能は、先行車との車間距離を4段階で設定し、もっとも適した車間距離を実現させる機能です。

オートマチックハイビーム

ハイビームとロービームを自動で切り替え、夜間の走行をサポートしてくれる機能です。先行車・対向車のライトを認識し、夜道の視界を確保してくれます。

また、ハイビームは遠くまで照らすことが可能なので、夜間の走行視野が広がり歩行者の早期発見にも役立つでしょう。

ロードサインアシスト

道路標識をディスプレイで表示し、見落としを防ぐ機能です。速度規制値を超えてしまった場合、表示の点滅で知らせてくれる機能も搭載されています。

トヨタカローラに標準装備されている安全装備

トヨタカローラにはToyota Safety Sense以外にも、標準装備されている安全装備があります。ここでは、トヨタカローラに搭載されている安全装備について紹介していきます。

バックガイドモニター

ディスプレイオーディオに後方の視界を表示し、安心の車庫入れをサポートします。「距離目安線」「車幅延長線」「駐車ガイド線」およびステアリング操作に連動する「予想進路線」「車両中央予想進路線」を画面に表示します。

こちらは、W×B、Gグレードに標準装備です。また、Xグレードにはメーカーオプションです。

パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)

アクセルの踏み間違いや踏み過ぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するシステムです。車庫入れなどの運転時、静止物の接近を表示とブザーで知らせます。

前後進行方向にある壁などの静止物を検知している場合、発進時にハイブリッドシステム出力を抑制し、さらに距離が縮まると衝突被害軽減ブレーキをかけます。

こちらは、W×B、Gグレードに標準装備です。Xグレードには、メーカーオプションです。

ドライブレコーダー(前方)+バックガイドモニター

車載カメラの映像を内蔵メモリに録画します。

こちらは、別のカメラを後付けすることなく前後映像を記録できます。常時録画だけでなくエアバッグ作動時の自動録画や音声認識による手動録画等、クルマと連携した便利な録画トリガーを採用しています。録画した映像はディスプレイオーディオの大画面ですぐに再生できます。

また、USBメモリへの転送やWi-Fi経由でスマホへ転送し再生することも可能です。録画した映像は録画地点を地図上に表示することもできるので、場所から簡単に再生したい映像を見つけられます。

こちらは、W×B、Gグレードに標準装備です。また、Xグレードにはメーカーオプションです。

ドライブスタートコントロール

シフト操作時における急発進・急加速を抑制し、衝突時の被害軽減に寄与します。

たとえば、後退時に衝突して慌てたドライバーが、アクセルを踏み込んだままシフトを「R」から「D」へ変更した際、表示で注意を促し、ハイブリッドシステム出力を抑えます。また、後退時、必要以上にアクセルを踏み込んで速度が上がりすぎるのを防ぐために、ハイブリッドシステム出力を抑えます。

衝突安全

カローラには、以下のエアバッグが設定されています。

・SRSエアバッグ(運転席・助手席)
・SRSニーエアバッグ(運転席)
・SRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)
・SRSカーテンシールドエアバッグ(前後席)
・前席乗員の頭や胸の上体に作用する衝撃力を分散・緩和させるSRSエアバッグ
・後席乗員の頭部側面まで保護するSRSカーテンシールドエアバッグ

ここまでエアバッグが多ければ、もしも衝突してしまっても安心です。

トヨタカローラにオプションで装備できる安全装備

トヨタカローラには、標準装備されている安全装備だけでなく、オプションで付けられる安全装備もあります。ここでは、トヨタカローラのオプション装備について紹介していきます。

ブラインドスポットモニター[BSM]

隣の車線を走る車両をレーダーで検知します。ドアミラーでは確認しにくい、後側方エリアに存在する車両に加えて、隣接する車線の最大約60m後方までモニターし、急接近してくる車両も検知するのです。

車両を検知すると、ドアミラーに搭載されたLEDインジケーターが点灯します。その際、ウインカーを操作するとLEDインジケーターが点滅し、より注意を喚起します。

こちらは、全グレードでメーカーオプションです。

安心降車アシスト(SEA)

降車時、ブラインドスポットモニター(BSM)のセンサーを活用し、後方からの自転車を含む接近車両などを検知します。

開放後のドア、もしくは降車した乗員と衝突する可能性があるとシステムが判断した場合、ドアミラー内のインジケーターを点灯させ注意を促します。また、ドアを開けようとした場合は、ブザー、ドアミラー内のインジケーターの点滅、メーターの表示で乗員に告知するのです。

こちらは、全グレードでメーカーオプションです。

レインクリアリングブルーミラー

ミラー表面に親水処理を行い、雨天時の視認性を向上させています。太陽光により親水性の回復および自己回復機能が持続します。

オプション料金は、13,200円(税込)です。

プラスサポート用スマートキー

こちらは、ドアを解錠するだけで、プラスサポート(急アクセル時加速抑制)を始動させる専用キーです。障害物の有無にかかわらず、アクセルの踏みすぎや踏み間違いを検知すると車の加速を抑制し、警報ブザーとディスプレイ表示でドライバーに注意喚起します。

右左折など加速が必要なシーンでは、加速が可能です。プラスサポート用スマートキーでドアを解錠した時に自動でプラスサポートが始動するので、面倒な設定も不要です。

オプション料金は、13,530円(税込)です。

トヨタカローラのコネクティッドサービス

コネクティッドサービスを利用すれば、車と通信で繋がることでさまざまなサービスを受けることが可能です。ただし、車種と契約プランによって、利用できるサービスは異なります。ここでは、トヨタカローラで利用できるコネクティッドサービスの詳細を紹介していきます。

オペレーターサービスまたはオペレーターサービスPlus

24時間365日対応してくれるオペレーターに口頭で行きたい場所を伝えるだけで、希望に沿った目的地をナビに送信してくれます。開いている病院を探したいとき、パンクして修理や移動を頼みたいときに便利です。

オペレーターサービスPlusは、上記のサービスに加えホテルやレストラン・国内航空券の予約代行・レンタカー予約の取次などもオペレーターが行ってくれます。

オペレーターサービスとオペレーターサービスPlusは、どちらか一方のみにしか加入できません。加入する場合T-Connect スタンダードプランに加入したうえで、別途利用料を支払う必要があります。

スマホアプリ「My TOYOTA+」/マイカーサーチ Plus

「My TOYOTA+」を使うと、マイカーの状態をスマホでチェックしたり、過去の運転を振り返ったり、より便利なカーライフをすごすことができます

マイカーサーチ Plusは、スマホアプリ「My TOYOTA」をダウンロードして使用するサービスです。ドアのこじ開けを検知するとアプリで知らせてくれ、希望によっては車両の位置追跡や警備員の派遣をしてくれます。

また、鍵やドアの開閉状況・ハザードランプ点灯状態をアプリで確認し、閉め忘れ・消し忘れがあった場合はスマホから操作可能です。

車の駐車位置をアプリの地図上に表示できるので、広い駐車場で車を探すのにも役立つでしょう。

ヘルプネット(エアバッグ連動タイプ)

事故や急病・あおり運転などの緊急時、専門オペレーターが対応してくれるサービスです。警察や消防など、適切な緊急車両を手配してくれます。体調を崩して動けないとき、事故で意識を失ったときなど、万が一のときに役立ちます。

エアバッグが作動した際は自動でオペレーターと接続し自動通報も可能です。緊急車両だけでなく、ドクターヘリの派遣にも対応しています。

eケア(走行アドバイス)

警告灯が点灯した場合に、ディスプレイ画面よりeケアコールセンターに接続が可能
です。このまま走行を続けられるか不安な状況に、車両情報をもとにeケアコール
センターが24時間365日、適切な対処方法をアドバイスします。

トヨタカローラの安全評価

トヨタカローラが獲得している安全評価について紹介していきます。

トヨタの予防安全技術「Toyota Safety Sense」が全車標準装備

トヨタカローラには、トヨタの予防安全技術「Toyota Safety Sense」が標準装備されており、「サポカーSワイド」に該当する安全性能を有しています。

こちらは、政府が交通事故防止対策の一環として普及啓発しているものです。衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置など安全運転を支援する装置を搭載し、高齢者を含むすべてのドライバーの安全をサポートします。

サポカーには「サポカー」と「サポカーS」の2種類ありますが、トヨタカローラはサポカーSに分類されます。

サポカーSは、衝突被害軽減ブレーキだけでなく、ペダル踏み間違い時の加速抑制装置が搭載された車に送られるものです。トヨタカローラはサポカーSの中でも機能が多い、「ワイド」に分類されており、衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者・対車両)・ペダル踏み間違い時加速抑制装置・車線逸脱警報・先進ライトが搭載されています。

多くの安全装備が搭載されているので、安全に運転することができるでしょう。

まとめ

本記事では、トヨタカローラの安全性能について紹介してきました。

トヨタカローラは走行性能やインテリアにこだわるだけでなく、さまざまな安全性能を搭載し、安全面にも配慮されています。また、トヨタカローラはトヨタの予防安全技術「Toyota Safety Sense」が標準装備となっています。

以上のことから、トヨタカローラは非常に安全な車だといえるでしょう。本記事を読んでトヨタカローラが気になった方は、一度試乗してみてはいかがでしょうか。