高い燃費性能や先進技術の搭載など、数多くの魅力を持つトヨタの「プリウス」。
クールな外観や、充実した機能も相まって、プライベート用の車としてはもちろん、社用車としても人気が高いクルマです。
プリウスは2023年1月に新たに登場した5代目が現行モデルで、グレードは「U」「G」「Z」をラインアップ。
グレードによってタイヤやホイールが異なるため、それぞれ違う特徴と魅力を持っています。
そこで今回は、プリウスのタイヤサイズを詳しくご紹介!
プリウスの特徴をはじめ、タイヤサイズやホイールの違い、インチダウン、タイヤの適切な交換時期などについても解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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目次
プリウスとはどんなクルマ?
1997年の12月10日に、世界初の量産型ハイブリッド自動車として発売された、トヨタのプリウス。
「人と地球にとって快適である」というコンセプトで開発されたプリウスは、当時から未来の地球環境を考える先進的な考えを持っており、その点も注目を集めました。
1997年に初代プリウスが誕生して以降、幾度のフルモデルチェンジとマイナーチェンジを経て、2023年1月には現行モデルの5代目プリウスが誕生しました。
プリウスの歴史については、こちらのコラムもご参考ください。
プリウスの歴史と魅力を徹底解説!賢く購入する方法もご紹介
5代目プリウスは、新たな時代の先駆け「Hybrid Reborn」がコンセプト。
プリウス独自の流麗な外観はそのままながらも、第2世代TNGAプラットフォームによるさらなる低重心化、ならびに19インチのタイヤを採用。
よりスタイリッシュになり、思わずひと目ぼれしてしまうような魅力あるデザインへと生まれ変わりました。
さらに、滑らかなフロントを採用することで、風の影響が少ない状態で走ることが可能に。
風の流れをスムーズに収束する、ゆるやかな絞り型のリヤも相まって、静粛性と操縦安定性が向上し、気持ちの良い走りも叶えました。
プリウスのグレード
プリウスでは、下記のグレードをラインアップしています。
- U
- G
- Z
まずは、それぞれの特徴を簡単に見ていきましょう。
プリウスのグレード「U」
車両代金に加えて、保険や車検費用といった諸経費が月額料金に含まれる、サブスクリプションサービス「KINTO Unlimited」専用仕様車が、グレード「U」です。
さまざまな装備を後から装着することを想定して、ハードウェアの後付けを可能にした「アップグレードレディ設計」を採用。
技術の進化とともに日々装備がアップグレードされながらも、経済性を追求した一台です。
2WDとE-Fourをラインアップしています。
プリウスのグレード「G」
プリウスのエントリーモデル「G」。
エモーショナルなデザインを持ちながらも、厳選した装備やカラーを揃えるバランスの良いグレードです。
グレード「G」以上は、大径の19インチのタイヤを標準装備しています。
2WDとE-Fourをラインアップしています。
プリウスのグレード「Z」
プリウスの最上位グレード「Z」。
こちらも19インチのタイヤを標準装備しているほか、フロントやリヤ部分などにツヤありブラック塗装が施されるなど、スタイリッシュかつ上質さを感じられるクルマです。
グレード「Z」は「ハイブリッド」と「プラグインハイブリッド」の2種があり、「ハイブリッド」は2WDとE-Four、「プラグインハイブリッド」は2WDのみラインアップしています。
プリウスの前モデルである4代目のグレード比較については、こちらのコラムで詳しくご紹介しています。
あわせてチェックしてみてくださいね。
プリウスのグレードごとの比較!違いとそれぞれがおすすめな人
プリウスのスペック
プリウスのサイズなど、基本のスペックを見ていきましょう。
※[]はE-Four
※2023年7月時点
「第2世代TNGAプラットフォーム」採用による低重心化を叶えた新型プリウス。
全高のみ、グレード「U」がほかのグレードよりも10mm低いですが、全長と全幅は全グレードが同じとなっています。
室内サイズは、室内長と室内幅は全グレード同一ですが、室内高はプラグインハイブリッド車のグレード「Z」のみ、ほかのグレードよりも5mm高くなっています。
プリウスのサイズについては下記コラムでもご紹介しておりますので、あわせて参考にしてくださいね。
購入前に知りたいプリウス・プリウスPHVのサイズ【高さ・長さ・横幅】
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プリウスのタイヤのサイズはどのくらい?
プリウスのタイヤのサイズはグレードによって異なります。
過去モデルのタイヤのサイズは17インチ以下でしたが、新型の5代目プリウスより19インチの大径タイヤが登場しました。
グレードごとのタイヤとホイールのサイズをご紹介します。
プリウス「U」のタイヤ・ホイールサイズ
Uのタイヤとホイールは、2WDとE-Fourで共通です。
- タイヤ:195/60R17タイヤ
- ホイール:17×6 1/2Jアルミホイール(樹脂フルキャップ[ダークグレーメタリック+マットブラック塗装]付き)
プリウス「G」のタイヤ・ホイールサイズ
Gのタイヤとホイールは、2WDとE-Fourで共通です。
- タイヤ:195/50R19タイヤ
- タイヤ:195/60R17タイヤ ★
- ホイール:19×6 2/1Jアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック/センターオーナメント付き)
- ホイール:17×6 2/1Jスチールホイール(樹脂フルキャップ[ダークグレーメタリック塗装]付き) ★
★メーカーオプション
プリウス「Z」のタイヤ・ホイールサイズ
Zもタイヤとホイールは、2WDとE-Fourで共通です。
- タイヤ:195/50R19タイヤ
- タイヤ:195/60R17タイヤ ★
- ホイール:19×6 2/1Jアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック/センターオーナメント付き)
- ホイール:17×6 2/1Jスチールホイール(樹脂フルキャップ[ダークグレーメタリック塗装]付き) ★
★メーカーオプション
プリウス「Z プラグインハイブリッド」のタイヤ・ホイールサイズ
Zプラグインハイブリッドのタイヤとホイールは、次の通りです。
- タイヤ:195/50R19タイヤ
- タイヤ:195/60R17タイヤ ★
- ホイール:19×6 2/1Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装/センターオーナメント付き)
- ホイール:17×6 2/1Jスチールホイール(樹脂フルキャップ[ダークグレーメタリック塗装]付き) ★
★メーカーオプション
新型(5代目)プリウスのタイヤは特殊サイズ!詳しくご紹介!
先ほどご紹介したように、プリウスのタイヤはグレードによって異なります。
ここでは、プリウスのタイヤの特徴について詳しく見ていきましょう!
さらに、アルミホイールとスチールホイールの違いについてもご紹介します。
プリウスのタイヤ別の特徴
まずは、それぞれのタイヤについて、詳しく解説していきます。
195/60R17タイヤ
タイヤの詳細は次の通りです。
- タイヤ幅:195mm
- 扁平率:60%
- タイヤの構造:ラジアルタイヤ
- リム径:17インチ
グレード「U」で使用されているタイヤです。
リム径は17インチで、グレード「U」ではこのタイヤのみ選ぶことができます。
195/50R19タイヤ
タイヤの詳細は次の通りです。
- タイヤ幅:195mm
- 扁平率:50%
- タイヤの構造:ラジアルタイヤ
- リム径:19インチ
グレード「G」「Z」「Z プラグインハイブリッド」で使用されているタイヤです。
リム径が19インチと、プリウスの中で最も大きいサイズのタイヤです。
サイズが大きいタイヤを採用することで、よりスタイリッシュな外観を実現しました。
アルミホイールとスチールホイールの違い
プリウスに標準装備されているホイールはすべてアルミホイールですが、グレード「G」「Z」「Z プラグインハイブリッド」ではメーカーオプションでスチールホイールを選ぶことができます。
アルミホイールは軽くて錆びにくいという特徴があります。
スチールホイールよりも重量が軽いので、ハンドルの操作性の良さや燃費の良さにつながります。
アルミホイールは上質な雰囲気を感じさせるので、デザイン性を求める方におすすめのホイールです。
スチールホイールは強度がありますが、錆びやすいというデメリットがあります。
しかし、アルミホイールに比べて価格が安いので、少しでも価格を抑えて購入したいという方は、スチールホイールを選ぶのも一つの方法でしょう。
プリウスのタイヤサイズをインチダウンするメリット・デメリット
先ほどご紹介したように、プリウスのグレード「G」「Z」「Z プラグインハイブリッド」は19インチの大径タイヤが標準装備されています。
そして、メーカーオプションを選べば、17インチのタイヤにインチダウンすることが可能です。
タイヤをインチダウンするには、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
インチダウンのメリット
17インチのタイヤを選ぶことで、価格を抑えられるという点が最大のメリットでしょう。
日常的にクルマを頻繁に使用する方や、長距離ドライブが多い方は、タイヤの消耗が早くなるので、インチダウンすることでタイヤにかかる費用を抑えられますよ。
インチダウンのデメリット
19インチのタイヤは、サイズが大きいぶん存在感があり、スタイリッシュかつスポーティな印象を与えます。
インチダウンすると、見た目のスタイリッシュさは19インチの大径タイヤ装着時にくらべて損なわれてしまいます。
目を惹く外観を求める方は、標準装備されている19インチのタイヤがおすすめです。
プリウスのタイヤの適切な交換時期・場所は?
プリウスの購入後は、定期的にタイヤ交換を行う必要があります。
タイヤ交換を行うタイミング
適切なタイヤ交換の時期はいつなのでしょうか。
タイヤは保管状態によって経年劣化するため、4〜5年ごとにタイヤを交換することをおすすめします。
また、タイヤが次のような状態になったときも、タイヤ交換のサインですので、見逃さないようにしましょう。
タイヤ交換のサイン①スリップサインが現れた
タイヤは使い続けると、すり減ってタイヤの溝がなくなります。
そして、タイヤの溝の深さが残り1.6mmになると、それを知らせる三角形のマークが現れます。
このマークがスリップサインです。
道路運送車両法では、スリップサインが出ている部分が1カ所でもあれば、整備不良と判断され、そのクルマを使用することはできません、
スリップサインを見逃さないように気を付け、スリップサインが出たら早急にタイヤを交換しましょう。
タイヤ交換のサイン②ひび割れした
タイヤはひび割れや傷ができることがあります。
ひび割れをそのままにしていると、次のようなトラブルを起こす場合があります。
- タイヤの内部に水が侵入する
- タイヤのゴムが劣化する
- タイヤがバースト(破裂)する
タイヤのひび割れは、意識して確認していないと、見逃すことが多い症状です。
定期的にタイヤをチェックして、ひび割れを発見したらすぐにタイヤ交換をしてくださいね。
タイヤ交換を行う場所
タイヤ交換を自分で行うことも可能ですが、下記のようなプロに依頼することもできます。
- ディーラー
- タイヤ専門店
- カー専門店
- ガソリンスタンド
タイヤ交換を依頼するなら、ディーラーがおすすめです。
ディーラーは専門の知識を持った整備士がタイヤ交換を行なってくれます。
タイヤ交換費用はほかに依頼するよりも高い傾向がありますが、整備士一人ひとりが高い技術を持っているので、安心感もありますよ。
また、タイヤ交換と一緒にメンテナンスや点検、最適なタイヤの提案もしてくれるので、大切な愛車を少しでも長く乗りたい方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
なお、ウエインズトヨタ神奈川では、タイヤお預かりサービスも行なっています!
【保管料金】
- 14インチ以下:20,020円(税込)
- 15、16インチ以下:22,440円(税込)
- 17、18インチ以下:26,070円(税込)
- 19インチ以下:27,280円(税込)
付け替え作業については別途工賃が発生します。
工賃は以下の通りです。
【工賃】
バランス調整有り(フロント2本)の場合:¥3,660
バランス調整無しの場合:¥2,750
タイヤ交換はもちろん、タイヤの保管場所にお困りの方は、ぜひご利用ください。
まとめ
世界初の量産型ハイブリッド自動車として、1997年に登場したトヨタのプリウス。
幾度のフルモデルチェンジとマイナーチェンジを経て、2023年1月には、「第2世代TNGAプラットフォーム」採用による低重心化を叶えた現行モデルの5代目プリウスが誕生しました。
プリウスのグレードは「U」「G」「Z」をラインアップ。
グレード「U」はほかのグレードよりも全高が10mm低いですが、全長と全幅は全グレードが同じサイズです。
室内サイズは、室内長と室内幅は全グレード同一ですが、室内高はプラグインハイブリッド車のグレード「Z」のみ、ほかのグレードよりも5mm高くなっています。
プリウスのタイヤはグレードなどによって異なります。
- 195/60R17タイヤ
- 195/50R19タイヤ
リム径や扁平率が異なり、それによって見た目も変わります。
スタイリッシュなクルマが好みなら、グレード「G」「Z」「Z プラグインハイブリッド」に標準装備されている19インチの大径タイヤがおすすめですよ。
なお、タイヤの価格を少しでも抑えたいという方は、メーカーオプションの17インチのタイヤを選ぶという方法もあります。
タイヤによって見た目の印象も変わるので、自分の好みなどとあわせて検討してみてくださいね。
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ご不明な点があれば、ウエインズトヨタ神奈川にお気軽にお問合せください。
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