トヨタ自動車が2016年に販売開始した、人気のトールワゴン型コンパクトカーのルーミー。
普通車でありながら1,000cc以下のエンジンを搭載しており、自動車を抑えて車を購入したい人におすすめの1台です。
「Living」と「Driving」を掛け合わせた「1LD-CAR」がコンセプトのルーミーですが、実際にどれだけ荷物が積めるのか、ボディサイズはどのくらいなのかなど気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事ではルーミーの車体や室内、タイヤなどのサイズについて実際のデータをもとにまとめてみました。そこからさらに、どのような方におすすめしたいかまで解説します。
車を買う際には、実際に乗ってみることや、データを見ておくことも大切です。ルーミーの購入を検討している方は最後まで読んでみてください。
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目次
ルーミーのボディサイズやタイヤタイプを解説
ここでは2024年4月現在販売されている、ルーミーのボディサイズについて紹介します。
- ルーミーのボディサイズ
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- ルーミーの車体サイズ【高さ】
- ルーミーの車体サイズ【長さ】
- ルーミーの車体サイズ【横幅】
- ルーミーのボディサイズと軽自動車との比較
- ルーミーのタイヤサイズ
- 最低地上高
それぞれ詳しくみていきましょう。
ルーミーの車体サイズ【高さ】
ルーミーの全高は1,735mmです。中型のミニバン系の車種が1,800mm前後であることを考えるとコンパクトカーにしてはかなり高めであるといえるでしょう。
コンパクトカーでありながら、車高を高くすることで、広い車内スペースを確保することに成功しています。さらに車内スペースを確保するため、エンジンも1リットル前後の小型タイプを採用しているのも特徴として挙げられます。
運転席の目線も高く前方の見通しがいいので、運転がしやすくなっています。
ルーミーの車体サイズ【長さ】
ルーミーの全長は3,705mmです。5ナンバーサイズの規定が4,700mm以下で、軽自動車の規定が3,400mmとされているので、5ナンバーサイズと軽自動車規格の中間ぐらいのサイズ感と見ればよいでしょう。
ルーミーの車体サイズ【横幅】
ルーミーの全幅は1,670mmです。
5ナンバーサイズの車として、車内の広さを確保するためにある程度幅広い寸法でつくられています。
コンパクトカーということで、一見、軽自動車とそこまでサイズ差がないように感じるルーミーですが、改めて5ナンバーと軽自動車の規定サイズと比べるとしっかりと余裕のあるサイズでつくられていることがわかります。
ルーミーのボディサイズと軽自動車との比較
ルーミーはトールワゴン型のコンパクトカーです。
軽自動車と間違われやすい見た目をしていますが、実際にボディサイズは軽自動車と比較してどのくらい違うのでしょうか。
軽自動車とルーミーのボディサイズを表にまとめました。
全高(高さ) | 全長(長さ) | 全幅(横幅) | |
ルーミーカスタムG-T | 1,735mm | 3,705mm | 1,670mm |
軽自動車規定 | 2,000mm | 3,400mm | 1,480mm |
5ナンバー規定規定 | 2,000mm | 4,700mm | 1,700mm |
表を見ると、ルーミーのボディの長さと横幅は、軽自動車と比較して大きく上回っていることがわかります。
ルーミーのタイヤサイズ
ルーミーのタイヤのサイズは全車共通ではなく、大きく分けて165/65R 79Sモデルと175/55R15 77Vモデルで異なっています。カスタムの有無や4WDか2WDかによる違いは関係ありません。
ルーミーに対応するタイヤで、165/65R 79S、175/55R15 77Vサイズは以下の11点です。
- 【ルーミーが装備可能なおすすめの主要タイヤ】
- ブリヂストン「BRIDGESTONE NEXTRY」165/65R 79S 14インチ
グッドイヤー「GOODYEAR EfficientGrip ECO EG01」165/65R14 79S
ファルケン「FALKEN SINCERA SN832i」165/60R15 77Q
グッドイヤー「GOODYEAR Vector 4Seasons Hybrid」165/65R14 79S
ファルケン「ESPIA W-ACE」165/65R14 79H
オートウェイ「HIFLY HF201」165/65R14
ヨコハマ「YOKOHAMA ECOS ES31」175/55R15 77V
ダンロップ「DUNLOP ENASAVE RV505」175/55R15 77V
ヨコハマ「YOKOHAMA BluEarth RV-02CK」175/55R15 77V
コンチネンタル「Continental ContiPremiumContact 2」 175/55R15 77T
ナンカン「NANKANG AS-1」175/55R15 77V
いずれもルーミーに対応するサイズが用意されており、標準装備に使用されているタイヤ・ホイールを装備しています。
最低地上高
ルーミーの最低地上高は、130ミリとなっており、全車種で比較しても低めの最低地上高となっています。
最低地上高とは、車両の最も低い箇所と地面との距離のことを指し、最低地上高が低いと運動性能の向上や運転性能の向上が見込めます。ただし、法律で定められている最低地上高を下回ると運転に支障をきたしてしまうためカスタムに際しては注意が必要です。
ルーミーの室内サイズや収納スペースについて解説
ここからは外から見えるボディサイズではなく、ルーミーの室内空間について解説します。
- ルーミーの室内サイズについて
-
- ルーミーの室内サイズ
- ルーミーのトランクルームのサイズ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ルーミーの室内サイズ
ルーミーのインテリアは、5人乗ってもゆったりとつくられています。
【ルーミーの室内サイズ】
室内長 | 室内幅 | 室内高 |
2,180mm | 1,480mm | 1,355mm |
ルーミーの室内長は2,180mmですが、フルフラットシートにすることができるので、体感的にはその数値以上の広さを感じることができるでしょう。フルフラットシートにすれば、成人男性でも横になることができるほどの広さです。前席、後席ともに広々としており、コンセプト通り、車内の居住性(Living)は高いです。
室内幅は1,480mmとエントリーモデルのコンパクトカーとしてはかなり広くとってあり、5ナンバーサイズという枠の中で最大限の車内幅を確保しているのが特徴です。
室内高は1,355mmですが、コンパクトカーの平均が1,200mm前後であることを考えるとかなり広々とした車内高になっています。ルーミーはその車名が英語の「Room」から来ている通り車内の広さを大きな魅力としている車で、とくに室内高の高さは最大のメリットです。
ルーミーのトランクルームのサイズ
十分な室内空間が確保されているルーミーですが、ラゲッジルームを含めた収納スペースはどうなっているでしょうか。
以下がルーミーの収納スペースサイズになります。
【ルーミーの収納スペースサイズ】
荷室高 | 1,080mm |
荷室幅 | 1,300mm |
荷室床面長(後部座席スライド時) | 500mm |
後部座席を倒した時の床面長 | 1,540mm |
ラゲッジ容量 | 205L |
まず、5人乗車する場合は、荷室の床面長が500mmとなります。旅行やレジャー施設には少し物足りないことがあるかもしれませんが、普段のお買い物には困りません。
2人以下の乗車であれば、後部座席を倒して収納スペースを大幅に確保することができます。後部座席を倒すと床面長が1,540mmと3倍以上になります。テントや寝袋、キャンプ用品も余裕をもって積むことができるでしょう。乗車人数に合わせて自由自在にシートアレンジできるのがルーミーの強みです。
このラゲッジルームには、荷物の高さや状態に合わせるための工夫として、防汚シート付きの多機能デッキボードが採用されています。デッキボードを跳ね上げて、フックをヘッドレストに固定することで高さがある荷物の積載が可能になります。
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ルーミーのグレードとサイズの違い
ルーミーのグレードには、以下の5つが用意されています。サイズの観点で見ると、特にグレード間の差はありません。
- カスタムG-T 2WD・CVT(カスタム専用装備)
- カスタムG 2WD・CVT、4WD・CVT(カスタム専用装備)
- G-T 2WD・CVT(リアスタビライザーが追加)
- G 2WD・CVT、4WD・CVT(両側にパワースライドドア装備)
- X 2WD・CVT、4WD・CVT(エントリーグレード)
カスタムG-Tが最上位グレードで、Xグレードがエントリーグレードとなっています。
ルーミーについてより詳しい情報を知りたい人はこちらの記事をご覧ください。
ルーミーはどんな人におすすめ?
ルーミーは「Living」と「Driving」を掛け合わせた「1LD-CAR」というコンセプトで、日常生活からアウトドアやスポーツなどのレジャーまであらゆるシチュエーションにおいて最適な人気車です。車体カラーの豊富さやフォルムの可愛さは幅広い世代から愛されていますが、特におすすめしたいのは以下のような方です。
【特におすすめしたい方】
- 維持費は安くしたいけど、移動にストレスを抱えたくないという方
- 山や坂が多い地域に住んでいる方
- 狭い道路や住宅密集地をよく利用し、小回りが利く車が欲しい方
- 安全装備機能が充実している車が欲しい方
- アップサイズ先として都合がいい車が欲しい方
上記の項目に当てはまる方は、ぜひ店舗に足を運んでルーミーを実際にチェックしてみてください。
ルーミーの口コミ・評判
幅広い世代から人気を集めているルーミーについて、サイズに関する口コミをまとめました。
- 室内が広いので後ろのシートを倒さなくても後部座席にゴルフバックを積める
- スライドドアなのでバックの積み下ろしも楽
- 車内寸法が小さい割には室内が広く、圧迫感もない。
- 小回りがきく
- 荷物が積み込みやすく、取りやすくなった
やはり室内空間の広さを評価している方が多い印象を受けました。また、小回りがきくため、運転に自信のない方でも快適にドライブを楽しみやすいようです。よく比較対象される軽自動車と比べても、運転時・乗車時のストレスが少ないという声も多く挙がっています。
ルーミーに関するよくある質問
ここからは、ルーミーに関するよくある質問を解説します。
- ルーミーに関するQ&A
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- 駐車場では余裕があるの?
- 小回りはきくの?
- 自動車税はいくらかかるの?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
駐車場では余裕があるのか
コンパクトカーということで車体のサイズは他の普通車より少し小さめに作られているルーミーですが、運転が苦手な方にとって、駐車は運転するうえで最難関の壁となるといっても過言ではありません。
結論として、ルーミーのサイズ感はほとんどの平面駐車場では心配ないものになっています。一般的な駐車場は2.5m×5mのサイズで、そこにルーミーを停めると横幅で左右40cm+40cm以上、前後に65cm+65cm以上の余裕が生まれます。後ろのトランクを開ける際にも、十分なスペースが確保されているので、気持ち的にも余裕をもって駐車できます。
では、立体駐車場はどうでしょうか。ほとんどの立体駐車場はルーミーにも対応しているでしょう。しかし、古いところでは車高制限が1,570mmと低く設定しているところがあり、ルーミーの全高は1,735mmなので場所によっては駐車できない可能性もあります。
したがって、普段から利用する立体駐車場はもちろん、使う可能性のある駐車場の車高制限はあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
小回りはきく?
ルーミーはコンパクトカーということもあり、小回りのきく車です。小回りがきくかどうかを判断する基準として「最小回転半径」という項目があります。
最小回転半径とは限界までハンドルを切ってから旋回する際に外側のタイヤの中心軸が描く円の半径を指します。一般的に最小回転半径が5m以下であれば「小回りがきく」といわれますが、ルーミーは4.6m〜4.7mと基準値を大きく下回っています。
4.6mというと狭いところでもかなり取り回しがよく、住宅密集地や狭い路地でも軽快にハンドルを切ることができます。住宅密集地や狭い路地をよく利用される方にとっては、小回りが利くかどうかというのは大事なポイントになるでしょう。
自動車税はいくらかかるの?
自動車税は、車の区分や総排気量によって価格が異なります。
普通車(乗用車)と軽自動車の総排気量別の自動車税を表にまとめました。
総排気量 | 乗用車(2019年10月1日以後初回新規登録) | 軽自動車(2015年4月1日以後初回新規検査) |
〜1,000cc | 25,000円 | 10,800円(自家用乗用車) |
1,000cc〜1,500cc | 30,500円 | |
1,501cc〜2,000cc | 36,000円 | |
2,001cc〜2,500cc | 43,500円 | |
2,501cc〜3,000cc | 50,000円 | |
3,001cc〜3,500cc | 57,000円 | |
3,501cc〜4,000cc | 65,500円 | |
4,001cc〜4,500 | 75,500円 | |
4,501cc〜6,000 | 87,000円 | |
6,001cc〜 | 110,000円 |
引用:[自動車税種別割]
自動車税を比較すると、普通車の中で一番自動車税が安いのは、総排気量1,000cc以下の車です。
ルーミーの総排気量は0.996Lなので、自動車税は一番価格の安い25,000円に当てはまります。
自動車税は、「毎年4月1日現在の所有」者が支払う税金で、毎年5月末ごろに支払い通知書が届きます。
車の維持費を抑えて普通車に乗りたい人はルーミーがおすすめといえるでしょう。
まとめ
ルーミーのサイズについて解説しました。
ルーミーの車体は5ナンバーサイズと軽自動車規格の中間ぐらいのサイズ感で作られていますが、小回りがきくので運転に不安を抱える方にも乗りやすい車といえるでしょう。室内空間は広く設計されており、まさに快適な運転と余裕のある空間を両立させた「LivingとDrivingを掛け合わせた1LD-CAR」というコンセプトにふさわしい車です。
自分の好みやライフスタイルと照らし合わせて検討の上、ぜひ一度ルーミーに試乗してみてはいかがでしょうか。
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- モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
- 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。