「RAV4」は、クロスオーバーSUVという新しい形の車種です。SUVらしい力強い外観デザインと、オンロードやオフロードを気にせず走れる走行性能で人気があります。
また、買い物やアウトドアに適した室内空間と荷室が特徴です。そんなRAV4ですが、アウトドアが趣味の方にとって気になるのは、車中泊が可能か気になるところではないでしょうか。
そこで本記事では、「RAV4」が車中泊に向いているのかを徹底解説していきます。最後まで読むことで、車中泊に必要な装備も知ることができるので、「RAV4」の購入を検討している人やRAV4で車中泊ができるか知りたいという人は参考にしてみてください。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
目次
RAV4で車中泊はできるのか?
結論からいうと、RAV4は車中泊ができる車種です。もちろん、車内にベッドやキッチンなどがあるキャンピングカーに比べたら少し不便かもしれません。
それでは、なぜ RAV4は車中泊ができるのか、理由を解説していきます。車中泊がしたいけどどの車にしようか迷っているという方はぜひ参考にしてみてください。
車中泊ができる理由①大人が寝転べる広々空間
RAV4で車中泊ができる理由は、後部座席を倒した際に大人が寝転べるほどの荷室サイズであることです。最大奥行き1,880mm、最大幅1,355mm、最小幅1,000mm、高さ 880mmあります。
車中泊で最も大事なのは、睡眠です。通常眠るときは、全身を伸ばした状態で快眠できます。RAV4は後部座席を倒すことで、最大奥行き1,880mmになり大人でもまっすぐ体を伸ばすことができるのが魅力です。
そのうえ、横幅や高さもあるので寝返りも打つこともでき、朝起きたときに意識せずに体を起こすことができます。このような広々としたRAV4の空間は、車中泊に向いている点だといえるでしょう。
車中泊ができる理由②後部座席を倒したときフラットになる
先述した通り車中泊をするときに、体を伸ばして寝れることが大切です。しかし、それだけで快眠ができるようになるとは限りません。
快眠をするうえで大事になるのが、寝床がフラットになるかどうかです。通常、後部座席を倒しただけでは、段差になってしまい、座席を倒して寝ても起きたら体が痛いなんてこともあります。
RAV4は後部座席を倒したとき、フラットで段差がないのが魅力です。ただし、RAV4は荷室の床が二段構造になっている点には注意が必要です。
デッキボードを下段にセットした場合、段差ができてしまいます。フラットにしたいときは、デッキボードを上段にセットするようにしましょう。
下段にセットすることで、どんなメリットがあるのでしょうか。デッキボードを下段にセットすることで、深さがまれ高さがある荷物や積載量を増やすことができます。
車中泊を検討している多くの方は、アウトドアが趣味のことが多いのではないでしょうか。アウトドアには、どうしても荷物が多くなってしまうものです。そんなとき、デッキボードのセットを変えることで、荷物に対して柔軟に対応できます。
用途に合わせて、ぜひ自分好みに利用してみてください。
車中泊ができる理由③デッキボードの手入れが簡単
キャンプや旅行の帰りに車中泊をする場合、外に置いた荷物を車に積むと、車内が汚れてしまいかねません。
そんな汚れた状態のところに、寝具を敷いて寝るのは抵抗があるのではないでしょうか。RAV4に使用されているデッキボードは、リバーシブルになっており裏面は水ぶきで簡単に手入れができます。
寝る前に荷物をどかして、水ぶきをするだけで綺麗な状態の床にすることができます。さっと掃除するだけで綺麗になるのは車中泊をするうえで大きなメリットになるのではないでしょうか。
車中泊ができる理由④燃費が良い
RAV4はSUVの中でも燃費が良い車種です。一番燃費が良くないグレードでも15.0km/L走ることができます。ハイブリッド車ならば、最大25km/L走れるほど低燃費です。
ただ、燃費と車中泊はあまり関係ないのではないかと思う方もいるのではないでしょうか。じつは、燃費が良いと車中泊をするうえでメリットになり得るのです。
通常、旅行やアウトドアで車中泊をするときは、遠くに出かけることが多いです。そうした場合、燃費が良い車はガソリン代を節約できます。
自然が豊かなところほど、ガソリンスタンドが少ない傾向にあります。燃費が良ければ、そのような自然豊かなところでも安心して向かうことができます。
車中泊ができる理由⑤走行性と安全性に優れている
車中泊で大変になることは、長距離を長時間運転することではないでしょうか。長時間長い距離を運転することで、集中力が落ちてしまい事故を起こしやすくなります。
RAV4は、SUVらしい力強い外観デザインとオンロードやオフロードを気にせず走れる走行性能が魅力です。また、トヨタのセキュリティーシステムに入ることができます。車線はみだしアラートや衝突被害軽減ブレーキなどのドライバー支援が充実しています。
自分や家族、知人などの同乗者の安全を守るためにも、トヨタのセキュリティーシステムは頭の片隅にでも入れておいてください。
このように走行性と安全性に優れているからこそ、万全な状態で安心して車中泊をすることができるのです。
車中泊にあると嬉しい!RAV4のオプション
RAV4は、最初からついてくる装備の他にも車中泊を快適にするオプションがたくさんあります。車中泊で安全かつ快適に楽しく過ごすためにもオプションを装備することはかなり有用な方法だといえるでしょう。
ただ、オプションの種類が多く、どのオプションを装備すれば良いかわからないという方も少なくないのではないでしょうか。そこでここからは、車中泊をするうえで役に立つオプションを紹介していきます。
RAV4を購入し、アウトドアや遠出の出先で車中泊をしてみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
オプション①サンルーフ
夜のアウトドアで楽しいことの1つは、星空を眺める時間ではないでしょうか。綺麗な夜空を眺めていると心がいやされます。
RAV4には、車中から夜空を眺めることができるオプションがあります。それが、前席から後席に渡って天井に装備できる大型のサンルーフです。サンルーフを装備することによって車内から快適に天体観測をすることができるでしょう。
サンルーフは、Adventure、G“Zpackage”、G、HYBRIDG、のグレードのみで装備できます。広い空間に、さらに解放感を与えることができるのが魅力です。
サンルーフを採用することは、車中泊を楽しむことができるようになるだけではありません。窓が上につくことで隣の車の騒音を防音できたり、換気がしやすくなったりします。
また、上からの日差しが降り注ぐことで、車内は明るく長時間乗っていても窮屈さを感じなくなるでしょう。車中泊だけでなく、日頃のドライブも楽しくすることができること間違いありません。
RAV4のサンルーフは大型のパノラマムーンルーフを搭載します。オプション価格は144,000円(税込)です。
オプション②サンシェード
日中に日よけとして、車内が熱くならないようにするために使うのがサンシェードです。サンシェードは車中泊をするときでも、車内を隠すことができます。
車で寝泊まりするときに気になるのが、やはり外から見られていないかということではないでしょうか。サンシェードを前面に取り付けることで外からの視界を遮るとともに防犯対策にもなります。
通常サンシェードはカー用品店や100円均一などで、誰でも簡単に購入できるものです。しかし、なかなかぴったりのものを見つけるのは難しく悩んだという経験がある方も少なくないでしょう。
そんなときにおすすめなのが、トヨタが販売している純正のサンシェードです。オプション価格が9,900円(税込)で、RAV4専用のためぴったりとフィットします。
オプション③ドリンクホルダー
RAV4には通常の装備として、フロントとリアに各2個ずつドリンクホルダーがあります。しかし、車中泊となるとたくさんの水分が必要となるので、このドリンクホルダーだけでは足りないという方もいるでしょう。
ドリンクを車内に置いてしまうと、散らかっているように見えて、折角の車中泊なのに慌ただしい感じになってしまいかねません。そこでRAV4では、追加オプションとして、運転席と助手席専用のドリンクフォルダーを設置できます。
エアコンの送風口に採用できるRAV4専用設計のドリンクホルダーです。350mL缶から500mL/600mLペットボトルまで、さまざまな飲料容器を収納することができます。
RAV4専用設計のため、シンプルな内装のイメージを壊すことなく設置できるのがこのドリンクホルダーの魅力です。カー用品専門店でもドリンクホルダーは購入できますが、内装に合わない可能性もあります。
そのため、ドリンクホルダーの購入を検討しているのならば、純正を購入するのがおすすめです。3,980円(税込)で、追加注文することができるので、車中泊をする人はもちろん、夏場にドライブを楽しみたいという方は検討してみてください。
オプション④RAV4専用サイドBOXゴミ箱
通常のドライブや買い物と違って、車中泊はたくさんのごみが出やすいです。車内を綺麗に保つためには、ゴミ箱が必須といっても過言ではないでしょう。
そこでおすすめなのが、RAV4専用サイドBOXゴミ箱です。フロントドアのポケットに合わせて、RAV4専用に設計されたオプションになります。
フロントドアのポケットという、普段は使用しないところを有効活用できるので、オプションで装備したとしても邪魔になりません。取り外しも簡単にできるので、手入れもしやすく、車内を清潔に保つことができます。
空間を有効活用して車内を清潔に保ちたいという方はぜひ装備してみてください。オプション価格は2,481円(税込)です。
オプション⑤ルーフラック
ルーフラックは、RAV4の広い空間をさらに有効活用できるオプションです。車中泊やアウトドアは、荷物が多くなってしまうことが良くあります。
荷物を積みすぎて、場所が狭くなって困ったという経験がある方もいるのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのがルーフラックです。
荷物を屋根の上に固定することで、広々とした空間に散乱していた荷物を片付けることができます。その結果RAV4の広々とした空間を活かすことができ、車中泊でも快適に過ごすことができるでしょう。
こちらも純正オプションで、165,000円(税込)で取り付け可能です。
オプション⑥アクセサリーコンセント
RAV4で車中泊を行う際に、実はあると便利なオプションはアクセサリーコンセントです。アクセサリーコンセントを使用することで、ポットや冷蔵庫、ストーブなどの家電製品が利用できます。
標準装着としてUSB電源は採用されていますが、これでは外部電源の確保はできません。ドライブや旅行のときだけではなく、災害時にもこのアクセサリーコンセントは役に立ちます。
災害で車中泊をしていてもアクセサリーコンセントがあれば電源を確保できます。スマホの充電をすることができるため、情報難民にならずにすむでしょう。車中泊だけでなく緊急時のことを考えているのであればアクセサリーコンセントはかなりおすすめのオプションです。
ただし、このオプションは新車発注時のみ装着可能なメーカーオプションです。中古車や購入後には取り付けができないので、注意が必要です。
オプション⑦サイドバイザー
サイドバイザーは、ウインドウガラスに取り付けることができるオプションです。このサイドバイザーの役割は、雨の日に窓を少し開けても室内が濡れないようにすることです。
サイドバイザーがないと、少し開けただけでも雨が車内に入ってしまいかねません。サイドバイザーを装着することで、雨の日に窓を開けて換気することができます。
たばこや食事の臭いが気になって定期的に換気がしたいという方にもおすすめのオプション装備です。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
車中泊をするメリット
アウトドア施設や遠出のドライブが好きな方のなかには、車中泊について興味がある方も多いのではないでしょうか。
しかし、車中泊というと「しっかりと休めない」、「天候によって快適に過ごせない」、「危険そう」などマイナスイメージを持っている方も少なからずいます。ただ、実は車中泊はそんなマイナスイメージを払拭するようなメリットも多いのです。
そこでここからは、車中泊をするメリットを紹介します。今流行りの車中泊について詳しく知りたいという方はぜひ参考にしてみてください。
メリット①時間の制約に縛られない
旅行や遠出をするときに、必ずといっていいほど考えるのが宿泊施設です。宿泊施設によっては、チェックインやチェックアウトなどの時間が決められています。
また、宿泊施設では入浴時間や食事の時間が決まっていたりと、何かと制約があって不自由なことが多いのではないでしょうか。しかし、車中泊は宿泊施設に泊まるのとは違って時間を気にせず、自分のペースで旅行やドライブを楽しむことができます。
食事も近くに食べに行くも良し、買ってきて車で食べるも良し、行動を決めるのは自分自身です。車中泊をして時間の制約に縛られない自由を味わってみてください。
メリット②宿泊費用の節約
旅館やホテルなどに、宿泊することで宿泊費用がかかります。食事付きのプランに申し込めば、さらに食事代が別途かかることがほとんどです。
宿泊施設に泊まることで、さまざまな費用がかかります。車中泊をすることで、宿泊費が節約することができるのも車中泊のメリットです。
ただ、車中泊をする際にトイレや風呂などどうしたら良いのか、不安だという方も多いのではないでしょうか。最近では、トイレが24時間利用可能な駐車場や、シャワー完備の車中泊用の施設があるので安心です。
車中泊を検討している方は、レジャー施設や旅行先にトイレやシャワーが完備してある施設があるか事前に調べておくことをおすすめします。
メリット③手軽にアウトドアを満喫
レジャー施設でアウトドアを経験する場合、テントの設営やキャンプ用品の準備などが大変なことがあります。車中泊ならば、寝袋を持ち込むことで手軽にアウトドア気分を満喫できるのがメリットです。
また、許可は必要ですがカセットコンロを持ち込めば、コーヒーやラーメンを作ることができます。
オートキャンプ場のなかには、車で直接施設内に横付けできる場所もあるので、アウトドアを楽しみたいという方は参考にしてみてください。
快適な車中泊をする条件
車中泊を初めて経験する方が気になることは、どうやったら車中泊を快適に過ごせるかではないでしょうか。
快適な車中泊を行うには、睡眠の質を高めると良いでしょう。初めて車中泊をする人は睡眠の質を高めるのにどのようにすれば良いのかわからないのではないでしょうか。
ここからは、睡眠の質を高めるための条件について解説していきます。車中泊に興味がある方は参考にしてみてください。
体が伸びた状態で寝転ぶことができる
人が眠りにつきやすい状態は、体が真っ直ぐに寝転ぶことができることです。RAV4は、後部座席を倒したときの荷室長は1,880mmになるので大人が横になれるほどの空間です。
最大幅1,355mmの広さがあり、寝返りも打つことができます。
フロアが平坦である
布団やベットを想像してもらえるとわかりやすいかもしれませんが、平坦でないと少し寝づらいです。快適に睡眠を取るのに、平坦な場所は必須です。
RAV4はリアシートを倒したとき、平坦で段差がないので車中泊に向いています。ただし、前述した通り、RAV4は荷室の床が、二段構造でできています。積載する荷物に合わせてカスタマイズできる車種です。
下段でセットしてしまうと、フロアに段差ができてしまいます。車中泊するときは必ず上段でセットするようにしましょう。
車の窓を覆う
当然ですが、外から見える状態だと不安になってしまい眠ることはできません。また、防犯の観点からも中は覗けないようにすることは大切です。
車中泊を検討している方は、サンシェードやカーテンなどを利用してみて下さい。
また、車の窓を覆うことで外からの光を遮り、暗くして睡眠の質を高めることもできます。
車中泊する場合の便利グッズ5選
ここまで、車中泊におすすめなRAV4の純正オプションを紹介してきました。もちろん標準装備や追加オプションだけでも車中泊を快適にすることはできます。
ここから紹介するものがあると、より快適に車中泊ができるようになるでしょう。市販品で誰でも、簡単に用意できる物となっているので、ぜひ参考にしてみてください。
①マット
RAV4に限らず車中泊をする際にデッキボードだけでは、床が固すぎて寝づらいことがあります。そんなときに役に立つのが、就寝用マットです。
快眠できず疲れが溜まってしまっている状態だと、翌日の楽しい旅行やアウトドアの計画が台無しになってしまいかねません。
RAV4のようにリアシートを倒すことで、フラットにできる車でも多少の段差ができる可能性もあります。そんな段差ができてしまったときにおすすめなのが就寝用マットです。
就寝用マットを利用することで、硬さや段差を感じにくくなり、就寝環境が格段にアップします。マットはクッション性もあるので、快眠ができるようになるとともに体への負担を和らげることもできます。
マットは車中泊を検討している方にとって、まさに必須アイテムといえます。以下でそんな就寝用マットを選ぶ際に大事なポイントを解説するので、参考にしてみてください。
サイズ
マットを選ぶ際に、大事になるのがサイズです。RAV4専用の就寝用マットを選ぶ場合は気にする必要はありません。
しかし、カー用品専門店で一般的なものを買う場合、しっかりとサイズを確認することが大切です。大きすぎたり、小さすぎたりしてしまうと、せっかく購入したものが無駄になってしまいかねません。必ず車内の大きさを測って、適切なものを買ってみてください。
厚さ
マットの種類は豊富で、その厚さはさまざまです。マットが厚ければ体への負担を減らし、車中泊での睡眠を快適にします。ただし、厚すぎてもかさばって収納性に賭けてしまいます。
おすすめの厚さは、10cm〜15cmほどです。
収納性
就寝用マットを選ぶ際には、使用していないときに収納がかさばらないかが大切です。マットは車中泊時のみに広げ、通常時は収納性が優れた物をおすすめします。
おすすめのマットは折りたためたり、エアーで膨らませたりできるタイプだと場所を取らずに保管できます。
②カーテン
車中泊をする際に、気になるのが外からの視線や光が外に漏れていないかなど、プライバシーの保護ができているかではないでしょうか。
外からの視線を感じてしまうと、ゆっくり休めず睡眠ができ無い可能性があります。そんなときにおすすめなのが、光を通さず外からの視線を遮断できる遮光カーテンです。
普通のカーテンでも目隠し効果はありますが、光を通してしまうのでうっすらと姿が透けてしまうこともあります。しっかりと厚みのあるカーテンを利用して、外からの視線を気にせず安心して眠れる環境を作ってみてください。
さらに、カーテンには遮断効果だけでなく、冷房の効き目を上げるメリットがあります。特に暑い夏場でも、冷房の効果が高まるので、快適な睡眠環境をつくりあげるのに最適です。
カーテンまでは利用しなくても大丈夫という方は、追加オプションのシェードや洋服を利用して目隠しをすることもできます。
③シュラフ(寝袋)、布団
車中泊の際に、大変なのが温度調整です。車内は夏だからといってずっと暑いわけではありません。朝方になると冷えることもあるので注意が必要です。
車中泊で便利なアイテムがシュラフ(寝袋)、布団などの寝具になります。ひとえに寝袋といっても、さまざまなタイプがあり種類が豊富です。ファスナータイプや人型タイプ、掛け布団タイプなど使用用途により使いやすいものを選んでみてください。
また、季節によっても夏用や冬用などの寝袋があります。寝袋を利用するメリットは、収納性に優れているということも挙げられます。
もちろん、布団でも問題なく睡眠はとれますが、収納性が寝袋より劣っています。そのため、折りたたんで保管などするときにかさばってしまうこともあるので、荷物が多い方は収納性に優れた寝袋がおすすめです。
④ポータブル電源
ポータブル電源は、持ち運びが可能なバッテリー電源です。これ1つで、車中泊がガラッと快適になるでしょう。特に電気ストーブや扇風機、冷蔵庫などの家電が使用できるのは魅力的です。
寒い時期には電気ストーブを利用して暖かくして、暑い時期には扇風機でこもりがちな空気を循環させることができます。その他にも、パソコンやテレビをつなげれば、車中泊を楽しむことができることでしょう。
ポータブル電源は、車中泊を快適に楽しむための必需品です。また、車中泊以外にも災害時やアウトドアでも役に立つので購入を検討してみてください。
⑤一酸化炭素チェッカー
寒い地域で車中泊を検討している方が、注意しなければならないのが一酸化炭素中毒です。どうしても、寒いとエンジンをかけっぱなしにしてしまうことがあるのではないでしょうか。
そんなとき雪が降って積もることで、排気口が塞がってしまい、一酸化炭素が車内に充満する可能性があります。一酸化炭素は臭いや色では気づきづらいため、知らず知らずのうちに充満してしまい、一酸化炭素中毒死を引き起こしてしまうのです。
こういった一酸化炭素中毒を引き起こす前に、未然に防ぐことが必要です。そんなときに役に立つのが、一酸化炭素チェッカーになります。
一酸化炭素チェッカーは一酸化炭素濃度と時間を検知し、大きな音の警報を鳴らして知らせてくれる装置です。警報が鳴ったら換気することで、一酸化炭素中毒死を未然に防ぎます。
まとめ
この記事では、RAV4で車中泊ができるのかについて解説してきました。RAV4は、装備や内装を考えても車中泊に向いている車だといえるでしょう。
RAV4のリアシートを倒したときの広さや荷室の高さは、買い物やドライブといった通常の利用から車中泊まで使用用途はさまざまです。
さらに、標準装備以外にもメーカーオプションをカスタマイズすることで、車中泊をより快適に過ごせるでしょう。
ドライブや買い物だけの利用ではもったいないです。RAV4の購入を考えているという方は、ぜひ車中泊をしてみてください。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!