bz4xは、トヨタ自動車がSUBARUと共同開発して作られた電気自動車です。環境にも配慮した車が欲しいとbz4xを候補にあげている方も多いのではないでしょうか。

bz4xを購入したくても、1年間でどれくらいの費用がかかるのか分からず購入を迷っている方も方も少なくありません。

そこで本記事では、bz4xの年間維持費について解説していきます。走行距離や使用頻度・地域によって金額は異なりますが、さまざまなケースを解説していくのでご自身の状況に合ったものをチェックしてみましょう。

年間維持費を把握すれば、購入後のイメージが沸きやすくなるため、bz4xに興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

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目次

bz4xの維持費内訳

bz4xにかかる維持費は主に以下の通りです。

  • 自動車税
  • 任意保険
  • 点検費用
  • 法定費用
  • 車検費用
  • ガソリン費用
  • メンテナンス費用

そのほか、洗車費用や駐車場代など状況に応じてさまざまな費用が必要になります。

ここからは、それぞれの費用の内訳や価格相場を具体的に解説していきます。人によってかかる費用は異なりますが、自身の状況に合ったものを見てどのくらい年間維持費がかかるのか参考にしてみてください。

bz4xの1年ごとにかかる費用

bz4xをはじめとする電気自動車の維持費は、年間1万km走行した場合13~19万円です。しかしbz4xの場合はそれに当てはまらないようです。一般的には電気自動車はガソリン車に比べると維持費が安く抑えられると言われています。

ここでは、税金や点検費などどのような費用がかかるのか紹介していきます。

自動車税

個人でbz4xに乗る場合、サブスクのKINTOでbz4x専用プランを契約する必要があります。KINTOとは、自動車保険や税金・メンテナンス費用など、車にかかる費用を月額制にしたサブスクです。

bz4x専用プランは、bz4xにかかるさまざまな費用が含まれているプランで、毎月定額料金で利用できます。自動車税もこのプランに含まれています。

契約時に申込金として770,000円、1~4年目までの月額利用料は107,800円です。ここから補助金が適用されるため、88,220円まで減額されますが、地方自治体の補助金を適用するとさらに月額利用料が抑えられます。

5年目以降は補助金が適用されなくなりますが、年々月額利用料が安くなる仕組みなので、長く乗るほどお得に利用可能です。また、4年以内に中途解約すると解約金が発生してしまいますが、5年目以降はかからなくなります。

前述の通り、電気自動車には国や地方自治体からの補助金を受けることが可能です。これは日本政府が、2050年までに脱炭素社会を実現し、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言し、政策を進めているためです。

KINTOが申請してくれる補助金もありますが、住んでいる地域独自の補助金も存在するため、こちらは自身で申請しましょう。

任意保険

自動車保険には、自賠責保険と任意保険の2種類あります。任意保険の加入は名前の通り任意となっていますが、自賠責保険では補償されない内容もカバーできるため、いざというときのためにほとんどの方が加入しているようです。

bz4xのサブスクには、月額料金にこの任意保険料も含まれています。

任意保険の補償内容

bz4xのサブスクに含まれている任意保険は、「東京海上日動火災保険会社」でKINTOが団体契約をしています。月額利用料に含まれているため、加入のための手続きは必要ありません。

対人・対物も無制限補償となり安心。車の修理が必要な自損事故が起こっても自己負担額は5万円になり、全損・盗難の場合は自己負担なしで補償してくれます。また、弁護士費用やロードサービスなどの特約も付いています。

契約者だけでなく、家族や友人など契約者が運転を認めた方が起こした事故も補償可能です。bz4xのサブスクに含まれている任意保険の補償内容は以下の通りです。

  • 相手方への補償として死傷に対する対人賠償保険無制限。自賠責保険の補償額を含みます。
  • 相手方への補償として車や物に対する対物賠償保険無制限。自己負担額はかかりません。
  • 契約した車に乗車した方への補償として、死傷に対する人身傷害補償。1人につき5,000万円まで補償可能です。
  • 契約した車に対して、車両保険。支払い限度額はリース規定の規定損害金となります。自己負担額は1事故当たり5万円ですが、全損事故・盗難時の自己負担はありません。この金額は不課税で、2回目以降も同額になります。

任意保険金額シュミレーション

任意保険料は、等級と呼ばれるグレードや年齢・走行距離によって価格が変わります。一般的には年齢が若いほど保険料が高く、ベテランドライバーになるほど保険料は下がります。しかしbz4xのサブスクに含まれている任意保険は、年齢や等級が影響しない固定料金の自動車保険です。

一般的には事故を起こすと等級がさがり、保険料も高くなりますが、bz4xの保険の契約者は自動車の契約者ではなくKINTOになるため、事故を起こして保険を使用しても月額利用料は変わりません。年齢や走行距離に関わらず、誰でも一律料金でbz4xを楽しめます。

bz4xの月額利用料は以下の通りです。

  • 1~4年目 107,800円
  • 5年目 75,460円
  • 6年目 70,070円
  • 7年目 64,680円
  • 8年目 59,290円
  • 9年目 53,900円
  • 10年目 48,510円

ご覧の通り、長く乗れば乗るほど月額利用料は安くなっていきます。また、前述の通り補助金制度を利用すればさらにお得に利用可能です。契約申込時に申込金として770,000円かかるので、気を付けてください。

12ヶ月点検費用

自動車は車検だけではなく、12ヶ月点検という法定点検を受ける必要があります。これは法定により義務付けられており、12ヵ月ごとに行われる点検です。

この点検は費用がかかり、不備があって部品を交換する必要が出てきた場合、さらに費用がかかってしまいます。ですが、事故を未然に防ぐためにも大切な点検です。プロの目による点検を受け、不要な自己を起こさないようにしましょう。

ですが、bz4xの月額使用料のなかに、メンテナンス費用も含まれています。定期メンテナンスの時期はMy KINTOページでいつでも確認することが可能です。また、メンテナンス時期が近くなると販売店から連絡がくるので、忘れずにメンテナンスが行えるでしょう。

メンテナンス当日は車に乗って販売店に来店してください。一般的な自動車の12ヶ月点検の内容は以下の通りです。ただし、bz4xは電気自動車のため、ガソリンや排気の項目は含まれません。

室内点検
室内点検
ブレーキペダルの遊びと床板の隙間
パーキングブレーキの引きしろ(踏みしろ)
ブレーキの効き具合
クラッチペダルの遊び、切れたときの床板とのすきま(MT車のみ)
エンジンルーム点検
ブレーキマスタシリンダの液もれ
点火プラグの状態、点火時期、ディストリビュータキャップの状態
バッテリターミナルの接続状態
排気の状態
エアクリーナーエレメントの状態
冷却水のもれ
エンジンオイルのもれ
トランスミッション、トランスファの油量・油もれ
ファンベルトのゆるみ・損傷
パワーステアリングベルトのゆるみ・損傷
下回り点検
ブレーキホース、パイプの液もれ、損傷、取付状態
ホイールシリンダ、ディスクキャリパの液もれ
エキゾーストパイプ・マフラー・遮熱板のゆるみ・損傷
外まわり・足まわり点検
ブレーキドラムとライニングの隙間
ブレーキシューの摺動部分とライニングの摩耗
ブレーキディスクとパッドのすきま、パッドの摩耗
タイヤの状態/空気圧・亀裂・溝の深さ等
ホイールナット・ボルトのゆるみ
プロペラシャフト・ドライブシャフトの連結部のゆるみ

bz4xの数年ごとにかかる費用

自動車によって年数ごとにかかる費用があります。bz4xの場合は、月額利用料に含まれているものもありますが、具体的にどのような費用がかかるのか紹介していきます。

法定費用

法定費用とは、国によって定められた最低限かかる費用で、数年に一度発生します。基本的にどの店舗で車検を行っても金額に変動はありません。

法定費用とは以下の3つのことを指します。

  • 自動車自賠責保険
  • 自動車重量税
  • 印紙代

ここからは、それぞれの法定費用について詳しく紹介していきます。

自動車賠責責任保険料

交通事故を起こしてしまった際に被害者を補償する目的で徴収されているのが自動車賠責責任保険料です。

自動車賠責責任保険料は自動車損害賠償保障法によって、毎年4月にすべての自動車の所有者に加入が義務付けられています。義務付けられているため、強制保険ともいわれている保険です。

そのため、次回の車検までの期間である24ヶ月分の自動車賠責責任保険料が支払われていないと、車検に合格できず公道を走れなくなってしまいます。

自動車賠責責任保険が切れた状態で一般道を走行すると、1年以下の懲役または50万円以下の罰金。さらに違反点数が6点付加されるため、免許停止処分になるので気を付けましょう。

自動車重量税

自動車重量税とは、車の重量や車種・新車登録時からの年数によってかかる税金です。500kgごとに4,100円ずつ高くなりますが、エコカーは減税対象となっています。

2023年4月30日までに燃費基準がクリアされているエコカー減税対象車を新車登録した場合は、500kgごとに2,500円高くなります。

また、エコカー減税対象車なら新車購入の際に支払う3年分の自動車重量税も減税対象です。初回の支払い以降は、車検時に次の車検までの2年分を支払います。

bZ4X専用プランでは、この自動車重量税も月額利用料に含まれているため、別途支払う必要はありません。

印紙代

印紙代は車検時や車検証発行手数料を支払うための印紙と証紙の代金です。車の種類や依頼先によって金額に多少の差が発生します。具体的な費用は下記を参照してください。

指定工場 認定工場
軽自動車 1,100円 1,400円
3ナンバー車 1,200円 1,800円
5ナンバー車 1,200円 1,700円

指定工場に車検を依頼した場合手続きを踏めば車両の持ち込みが省略でき、認定工場は車両を持ち込んで検査を行います。bZ4X専用プランでは、法定費用が月額利用料に含まれているため、別途支払う必要はありません。

車検費用

車検費用として支払う費用は以下の3つです。

  • 法定費用
  • 整備費用
  • 基本料金

そのうち、法定費用は前述した通りで、内訳は以下の通りになります。

  • 自動車賠責責任保険料
  • 自動車重量税
  • 印紙代

整備費用は、車検を取得するためになされた整備や部品交換のさいにかかる費用のことです。依頼先により金額や内訳が異なります。

基本料金は車検基本料・車検基本費用・車検点検料などとも呼ばれています。こちらも依頼先によって金額が変わり、主な内容は点検料や事務手数料・継続検査費用・24ヶ月点検費用などです。

KINTOのサービスには車検も含まれているので、別途支払う必要はありません。

ガソリン費用

bz4xは電気自動車なので、ガソリン代はかかりません。充電して走行するため、電気代がかかりますが、ガソリン代よりも安く済むと言われています。

この電気代は月額料金に含まれていないので気を付けてください。

bz4xのグレードごとの電費

ガソリン車でいうところの燃費のことを、電気自動車では電費と呼んでいます。1km走るのに何Whの電力が必要かを示しており、単位はWh/kmです。数値が小さいほど電費がいいということになります。グレードとモードごとの電費は以下の通りです。

グレード WLTCモード 市街地モード 郊外モード 高速道路モード
FWD 128Wh/km 113Wh/km 1211Wh/km 140Wh/km
4WD 134Wh/km 120Wh/km 125Wh/km 146Wh/km

この数値は、定められた試験条件の中での数値です。天気や運転方法などの使用状況によって数値は変わります。bz4xの電費は、国産の電気自動車や海外のメーカーと比べても高いと言われています。

走行距離別電気代シュミレーション

ここからは、走行距離別の電気代をまとめていきます。自分に一番近い走行距離を目安に確認してみましょう。

※計算方法は以下の通りです。
電費×電気代=1kmあたりの費用
※電気代はわかりやすく25円/kWhとします。

年間走行距離3,000kmの場合

グレード 電費 年間費用 月額費用
FWD 128Wh/km 9,600円 800円
4WD 134Wh/km 10,050円 838円

年間走行距離5,000kmの場合

グレード 電費 年間費用 月額費用
FWD 128Wh/km 16,000円 1,333円
4WD 134Wh/km 16,750円 1,396円

年間走行距離8,000kmの場合

グレード 電費 年間費用 月額費用
FWD 128Wh/km 25,600円 2,133円
4WD 134Wh/km 26,800円 2,233円

年間走行距離10,000kmの場合

グレード 電費 年間費用 月額費用
FWD 128Wh/km 32,000円 2,667円
4WD 134Wh/km 33,500円 2,792円

中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!

  • モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
  • 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。

メンテナンス費用

自動車を持っていると必要となってくる費用としてあげられるのは、メンテナンス費用です。メンテナンス費用は主に3つあります。

  • 洗車費用
  • 消耗品費用
  • カーコーティング費用

ここからは、それぞれの項目について詳しく紹介していきます。

洗車費用

洗車には、

  • 車の外装を綺麗に保つ
  • 車の劣化を抑えツヤのある車を持続させる
  • 酸性雨による水玉模様を防ぐ

などの効果があります。

見栄えをよくするためだけなら必要ないのでは?と考える方も多いようですが、車を長くきれいに乗るためにも洗車は必要です。

洗車は自身で行う方法と、ガソリンスタンドで行う方法があります。自身で行った方が節約になりますが、隅々まできれいにしたいという方は、ガソリンスタンドで洗車するのがおすすめです。

洗車の頻度は月に1~2回が推奨されていますが、悪天候などが理由で車が汚れてしまった場合は、その都度行いましょう。

消耗品費用

車に関わる消耗品は主に以下の8つです。

  • ウォッシャー液/ワイパーブレード/ゴム
  • タイヤ
  • エンジンオイル
  • バッテリー
  • ブレーキパッド
  • ラジエター液
  • エアコンフィルター/エアクリーナー
  • ヘッドライト

以下では、交換頻度や費用について解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

ウォッシャー液・ワイパーブレード・ゴム

フロント部分に関わる消耗品たちです。雨天時、視界を保つために使用するワイパーですが、使用していくと劣化が進むため、ゴムやブレードのメンテナンスが必要になり、またウォッシャー液は補充が必要になります。

ウォッシャー液は1本500円ほど、ワイパーブレードは1,000~2,000円ほどが相場です。一般的に、ゴムは半年〜1年、ブレードは1年〜2年程度で交換しますが、使用頻度によって変動があります。

しかし、ワイパーゴム・ウィンド・ウォッシャー液はKINTOの月額利用料に含まれているため別途費用は必要ありません。

タイヤ

タイヤは使用するたびに擦り減っていくため、交換が必要になる部位です。タイヤの性能が落ちると車の安全に関わってきますので、定期的に交換するようにしてください。

溝の深さが1.6mm以下になるとスリップしやすくなり、車検に通らない可能性もでてきます。また、タイヤにひびなどが入った場合も交換するようにしましょう。

安いものだと4,000円程ですが、工賃を含めると26,000円ほどかかります。ただし、bz4xの場合、タイヤも月額利用料に含まれており、残溝が2mm程度になった場合に交換してくれます。

エンジンオイル

エンジンオイルは、エンジンをスムーズに動かすために必要な潤滑油です。自分で交換する場合は1Lあたり300円~400円ほど、プロに頼む場合は500円~2,000円ほどかかります。

しかし電気自動車は電気でモーターを動かし走行しているため、エンジンは搭載されていません。そのため、エンジンオイルは不要となります。

エンジン搭載自動車よりもメンテナンス費用が抑えられるのは、電気自動車のメリットです。また、KINTOのサブスクにはエンジンオイルも含まれています。

走行距離が15,000kmになった場合、もしくは経年が1年になった場合は交換してくれるため、費用は不要です。

バッテリー

バッテリーは2~5年ほど経つと劣化するため、交換が必要になります。バッテリー本体は4,000円~40,000円とピンキリですが、そこに工賃と古いバッテリーの廃棄費が加えられ、交換費用は安くても10,000円ほどかかります。

しかし、bz4xはメーカー保証として、新車と比べて充電量が70%以下になった場合に無償でバッテリーを交換してくれます。

こちらも月額利用料に含まれており、3年おきまたは必要に応じて交換可能です。また、10年200,000kmまでの間なら、バッテリーに不具合が生じても無料で修理してくれます。

ブレーキパッド

ブレーキパッドとは、ブレーキをかけるさいのパッドのことです。ブレーキを繰り返すと摩耗し劣化していくので、安全性を保つためにも定期的な取り換えが必要になってきます。

1か所あたり安くて5,000円ほどかかりますが、プロに依頼する場合は8,000円程になるでしょう。値段は依頼場所や車種によって変わるため、事前に確認してください。自分で交換するのは難易度が高いので、プロに依頼するのがおすすめです。

ブレーキパッドは厚みが3mm以下になったり、異音がしたりした場合に取り替えてください。ブレーキパッドもKINTOの月額利用料に含まれています。

ラジエター液

ラジエター液とは、別名冷却水・クーラント液とも呼ばれている、電気モーターを冷却するために必要な液体です。ラジエター液が劣化するとモーターにダメージを与える可能性があるため、定期的に交換するようにしましょう。

2年ごと(車検時)に交換するのが目安です。ラジエター液と工賃を合わせて8,000円ほど費用がかかります。bz4xに使用するのはトヨタ純正駆動用バッテリークーラントです。

水やほかの種類のラジエター液を入れると故障の原因になるので気を付けてください。冷却水を入れるときは、EVシステムが冷えてからゆっくり入れるようにしましょう。

エアコンフィルター・エアクリーナー

家庭用エアコンと同様に、車内のエアコンも定期的に清掃する必要があります。これを怠ると臭いが気になったりエアコンの効きが悪くなったりしてしまいます。

エアコンフィルターは基本的に水洗い可能です。しかし水洗い出来ない商品もあるため、その場合はフィルター自体交換する必要があります。

エアコンフィルターの相場は数千円程度ですが、月額利用料に含まれているため別途支払う必要はありません。エアクリーナーは3,000円ほどで購入可能です。

フィルター・クリーナー共に1年に1回程度交換することをおすすめします。

ヘッドライト

ヘッドライトを交換する際は、ヘッドライト本体と電球を取り替える必要があります。ヘッドライトは安全に運転するために必要なものなので、定期的にメンテナンスするようにしましょう。

交換を依頼する場所によって費用が変わるため、以下を参照してください。

工賃の目安(電球1か所の値段)
整備工場 約2,000円
ガソリンスタンド 約2,500円
ディーラー 約4,000円
カー用品店 約550~1,500円

ただし、電球は月額利用料に含まれているため、別途支払う必要はありません。

カーコーティング費用

カーコーティングをすれば、車を長くきれいに保つことができます。少々値は張りますが、いつまでもきれいに乗りたい方はカーコーティングするのがおすすめです。

カーコーティングにかかる費用の目安は以下の通りです。

製品名 持続性 金額
ワックス 1週間 約1,000~2,000円
ガラス系コーティング 半年~1年 約50,000~70,000円
ガラスコーティング 3~5年 約70,000~100,000円
ポリマーコーティング 1~3カ月 約10,000~30,000円
セラミックコーティング 5~7年 約100,000~150,000円

その他必要に応じてかかる費用

ここまで紹介してきた費用の他に、必要に応じて発生する費用があります。絶対にかかる費用ではありませんが、事前にチェックしておきましょう。

その他の費用としてあげられるのは、

  • 高速代
  • 駐車場代
  • 修理代

の3つです。それぞれを詳しく紹介していきます。

高速代

高速道路を使用した際に必要になる費用が高速代です。旅行や通勤時に使用する方も多いのではないでしょうか。

距離や場所によって料金は変わり、距離が遠ければその分金額も上がります。高速代を節約したい方は、割引制度を利用するのがおすすめです。

主な割引制度として、

  • 平日朝夕割引
  • 休日割引
  • 深夜割引

などがあります。

その他にもさまざまな割引制度が存在するため、利用する方はぜひ活用してみてください。

駐車場代

車を止める際に必要になるのが、駐車場代です。場所や駐車時間・仕様によって費用が異なります。一時的に利用する場合と常駐させる場合が考えられますが、一時的に利用するタイプの駐車場は、費用がかさむ可能性が高いです。

自宅に駐車スペースがない方は、自宅近くに月極駐車場がないか事前にチェックしておきましょう。月極駐車場は全国平均で8,000円だとされていますが、都市部ではさらに高額になる場合もあります。

駐車場代は毎月必要になる費用なので、毎月どのくらいかかるか、購入前に計算しておくのがおすすめです。

修理代

事故を起こし、車が破損・故障した場合に発生する費用です。金額は修理内容によって異なりますが、臨時で発生する費用なので、ある程度の金額を用意しておきましょう。

bz4xは、手続き不要でKINTOの自動車保険に加入でき、保険料も月額利用料に含まれています。自損事故などで車の修理が必要になった場合でも、自己負担額は5万円で済むので安心です。

正し、以下の場合は保険が適用されない可能性があるので気を付けましょう。

  • 警察に事故の届出を行わなかった場合
  • 契約が満了したにも関わらず車を返却せず事故を起こした場合
  • 無免許運転や酒気帯び運転、薬物使用等での運転によって生じた損害
  • 地震もしくは噴火またはこれらによる津波による損害

など。

マイカーローン

マイカーローンとは支払い方法のひとつで、金融機関やディーラーのローン制度を使用して、分割で車両本体の料金を支払います。車を購入する方のほとんどが、車両代をローンで支払っているのではないでしょうか。

頭金を支払った残りをローンで返済する場合や全額をローンで支払う場合が考えられますが、bz4xは月額利用料に本体価格も含まれています。

月額利用料は前述した通りで、5年目以降は解約金も発生しません。

bz4xの維持費総額

ここまで、bz4xに必要な費用を紹介してきましたが、ここからは月ごと・年ごとにいくらかかるのか解説していきます。
ここでは、以下の4つを踏まえて計算していきます。

  • 自動車保険
  • 電気代
  • メンテナンス代
  • 車検費用(1年あたり)
  • 月額利用料

bz4xの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

bz4xの月ごとの維持費

bz4xの月ごとの維持費は以下の通りです。

金額
自動車保険 0円
電気代 2,792円
メンテナンス代 830円
車検代 0円
月額利用料 88,220円
月間維持費 91,842円

※電気代は、年間走行距離10,000kmで計算
※メンテナンス代は、年間1万円で計算
※月額利用料は1年目の補助金適用額で計算
※グレードは4WDで計算

bz4xの年ごとの維持費

bz4xの年ごとの維持費は以下の通りです。

金額
自動車保険 0円
電気代 33,500円
メンテナンス代 10,000円
車検代 0円
月額利用料 88,220円
年間維持費 1,102,140円

※電気代は、年間走行距離10,000kmで計算
※メンテナンス代は、年間1万円で計算
※月額利用料は1年目の補助金適用額で計算
※グレードは4WDで計算

bz4xの維持費を抑えるためには?

bz4xを維持するために必要な費用は、月ごとで91,842円、年間で1,102,140円でした。できるだけ費用を抑えたい方も多いのではないでしょうか。

bz4xは車両代・保険料・車検代などが全てこみこみになったサブスクに加入する必要があります。そのため、自身の裁量で金額を決められる電気代とメンテナンス代の節約方法について紹介していきます。

電気代を抑える

電気代を抑える方法をいくつか紹介していきます。

  • 電気代が安い夜間に自宅で充電する
  • 速度をあまり出さない
  • 暖房は使わずシートヒータなどを使用する
  • 急発進しない

メンテナンス代を抑える

メンテナンスはプロに依頼するとその分費用がかさみます。洗車やコーディングなど、自身でできるものはなるべく自身で行うと節約になります。

まとめ

この記事では、bz4xの年間維持費を紹介しました。年間維持費は1年目で約1,102,140円かかりますが、工夫次第で安くすることも可能です。

また、bz4xは長く乗れば乗るほどかかる費用が安くなっていきます。ご自身の予算や希望に合わせてbz4xを購入する際の参考にしてみてください。

中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!

  • モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
  • 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。