トヨタを代表するクルマ「カローラシリーズ」に、コンパクトSUVとして新たにラインナップされた「カローラクロス」。
カローラの上品さとSUVの逞しさを兼ね備えたデザインが特徴的な一台です。
そんなカローラクロスには、さまざまなグレードが設定されています。
たくさんのグレードの中から、どれを選べばいいか悩んでしまう人も多いはず。
そこで今回は、カローラクロスのグレードの違いについてご紹介!
カローラクロスのグレードごとの特徴や、選ぶときのポイントについても解説していきます。
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目次
カローラクロスのグレードの違いを徹底比較!まずは基本の特徴から
カローラクロスは、トヨタを代表するクルマ「カローラシリーズ」初のクロスオーバーSUVです。
キャッチコピーは、「あなたの個性で完成する。PEOPLE DRIVEN SUV」。
2020年7月にタイでリリースされた後、2021年9月からは日本でも販売が開始されました。
デザインのベースである「カローラ」の上品さと、SUVらしい逞しさを兼ね備えたエクステリアデザインが特徴的です。
インテリアデザインも、カジュアルさと上品さを両立。
アイポイントが高いので見晴らしがよく、運転しやすい空間となっています。
また、乗降しやすいよう大きく作られたリアサイドドアや、リクライニング機能を後席シートに設定されているところも大きなポイント。
さらにどの座席も十分なゆとりがあるので、開放的で居心地の良いドライブを楽しむことができます。
なお、ボディサイズと室内空間のサイズは次の通りです。
- ボディサイズ:全長4,490mm/全幅1,825mm/全高1,620mm
- 室内空間のサイズ:長さ1,800mm/幅1,505mm/高さ1,260mm
※パノラマルーフ装着車の場合、高さは1,210mmになります。
そんなカローラクロスは、ハイブリッド車とガソリン車をラインナップ。
さらに複数のグレードに分けられており、特徴が異なります。
なお、カラー展開は全グレード共通で、以下の通りです。
- プラチナホワイトパールマイカ<089>★
- セメントグレーメタリック<1H5>
- シルバーメタリック<1L0>
- アティチュードブラックマイカ<218>
- スパークリングブラックパールクリスタルシャイン<220>★
- センシュアルレッドマイカ<3T3>★
- アバンギャルドブロンズメタリック<4V8>
- ダークブルーマイカメタリック<8W7>
※「★」はメーカーオプション
※<>はカラーコード
グレード別の特徴について、ガソリン車・ハイブリッド車に分けてご紹介します。
構成は、ガソリン車が「G”X”」「G」「S」「Z」、ハイブリッド車が「HYBRID G」「HYBRID S」「HYBRID Z」となっています。
【カローラクロス】ガソリン車グレード
ガソリン車は4つのグレードで構成されています。
なお、パワートレインは2WDのみです。
ガソリン車|エントリーグレード G”X”
カローラクロスのエントリーモデルで、必要最低限の装備を揃えた廉価版といえるグレードです。
デザインや装備の内容は、次の通りです。
【ホイール】
- 215/60R17タイヤ&17×6½Jスチールホイール(樹脂フルキャップ付)
【ランプ】
- Bi-Beam LEDヘッドランプ
- ターンランプ
- クリアランスランプ
- リヤコンビネーションランプ(LEDテール&ストップランプ+ターンランプ)
【エクステリア】
- フロントドアグリル/フレーム:ブラック/ブラック
- リヤロアバンパー:ブラック
- ドアウィンドゥフレームモールディング:ブラック
【メーター】
- アナログメーター+4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(ブラック塗装メーターリング付き)
【空調】
- オートエアコン&ヒーターコントロールパネル(サテン調塗装+ピアノブラック)[電動インバーターコンプレッサー付き]
【シート】
- シートタイプ:ノーマル
- シート表皮:ファブリック
- 運転席6ウェイマニュアルシート(前後スライド+リクライニング+シート上下アジャスター)
【ドアロックシステム】
- ワイヤレスドアロックリモートコントロール
【ステアリング】
- 3本スポークステアリング(ウレタン)
メーカー希望小売価格は以下の通りです。※2023年2月現在
- 1,999,000円(税込)
ガソリン車|標準グレード G
標準装備で構成されたグレードで、G”X”にはない先進の装備が揃っています。
Gの特徴は次の通りです。
【メーター】
- アナログメーター+4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(サテン調塗装メータクラスター・メーターリング付き)
【シート】
- シートタイプ:スポーティ
【ドアロックシステム】
- スマートエントリー(運転席・助手席・バックドア/アンサーバック機能付き)
【ステアリング】
- 3本スポークステアリング(本革巻き・シルバー塗装付き)
【安全装備】
- パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)と
- バックガイドモニター
- ブラインドスポットモニター ※オプション装備
- パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)※オプション装備
【充電用USB端子】
- センターコンソールボックス内に1個搭載
メーカー希望小売価格は以下の通りです。※2023年2月現在
エントリーグレード G”X”とは、約24万円の差があります。
- 2,240,000円(税込)
ガソリン車|上位グレード S
上位モデルのSは、エクステリアデザインがよりSUVらしさを増しているのが特徴的なグレード。
インテリアにも、先進的な装備が追加されています。
Gまでのグレードにはない特徴的な装備は、次の通りです。
【ホイール】
- 215/60R17タイヤ&17×6½Jアルミホイール(センターオーナメント付)
【エクステリア】
- フロントドアグリル/フレーム:ブラック/金属調塗装
- リヤロアバンパー:ブラック
- ドアウィンドゥフレームモールディング:クロームメッキ+ブラック
- ルーフレール
- パノラマルーフ(電動サンシェード&挟み込み防止機能付き)※オプション装備
【メーター】
- オプティトロンメーター+7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(サテン調塗装メータクラスター付き)
【空調】
- オートエアコン&ヒーターコントロールパネル(サテン調塗装+ピアノブラック)[左右独立式温度コントロール付き・S-FLOW(全席集中モード付き)]
【充電用USB端子】
- センターコンソールボックス後部に2個搭載
メーカー希望小売価格は以下の通りです。※2023年2月現在
標準グレード Gとの価格差は16万円です。
- 2,400,000円(税込)
ガソリン車|最上級グレード Z
カローラクロスの最上級グレードで、タイヤホイールやランプ類などのエクステリアにこだわりを感じるデザインが特徴的です。
その他、インテリア・機能・装備などさまざまな面においても、最上級グレードらしい充実した内容となっています。
S以下のグレードとの違いは、次の通り。
【ホイール】
- 225/50R18タイヤ&18×7Jアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック塗装/センターオーナメント付)
【ランプ】
- Bi-Beam LEDヘッドランプ
- LEDシーケンシャルターンランプ
- LEDクリアランスランプ&LEDデイタイムランニングランプ
【シート】
- シートタイプ:スポーティ
- シート表皮:本革+ファブリック
- 運転席8ウェイパワーシート(前後スライド+リクライニング+シート上下アジャスター+チルトアジャスター)
- シートヒーター(運転席・助手席)
- 電動ランバーサポート(運転席/2ウェイ)
メーカー希望小売価格は以下の通りです。※2023年2月現在
上位グレード Sとの価格差は24万円になります。
- 2,640,000円(税込)
【カローラクロス】ハイブリッド車
ハイブリッド車は次の3つのグレードで展開されており、それぞれ2WDとE-Four(電動式4WDシステム)から選択することが可能です。
なお、各グレードにおいて2WDとE-Fourの違いはありません。
ハイブリッド車|標準グレード HYBRID G
ガソリン車「G」に相当するグレードで、基本的なデザインや装備は変わりません。
しかし、空調にはハイブリッド車ならではともいえる違いがあります。
【空調】
- オートエアコン&ヒーターコントロールパネル(サテン調塗装+ピアノブラック)[電動インバーターコンプレッサー付き]
メーカー希望小売価格は以下の通りです。※2023年2月現在
- 2WD:2,590,000円(税込)
- E-Four:2,799,000円(税込)
ハイブリッド車|上位グレード HYBRID S
ガソリン車「S」に相当するグレードで、Gと同様に空調に違いがあります。
【空調】
- オートエアコン&ヒーターコントロールパネル(サテン調塗装+ピアノブラック)[左右独立式温度コントロール付き・S-FLOW(全席集中モード付き)・電動インバーターコンプレッサー付き]
メーカー希望小売価格は以下の通りです。※2023年2月現在
- 2WD:2,750,000円(税込)
- E-Four:2,959,000円(税込)
ハイブリッド車|最上級グレード HYBRID Z
ガソリン車「Z」に相当するグレードですが、こちらも空調の電動インバーターコンプレッサー以外に特徴の違いはありません。
メーカー希望小売価格は以下の通りです。※2023年2月現在
- 2WD:2,990,000円
- E-Four:3,199,000円
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
- モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
- 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。
カローラクロスのグレードの走行性能の違いも比較!
グレード間で特徴の異なるカローラクロスですが、走行性能の違いはどうなのか気になる人も多いはず。
そこで、「エンジン」「燃費性能」「乗り心地」の3つの視点からグレードごとの違いをみていきましょう。
まずは簡単にそれぞれの数値を表にまとめました。
カローラクロスのエンジンは?
カローラクロスのエンジンの性能は、ガソリン車とハイブリッド車の違いはありますが、グレードごとの違いはありません。
カローラクロスのガソリン車には2ZR-FAE、ハイブリッド車には2ZR-FXEという型式の1.8Lエンジンを搭載。
どちらのエンジンも、カローラクロス向けにチューニングされています。
そのため、アクセルの操作に対するレスポンスが良く、スムーズで心地よい加速を提供してくれます。
エンジンにおけるガソリン車とハイブリッド車の大きな違いは、モーターの有無でしょう。
ハイブリッド車には電気を利用するモーターがついており、幅広い速度域でエンジンのアシストをしてくれます。
そのため、ガソリン車よりもエンジンのノイズが少なく、加速もスムーズです。
カローラクロスの燃費性能は?
カローラクロスの燃費性能の違いも、ガソリン車とハイブリッド車の違いはありますが、グレードごとの違いはありません。
ハイブリッド2WDの燃費性能は、コンパクトサイズSUVではトップレベル。
E-Fourもハイブリッドシステムなので、優れた燃費性能を実現しています。
カローラクロスの燃費性能については、カローラクロスの燃費情報を徹底まとめ!カタログ燃費・実燃費も紹介でより詳しくご紹介しています。
ぜひご覧ください。
カローラクロスの乗り心地は?
カローラクロスでは、全グレードにおいて軽量で剛性の高いボディとGACプラットフォームを採用しています。
そのため、車高の高さの割には安定性に優れた操縦性を獲得しました。
さらに、ロードノイズを低減させる吸音材の最適な配置を追求したことで、優れた静音性を実現。
静かで心地よいドライブを楽しむことができます。
なお、E-Fourにはダブルウィッシュボーン式のリアサスペンションが採用されているため、より安定した乗り心地を楽しむことができます。
カローラクロスのグレードはどれを選べばいい?選び方やおすすめも紹介!
さまざまなグレードが展開されている、カローラクロス。
いざ選ぶとなると、どれにすれば良いか迷ってしまう方もいるでしょう。
そこで、カローラクロスを選ぶときのポイントについて、グレードの特徴を比較しながらご紹介します。
使用目的で選ぶ場合
クルマ選びで大事なポイントの1つは、使用する目的です。
雪道や山道などの悪路を走行する必要がある場合やアウトドアを楽しみたい場合は、ハイブリッド車のE-Fourを選択すると良いでしょう。
S以上のグレードからはルーフレールも標準装備となるので、キャンプ道具を運ぶ時に重宝しますよ。
街乗りで使用するのであれば、ハイブリッドの2WDかガソリン車でも十分活躍します。
ガソリン車の場合、最も安いG”X”も良いですが、よりおすすめなのは1つ上のグレードのG。
スマートキーシステムやパーキングサポートブレーキなどが標準装備となっているので、より快適で安心なドライブを楽しむことができます。
見た目や機能性で選ぶ場合
カローラクロスはSUVなので、やはりSUVらしい見た目を重視して選びたい人もいるはず。
また、各装備の機能性がより優れたものを求めたいという人もいるでしょう。
そのどちらも兼ね備えているグレードは、SかZです。
先ほどもご紹介したとおり、S以上のグレードにはルーフレールが装着されています。
さらに、フロントグリルやリアロアバンパーなどのエクステリアデザインが、SUVらしい力強さを演出してくれます。
最上位グレードのZには、8ウェイパワーシートの運転席やシートヒーターなどの快適装備が充実しています。
しかし、シート以外の快適装備に関してはSも負けてはいません。
オプションのパノラマルーフもSから設定可能なので、本体価格を抑えた分の費用をパノラマルーフにあてるのも良いでしょう。
コストパフォーマンスを重視したい場合
クルマ選びでは、コストパフォーマンスも重要なポイントです。
とにかく初期費用を抑えたいという場合は、やはりエントリーモデルのG”X”が妥当でしょう。
しかし、購入後の維持費についても考えておきたいところ。
特に燃費性能を重視したい場合は、やはりハイブリッド車を選択するのがおすすめです。
同じグレードで比較した場合、ガソリン車とハイブリッド車の本体価格には20万円ほどの差があります。
しかし、燃費性能の差を考えると、長期的に見ればその価格差を取り返すことは十分に可能です。
コストパフォーマンスを重視してグレードを選ぶ場合は、HYBRID Gから検討してみると良いでしょう。
E-Fourでも燃費性能は抜群なので、好みに合わせて選択してくださいね。
カローラクロスのグレードの選び方は、こちらのコラムでも詳しくご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
カローラクロスの歴史と魅力を徹底解説!賢く購入する方法もご紹介
中古車のトヨタ『カローラクロス』を徹底解説!おトクな買い方や注意点は?
まとめ
トヨタ「カローラシリーズ」初のコンパクトSUV、「カローラクロス」。
ガソリン車とハイブリッド車の2つを軸に、「G”X”」「G」「S」「Z」「HYBRID G」「HYBRID S」「HYBRID Z」と7つのグレードが展開されています。
多くのグレードの中から理想の1台を選ぶためには、まずはそれぞれの特徴を知ることから始めると良いでしょう。
そして、自分の求めるクルマと照らし合わせていくと、理想に合った1台に出会うことができるはずです。
「使用目的」「見た目や機能性」「コストパフォーマンス」などの観点から、考えてみましょう。
他にもさまざまなポイントがあると思いますが、今回紹介したポイントも参考にして、自分の理想のクルマを見つけてくださいね。
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