軽快で力強い走行ができるスポーツタイプのセダン、カムリ。車名の由来である「冠」の名の通り、高級感の漂う内外装にも注目です。

カムリにはガソリン車とハイブリッド車のラインナップがあります。そんなガソリン車やハイブリッド車にそれぞれ対応するバッテリーの種類や寿命、コストなど気になることも多いのではないでしょうか。

そこで本記事はカムリのバッテリーについて解説していきます。人気セダン、カムリの購入を検討している方は、バッテリーに関しての適切な知識を身に付けて、快適なカーライフをお楽しみください。

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目次

カムリのバッテリーの種類は?

カムリにはガソリン車とハイブリッド車があり、それぞれバッテリーの種類が異なります。
また、同じハイブリッドのカムリであっても、作られた年代によって対応するバッテリーの型番は違うことが多いです。

例えば、50系ハイブリッドのカムリであれば、バッテリーの型番はS55D23R、70系のハイブリッドカムリであればLN2です。近年の国産車はヨーロッパ規格のLNサイズを採用し、部品を国際基準に統一する動きがあります。

EN(ヨーロッパ)規格と日本のJSI規格では寸法や形状が異なるので、正しい型番でないとバッテリーの装着ができなかったり、車の不具合が生じてしまいます。

カムリのバッテリーを選ぶときは車両型番に合わせた純正品を選ぶようにしましょう。

カムリのバッテリーの寿命は?

普通乗用車のバッテリーの寿命は2〜3年といわれており、2年程度で買い替えることが推奨されています。カムリも同様に2〜3年でバッテリーを交換した方がいいでしょう。

ただし、車というものは乗り方次第でバッテリーの持ちは変化します。エアコンや電装品を多く使っている方はバッテリーの消耗も早くなってしまい、交換のサイクルが早くなるかもしれません。定期的にガソリンスタンドやディーラーなどで電圧のチェックをしておいてください。

また、長い間走行しなかったり短距離走行だけのちょい乗りしかしない車はバッテリーが弱るのが早いです。バッテリーは走行しなければ消耗しないというものではありません。車のバッテリーは走行中に充電される仕組みになっているので、ある程度の距離を走行した方が良いのです。

バッテリーの寿命のためにも適度な走行と日頃の点検とメンテナンスをかかさないようにしましょう。

カムリのバッテリーサイズは?

車を所有するにあたっては、適合するバッテリーの種類や型番を把握しておく必要があります。そこでカムリのバッテリーサイズの確認方法を解説していきます。

バッテリーサイズの確認方法

車に適合するバッテリーを確認するには、まず車検証に記載されている情報をチェックしてください。車の型式と総排気量を確認し、メモをとっておきましょう。型式と車台番号を間違えてしまうことはよくあるので注意してください。

次に、車両型式ごとの標準搭載バッテリーがわかる適合表を確認しましょう。例えば、50系カムリの型式DAA‐AVV50の標準搭載バッテリーはS55D23Rです。この型式でいうと、55がバッテリーの性能、Dが規格、23が長さ、Rが端子の向きを表します。また、頭についているSはアイドリングストップに対応した規格ということです。

JIS規格ではこのような表記の方法になっていますが、近年はヨーロッパ規格のLN表記になっているものが多いです。同じ車種でもバッテリーの型番が違うだけで全く適合しないこともありえるので、必ず適合するものを選んでください。

カムリのバッテリーサイズ

以下が2000年以降のカムリのバッテリーサイズがわかる表です。

カムリの型式ごとのバッテリーサイズ
型式 エンジン形式 排気量 販売年 標準バッテリー
CBA-ACV30 2AZ-FE 2400cc 2004年 55D23L
CBA-ACV35 2AZ-FE 2400cc 2004年 55D23L
UA-ACV30 2AZ-FE 2400cc 2001年 55D23L
UA-ACV35 2AZ-FE 2400cc 2001年 55D23L
DBA-ACV40 2AZ-FE 2400cc 2006年 55D23L
DBA-ACV45 2AZ-FE 2400cc 2006年 55D23L
DAA-AVV50 2AR-FXE 2500cc 2011年・2013年・2014年 S55D23R
6AA-AXVH70 A25A-FXS 2500cc 2020年・2021年 LN2
6AA-AXVH75 A25A-FXS 2500cc 2019年・2020年・2021年 LN2
DAA-AXVH70 A25A-FXS 2500cc 2017年・2018年・2019年 LN2

車両型式に適合する標準バッテリーの型番を確認してください。バッテリーを交換する際は標準の型番を装着するのをおすすめしますが、サードパーティー製の互換商品を装着することも可能です。

サードパーティー製のものを取り付ける時は標準の型番に適合したものかどうかを適合表やメーカーサイトなどで確認してください。

カムリのバッテリーの気になる交換費用は?

車のバッテリーを交換する際は、本体費用と工賃がかかり、性能や依頼業者によって大きく異なります。

バッテリー本体は型番先頭の数字が大きい程に性能がよく、値段が高くなります。また、アイドリングストップ車に対応したバッテリーは安定して電力供給できるようにもともと性能が高いです。カムリのバッテリーは安いものでは約5,000円、高いものは約20,000円ほどの費用がかかるでしょう。

バッテリー交換の工賃は、持ち込みで2,000円程度かかります。また、バッテリーを破棄するのに別途300〜500円ほどの廃棄料がかかることにも注意が必要です。

カー用品店やディーラーなどのバッテリー本体を取り扱う店で購入したときは、わかりやすく工賃と廃棄料が込みになっていることもあります。バッテリー交換を自分でして余計な手間と費用をかけるより、信頼のできるお店に依頼する方がかえって安く上がるかもしれません。

バッテリーを消耗させやすい運転方法5選!その対策も!

車のバッテリーが消耗しやすい運転方法は以下の通りです。

バッテリーが消耗しやすい運転方法
・夜間の走行が多い
・寒冷地での運転
・電装品の使い過ぎ
・アイドリングが少ない
・長期間運転しない

バッテリーに優しい運転ができているか確認をしておいてください。

夜間の走行が多い

夜間の走行が多いと、当然ライトを点灯しているので電力を消費してバッテリーに負荷がかかります。カーオーディオやナビの点灯よりも、ハロゲンのヘッドライトにかかる消費電力の方が大きいです。夜間の走行では消費電力に発電が追いつかない状態が続いてしまいます。

そのような運転をする方は日中の走行を多くするか長めのアイドリングを心がける必要があります。肝心なときにバッテリー上がりのトラブルがないように、早めにバッテリー交換をすることがおすすめです。

寒冷地での運転

生活環境や居住地によって寒い場所での運転は仕方のないことですが、寒さがバッテリーに及ぼす影響は小さくありません。

バッテリーには電解液があり、化学反応によって電気を生み出します。極端に寒い場所では化学反応が鈍って電力容量が低下してしまうのです。冬季にエンジンのかかりが悪くなったりすることもあるのではないでしょうか。

寒いところではなるべく車庫に収納するか、カバーをかけて車の寒さ対策をするようにしましょう。

電装品やエアコンの使い過ぎ

カーオーディオやナビ、ドライブレコーダーなど、最近では電装品が多種多用で標準装備されていることも多く、消費する電力量が大きくなりました。また、夏季のエアコン利用もバッテリーの容量を消費することになります。それらを使いすぎることでバッテリーを消耗してしまうこともあります。

車は走行しているときにオルタネーターによって充電されますが、電装品やエアコンを使い過ぎると充電が追いつかずにバッテリーが消耗してしまうのです。

バッテリーを長持ちさせたいのであれば、必要最低限に電力消費を抑える工夫が必要です。

アイドリングが少ない

常時アイドリングストップを使った運転方法もバッテリーの消耗が早いです。これは、エンジン始動から出発までのアイドリングが少ない運転方法です。

車はエンジンを始動するときに大きな電力を消耗し、充電がままならない状態で走行するとバッテリーに負担がかかります。

また、アイドリングストップは低燃費と環境への配慮には利点はあるものの、バッテリーへの負荷は大きいです。街中で停車と発進をこまめに繰り返すときは特に消耗しやすいです。

バッテリーを長持ちさせるためにも長めのアイドリングを心がけ、アイドリングストップ機能をオフにしておくことも試してみましょう。

長期間運転しない

長期間エンジンを始動せずに車庫に眠らせたままの車はバッテリーが弱っていることがあります。

日常で車の運転をしない週末ドライバーの方や長距離運転をほとんどしない方も同様です。車には多くの電装品が装備されており、常時電源から微弱な電力消費をしています。

運転せず充電ができないまま徐々にバッテリーが消耗していき、久々にエンジンをかけようとしたらバッテリーが上がっていたということも起こりえます。運転をしないという方は、たまにエンジンをかけてアイドリングをすることでバッテリーの充電ができます。

バッテリーの交換時期を見極めるポイント5選

バッテリーの交換目安は2〜3年と説明しましたが、消耗が進んでいれば目安より早く交換しなければいけなくなります。反対に3年以上経っても劣化がみられないバッテリーもあり、早すぎる新品交換はもったいないです。

そこでバッテリーの交換を見極めるポイントを5つ紹介します。これらの症状が現れたら迅速にバッテリー交換をするようにしましょう。

エンジンがかかりにくい

エンジンをかけるためにセルモーターを回すと、異音がしたりかかりにくかったりすることがあります。それは代表的なバッテリーが消耗している症状です。

長い間車を放置していたり、寒い日にエンジンをかけるときには、エンジンがかかりにくい症状が現れることがあります。これは、充電が不十分だったり寒さで電解質の化学反応が鈍ったりすることが原因です。ただしそれらは一時的にエンジンがかかりにくい状況になっているだけかもしれません。

一度だけではなく、複数回エンジンのかかりが悪い場合はすぐにバッテリーをチェックをして業者にメンテナンスを依頼するか新品交換をしましょう。

ヘッドライトが暗い

バッテリーからの電力の供給が弱いとヘッドライトが暗くなることがあります。

ハロゲンランプの場合、弱ったバッテリー下では十分な光量を確保できず、夜間走行の支障になってしまいます。近頃夜の運転で視界がよくないなと感じたときは自分の目を疑わずにバッテリーの消耗を疑ってみましょう。

ただし車がLEDやHIDライトの場合は、光量の低下を確認することが難しいです。別の方法でバッテリーの消耗を確認してください。

パワーウィンドウの開閉が遅い

パワーウィンドウの開閉が遅いと感じたら、バッテリーの消耗を疑ってください。

車というのは多くの電装品があり、限られた電力供給をパワーウィンドウとシェアしています。そのため、バッテリーが消耗していると開閉のスピードに影響することは十分に考えられます。

経年劣化している車体であればパワーウィンドウのモーターの劣化の可能性もあるので、一度整備士のいるお店かディーラーに点検を依頼してみましょう。

バッテリー液の変色

バッテリー液が明らかに濁っている場合はバッテリーが劣化している証拠です。

バッテリー液というのは希硫酸という電解液のことで、本来は無色透明ですが、劣化すると濁ります。また、液量が減ったり、端子の周りに粉が吹いていたりすることもあります。

定期的にバッテリー本体を確認してみて、液体の色、量、本体のふくらみなどを確認しましょう。誰でもわかる確認方法です。

ただし、電解液は希硫酸という劇物なので決して液体が皮膚に触れないようにしてください。不安な方はプロに任せることをおすすめします。

アイドリングストップ機能が使えなくなる

アイドリングシステム(アイドリングストップ)が使えなくなったときもバッテリーが劣化していると考えられます。

信号の多い都市部の運転ではアイドリングシステムによりバッテリーに大きな負担がかかります。車種によっては電力低下時にアイドリングストップ機能が働かなくなることがあります。

そのような場合は電子部品のトラブルの可能性もあるので、メンテナンスのために業者に見てもらうことも考えておきましょう。

中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!

  • モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
  • 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。

バッテリーはどこで交換すべき?

カーライフにはバッテリー交換が必ず付いてくるものです。交換する方法は人それぞれありますが主に以下の3つの方法があります。

カーディーラーで交換する

カーディーラーに依頼する方法が、最も安心してバッテリー交換を任せられます。

車のプロであり、メーカーのシステムを熟知したカーディーラーに依頼すれば適切に対処してくれます。また親切なアドバイスをくれることもあるでしょう。

ただしディーラーは基本工賃や部品代などが高めに設定されているので注意してください。事前に見積り依頼をしておきましょう。

バッテリーを購入したカー用品店でそのまま交換する

バッテリーを取り扱っているカー用品店でそのまま交換が可能です。

大型量販店では良心的な商品価格に設定されており、高価な高性能バッテリーも買いやすいです。お店によっては工賃と古いバッテリーの廃棄料が込みの値段設定になっているところもあります。

カー用品店は最も気軽にバッテリー交換ができるといえるでしょう。

自分で交換する

適合するバッテリーを準備すれば自分で交換することが可能です。

ただしスパナや軍手などの道具の準備、ある程度の車の知識が必要ということで、初心者にはあまりおすすめできません。

もちろんきちんと下調べをしてケガをしないように細心の注意を払ってチャレンジするのも良いでしょう。

愛車のメンテナンスを自分でするとさらに愛着がわいてくるものです。この機会に試してみるのも良いかもしれません。

カムリのバッテリーを交換する方法

ではここからはカムリのバッテリーを実際に交換する方法を紹介します。手順を間違うとケガをする恐れがあるので、気を付けて作業を進めてください。

カムリのバッテリーの場所を確認する

ボンネットを開けてバッテリーの場所を確認しましょう。70系カムリの場合はトランクルームのラゲッジボード下にあり、作業しにくいので注意が必要です。

実際の作業に入る前にスムーズに取付が完了するようイメージトレーニングもしておきましょう。

バッテリーを交換する準備をする

準備するものはバッテリー本体と、10mmスパナ、軍手もしくは絶縁手袋です。

70系ではLN2、50系から以前は55D23LもしくはS55D23Rが標準の型番なので間違いのないようにしましょう。

近頃はシガーソケットやバッテリーに装着してメモリをバックアップするためのアイテムも販売されています。ナビやドラレコの再設定の手間が省けるので、必要であれば準備してください。

バッテリーを交換する

いよいよ実際のバッテリー交換です。手順に沿って説明していきます。

手順①マイナスターミナルから外す

まずは10mmスパナでバッテリーのマイナスターミナルを外しましょう。

間違ってプラスターミナルから外していると工具とマイナスの役割をするボディとが接触してショートします。電気抵抗がない回路でプラスとマイナスを直で繋ぐと高負荷の電流が流れてしまうのです。非常に危険なので、外すときはマイナスからと肝に銘じておきましょう。

手順②プラスターミナルを外す

マイナスターミナルを外したら次はプラスターミナルを外します。10mmのスパナで外すことができます。外した端子は意に反する接触がないようにビニールテープなどを巻いて絶縁するのも1つの手段です。

バッテリーを固定しているステーがあれば工具で取り外しましょう。

手順③新品と交換する

そして新品のバッテリーを装着します。固定するステーがあれば装着してください。

新品交換の日付や次の交換時期を本体に記載するとわかりやすいでしょう。このタイミングでバッテリーボックスの清掃をするのも良いです。

手順④逆の手順で取り付ける

バッテリーの取り付けは、プラスターミナルから取り付けましょう。取り外しのときとは取り付けと逆の手順になることに注意してください。

バッテリー交換は難しそうに思われますが、意外とあっさりできてしまいます。ポイントをつかめば専門知識がなくても取り付け可能です。

手順⑤電装品の初期化作業

バッテリーを交換している間は電装品の電力供給がなかったので、交換後は初期化作業が必要です。エンジンをかけてナビオーディオの日付や設定の初期化作業をしましょう。

なお、メモリーバックアップのアイテムを使った場合はこれらの必要はありません。

バッテリーを廃棄する

自分で新品のバッテリーを交換したら、古いバッテリーを廃棄する必要があります。

ガソリンスタンドや廃品業者に引き取ってもらえる可能性がありますが、手数料がかかると考えた方がいいでしょう。家庭のごみとして引き取ってもらえない地域が多いので捨てる手間と費用がかかることは頭に入れておきましょう。

インターネット販売では、新品バッテリーを購入すると古いバッテリーを無料回収するといったサービスを提供しているショップもあるので便利です。

カムリのバッテリーを選ぶ際の注意点3点

カムリのバッテリーを選ぶ際に注意したいポイントを3点解説していきます。適合しないバッテリーを選ばないように事前に型番のチェックをしておきましょう。

注意点①JIS規格とEN規格の違い

50系のカムリでは55D23RなどのJIS規格表記されている製品なのに対し、70系はEN規格のLN2となっています。

EN規格は国際的な自動車部品の規格で、日本車の部品も国際基準にする流れに移行しています。JIS規格製品とEN規格製品では長さや形状が異なるため両者は互換しません。必ず標準搭載のバッテリーを用意しましょう。

注意点②アイドリングストップ用の型番

アイドリングストップ搭載車と非搭載車ではバッテリーの型番が異なります。

電力をより安定的に供給できる性能を有しているのがアイドリングストップ用のバッテリーです。S55D23Rのように頭にアルファベットが付くのが型番の特徴なので、間違わないように適合バッテリーを選んでください。

注意点③互換品の型番

標準搭載バッテリーではなくサードパーティー製の互換品を選ぶときは注意が必要です。製造メーカーの公式ページや適合表を見て標準搭載の型番と照らし合わせましょう。

互換品はお得に高性能のバッテリーが手に入るというメリットがありますが、純正と比べて劣化が早い商品も見られます。メーカーの評価を確認するのも有効な手段です。

カムリのバッテリーが上がってしまう原因

車のバッテリーが消耗する原因は説明しましたが、バッテリーが上がってしまう原因は何なのでしょうか。ここからは、カムリのバッテリーが上がってしまう原因について解説していきます。

原因①電装品がを使いすぎる

カムリは、迫力あるカーオーディオ、煌びやかな装飾灯、高性能ナビなどの電装品を取り付けることが可能です。標準仕様ではなくオプションや特別仕様のアクセサリーも多く揃っています。

電装品を豪華するのはカーライフの醍醐味ですが、使いすぎたらバッテリーの消耗に影響してバッテリー上がりの原因になりかねません。バッテリー上がりがないように、特にエアコン使用時や夜間のライト点灯時は過剰に電装品を使わないよう心がけましょう。

原因②走行が少ない

車庫に長い間停めっぱなし、週末に少し運転するくらいといった低頻度の走行車はバッテリーが上がってしまうことがあります。

カムリは美しいフォルムのリッチなセダンタイプということもあり、日常利用しないオーナーも多くいます。

カムリを眺めて満足するだけではもったいないです。ダイナミックでスポーティーな走りを実走行で楽しんでください。

また、走行しないという場合でも定期的に電源を入れてエンジンをかけるようにしましょう。

原因③アイドリングが少ない

バッテリーの電力容量を保つためにはアイドリングが必要です。

エンジン始動後は電力の消費が大きいため、長めのアイドリングを行ってください。また、短距離の走行しかせずにアイドリングが少ない車はバッテリー上がりに注意が必要です。近所の迷惑にならない程度にアイドリングを定期的に行いましょう。

カムリのバッテリーが上がってしまった際の対処法

いくら気を付けていても、住んでいる環境やバッテリーの性能の問題などで、バッテリーが上がってしまうことがあります。誰でも起こりうるトラブルに備えて必要な準備をしておきましょう。

対処法①ジャンプスターター

ジャンプスターターを使えばロードサービスを呼ばずとも、自力でバッテリーを復旧させることができます。

ジャンプスターターにある電力でエンジンの始動をすることが可能で、小型で便利なアイテムです。エンジンがかかったら長めにアイドリングをするか、電装品を付けずに走行するなどしてバッテリー電力を確保しましょう。

もしものトラブルに対応できるジャンプスターターは、LEDライトがついていたりスマホの受電機能があったりと多機能な商品が揃っているので、車に携行しておくことをおすすめします。

対処法②ブースターケーブル

ブースターケーブルを持っていればバッテリー上がりに対処することができます。他の車の電力供給が必要ですが、一番手軽にトラブルに対処できるアイテムです。

ブースターケーブルをつなげる手順
1.故障車のプラス端子に赤いケーブルをつなげる
2.救援車のプラス端子に赤いケーブルをつなげる
3.救援車のマイナス端子に黒いケーブルをつなげる
4.故障車のマイナス端子か金属部に黒いケーブルをつなげる
5.5分ほど待つ
6.故障車のエンジンを始動する

バッテリー上がりは冬季によく起こりうることなので、ブースターケーブルの使い方は覚えておいた方がいいでしょう。

対処法③ロードサービスを呼ぶ

ロードサービスはバッテリーやタイヤなど車のあらゆるトラブルに対処できます。

年会員になっていれば、バッテリー上がり、パンク、キー閉じ込め、燃料切れなど無料で対応してくれます。もしものときの安心の担保にロードサービスに入っておくのも良いでしょう。

会員でなくても有料でロードサービスを呼ぶことができますが、費用負担には注意したいところです。できれば自分で対処できるような準備と知識はもっておくようにしましょう。

まとめ

車にとってバッテリーがいかに重大な要素を持っているかわかっていただけたのではないでしょうか。

高級仕様のセダン、カムリも車庫に眠らせているだけではもったいないですし、バッテリーのためにもよくありません。

2.5リットルのパワフルエンジンと低重心でスポーティな走りのカムリを、公道で軽快に走らせてみてください。定期的なメンテナンスでバッテリーの持ちは変わってくるので、愛車点検は欠かさずにカムリで快適なカーライフを楽しんでください。

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