スポーティーな見た目とデザインで世代を問わず人気があるカローラフィールダー。

広い室内空間も大きな人気を得る理由の一つです。

今回の記事では、そんなカローラフィールダーで車中泊をすることは可能なのかについてや、車中泊をする場合のオススメグッズに関してご紹介していきます。

カローラフィールダーとは?

カローラフィールダーは日本が誇るベストセラー「カローラ」の流れを汲み取り製造された、5ナンバーサイズのステーションワゴンです。21世紀にふさわしい新たな価値観を創造する車として開発され、2000年8月から販売されました。

主に商用車として利用されることが多いのですが、従来の商用車とは全く異なるイメージを持っています。商用車特有のボディーデザインから脱却し、質感の高いのびやかでヨーロピアンな落ち着いたデザインを採用しています。オーバーハングを切り詰め、室内は余裕のある高さにより優れた大容量スペースを確保しています。

視野も広いことから、様々な用途で使うことができます。元はカローラの派生車種だったカローラフィールダーですが、カローラが生産中止になったことにより、現在のメインはカローラフィールダーです。

個人よりも法人向けの需要が高い車ですが、カーゴスペースの積載量はサイズ・エクステリアから想像するよりずっと大きいものになっています。

カローラフィールダーで車中泊は可能か?

結論を言うと可能です。なぜなら、カローラフィールダーはステーションワゴンであるからです。ステーションワゴンは2BOXで車高の低いワゴン車のことを指します。トランク部分は、セダン車に比べて大幅に上部が広がっています。ステーションワゴンは通勤、送迎、買い物、レジャーといった様々なシーンで活躍できることが期待されています。

ワゴン車だと乗用車として設計されていますが、乗る人の利便性だけではなく、セダン譲りの高い走行性能と積載量を備えたステーションワゴンは車中泊向きであると言えるでしょう。

車中泊ポイント①「内装の充実度」

車中泊を検討する場合は内装が一番気になるでしょう。まず、カローラフィールダーの内装を見てみましょう。

カローラフィールダーの室内空間は大人5人乗っても余裕を持って乗ることができる広さが確保されています。それだけではなく、ラゲージスペースにはゴルフバックを最大4つ載せることもできます。

後部座席を倒すことで合計827リットルものフラットスペースを作り出すことができます。ラゲージの側面とシートサイドの下部レバーを引くだけで簡単にフラットスペースを作り出すことができます。

車中泊をする場合は居住性にも目を向ける必要があります。広くてもフラットな就寝スペースがなければ睡眠不足を引き起こしたり体のあちこちを痛めてしまい、次の日の旅行が存分に楽しめないことがあるかもしれません。

そういった欠点はあまりカローラフィールダーにみられません。あったとしても、後々紹介しますが、グッズ等で補えるので安心して就寝することができます。

車中泊ポイント②「優れた燃費性能」

車中泊となると、長距離をドライブすることになりますので、走行性や燃費は重要になります。さらに、季節によっては車内にエアコンを常時稼働させる必要があります。

春や夏はエンジンを稼働させなくても扇風機などを使い暑さ対策を行うことができます。

しかし、冬の場合は場所によっては温度がマイナスになる可能性もあります。つけっぱなしにしてしまうと、燃料はどんどん削られていってしまいます。

そこで気になるのが車の燃費です。カローラフィールダーは全タイプにアイドリングストップシステムが導入されており、燃料の持ちは良好です。

カローラフィールダーは1.5L直列4気筒ガソリン車と1.5Lエンジン+ハイブリット車がラインナップされています。ガソリン車はCVTに加えて5MTの選択も可能です。カローラフィールダーのカタログ燃費は以下の通りです。

グレード 駆動 トランスミッション 燃費(km/L)
EX 二輪駆動 CVT 19.8
5MT 17.2
四輪駆動 CVT 15.6
HYBRID EX 二輪駆動 CVT 27.8

それでは、カローラフィールダーの実燃費を見てみましょう。

グレード 駆動 トランスミッション 燃費(km/L)
EX 二輪駆動 CVT 14.6
5MT 16.5
四輪駆動 CVT 13.5
HYBRID EX 二輪駆動 CVT 22.2

※カローラフィールダーオーナーの実燃費データ収集しているサイト「e燃費」による調査データより引用車の燃費は乗る人の用途や運転の仕方によって大幅に変わってしまうため、こちらで紹介したカタログ燃費と実燃費は参考程度にしてください。

車中泊ポイント③「優れた安全性と走行性」

車中泊の旅は長時間・長距離を運転する機会が多くなります。長時間運転することになればなるほど、事故を起こしたり事故に遭う可能性も大幅に増えていきます。最近の車は安全装備が標準搭載されている場合がほとんどですが、車種やグレードによっては搭載されていない場合もあるので、ついていない場合は搭載することを検討してください。

カローラフィールダーにはToyota Sefety Sense Cが搭載されています。標準搭載されているグレードもありますが、標準搭載されていないグレードの場合必ずつけたほうが良いと言える安全装備です。

Toyota Sefety Sense とはドライバーの支援を促すものや危険を回避するために必要な支援機能です。具体的には、下記のような機能があります。

  • 「衝突被害軽減ブレーキ」
  • 「ハンドル操作アシスト・サポート」
  • 「追従ドライブ支援機能」
  • 「車線はみだしアラート」
  • 「自動ハイビーム」
  • 「標識読み取りディスプレイ」
  • 「先行車発進アラーム」
  • 「ブリクラッシュセーフティ(昼間の歩行者検知機能追加キット)」
  • 「ドライバー異常時対応」
  • 「プロアクティブドライビングアシストPDA」
  • 「緊急操舵支援アクティブ操舵機能付き」
  • 「フロントクロストラフィックアラートFCTA」
  • 「レーンチェンジアシスト」

事故に遭う可能性のある自分達を守ると同時に、少しでも事故に遭ってしまう人を減らしていけるようにしましょう。

実際にカローラフィールダーで車中泊をする場合

カローラフィールダーは後部座席を倒せば余裕を持って寝転がることができます。ただし、後部座席の裏面が若干浮いてしまい傾斜があるため完全なフルフラットにはなりません。

リアシートの裏面からランゲージスペースはしっかりとした作りになっているため、体重がかかっても問題はありません。大人二人が寝転がっても、特に問題なく寝ることができます。

車内スペース(室内の広さと荷室)は前席を最大限スライドさせることにより、前席の背もたれからラゲッジスペースの端までを200cmほどにすることができます。普通車なのにも関わらずここまでの奥行きがあるのは非常に珍しいです。身長が180cmを超える人でも余裕で足を伸ばすことができます。

ただ、先ほども言った通り、荷物の置き場や傾斜が発生していることにより若干寝づらさを感じることがあるかもしれません。

奥行:202.5cm
横幅:107cm
高さ:73.5cm

前席と後部座席には隙間があります。

後部座席を倒した際もこの隙間はうまりません。クーラーボックスやコンテナボックスなどの荷物を積めたりして隙間を埋めることができれば、2人でも足を伸ばして寝ることができます。車中泊に必要なグッズやマットは後ほど紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

車中泊をするときにあったら便利!オススメグッズ

ここでは車中泊をするときにオススメしたいグッズを紹介していきます。

車中泊用マット

これはカローラフィールダーに限った話ではありませんが、車中泊では下が硬く寝づらいといったことがあります。また、後部座席を倒してフラットにしても段差や隙間ができてしまいフルフラットにならないということもあります。

カローラフィールダーは隙間が発生するため、フルフラットにはなりません。そんなときに車中泊用のマットを下に弾くことで段差やスペースを埋めることができるため、ほぼ完全なフルフラットにすることができます。マットは車中泊用でなくても大丈夫ですが、ある程度厚みのあるものとコンパクトに収納できるものを選びましょう。

簡易網戸

車中泊で寝るときは寒くても暑くても関係なくエンジンを切りますよね。エンジンを切ると、エアコンも止まってしまうため車内の温度調整が難しくなってしまいます。そんなときに用意しておきたいのが簡易網戸です。

簡易網戸があれば、夏場に車の窓を開けても虫の侵入を防ぐことができます。また、冬に車中泊をする際は、厚みのある寝袋も用意できたら、さらに充実させることができます。

カーテン・シェード

就寝時や車内に人がいないときに勝手に車の中を覗かれるのは避けたいですよね。そんなときはカーテンやシェードが大活躍します。商品によってはUVカットなど、車内を快適にし、寝やすくする効果もあります。プライバシーの確保はもちろん遮熱効果もあるので暑さや寒さ対策にも向いています。

ポータブル電源

ポータブル電源とは持ち運びのバッテリーです。ポータブル電源を使うことにより車内でも色々な家電が利用できるようになりますし、電気ストーブや扇風機、サーキュレーターを導入することもできます。

車内は空気がこもりがちなので風の動きを発生させてあげましょう。さらにパソコンやスマートフォン、電気毛布、小型冷蔵庫など、車中泊をより便利に楽しむにはポータブル充電器が必需品です。

もちろん、車中泊以外でも利用できるので持っていて損はないと言えるでしょう。
近年、日本各地で災害が多くなっていますね。そのような場面に直面した場合自力で電力を確保しなければいけません。そんなときに備えてポータブル電源を用意しておくのも良いでしょう。

一酸化炭素チェッカー

寒冷地などでは、車中泊者による一酸化炭素中毒死が起きてしまうこともあります。エンジンをかけっぱなしにしてしまい、雪が排気口を覆うことで、車内に逆流し、一酸化炭素が充満し一酸化炭素中毒を引き起こすというものです。

起きているうちは大丈夫だと認識している人も多いですが、一酸化炭素中毒になると眠くなり意識を失います。一酸化炭素は目で見て気づくような目立った特徴がありません。ですので、一酸化炭素チェッカーを導入し最悪な事故を未然に防ぎましょう。

一酸化炭素チェッカーは一酸化炭素を検知した濃度と時間を判断して警報を鳴らしてくれます。かなり大きな音で知らせてくれるので、車内が一酸化炭素で充満される心配がなくなります。

荷物少なめの車中泊がオススメ!

カローラフィールダーは外観はあまり広さを感じられるものではありません。しかし、実際に内装を見て寝てみると十分に足を伸ばして寝ることのできるスペースがあります。1人であれば寝返りも簡単にうてるほどの広さがあります。2人でも寝られるだけの広さと余裕があります。

車中泊をする問題点としては床下収納が小さいことで収納スペースが少ないという点です。上手に収納したり自分なりの収納方があるなら大丈夫ですが、車中泊は荷物がつい多くなりがちです。カローラフィールダーでの車中泊では、荷物を減らし、少ない荷物で旅に回ることをおすすめします。

まとめ

カローラフィールダーでも車中泊はもちろん可能です。本記事で、工夫さえすれば車中泊が快適になることがわかっていただけたでしょう。

カローラフィールダーでの車中泊を検討しているという方がいましたら、おすすめグッズの購入を検討してみてください。前もってアイテムを用意できれば車中泊が楽しみにもなりますし、より素敵な車中泊を迎えることができます。

カー用品店などには、車中泊を楽しむためのアイテムがたくさん売られています。お気に入りのアイテムを見つけ、カローラフィールダーでの車中泊を楽しみましょう。