ハリアーとRAV4

近年人気が高まっているSUV。
各メーカーからさまざまなSUVがリリースされているため、どれにしようか迷っている方も多いのではないでしょうか?

トヨタ自動車でもさまざまなSUVをラインナップしており、中でもサイズ感が似ているハリアーとRAV4は、どちらを選べばよいか迷う方が多い人気の車種です。

そこで今回は、ハリアーとRAV4を徹底比較!
外観や内観、走行性能、燃費、機能などさまざまな面の違いについて、詳しく解説します。

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目次

まずはハリアーとRAV4の基本から比較!

共通のプラットフォームを持つ、トヨタ自動車のSUV「ハリアー」と「RAV4」。
ともに2021年の新車販売台数ランキングでは上位にランクインしている人気車種です。

現在販売されているハリアーは4代目(2020年発売)、RAV4が5代目(2019年発売)で、どちらもプラットフォームを共有しているほか、サイズ感やスペック、価格帯など、共通点が多いクルマです。
兄弟車とも呼ばれることの多いハリアーとRAV4について、まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。

 

ハリアーの特徴

都会向けSUVという位置付けのハリアーは、外装や内装にこだわった一台。

ラグジュアリーな車内空間で、機動性・機能性を融合した上質な走りを楽しめるハリアーは、初代ハリアーが登場した1997年から長きに渡り人気を誇っています。

ハリアーが誕生した当初から、これまでになかった新ジャンルのクルマとして、ハリアーは爆発的な売れ行きを記録し、高級SUVのパイオニア的存在となりました。
ハリアーの歴史については「ハリアーの歴史と魅力を徹底解説!賢く購入する方法もご紹介」で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

現行モデルは、2020年にフルモデルチェンジした4代目で、プラットフォームはRAV4と同じ「TNGAプラットフォーム」を採用しています。

歴代のハリアーの中でも大きなサイズである現行モデルは、低重心化したことで、クーペの流れるようなスタイリッシュなフォルムを持ちながらも、安定した乗り心地を実現。

さらに、上質なインテリアは乗る人を満足させ、都会での街乗りがより楽しくなるクルマとなっています。

 

RAV4の特徴

RAV4は、コンパクトながらもパワフルな走行性能を持つ、アウトドア向けSUVとして人気のクロスオーバーSUVです。

初代RAV4はハリアーより少し早い1994年に登場、2019年には現行モデルである5代目が発売されました。

さらに、翌2020年にはプラグインハイブリッドシステムを採用したRAV4の最上級モデルであるRAV4 PHVの販売を開始。
燃費の良さと力強い走りを楽しめる一台となっています。

RAV4がアウトドア向けといわれる理由には、高い走破性も挙げられます。
高い悪路走破性を備え、さらに重心を抑えて走行できるため、オフロードや悪路でも安心して走行できるのも魅力。
RAVの魅力については、「中古車のトヨタ「RAV4」を徹底解説!おトクな買い方や注意点は?」でも解説していますので、あわせてご覧ください。

なお、RAV4はパワートレーンと最新プラットフォームによる快適な走行性能や、ラゲッジスペースの広さなど使い勝手が良好な点などが評価され、「日本カー・オブ・ザ・イヤー2019-2020」を受賞していますよ。

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ハリアーとRAV4の違いをさらに詳しくチェック!

車種によってサイズや性能が異なるため、クルマを選ぶ際にはスペックなどをしっかり比較して検討することが大切です。
ハリアーとRAV4の現行モデルで、基本スペックや駆動方式、外観・室内を比較してみましょう。

 

スペック

ハリアーとRAV4の各サイズなど基本スペックについてご紹介します。
ハリアーとrav4のスペック

ハリアーとRAV4のボディサイズはほぼ同じですが、全長についてはハリアーが140mm上回っており、車体のスマートな曲線ラインもあいまって、ややハリアーの方が縦に長い印象を受けるかもしれません。
室内高はどちらの車種も1,200mm以上あるので、大人の男性が乗っても頭上に十分のゆとりがあり、快適に過ごせます。
ハリアーのサイズについては、「購入前に知りたいハリアーのサイズ【高さ・長さ・横幅】」でもご紹介しています。

 

駆動方式

ハリアーとRAV4は、どちらも2WDと4WDの仕様をラインナップしています。
しかし、都市型SUVのハリアーと、アウトドアSUVのRAV4というコンセプトの違いは、駆動方式とグレード構成に現れています。

 

ハリアーの駆動方式

ハリアーでは、ガソリン車とハイブリッド車ともに、すべてのグレードで2WDと4WDを揃えています。

4WDは前輪駆動と4輪駆動の状態を自動的に電子制御するダイナミックトルクコントロール4WDを搭載し、車両の状態にあわせて最適なトルクを後輪に配分します。

 

RAV4の駆動方式

RAV4では、2WDと4WDを揃えているものの、主要グレードのほとんどが4WD仕様のみの設定となっています。

RAV4の4WDは、トヨタ自動車がRAV4のために開発したダイナミックトルクベクタリングAWDを採用。
前輪だけではなく左右の後輪にトルク配分ができるため、カーブを曲がる際も車両を安定した状態に保つことができます。

高い走破性を維持できるので、悪路での走行を重視する方にはぴったりな一台と言えるでしょう。

 

外観

サイズ感はほぼ同じながらも、プロポーションがまったく異なるハリアーとRAV4。
ボディデザインの特徴をそれぞれ見ていきましょう。

 

ハリアーの外観

滑らかで曲線的なティアドロップ形状が特徴的なハリアー。
なだらかな流線形のプロポーションながらも、リヤに向かってシャープになる、強い動感を表現したデザインになっています。

フロントにはシャープなヘッドライトを採用。
2本のL字ラインが、上質な光を放ち、精悍な目元を演出します。

さらに、横一文字に光るリアのテールランプとストップランプは個性的で、思わず目を奪われるような存在感を放っています。

カラーバリエーションは、以下の通りです。

  • ブラック(Z“Leather Package” /Z(ハイブリッド車・ガソリン車)/G/S)
  • センシュアルレッドマイカ(Z“Leather Package” /Z/G/S)
  • ダークブルーマイカ(Z“Leather Package” /Z(ハイブリッド車・ガソリン車)/G/S)
  • プレシャスブラックパール(Z“Leather Package” /Z/G/S)
  • スレートグレーメタリック(Z“Leather Package” /Z(ハイブリッド車・ガソリン車)/G/S)
  • スティールブロンドメタリック(Z“Leather Package” /Z(ハイブリッド車・ガソリン車)/G/S)
  • グレーメタリック(Z(PHEV車)専用色)
  • プラチナホワイトパールマイカ(Z“Leather Package” /Z/G/S)

※プレシャスブラックパール、センシュアルレッドマイカ、プラチナホワイトパールマイカはメーカーオプションとなります。

落ち着きのあるシックで上品なカラーが多く、どのカラーも上質な街乗りにぴったりな高級感があります。

 

RAV4の外観

力強さを感じさせるゴツゴツとした無骨なデザインのRAV4。

アウトドアSUVと言われるように、本格的なクロカン車のようなアクティブな印象のボディデザインになっています。
フロントに専用のグリル、フォグランプベゼル、フロントバンパーを搭載し、力強さと洗練さをあわせ持つその外観は、オフロードにもよく合うでしょう。

なお、RAV4は豊富なカラーバリエーションも評判です。
単色と、2トーンの2パターンがあります。

【単色】

  • アティチュードブラックマイカ(Adventure/G”Z package”/G/X/Z)
  • センシュアルレッドマイカ(Adventure/G”Z package”/G/X/Z)
  • ダークブルーマイカ(G”Z package”/G/X)
  • アーバンカーキ(Adventure)
  • グレーメタリック(Adventure/G”Z package”/G/X/Z)
  • シルバーメタリック(G”Z package”/G/X)
  • プラチナホワイトパールマイカ(G”Z package”/G/X)
  • エモーショナルレッドⅡ(Z)

※プラチナホワイトパールマイカ、センシュアルレッドマイカ、エモーショナルレッドⅡはメーカーオプションとなります。

【2トーン】

  • アッシュグレーメタリック×アーバンカーキ(Adventure)
  • アッシュグレーメタリック ×グレイッシュブルー(Adventure)
  • アティチュードブラックマイカ×グレーメタリック(Z)
  • アティチュードブラックマイカ ×プラチナホワイトパールマイカ(Z)
  • アティチュードブラックマイカ〈218〉 ×エモーショナルレッドⅡ(Z)

※2トーンカラーはすべてメーカーオプションとなります。

選べるカラーが豊富だと、よりライフスタイルにあった、とっておきの一台が見つかりそうですね。

 

室内

快適な乗り心地を叶えるには、室内空間も重要です。
インテリアや荷室など室内についてご紹介します。

 

ハリアーの室内

ハリアーの室内は、まるで書斎のような大人の空間が広がっています。
乗員を包み込むような安心感のあるシートは、高級サルーンのような乗り心地を実現。
ラグジュアリーなデザインはもちろん、触り心地の良いレザー調素材やウッド調のインテリアなどを採用し、細部までこだわりが感じられます。

さらに、荷室はゴルフバッグを3個収納できる、広くてフラットなスペース。
スライド式のデッキボックスを採用することで、デッキボードの下にも簡単に収納できますよ。

また、リヤ席の両側をフラットに収納できるフォールダウン状態にしたり、片側だけをフォールダウン状態にしたりと、シートアレンジも自在。
乗員の人数や荷物にあわせてさまざまなスタイルに変化できます。

そのほか、冬のドライブも快適に過ごせる「ステアリングヒーター」や、上からやわらかな光が射し込む「調光パノラマルーフ」、スマートフォンなどをワイヤレス充電できる「おくだけ充電」など、うれしい機能が満載の一台です。

 

RAV4の室内

RAV4の室内は、運転操作性が考え抜かれています。

インストルメントパネルを低くして、さらにワイパーを室内から見えないように設計することで、前方視界を確保。
さらに、リヤクォーターガラスを拡大することで、斜め後方の視界の良さも叶えました。

ドライバーにとって重要なシートは、快適温熱シートを採用。
疲れやすい肩や腰を温めてくれるので、長時間のドライブや悪路の運転でも快適に運転できるでしょう。

また、RAV4の特徴ともいえるのが、大容量の荷室。
容量は580Lとクラストップレベルのサイズを誇り、ゴルフバッグであれば4個も収納が可能ですので、キャンプなどアウトドアにもおすすめの車種です。

そのほか、ハリアーと同じく「ステアリングヒーター」や「おくだけ充電」などさまざまな機能を搭載。

上から光が射し込む「パノラマムーンルーフ」はチルト&スライド電動で、電動サンシェードが直射日光をしっかりガードしてくれます。
挟み込み防止機能付きなので、ファミリーユーザーにも安心です。

ハリアーとRAV4の走行性能・安全性能は?

クルマを選ぶうえで欠かせないのが、走行性能と安全性能。
自分に合ったクルマを選ぶためにも、しっかり比較していきましょう。

 

走行性能・燃費性能

まずは走行性能について、それぞれ見ていきましょう。
ハリアーとrav4の燃費

ハリアーの走行性能

高出力モーターが力強い加速性能と静粛性を両立。
高容量出力リチウムイオンバッテリーはさらにEV走行性能を高め、乗り心地の良さと操縦安定性を叶えました。

排気量、最高出力、最大トルク、燃費性能すべてにおいて、ガソリン車よりもハイブリッド車のほうが上回っています。
燃費性能も優れ、エコドライブが可能です。

 

RAV4の走行性能

RAV4は、ガソリン車は2.0L直列4気筒エンジンを、ハイブリッド車には2.5Lハイブリッドシステムを搭載。
どちらも優れた動力性能を持ち、悪路や雪道でも走り抜く圧倒的なパワーを備えています。

さらに、従来のCVTに発進用ギアを追加したことで、力強い走りと低燃費を実現しました。
10速シーケンシャルシフトマチックやSPORTモードなどを備え、スポーティな走りを楽しむことができるのも、RAV4ならではの魅力と言えるでしょう。

 

安全性能

日々安心して運転を楽しむには、安全性能は必要不可欠。
ハリアーとRAV4にはさまざまな最新の安全性能が備わっています。
先進安全装備については、基本的にはほぼ同じです。

ハリアーとRAV4どちらでも備えているのが、ミリ波レーダーと単眼カメラで車両、歩行者、自転車運転者などを検知する「プリクラッシュセーフティ」。
衝突の危険を未然に回避したり、被害を軽減したりすることができるこの機能があれば、ドライバーは昼夜ともに安心して運転に集中できるでしょう。

このほかにも、高速道路や自動車専用道路を走行中に車線中央の走行をサポートする「レーダークルーズコントロール」や、先行車や対向車のライトを自動で認識してヘッドライトの向きを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」などを、ともに備えています。

なお、ハリアーのみに搭載されている機能としては、ハイビームの光が先行車や対向車に当たらないように一部の光を遮る「アダプティブハイビームシステム」や、ITS専用周波数で通信して安全運転をサポートする「ITS Connect」があります。

ハリアーとRAV4、選ぶならどっち?

異なる魅力を持つハリアーとRAV4。
車種を選ぶ際には、何を重視するか、クルマで何を楽しみたいか、などをもとに選ぶのがおすすめです。

 

高級感を重視する人

外観や室内のデザインの高級感を重視する方には、ハリアーがおすすめです。

ハリアーは、ほかにはない都市的なデザインが魅力のSUV。
フォーマルな場にもふさわしいラグジュアリーな雰囲気もあわせ持っています。

クーペのような外観デザインや、リッチな本革シート素材などの上質な空間はもちろん、カップホルダーやパイピングオーナメントなど、1つひとつのデザインにこだわりをもち、特別な空間に仕上がっています。

 

アウトドアを楽しみたい人

アウトドアなどレジャーを楽しみたい人はRAV4がおすすめです。

RAV4はハリアーにくらべて室内長や室内高が長く、高く設計されており、後部座席も広々としているので、家族で長距離ドライブにでかけるときも快適に過ごすことができますよ。
荷物もたっぷり積めるので、荷物が多くなりがちなアウトドアレジャーにも最適です。

フロントやリアに設置されているカップホルダーや充電用USB端子など、便利な機能が搭載されているので、いざというときにも非常に便利です。
なお、RAV4にはいくつかのグレードがありますが、アウトドア好きの方には「アドベンチャー」がとくにおすすめです。

高い走破性と操縦安定性のほか、アウトドアギアをイメージしたフロントマスクはカジュアル感があり、よりアウトドアやレジャーを楽しいひとときに彩ってくれるでしょう。

まとめ

ここ数年、一気に人気が高まっているSUV。
中でもトヨタ自動車のSUV「ハリアー」と「RAV4」は、ともに2021年の新車販売台数ランキングでは上位にランクインしている人気車種です。
どちらもプラットフォームを共有しているほか、サイズ感やスペック、価格帯など、共通点が多い2つのクルマ。

しかし、ラグジュアリーな車内空間で、機動性・機能性を融合した上質な走りを楽しめる都会向けSUVのハリアーと、コンパクトながらもパワフルな走行性能を持つ、アウトドア向けSUVのRAV4というように、コンセプトが大きく異なります。

そのため、クルマを選ぶ際には何を重視するか、クルマで何を楽しみたいかなどを考えると、検討しやすくなりますよ!

 

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