トヨタが販売しているLLクラスのミニバン「ヴェルファイア」。
迫力のある外観や、贅沢な室内空間が魅力のヴェルファイアは、快適な乗り心地と静粛性も兼ね備え、2015年のデビュー当初から人気があるクルマです。
クルマを選ぶ際に気になるのが乗車人数。
特にヴェルファイアを検討している方は、大人数の乗車や大量の荷物の積み込みなどを予定している方も多いと思いますので、気になるポイントではないでしょうか。
そこで今回は、ヴェルファイアが何人乗りなのかを解説!
ヴェルファイアのスペックやシートアレンジ、荷室の広さなどをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
ヴェルファイアは何人乗り?
トヨタ自動車が誇るミニバン「ヴェルファイア」。
迫力のある外観と贅沢な室内空間を備えるヴェルファイアは、高級感がありながらも車内の快適性が高いため、ファミリー層からも人気が高いクルマです。
広々とした荷室があり、荷物をたっぷり積み込むことができるので、キャンプなどアクティブに活動する方からも支持を得ています。
ヴェルファイアは現在、特別仕様車「GOLDEN EYESIII」のみを展開しています。
現行モデルの乗車人数は、すべて7人乗りです。
※2023年4月現在
※価格は税込
ボディサイズなどのスペックは次の通りです。
ヴェルファイアは、大型のミニバンでサイズも非常に大きいクルマです。
グレードによって多少の違いはありますが、サイズはほぼ同じと思って良いでしょう。
ヴェルファイアのグレードやサイズについては下記コラムでも解説していますので、あわせてご覧ください。
ヴェルファイアのグレードとその特徴をご紹介!
購入前に知りたいヴェルファイアのサイズ【高さ・長さ・横幅】
ヴェルファイアの特徴
ヴェルファイアの特徴や魅力について見ていきましょう。
外観
「クール・テック・モダン」をテーマにしているヴェルファイアは、クールなエクステリアが印象的な一台。
ダイナミックなデザインのエアロボディと、大型のヘッドランプを兼ね備えています。
エアロボディのフロントバンパーは、ナンバープレート部分を囲む大型ロワーグリルに大型サイドグリルを搭載するなど、そのクールな姿が幅広い世代から支持されています。
ボディカラーは、「ホワイトパールクリスタルシャイン」と「ブラック」の2種類をラインナップしていますよ。
走行性能
ヴェルファイアは、ハイブリッド車とガソリン車の2種類をラインナップ。
ハイブリッド車は、2.5L 2AR-FXEエンジンを採用しています。
総排気量2.493L、燃料消費率がWLTCモードで14.8km/Lと、燃費が悪いといわれがちなミニバンの中でも、低燃費を実現しました。
さらに、優れた環境性能やスムーズな走り、高い静粛性を叶え、どんなシーンでも快適なドライブを楽しむことができます。
また、ガソリン車では優れたトルクと熱効率の高い2.5L 2AR-FE Dual VVT-iエンジンを搭載。
燃料消費率は、WLTCモードで、2WD・4WDともに10.6km/L。
低速からの力強い加速と、卓越した低燃費を両立しています。
さらに、ヴェルファイアは上質な乗り心地もポイント。
ダブルウィッシュボーンリヤサスペンションとショックアブソーバーの減衰力を適正化するバルブを採用することで、広い室内空間ながらも乗り心地の良さと操縦安定性を確保しました。
安全性能
ヴェルファイアではトヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備。
ぶつからないをサポートする「プリクラッシュセーフティ」や、高速道路のクルージングをサポートする「レーントレーシングアシスト」、ついていくをサポートする「レーダークルーズコントロール」などが代表的な機能です。
また、夜間の見やすさをサポートする「アダプティブハイビームシステム」、ハイビームとロービームを自動で切り替えて歩行者の早期発見を促す「オートマチックハイビーム」、標識の見逃し防止をサポートする「ロードサインアシスト」などの先進機能がドライバーをサポートします。
さらに、駐車場などでの低速走行時に壁や車両を検知する「パーキングサポートブレーキ」や、後方から接近してくる車両を検知する「ブラインドスポットモニター」など、幅広い安全技術を装備し、昼夜問わずあらゆるシーンにおいて安全性を確保します。
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ヴェルファイアの7人乗り・8人乗りのシート・荷室は?
ヴェルファイアの現行モデル「GOLDEN EYESIII」はすべてのグレードにおいて7人乗りです。
しかし、過去に販売したモデルでは、実は8人乗りのタイプもあるのです!
今回は、現行モデルで7人乗りの「GOLDEN EYESIII」と、過去モデルで8人乗りの「X」のシート構造やアレンジ方法、荷室の広さについて比較していきます(ともにガソリン 2WD)。
まずは、それぞれの室内のスペックについて見ていきましょう。
7人乗りの「GOLDEN EYESIII」と8人乗りの「X」は、乗車人数は違うものの、室内の広さは全く同じです。
ヴェルファイアの7人乗り・8人乗りのシートアレンジを比較
ヴェルファイアの7人乗りと8人乗りのシートアレンジについて、それぞれご紹介します。
ヴェルファイアの7人乗りのシートアレンジ
7人乗りの「GOLDEN EYESIII」のシート表皮は、ブランノーブ®️II[パーフォレーション]+合成皮革を採用。
7人乗りタイプは3列シートで、3列目シートは左右両サイドに簡単に跳ね上げて格納できる5:5分割スペースアップシートとなっています。
以下のようなシートアレンジができます。
【リヤシートフラットモード】
リヤシートをフルフラットに倒すことで、ちょっとした休憩や子どものお昼寝にぴったりな空間が生まれます。
【フロント・セカンドフルフラットモード】
すべてのシートを倒してフラットな状態にすることもできます。
車中泊をする際にもおすすめのシートアレンジです。
ヴェルファイアで快適に車中泊を行う方法については「ヴェルファイアで車中泊はできる?実施の場合の方法やおすすめグッズとは?」で詳しく解説していますので、こちらもチェックしてくださいね。
【スーパーリラックスモード】
リラックスキャプテンシートのみ可能なアレンジ。
2列目シートを最大限まで後方にスライドすることで、2列目に乗車しているゲストにリラックス空間が生まれます。
【4人乗車+荷室モード】
3列目シートを左右両サイドに跳ね上げて荷室を確保。
3列目を収納するだけでも十分なラゲージスペースを得られます。
【最大積載モード】
3列目シートを左右両サイドに跳ね上げ、さらに2列目を前方にスライドすることで、荷室部分に最大2,025mmの奥行きが生まれます。
ヴェルファイアの8人乗りのシートアレンジ
8人乗りの「X」のシート表皮は、ファブリックを採用。
8人乗りタイプも7人乗りと同じく、3列目シートは左右両サイドに簡単に跳ね上げて格納できる5:5分割スペースアップシートを採用。
さらに、2列目は6:4分割チップアップシートの快適なベンチシートとなっており、3人がゆとりを持って座れるようになっています。
以下のようなシートアレンジができます。
【リヤシートフラットモード】
リヤシートをフルフラットに倒すことで、リラックス空間が生まれます。
8人乗り2列目がベンチシートのため、7人乗りよりもフラットな状態にすることが可能です。
【フロント・セカンドフルフラットモード】
1列目と2列目のシートを倒してフラットな状態にすることもできます。
車中泊におすすめのシートアレンジです。
【5人乗車+荷室モード】
3列目シートを左右両サイドに跳ね上げることで、たっぷりとラゲージスペースを確保。
8人乗りのヴェルファイアでは、2列目に3人乗車できるので、荷室を確保したいときでも最大5人まで乗車が可能です。
【最大積載モード】
荷物を大量に積みたいときにおすすめのシートアレンジ。
3列目シートを左右両サイドに跳ね上げ、さらに2列目を前方にスライドすることで、最大限のラゲージスペースが生まれます。
ヴェルファイアの7人乗り・8人乗りのメリットデメリットは?選び方も
ここまで7人乗り・8人乗りのヴェルファイアの特徴を解説してきましたが、「結局どちらを選べば良いの?」と、悩む方も多いでしょう。
どちらのクルマを選ぶべきなのかは、家族構成やライフスタイル、クルマを使う目的によって異なります。
7人乗り・8人乗りのヴェルファイアのそれぞれのメリット・デメリットとおすすめの人を紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
7人乗りヴェルファイアのメリット・デメリット
7人乗りヴェルファイアのメリットは、なんといってもゆとりのある2列目シート。
2列目シートは最大830mmの超ロングスライドが可能なリラックスキャプテンシートを完備。
簡単なレバー操作だけでシートをスライドすることができ、ゆったりと脚を伸ばしてくつろげる広々としたリラックス空間が生まれます。
マニュアルオットマンや無段階調整が可能な回転式アームレストも魅力です。
また、3列目シートは5:5分割スペースアップサードシートを採用。
簡単に両サイドへ跳ね上げて格納できるので、乗車人数や荷物の量などにあわせて、フレキシブルに対応できますよ。
一方、7人乗りのデメリットは価格でしょう。
8人乗りのヴェルファイアは中古車でのみ取り扱っていますが、新車のメーカー希望小売価格で比較した場合、次の価格となっています。
- 7人乗り「GOLDEN EYESIII」:4,306,000円
- 8人乗りの「X」:3,520,000円
※ともにガソリン 2WD、税込価格
7人乗りの「GOLDEN EYESIII」は特別仕様車ということもありますが、さまざまな専用装備品や複雑な機構の装備品などを搭載していることもあり、価格が8人乗り「X」と比較すると高いです。
また、もう一つのデメリットは、2列目シートをフラットな状態にしても、真ん中に隙間ができてしまうということ。
車中泊などフラットな状態にする機会が多い場合は、隙間を埋めるなどの対応策を検討する必要があるでしょう。
8人乗りヴェルファイアのメリット・デメリット
8人乗りヴェルファイアのメリットは、2列目に搭載している6:4分割チップアップシート。
チップアップ機構によりワンタッチで座面が跳ね上がるので、簡単に広々としたラゲージスーペースを確保できます。
2列目シートを前方にスライドすれば、3列目への乗り込みも楽ちんです。
また、2列目はベンチシートになっているので、1列目と2列目を倒してフラットな状態にしたときに、隙間が気になることはありません。
車中泊をする方も快適に過ごせるでしょう。
一方、8人乗りヴェルファイアのデメリットは、シートアレンジが少ないこと。
2列目がベンチシートのため、シートアレンジは7人乗りに比べると少ないです。
また、8人乗りヴェルファイアは2023年現在、中古車のみの取り扱いのため、新車で購入したいという方は選ぶことができません。
ヴェルファイアのおすすめ乗車人数と選び方
7人乗りと8人乗りのヴェルファイアでどちらが良いか迷ったら、乗車人数に合わせて選ぶというのも一つの方法です。
乗車人数別におすすめのヴェルファイアをご紹介します。
3〜4人で乗ることが多い場合
子どもを含めた4人家族や、仲間と少人数で出かける機会が多いという場合は、7人乗りのヴェルファイアがおすすめです。
7人乗りは2列目シートが独立しているので、パーソナルスペースをしっかり確保でき、一人ひとりがゆったりと過ごすことができます。
また、乗車人数が4人までであれば、3列目をすべて跳ね上げて荷室を確保できるので、キャンプなど荷物が多いおでかけの際も快適です。
5人以上で乗ることが多い場合
家族の人数が多いなど5人以上で乗車する機会が多いのであれば、8人乗りのヴェルファイアがおすすめ。
8人乗りヴェルファイアの2列目シートはワンタッチで座面を跳ね上げることができるので、3列目へ楽々乗り込むことができますよ。
5人以上で乗車する場合は、3列目シートに乗り込む機会も増えるので、ストレスなく乗車できる点は大きなポイントといえます。
ヴェルファイア以外で7人乗り・8人乗りのミニバンは?
ヴェルファイアは、中古車も含めると大人数の利用にもぴったりな7人乗りと8人乗りがあります。
トヨタでは、ほかにも下記のミニバンで7人乗りまたは8人乗りをラインナップしています。
- アルファード(7人乗り・8人乗り)
- ヴォクシー(7人乗り・8人乗り)
- グランエース(6人乗り・8人乗り)
- シエンタ(5人乗り・7人乗り)
- ノア(7人乗り・8人乗り)
それぞれのクルマの特徴についてご紹介します。
アルファード
アルファードはヴェルファイアと共通の基本構造を持つ兄弟車。
外観はインパクトのあるフロントグリルを装備し、縦ラインを基調とした重厚感のあるメッキ加工を施しています。
乗車人数は7人乗りと8人乗りがあり、グレードによって異なります。
【7人乗り】
- S“TYPE GOLDⅢ”(ガソリン 2WD/ハイブリッド 4WD)
- Executive Lounge(ガソリン 2WD・4WD/ハイブリッド 4WD)
- Executive Lounge S(ガソリン 2WD・4WD/ハイブリッド 4WD)
- GF(ガソリン 2WD・4WD)
- G“F パッケージ”(ハイブリッド 4WD)
- SR“C パッケージ”(ハイブリッド 4WD)
- X(ハイブリッド 4WD)
- SC(ガソリン 2WD・4WD)
- S“C パッケージ”(ガソリン 2WD・4WD)
- S(ガソリン 2WD・4WD)
- S“TYPE GOLD III”(ハイブリッド 4WD)
【8人乗り】
- X(ガソリン 2WD・4WD/ハイブリッド 4WD)
- S(ガソリン 2WD・4WD)
ヴォクシー
ヴェルファイアよりもひと回り小さいミニバン。
プラットフォームにTNGAのGA-Cを採用した独創的でスタイリッシュな外観は、厚みのあるスクエアなロアと、アッパーの曲線が生み出すコントラストが印象的です。
乗車人数は7人乗りと8人乗りがあり、グレードによって異なります。
【7人乗り】
- S-Z(ガソリン2WD・4WD/ハイブリッド 2WD・4WD)
- S-G(ガソリン2WD・4WD/ハイブリッド 2WD・4WD)
【8人乗り】
- S-G(ガソリン2WD・4WD/ハイブリッド 2WD)
グランエース
海外仕様のハイエースをベースにした、フルサイズのミニバン。
圧倒的な存在感と迫力のあるフロントデザインが特徴的な、存在感のあるクルマです。
乗車人数は6人乗りと8人乗りがあり、グレードによって異なります。
【6人乗り】
- Premium(ディーゼル2WD)
【8人乗り】
- G(ディーゼル2WD)
シエンタ
「ユニバーサルでクールなトヨタ最小ミニバン」がコンセプト。
ミニバンながらも狭い道路など街乗りにも便利なので、子育て世代にも人気のクルマです。
乗車人数は5人乗りと7人乗りがあります。
【5人乗り】
- Z(ガソリン2WD/ハイブリッド 2WD・4WD)
- G(ガソリン2WD/ハイブリッド 2WD・4WD)
- X(ガソリン2WD/ハイブリッド 2WD・4WD)
【7人乗り】
- Z(ガソリン2WD/ハイブリッド 2WD・4WD)
- G(ガソリン2WD/ハイブリッド 2WD・4WD)
- X(ガソリン2WD/ハイブリッド 2WD・4WD)
ノア
落ち着いた雰囲気が魅力のノアは、子どもがいるファミリーに人気のミニバンです。
人も荷物もたくさん載せられるので、キャンプなどアウトドア好きの方からの支持も高いですよ。
乗車人数は7人乗りと8人乗りがあり、グレードによって異なります。
【7人乗り】
- S-Z(ガソリン2WD・4WD/ハイブリッド2WD・4WD)
- Z(ガソリン2WD・4WD/ハイブリッド2WD・4WD)
- S-G(ガソリン2WD・4WD/ハイブリッド2WD・4WD)
- G(ガソリン2WD・4WD/ハイブリッド2WD・4WD)
- X(ガソリン2WD・4WD/ハイブリッド2WD・4WD)
【8人乗り】
- S-G(ガソリン2WD・4WD/ハイブリッド2WD)
- G(ガソリン2WD・4WD/ハイブリッド2WD)
- X(ガソリン2WD・4WD/ハイブリッド2WD)
まとめ
トヨタ自動車が誇るミニバン「ヴェルファイア」は、迫力のある外観と贅沢な室内空間が魅力。
ファミリー層からも人気が高いクルマです。
ヴェルファイアの現行モデル「GOLDEN EYESIII」はすべてのグレードにおいて7人乗りですが、過去に販売したモデルでは8人乗りのタイプもラインナップ。
7人乗りと8人乗りはボディサイズや室内サイズはほぼ同じながらも、シートの配置とデザインが異なります。
運転する目的や乗車人数などにあわせて、ぴったりの一台を選んでくださいね。
8人乗りのヴェルファイアは現行モデルではラインナップしていませんが、中古車なら購入が可能です!
正規ディーラーウエインズトヨタ神奈川がお届けする安心・簡単なクルマの個人売買サービス「モビリコ」では、ヴェルファイアをはじめさまざまな中古車をご用意しています。
★ヴェルファイアの中古車一覧
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中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
- モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
- 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。