マークXは、走り出しの爽快感や安全性が魅力のスポーティセダンです。

トヨタ自動車から2004年11月に販売が開始され、2019年12月まで販売されていました。

中古車として今でも根強い人気がある理由は、カスタムして楽しみたい人がいるから。

今回は、マークXのおすすめカスタムや基本スペック、燃費性能や価格面の情報を詳しく解説します。

カスタム車を手に入れたい人や、高級セダンに憧れがある人、マークXのカスタムを検討している人はぜひ参考にしてください。

マークXのカスタム事例3選

 

ここからはマークXのカスタム事例を3つ紹介します。

マークXのカスタム事例

• ローダウン｜見た目が一瞬で変化
• シートカバー｜内装のイメージを一新
• マフラー｜エンジン音を変えたい人におすすめ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ローダウン｜見た目が一瞬で変化

セダン車のカスタムで特に人気なのが、ローダウンです。

ローダウンとは、名前のとおり車高を下げるカスタムのこと。

見た目が一気に変化することから、カスタムによる変化を感じたい人に向いています。

ローダウンに利用する道具は、エアーサスペンション（エアサス）やダウンサス、車高調です。

道具によって調整できる高さや価格が異なるため、事前に必要な情報を集めた上でツールを購入してください。

シートカバー｜内装のイメージを一新

カスタムは外装などの外の人に見える箇所だけでなく、内装にも装備できます。

内装のイメージを一新したい人におすすめなのは、シートカバーです。

シートカバーはスポーツカー使用のスポーティ素材やファブリック、シートカラーのアクセントなどアレンジが豊富です。

専門店に注文して、オーダーメイドのシートカバーを作ることもできます。

まずは既存のシートカバーから気になるものを探してみてください。

マフラー｜エンジン音を変えたい人におすすめ

マフラーは、運転時のエンジン音を変えたい人におすすめのカスタムです。

カスタムパーツとしてマフラーを設置するメリットは、排気効率の向上です。

標準装備されているマフラーと比較すると、カスタムパーツとしてのマフラーは管の径が太いという特徴があります。

管が太いことで排気ガスの流速が速くなり、一定時間により多くの排ガスを放出できることから、エンジンのパワーアップにつながります。

マフラーを設置する際に注意すべき点は、購入するマフラーを設置して公道でも利用できるかどうか。

2010年4月以降に生産されたクルマは、事前認証制度を取得したマフラーしか公道で使用できないというルールがある点を確認しておきましょう。

マークXの基本スペックや燃費性能を解説

ここからは、マークXの基本スペックや燃費性能を解説します。

マークXの基本情報

• マークXの基本スペック
• マークXの燃費性能

カスタムしたいけれど、そもそもマークXって何？と思っている人はぜひ参考にしてください。

マークXの基本スペック

マークXの基本スペックは以下のとおりです。

	3.5L	2.5L
駆動	2WD	2WD				4WD
グレード	350RDS	250RDS	250S	250G	“F package”	250S Four	250G Four	“F package”
全長（mm）	4,770	4,770
全幅（mm）	1,795	1,795
全高（mm）	1,435	1,435				1,445
室内長（mm）	1,975	1,975
室内幅（mm）	1,500	1,500
室内高（mm）	1,170	1,170
最低地上高（mm）	155	155				150
最小回転半径（m）	5.2	5.2				5.4

引用：[トヨタ自動車]

ボディサイズの比較として、以下の2つの車種とマークXのボディサイズを比較してみました。

ブランド	トヨタ	トヨタ	日産
車種	マークX	カムリ	スカイライン
全長（mm）	4,770	4,885〜4,910	4,810
全幅（mm）	1,795	1,840	1,820
全高（mm）	1,435〜1,445	1,445〜1,455	1,440
室内長（mm）	1,975	2,010	2,070
室内幅（mm）	1,500	1,535	1,480
室内高（mm）	1,170	1,185	1,185

引用：[トヨタ自動車],[日産]

ボディサイズを比較すると、マークXはスカイラインやカムリよりはやや小さいボディサイズ、室内サイズを持っていることがわかります。

実際に試乗などで乗り心地を試してみるのが一番ですが、サイズ感などを把握したい人はぜひ参考にしてください。

マークXの燃費性能

次にマークXの燃費性能について解説します。

マークXのカタログ燃費は以下のとおりです。

	3.5L	2.5L
グレード	350RDS	250RDS 250S 250G “F package”	250S Four 250G Four “F package”
燃費性能（JC08モード）（km/L）	10.0	11.8	10.6

引用：[トヨタ自動車]

カタログ燃費を比較すると、マークXのグレード間ではそれほど燃費性能に違いはないことが分かります。

カタログ燃費は実際の道路状況が反映されていないことが多く、実際に運転する時よりも高い数値になることがほとんどです。

実際に運転した時のデータを知りたい人は、実燃費を確認してみてください。

マークXの当時の新車価格を解説

マークXは2019年12月に生産終了しています。

現在マークXを購入するには中古車から探す必要がありますが、当時の新車価格を知っておくことで金額の目安を把握できるかもしれません。

マークXの当時の新車価格をまとめました。

グレード	駆動	新車価格（税込）
250G Fパッケージ	FR	2,706,000円
250G Four Fパッケージ	フルタイム4WD	2,955,700円
250G	FR	2,970,000円
250G Four	フルタイム4WD	3,219,700円
250S	FR	3,267,000円
250S Four	フルタイム4WD	3,516,700円
250RDS	FR	3,498,000円
250S GRスポーツ	FR	3,879,700円
350RDS	FR	3,921,500円
350RDS GRスポーツ	FR	4,510,000円
250S ファイナルエディション	FR	3,393,500円
250S Fourファイナルエディション	フルタイム4WD	3,554,100円

引用：[トヨタ自動車]

マークXの価格帯は270〜450万円とグレードによって差があります。

中古車を購入する場合は、グレードごとの新車価格はいくらだったかを確認した上で、年式や走行距離などの条件を踏まえてお得かどうかを判断しましょう。

マークXの中古車価格を解説

マークXの中古車価格は以下のとおりです。

	中古車平均価格	中古車価格帯
グーネット	123.2万円	12〜678万円
カーセンサー	126万円	33.9～678万円

引用：[グーネット],[カーセンサー]（2024年1月17日時点）

データを見ると、マークXの中古車平均価格は120万円ほど。

車によっては12万円から購入できることから、予算に合わせて車を探せるでしょう。

マークXのカスタム装備された中古車購入も選択肢の一つ

マークXのカスタム車を探している人は、すでにカスタムパーツが装備されている中古車を検討してみるのもおすすめです。

なぜなら、中古車でマークXの標準グレードを購入したとしても追加でカスタムパーツを購入する必要があるため、予算が思ったよりもかかる可能性があるからです。

すでにカスタムされている車を見つけたら、予算を抑えてお気に入りの車を手に入れられます。

カスタムパーツを探す手間を省きたい人、人気のカスタムパーツを狙っている人は、中古車を探す時点でカスタム内容を比較してみてください。

マークXに関するよくある質問

ここではマークXに関するよくある質問をまとめました。

マークXに関するよくある質問

• マークXのモデリスタパーツは現在も販売されていますか？
• マークXは高級車ですか？

それぞれ詳しく回答していきます。

マークXのモデリスタパーツは現在も販売されていますか？

マークXのモデリスタパーツは、2019年12月末に販売を終了しています。

販売当時の主なカスタマイズ内容と費用をまとめました。

カスタムパーツ名	価格
MODELLISTA エアロキット（フロントスポイラー＋サイドスカート＋リヤスカートのセット）	素地：115,560円 塗装済：141,480円
フロントスポイラー	素地：46,440円 塗装済：51,840円
サイドスカート	素地：41,040円 塗装済：51,840円
リヤスカート	素地：41,040円 塗装済：54,000円
ミラーガーニッシュ（メッキ）	16,200円
スタイリッシュモール（メッキ）	36,720円

引用：[モデリスタ]（2024年1月17日時点）

さらにマークXのコンプリートカーとして、以下2種類も販売されていました。

• +Mスーパーチャージャー
• ヴェルティガ

コンプリートカー、カスタムパーツは既に販売が終了しているため、中古車で探してみると良いでしょう。

マークXは高級車ですか？

マークXはセダン車の中でも上級セダンと位置付けられている、高級車です。

販売されていた当時のマークXの新車価格帯は270〜450万円です。

GRスポーツなどのカスタムグレードになると400万円を超えることからも、セダン車の中でも高級なイメージがついていたのではないでしょうか。

ただ、2024年現在は販売終了から5年以上が経過しています。

中古車市場の中では徐々に価格が下がっているものもあるため、高級車を手頃な価格で手に入れたい人は、ぜひマークXの購入を検討してみてください。

まとめ

今回はマークXのカスタムについて、カスタム内容や費用、マークXの基本スペックや新車・中古車価格を解説しました。

マークXはすでに生産が終了している車種であるため、まずは中古車のマークXを購入してからパーツを探す必要があります。

パーツを別途探す手間を省きたい人は、既にカスタムパーツが装備されているマークXの中古車を探すのもおすすめです。

中古車を検討する場合は、車の個人売買サービス「モビリコ」の利用を検討してみましょう。

売買にかかる消費税をかけずに車の取引が進められるため、通常の購入よりもお得に車を手に入れられる可能性があります。

細かい手続きもトヨタの正規ディーラーに相談しながら進められるため、初心者でも挑戦しやすい点がメリットの一つです。

まずはモビリコの公式サイトから、気になる車を探してみてください。