1997年に発売されたプリウスは、販売開始後から人気の最前線にいるトヨタの名車。そんなプリウスの良い点を引き継ぎ、パワーアップして誕生したのが「プリウスα」です。
広々とした車内空間と荷室を兼ね備え、プリウスより大きなボディでありながら低燃費という魅力もあり、ファミリーカーとしても人気があります。
そんなプリウスαは、2011年に発売されて以降ミニバン・ワンボックスのハイブリッド車として活躍していましたが、2021年3月末をもって生産終了しました。
現在は中古車でしか手に入らない貴重なモデルとなったプリウスαですが、どのグレードを購入するべきか悩む方は多いでしょう。
今回はプリウスαのグレードについて、グレードのバリエーションと特徴、選ぶ際のポイントなどを詳しく解説します。
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目次
プリウスαとは?由来や特徴を解説
プリウスの語源はラテン語の「〜に先駆けて」という意味があり、αは「プラスアルファ」の意味が込められています。
2011年に発売スタートしましたが、惜しまれながらも2021年3月末に生産終了となり、現在は中古車のみの流通となっています。
ステーションワゴンのクラスであるプリウスαは、プリウスよりもひとまわり以上ワイドになっており、まさに+αである点が大きな違い。
さらに運転席の位置や天井が高くなっている点も特徴です。
空力抵抗を減らすためのシンプルなエクステリア、ターンシグナルランプが内蔵されたミラーにより、スタイリッシュなイメージに。サイドウインドウはプリウス独特のトライアングルシルエットを継承しています。
室内や荷室も広々としており、何よりの魅力はリビングのようなゆとりある室内空間!
ホイールベースが長く全高が高くなっているのでゆったり過ごすことができ、後部座席が独立してスライドできたり、リクライニングができたりなどシートアレンジも豊富です。
また、車体の大きさの割に低燃費であることも魅力。
モーターを効率よく冷却できるように水冷方式になっており、重量増加によるモーターへの負担も軽減されています。
プリウスαのグレードは全8種類
プリウスαのグレードは、ベーシックグレードの「S」、上級グレードの「G」の2種類が基本。
それぞれに「ツーリングセレクション」が設定され、「S」には「Lセレクション」があります。
またスポーツモデルの「S ツーリングセレクション・GRスポーツ」のグレードもプラスされており、「S チューンブラック」「S チューンブラックⅡ」という特別仕様車も販売されています。
グレードをまとめると以下のとおりです。
- プリウスαのグレード
-
- S Lセレクション
- S
- S ツーリングセレクション
- S ツーリングセレクション・GRスポーツ
- G
- G ツーリングセレクション
- S チューンブラック
- S チューンブラックⅡ
ツーリングセレクションはスポイラーや専用アルミホイールが備わったスポーティなグレード、Lセレクションはさらに価格を抑えたグレードです。
「S Lセレクション」以外のグレードには、5人乗り2列シートと7人乗り3列シートの2タイプを設定しているのも特徴の一つ(「S Lセレクション」は5人乗りのみ)。
各グレードで共通の項目としてはインテリアデザインが挙げられます。
それぞれの特徴は以下のとおり。
S | 全グレードでファブリックのシート素材を採用
「ブラック」と「グレージュ」の2色 |
G | 全グレードでファブリック+合成皮革のシート素材を採用
「ブラック」と「グレージュ」の2色 ラグジュアリー感がアップした印象の室内 |
内装については「プリウスαの内装・インテリアについて余すことなく徹底解説」でも紹介しています。
プリウスαのグレードごとのスペック・価格を解説
ここからは、プリウスαのグレードごとのスペックや価格を解説します。
グレードごとのボディサイズの詳細は次のとおりです。
※2020年9月発売のモデル
5人乗りと7人乗りでの差以外は、さほど大きな違いはありませんが「GRスポーツ」の全長は少しワイドになっていることがわかります。
特別仕様車「Sチューンブラック」「S チューンブラックⅡ」の基本スペックはこちらです。
サイズについては「購入前に知りたいプリウスαのサイズ【高さ・長さ・横幅】」でも詳しくご紹介しています。
プリウスαのグレードごとのスペック・特徴を解説
ここからはプリウスαのグレードごとのスペック・特徴を解説します。
- グレードごとのスペック・特徴
-
- SLセレクション
- S
- S ツーリングセレクション
- S ツーリングセレクション・GRスポーツ
- G
- G ツーリングセレクション
- S チューンブラック
- S チューンブラックⅡ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
グレード「S Lセレクション」の特徴
「S Lセレクション」は、プリウスαの中でもっとも安価で、シンプルな装備のグレード。
社用車を想定してつくられたグレードでもあります。
装備はほかのグレードより簡素化はされていますが、普段使いには十分な機能は揃っており、必要があれば他の装備はオプションで追加できます。
16インチのスチールホイールを標準装備しているところ、5人乗りのみの設定であるところが、プリウスαのグレードの中での特徴といえます。
主な装備については、以下の通りです。
※2020年9月発売のモデル
ホイール
- 16インチスチールホイール(ホイールキャップ付)
ランプ
- プロジェクター式ハロゲンヘッドランプ
- フロントフォグランプ(オプション)
- リアフォグランプ(オプション)
エクステリア
- リア/ルーフスポイラー
- リアワイパー
室内
- エアコン(フルオート)
- パワーウィンドウ
- 集中ドアロック
- ステアリングチルト機構
- ステアリングテレスコピック機構
- クルーズコントロール
- UVカットガラス ・プライバシーガラス
セーフティ
- 運転席・助手席・サイドエアバック
- ABS(アンチロックブレーキ)
- トラクションコントロール
- 前席シートベルトプリテンショナー
- 前席シートベルトフォースリミッター
- 後席3点式シートベルト
- サイドインパクトバー
- ブレーキアシスト
- EBD(電子制動力配分装置)
- 盗難防止システム
- S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)
グレード「S」の特徴
「S」は、ベーシックな標準のグレード。
シート調整が行えたり、撥水機能付きUVカットフロントドアガラスが採用されたり、フロントシートバックポケットが付いて収納スペースが増えたり…といった点が、「S Lセレクション」との違いです。
主な装備については、以下の通りです。
※2020年9月発売のモデル
ホイール
- 16インチアルミホイール(ホイールキャップ付)
ランプ
- プロジェクター式ハロゲンヘッドランプ
- フロントフォグランプ
- リアフォグランプ(オプション)
エクステリア
- リア/ルーフスポイラー
- リアワイパー
室内
- エアコン(フルオート)
- パワーウィンドウ
- 集中ドアロック
- ステアリングチルト機構
- ステアリングテレスコピック機構
- クルーズコントロール
- UVカットガラス ・プライバシーガラス
- サンルーフ/ムーンルーフ(オプション)
セーフティ
- 運転席・助手席・サイドエアバック
- ABS(アンチロックブレーキ)
- トラクションコントロール
- 後席3点式シートベルト
- 前席シートベルトプリテンショナー
- 前席シートベルトフォースリミッター
- サイドインパクトバー
- ブレーキアシスト
- EBD(電子制動力配分装置)
- 盗難防止システム
- S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)
- インテリジェントパーキングアシスト(オプション)
グレード「S ツーリング セレクション」の特徴
「S ツーリング セレクション」は、スポーツ性がアップしたグレード。
センターオーナメント付きの17インチアルミホイールやフロント・リアバンパースポイラーなどが加わり、加速力がアップしたアクティブなデザインに。
また、本革巻きステアリングも加わっています。
ベーシックなグレードより、少しだけサイズアップしているのも特徴です。
主な装備については、以下の通りです。
※2020年9月発売のモデル
ホイール
- 17インチアルミホイール(ホイールキャップ付)
ランプ
- Bi-Beam LEDヘッドランプ
- フロントフォグランプ
- リアフォグランプ(オプション)
エクステリア
- リア/ルーフスポイラー
- リアワイパー
室内
- 本革巻きステアリング
- エアコン(フルオート)
- パワーウィンドウ
- 集中ドアロック
- ステアリングチルト機構
- ステアリングテレスコピック機構
- クルーズコントロール
- UVカットガラス ・プライバシーガラス
- サンルーフ/ムーンルーフ(オプション)
セーフティ
- 運転席・助手席・サイドエアバック
- ABS(アンチロックブレーキ)
- トラクションコントロール
- 前席シートベルトプリテンショナー
- 前席シートベルトフォースリミッター
- 後席3点式シートベルト
- サイドインパクトバー
- ブレーキアシスト
- EBD(電子制動力配分装置)
- 盗難防止システム
- S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)
- インテリジェントパーキングアシスト(オプション)
グレード「S ツーリングセレクション GRスポーツ」の特徴
トヨタのスポーツカーブランド「GR」シリーズである「S ツーリングセレクション GRスポーツ」は、ボディ剛性がアップした高級感あふれるスポーツ仕様のグレードです。
専用デザインのフロントバンパー、サイドマッドガード、サウンドチューニングされた大径バッフルタイプの専用マフラー等を備えたボディ、ホイールへ装着できる専用センターオーナメントなど、至るところに専用チューニングを施した仕様で人気を集めています。
タコメーター付センターメーターやアルミペダルを採用した室内には、操作性・走行性を高めるために、足回りへ車高がダウンする専用チューニングサスペンション、専用ブレーキキャリパーを採用しているのも特徴です。
さらに、専用フロントスポーツシートが快適性を高めています。
主な装備については、以下の通りです。
※2020年9月発売のモデル
ホイール
- 18インチ7.5J専用アルミホイール(ハイグロスブラック塗装+切削光輝)
ランプ
- Bi-Beam LEDヘッドランプ
- フロントフォグランプ
- リアフォグランプ(オプション)
エクステリア
- リア/ルーフスポイラー
- リアワイパー
- 専用フロントバンパー
- 専用リアバンパー
- 専用ラジエーターグリル(ダークメッキ加飾+黒艶塗装)
室内
- 本革巻きステアリング
- エアコン(フルオート)
- パワーウィンドウ
- 集中ドアロック
- ステアリングチルト機構
- ステアリングテレスコピック機構
- クルーズコントロール
- UVカットガラス ・プライバシーガラス
- サンルーフ/ムーンルーフ(オプション)
セーフティ
- 運転席・助手席・サイドエアバック
- ABS(アンチロックブレーキ)
- トラクションコントロール
- 前席シートベルトプリテンショナー
- 前席シートベルトフォースリミッター
- 後席3点式シートベルト
- サイドインパクトバー
- ブレーキアシスト
- EBD(電子制動力配分装置)
- 盗難防止システム
- S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)
- インテリジェントパーキングアシスト(オプション)
グレード「G」の特徴
プリウスαの「G」は、「S」の上位グレード。
「S」グレードより内装がグレードアップしている点が魅力です。
上質な室内空間に加え、Bi-Beam LEDヘッドランプ、運転席と助手席にLEDフットライトを設置しているのも特徴。
さらに本革巻ステアリングホイール、腰を支えてくれるシートの電動ランバーサポートが、「G」ならではのグレードアップのポイントです。
フロントドアガラスにはIRカット機能がプラスされており、樹脂パノラマルーフもオプションで追加できます。
ホイール
- 16インチアルミホイール(ホイールキャップ付)
ランプ
- Bi-Beam LEDヘッドランプ
- フロントフォグランプ
- リアフォグランプ(オプション)
エクステリア
- リア/ルーフスポイラー
- リアワイパー
室内
- 本革巻きステアリング
- エアコン(フルオート)
- パワーウィンドウ
- 集中ドアロック
- ステアリングチルト機構
- ステアリングテレスコピック機構
- クルーズコントロール
- UVカットガラス ・プライバシーガラス
- サンルーフ/ムーンルーフ(オプション)
セーフティ
- 運転席・助手席・サイドエアバック
- ABS(アンチロックブレーキ)
- トラクションコントロール
- 前席シートベルトプリテンショナー
- 前席シートベルトフォースリミッター
- 後席3点式シートベルト
- サイドインパクトバー
- ブレーキアシスト
- EBD(電子制動力配分装置)
- 盗難防止システム
- S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)
- インテリジェントパーキングアシスト(オプション)
グレード「G ツーリングセレクション」の特徴
「G ツーリングセレクション」は、「G」のスポーツ仕様のグレード。
「G」ではホイールが16インチでしたが17インチにアップしており、エアロパーツが標準装備になっています。
また、「G」と同じくフロントドアガラスはIRカット機能が付いており、樹脂パノラマルーフもオプション追加可能。
本革巻ステアリングホイール、シートの電動ランバーサポートも装備してます。
主な装備については、以下の通りです。
※2020年9月発売のモデル
ホイール
- 17インチアルミホイール(ホイールキャップ付)
ランプ
- Bi-Beam LEDヘッドランプ
- フロントフォグランプ
- リアフォグランプ(オプション)
エクステリア
- リア/ルーフスポイラー
- リアワイパー
- 専用フロントバンパー
- 専用リアバンパー
- 専用ラジエーターグリル(ダークメッキ加飾+黒艶塗装)
室内
- 本革巻きステアリング
- エアコン(フルオート)
- パワーウィンドウ
- 集中ドアロック
- ステアリングチルト機構
- ステアリングテレスコピック機構
- クルーズコントロール
- UVカットガラス ・プライバシーガラス
- サンルーフ/ムーンルーフ(オプション)
セーフティ
- 運転席・助手席・サイドエアバック
- ABS(アンチロックブレーキ)
- トラクションコントロール
- 前席シートベルトプリテンショナー
- 前席シートベルトフォースリミッター
- 後席3点式シートベルト
- サイドインパクトバー
- ブレーキアシスト
- EBD(電子制動力配分装置)
- 盗難防止システム
- S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)
特別仕様車「S チューンブラック」「S チューンブラックⅡ」の特徴
2013年8月に登場した「S チューンブラック」、2016年5月に登場した「S チューンブラックⅡ」は「S」をベースにした特別仕様車。
外観はBi-Beam LEDヘッドランプ/ブラックエクステンション加飾をオプションで選ぶことができ、メッキ×カラードのアウトサイドドアハンドル、スパーククロームメタリック塗装のホイールキャップで個性が光るデザインに。
ボディカラーは専用色「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」も設定しています。
ブラッキッシュアゲハガラスフレークは暗い所ではほぼ黒に見えますが、日中は角度や日当たりによって、さまざまな色味に見える特別感のあるカラーです。
内装はラメ入りのピアノブラック加飾が随所に施され、さらにブラックにホワイトカラーをアクセントにしたシートでスタイリッシュなイメージに。
本革巻きのステアリングにも合わせてホワイトのステッチが入っています。
主な装備については、以下の通りです。
※2013年8月発売のモデル
ホイール
- 16インチアルミホイール(スーパークロームメタリック塗装ホイールキャップ付)
ランプ
- プロジェクター式ハロゲンヘッドランプ
- Bi-Beam LEDヘッドランプ/ブラックエクステンション加飾(オプション)
- フロントフォグランプ
- リアフォグランプ(オプション)
エクステリア
- リア/ルーフスポイラー
- リアワイパー
室内
- 本革巻きステアリング
- エアコン(フルオート)
- パワーウィンドウ
- 集中ドアロック
- ステアリングチルト機構
- ステアリングテレスコピック機構
- UVカットガラス
- サンルーフ/ムーンルーフ(オプション)
セーフティ
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- ABS(アンチロックブレーキ)
- トラクションコントロール
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- 前席シートベルトフォースリミッター
- 後席3点式シートベルト
- サイドインパクトバー
- ブレーキアシスト
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- 盗難防止システム
- S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)
- インテリジェントパーキングアシスト(オプション)
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プリウスαの新車価格を徹底解説
プリウスαは2021年3月末をもって生産終了しています。
新車を購入することはできませんが、販売時の新車価格を知っておくことで、中古車がどのくらい安くなっているのか、どんな価値がついているかを比較しやすくなります。
ここではプリウスαの新車価格をまとめました。
新車価格は以下のとおりです。
グレード | 乗車定員 | 新車価格 |
SLセレクション | 5人 | 2,612,500円 |
S | 5人 | 2,758,800円 |
7人 | 2,968,900円 | |
S ツーリングセレクション | 5人 | 3,073,400円~ |
7人 | 3,282,400円 | |
S ツーリングセレクション・GRスポーツ | 5人 | 3,413,300円 |
7人 | 3,622,300円 | |
G | 5人 | 3,110,800円~ |
7人 | 3,319,800円 | |
G ツーリングセレクション | 5人 | 3,319,800円~ |
7人 | 3,529,900円~ | |
S チューンブラック | 5人 | 2,530,000〜 |
7人 | 2,730,000円〜 | |
S チューンブラックⅡ | 5人 | 2,834,700円 |
7人 | 3,044,800円 |
※2013年8月〜2021年3月のモデルにおいて最新の年式の新車価格
プリウスαの新車価格帯は260〜360万円ほど。
SLセレクションであれば260万円で手に入るため、価格を気にする人にはおすすめです。
乗り出し価格についてはこちらのコラムもチェックしてみてくださいね。
プリウスαの新車乗り出し価格は90万円から!
プリウスαの中古車価格を比較
次にプリウスαの中古車価格を見ていきましょう。
中古車平均価格 | 中古車価格帯 | |
グーネット | 118.9万円 | 39.9〜338.8万円 |
カーセンサー | 108.9万円 | 40~338.8万円 |
※2023年12月6日時点
データを見ると、プリウスαの中古車価格の平均は108〜119万円ほどで、車によっては40万円から購入できるものもあります。
プリウスαは現在新規で購入できないことから、中古車市場での流通が活発です。
複数の中古車サイト・中古車販売サービスを比較して、気になる1台を見つけるのが重要です。
プリウスαのグレードの走行性能・燃費性能の違いを解説
ハイブリッドシステムが搭載され、低燃費が魅力のプリウスα。
実は、プリウスαの走行性能についてのスペックは全グレードで共通となっています。
数値については以下の通りです。
- 型式:2ZR-FXE
- 最高出力(kW(PS)/r.p.m.):73(99)/5,200
- 最大トルク(kgf・m(Nm)/r.p.m.):14.5(142)/4,000
- 燃料消費率(km/L)(※WLTCモード):20.7
- 総排気量(cc):1,797
- 使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
ただし、特別仕様車の「Sチューンブラック」「S チューンブラックⅡ」に関しては、燃費がJC08モードで26.2km/Lとなっています。
エンジンは排出ガスのクリーン化により「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を国土交通省より取得しており、「2020年度燃費基準+40%」もクリア。
1.8Lエンジンとモーターを高次元で協調させ、滑らかで軽快な走行が実現します。
そして、停車時にはアイドリングストップ、スタート時はモーター駆動、通常走行時にはモーターとエンジンを最適な効率で走行させる動作モードも可能。
無駄のない走りで低燃費をサポートします。
プリウスαの燃費性能については、プリウスαの燃費情報を徹底まとめ!カタログ燃費・実燃費も紹介でより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧くださいね。
プリウスαの乗り心地・安全性能は?
プリウスαは「通常走行モード」に加え、さらにシーンに合わせて3つのモード走行を選べるのも特徴的。
エンジンを停止して走る「EVドライブモード」、駆動力や冷暖房の効き具合を抑えて燃費を向上させる「エコドライブモード」、坂道などでより俊敏な走りが楽しめる「パワーモード」があります。
EVドライブモードを選択することで、エンジン音や振動を感じない静粛な走行が叶うのもプリウスαの嬉しいポイントです。
プリウスαにはトヨタの衝突回避支援パッケージの「Toyota Safety Sense」が搭載されており、2017年よりミディアム・上級車向けの「Toyota Safety Sense P」が標準装備されています。
「P」は自動ブレーキの対応速度も進化しており、減速も40km/hまで可能です。
ミリ波レーダーと単眼カメラのセンサーにより、前方の歩行者を認識して衝突回避をサポートしてくれます。
道路上の白線を認識して車線逸脱を回避する「ステアリング制御機能」、シフトの誤操作による急発進を検知し出力を制御する「ドライブスタートコントロール」などが装備されているのも魅力です。
プリウスαのグレード別のおすすめな人の特徴を解説
プリウスαはさまざまなグレードが展開されており、特別仕様車の設定もあるので、どれにすれば良いか迷ってしまいますよね。
それぞれのグレードをおすすめする人の特徴は以下のとおりです。
SLセレクション | コストを抑えて購入したい人 |
GRスポーツ | 走行感と外観のかっこよさを重視する人 |
ツーリングセレクション | スポーティーさを求める人 |
G | 装備とインテリアを重視したい人 |
S チューンブラック
S チューンブラックⅡ |
ほかには無い個性を求める人 |
選び方のポイントは、何を重視するかをまず考えること。
価格なのか、走行性なのか、見た目なのか、といった優先順位を決めてから実際に選び始めると失敗が少ないです。
そして、装備内容の違いだけでなく、欲しいオプションがあるかも注目ポイント。
グレードを下げて安く入手し、オプションでカバーするという方法もあります。
どの年式にするか迷ったら、2014年11月17日のマイナーチェンジ以降の車を選ぶと良いと思います。
マイナーチェンジでは、「G」シリーズと「Sツーリングセクション」に1つの光源でローとハイビームの切り替えができるヘッドランプが標準装備されたり、「G」シリーズのシートに電動ランバーサポートが追加されるなど、装備のグレードアップが行われています。
また、前述した通り2017年以降「Toyota Safety Sense P」が標準装備になっているため、優れた安全性も求めるなら、この年以降のモデルを選ぶのが良いでしょう。
プリウスαを選ぶ際にはこちらのコラムもぜひ参考にしてくださいね!
プリウスαの評価・口コミを調べて徹底解説してみた
プリウスαの歴代の魅力を徹底解説!賢く購入する方法もご紹介
まとめ
今回はプリウスαの基本スペックやグレード別の特徴や魅力・新車価格や中古車価格を解説しました。
プリウスαのグレードは全部で8種類です。
グレードによって、スポーティさが加わったり、装備やインテリアの高級感がでたり、差別化できるポイントはさまざま。
すでに生産が終了していることもあり、現在は中古車から探す必要があります。
中古車を比較する場合、新車よりも条件を揃えるのが大変なので、自分が欲しい車の条件を定めてから探し始めるのがおすすめです。
中古車サイト・中古車販売店以外の手段で、お得にプリウスαを手に入れたい人は、車の個人売買サービスの利用がおすすめです。
正規ディーラーウエインズトヨタ神奈川がお届けする安心・簡単なクルマの個人売買サービス「モビリコ」では、厳しい審査にとおった中古車を多数掲載しています。
「プリウスα」をはじめ、さまざまな中古車を数多く取り揃えております。
Webサイトから車種や価格等の条件を絞り込むだけで、希望の車を検索することが可能。
モビリコは中間業者を通さない売買体系で、中間コストの削減・消費税なしで、お得にクルマを購入できます。
成約まで費用はかからず、会員費や登録料も不要です。
面倒な作業が多くなりがちなクルマの個人売買も、面倒な作業はすべてディーラーに任せられる点も魅力の一つといえるでしょう。
中古車購入には、ぜひ「モビリコ」という選択肢を。
詳しいことはウエインズトヨタ神奈川にお気軽にお問い合わせください。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
- モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
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