街乗りにもアウトドアシーンにもマッチするSUVは、幅広い年代から支持されている人気者です。大きな車体にもかかわらず、車体が高く見晴らしがいいので、運転しやすさにも定評があります。

そんなSUVを選ぶ際に気になるのが、2WD、4WDといったワードです。WDとは日本語で『駆動』を意味し、数字は駆動する車輪の数を表しています。

2WD、4WDは2輪駆動、4輪駆動とも呼ばれ、日本語の方が馴染みがある方も多いのではないでしょうか。

とても似ている2つの車種ですが、実は数々の違いが存在します。

この記事では、2WDと4WDの違いや特徴、メリット・デメリットを紹介します。ライフスタイルにぴったりあったSUVを選ぶためにも、両者の違いについて理解を深めてみませんか?

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目次

そもそも4WDとは?4WDと2WDの種類ごとの特徴を解説

SUVをはじめとする車には2WDと4WDの2タイプがありますが、両者の違いについて、よく理解できていないと思っている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、それぞれの種類と特徴について紹介します。

  • 4WDと2WDの違い
  • 4WDの種類と特徴
  • 2WDの種類と特徴

それぞれ詳しく見ていきましょう。

4WDと2WDの違い

4WDとは、四輪駆動と呼ばれる駆動方式の一つです。

四輪駆動とは、言葉のとおり4つのタイヤすべてにエンジンの動力が伝わっています。

エンジンの動力をタイヤに伝える方法は、大きく分けて以下の2種類です。

4WD 2WD
駆動するタイヤ 4つのタイヤ 前方2つのタイヤ 後方2つのタイヤ
別の呼び方 四輪駆動

四駆

AWD

FF

FF車

前輪駆動

フロントエンジン・フロントドライブ

2WD

FWD

FR

FR車

後輪駆動

フロントエンジン・リアドライブ

RR

MR

2WD

RWD

2WDは駆動するタイヤが前方か後方かだけでなく、エンジンの位置によってさらに以下の種類に分かれます。

4WDと2WDの中でも、それぞれ駆動の切り替えやエンジンの位置などで変わるため、特徴を理解しておきましょう。

4WD種類と特徴

ひとことに4WDといっても、その種類訳は複雑でよく分からないと思っている方も多いのではないでしょうか。

4WDには以下の3つの種類があります。

  • オンデマンド4WD(スタンバイ4WD)
  • パートタイム4WD
  • フルタイム4WD

ここではそれぞれの特徴について説明します。

オンデマンド4WD(スタンバイ4WD)|状況に応じて自動で4WDに切り替わる方法

オンデマンド4WDはスタンバイ4WDとも呼ばれています。

通常は2WDで走行しますが、状況に応じて自動で4WDに切り替わる方式です。

現行としては最もスタンダードなシステムで、悪路を検知すると自動で4WDに切り替わります。

常に4WD走行をするよりも燃費面でコスパがよく、採用している車種が多いのが特徴です。高性能なものを選べば、ほぼフルタイム4WDと変わらない点も魅力といえるでしょう。

デメリットとしては、タイヤが滑ってから作動するため、タイムラグが生じる点があげられます。そのため、悪路での走行には不安を感じる方もいるかもしれません。

とはいえ、コンパクトカーへの採用も増えており、手軽に4WDが楽しめるため、ユーザーにとっては嬉しい存在です。

パートタイム4WD|状況に応じて手動で4WDに切り替わる方法

パートタイム4WDはスタンバイ4WD同様、通常は2WDですが、必要な時だけ4WD走行ができるものです。唯一の違いは、スタンバイ4WDは自動で切り替わりますが、パートタイム4WDは手動で切り替える点です。

最もオーソドックスなシステムで、雪道・凍結路・舗装されていない道などの悪路走行に優れていると言われています。

本格的なオフロード車に搭載されているシステムですが、最近では減少傾向にあります。

手動での切り替えが面倒だったり、センターデフを備えていないために舗装道路では4WD走行しにくかったりする点にデメリットを感じるのかもしれません。

しかし、センターデフがないと雪道でスタックしても容易に抜け出せるメリットもあります。

フルタイム4WD|常に4WD走行を維持する方法

フルタイム4WDは前輪と後輪の間にセンターデフを装備し、常に4WD走行をするシステムをいいます。

ほとんどの現行モデルでは、電子制御化がスタンダードとなっており、路面状態に合わせた走行が可能です。

車にそれほど詳しくない方でもよく耳にするフルタイム4WDですが、意外にも日本車への採用はそれほど多くありません。

雨で濡れた道路や雪道などタイヤが滑りやすい場所で、圧倒的に安定した走りが期待できますが、燃費面で劣るのがデメリットと言えるでしょう。

また、メカニズムがフル装備となり車重が重く、価格も割高です。しかし、雪深い地域にお住まいの方にとっては必須なシステムかもしれません。

2WDの種類と特徴

2WDはTwo Wheel Driveの略で、前輪か後輪のどちらかの2つのタイヤがエンジンからの動力によって駆動し、車を走らせます。

2WDには前輪駆動・後輪駆動があり、それぞれに特徴が異なります。

  • FF
  • FR
  • MR
  • RR

4つの違いを知って車を選ぶヒントにしましょう。

FF|車体の前方にエンジンがあり前輪タイヤが駆動する方法

FFとはFront-engine(フロントエンジン)・Front-drive(フロントドライブ)の略です。

車体の前方にエンジンがあり、駆動するタイヤも前輪という意味で、ほとんどの車はFFを採用しています。

FF車のメリットは駆動力を後輪に伝えるためのプロペラシャフトがないため車内スペースが広く確保できる点です。部品も少なく済むためコストダウンも期待できます。

また、重心が前方にあるため、前進する際の安定性が高い点もメリットです。エンジンと駆動輪が近いことから、駆動力の伝導にタイムラグがなく、加速がスムーズといった特徴もあります。

デメリットとしては前方に重量が偏っているため、下り坂でのコーナリングで曲がりきれないことが懸念されます。

また、前輪で駆動も操舵も行うので最小回転半径が大きくなってしまい、カーブで速度が上がると車体が外側に膨らむアンダーステア気味になる点もデメリットと言えるでしょう。

FR|エンジンが前方にあり後輪タイヤが駆動する方法

FRの正式名称はFront-engine(フロントエンジン)・Rear-drive(リアドライブ)です。FFと同様エンジンは車体の前方にありますが、駆動輪は後輪になります。

前輪で操舵、後輪で駆動と役割を分担できるため、安定した操作感が得られます。車体の重量配分・回転性にも優れているためスポーツタイプの車種に多い駆動方式です。

FRのメリットは、前輪が駆動力を受けていないためハンドリングがしやすい点があげられます。また、車の前方部分に余裕があるためハンドルの切れ角度を大きくし、小回りが効く運転が可能です。

一方で、車体の前方から後方へとプロペラシャフトが貫いているため、後部座席の足元部分が盛り上がり、狭さを感じます。前列と後列を行き来するウォークスルー構造もFR車では採用できません。

最近は車内スペースの広い車が好まれる傾向にあり、FR車は少なくなりつつあります。

MR|エンジンが中間にあり後輪タイヤで駆動する方法

MRは、正式名称をMidship Engine・Rear Drive(ミッドシップ・リアドライブ)といいます。エンジンが車軸の中間部にあり、駆動は後輪で行うのが特徴です。

F1マシン・スポーツカー・トラックなどに採用されている駆動方式で、ステアリングレスポンスがよく、操作性に優れています。

駆動輪である後輪の牽引力が強く、スムーズな加速と安定した走りに加えて、旋回性能がいい点もMRの利点です。

走りの面では申し分のないMRですが、居住空間と収納スペースが十分に確保されていません。特に後部座席のスペースは狭く、あくまでも運動性能を重視したエンジンレイアウトで、ファミリー向けとは言えないでしょう。

一部のMR車は後部座席にエンジンを搭載しているものもありますが、それらはたいてい2シーターです。

高性能で使い勝手のいい車が開発されていくなか、利便性を追求したいドライバーの間ではMRの優位性は失われつつあるのかもしれません。

RR|後部にエンジンがあり後輪タイヤで駆動する方法

Rear engine・Rear drive(リアエンジン・リアドライブ)の頭文字をとったRRは、車体の後部にエンジンを搭載し、後部車輪が駆動する車を指します。

MRと似た構造ですが、エンジンの位置がリアタイヤ軸より前ならMR、後ろならRRです。車はフロントとリアの重量配分を50:50になるよう作られますが、RRはエンジンも駆動輪もリア部分に集中するため、リアベビーな車種と言われています。

しかし、プロペラシャフトも不要で、構造もシンプルですので、製造コストにメリットがあります。

リアにエンジンが搭載されているとフロント部分にスペースができ、広々とした空間でドライビングが楽しめます。

荷室はフロントに作られている車種が多く、それほど多くの荷物は積めないため、MRと同じくファミリーカーとしては不便かもしれません。

RRのデメリットとしては、直進走行が安定しない点があげられます。またカーブでは、内側に巻き込むように曲がるため、車体がスピンしないよう注意が必要です。

2WDのメリット・デメリット

2WDのメリット・デメリットはこちらです。

2WDのメリット 2WDのデメリット
燃費性能が良い

車両価格や維持費が安い

デザインが多い

悪路の走行には向かない

2WDの特徴をしっかり理解して、ライフスタイルにあった車を選びましょう。

2WDのメリット①燃費性能が良い

2WDのメリットは、低燃費である点です。4WDがエネルギーを4つのパートに分けて配分するのに対して、2WDは2つです。単純に考えても半分のパーツで構成されている分、おのずと車重は軽くなる訳です。

また、車重が軽いと燃費が良くなる理由として、走行時の抵抗が軽減される点があります。特に影響するのが加速時の抵抗と走行時の空気抵抗です。2WDは車両が軽いため、この両者の抵抗が小さく、燃費がいい訳です。

また、カーブを曲がる際に使われる、前輪と後輪の回転差を無くすためのセンターデフというシステムが2WDにはありません。

センターデフをフル稼働するとかなり燃費が悪くなると言われており、このシステムがないだけでも燃費が抑えられることが分かります。

2WDのメリット②車両価格や維持費が安い

2WDは駆動に関わるパーツや装備が少ない分、組み立ての手間が省けるため車両価格が安くなる点が魅力です。

シンプルな構造は車検にも影響します。車検ではさまざまな部品の交換が必要になるケースがありますが、2WDは部品が少ない分安くすみます。

特に2WDにはセンターデフがないので、デフオイルの交換が不要です。デフオイル交換にかかる費用は、車種によって異なりますが、1,000円から高額になると10,000円はかかります。

車を選ぶ際の優先順位の上位にコスパのよさを挙げている方にとっては、車両価格と維持費が安い2WDはポイントが高いのではないでしょうか。

2WDのメリット③デザインが多い

2WDはFFタイプが主流であるため、車体の前方に設置されたエンジン周りに部品が集中しています。その分、車内のスペースを広めに確保することが可能です。

広々とした居住空間があれば、さまざまなデザインを盛り込むのにも複雑な技術を必要としません。多様なデザインの採用が可能となると、それだけ購入者の選択肢の幅も増え、車選びの楽しさが増えるのではないでしょうか。

好みのデザインであることはもちろん、広めの空間が必要な子育て中の方や大家族の方、収納力を求める綺麗好きな方、趣味の荷物が多い方などがいます。

さまざまなニーズに合わせた車選びができる点は大きなメリットといえるはずです。デザイン豊富な2WDで自分仕様のカーライフを楽しんでみませんか?

2WDのデメリット①悪路の走行には向かない

2WDは前輪、または後輪の2輪で駆動するため、悪路での走行には不向きです。

特に雪道では、スタッドレスタイヤやチェーンを装備しても高度な運転技術が必要といわれています。後部座席に人や荷物を積んでいると、フロント部分の荷重が減り、スピンしてしまう恐れもあります。

そのため、アウトドアシーンでガッツリと走行するよりは、街中のスマートな走行に向いています。

しかし、タイヤが大きく車体も高いので、ちょっとした段差が走りに影響することはありません。よほどの不安定な道路でなければ、快適なドライビングが楽しめるはずです。

街乗りメインの方にとっては実用性・機能性を兼ねた車種であることには変わりないでしょう。

 

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4WDのメリット・デメリット

4WDのメリットとデメリットは以下のとおりです。

4WDのメリット 4WDのデメリット
悪路の走破性に優れている

走行性能が高く安定している

2WDと比較すると燃費性能が良くない

車両価格や維持費が高い

アウトドアでの走行に向いている4WDですが、構造や走行性能などの点から再確認し、改めてご自分のカーライフスタイルに合っているか判断してみましょう。

4WDのメリット①悪路の走破性に優れている

4WDは4つのタイヤ全てが駆動するため、悪路走行での安定性には定評があります。

オフロードのドライブといえば4WDといえるほどパワーがあり、雪道や山道をものともせずに走り抜けられるため、アクティブな余暇を過ごしたい方には魅力満点といえるでしょう。

高速走行時の加速力もあり安全性も万全ですので、路面コンディションに左右されることなく、安心してドライブが楽しめます。特に雨の日の運転に不安を感じる方や高速道路を頻繁に利用する方におすすめです。

また、キャンプ・釣り・マリンスポーツなど荷物の多いアクティビティはもちろん、ボートやジェットスキーなどの牽引も問題ありません。

道路コンディションを選ばず快適にドライブを楽しみましょう。

4WDのメリット②走行性能が高く安定している

4WDは4輪すべてにエネルギーが伝わるのでオフロードだけでなく、高速走行も安定しています。そのため、通勤に高速道路を使う方や、遠出をする方にとっても使い勝手がよさは抜群です。まさにスポーティさとクールさを兼ね備えた車といえるでしょう。

積雪や路面凍結があった場合、4WDといえどもチェーンは必要です。その際、どのタイヤにチェーンをつければいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

4WDでチェーンをつける場合は、FFタイプであれば前輪に、FRタイプであれば後輪に装着します。

また、スタッドレスタイヤを使用される方も多いはずです。しかし、凍結した路面ではスタッドレスタイヤだけでは不十分ですので、必ずチェーンを車載しておくことをおすすめします。

4WDのデメリット①2WDと比較すると燃費性能が良くない

4WDの燃費が悪い理由として、車両重量が2WDよりも車体が20kg〜50kgほど重いことにあります。

これは、4輪駆動するため、エンジンからタイヤにエネルギーを伝えるためのパーツが増えるからです。パーツが増えると速度を上げるために使うエネルギーが増え、燃費が悪くなります。

しかし、最近では4WDでも燃費のいい車種が増えており、2WDとの燃費の差は10%ほどと言われています。

その理由としては、以前はセンターデフの使用が主流であったのが、最近は電子制御式の多板クラッチを採用しているものが多いからと考えられます。

舗装道路での走行では2WDの燃費と大差がなくなっています。燃費が悪いという理由で4WDを敬遠してきた方も、これからは選択肢の一つに加えてもいいのかもしれません。

4WDのデメリット②車両価格や維持費が高い

4WDは車体が大きく、部品が多いため車両価格が高額になる傾向にあります。価格としては2WDの20万円〜40万円ほど高く、4WDが欲しい理由がはっきりしていない限り、購入に躊躇する方も多いのではないでしょうか。

また部品が多くなると、それだけ車検費用も高くなります。その理由として、点検部分が多い・交換部品が多いなどが挙げられますが、さらに部品一つひとつが高価です。

長年乗れば乗るほど維持費がかかり、贅沢品に位置付けられるのかもしれません。

さらに、エコカー減税の対象として優遇されるケースも少なく、新車購入時はエコカー減税対象車との差は数十万円にもなります。この差は購入者にとって大きな負担となるでしょう。

2WDがおすすめな人の特徴を解説

2WDがおすすめな人の特徴は下記のとおり。

  • 街乗りをメインに利用する人
  • 室内空間を広く確保したい人
  • 子育て世代のお父さん・お母さん
  • たくさんの荷物を積み込みたい人
  • 維持費を抑えたい人

駆動車といえど、4WDに比べるとタイヤのグリップ性も低く、悪路走行にはあまり向いていません。

悪路をガンガンとドライブするよりも街乗りがおすすめです。

通勤やお買い物、家族でのお出かけなどに使い勝手がよく、日常生活に欠かせない車になってくれるでしょう。

2WDのFFタイプを選べば、車内空間も広いため、乗車人数が増えても安心です。また、トランクルームも広めに確保されているので、子育て世代の方や趣味の荷物が多い方、お買い物が多くなっても大活躍間違いなしです。

2WDは車体重量がそれほど重くなく、エネルギーをタイヤに伝える部品も少なめですので、燃費がいいと言われています。

街中での走行や渋滞に巻き込まれた際に発進・停止を繰り返しても、燃費を気にする必要がありません。

4WDがおすすめなのはどんな人?

4WDがおすすめな人の特徴は以下のとおりです。

  • ウィンタースポーツが趣味の人
  • アウトドアが好きな人
  • 高速道路の利用が多い人
  • 走行性能の高さを重視したい人

4WDは4輪のタイヤすべてが駆動するため、力強い走りが自慢。

特に雪深い地域ではその威力を発揮し、運転に不安がある方でも、安定した走行ができます。ウィンタースポーツが趣味の方や、雪山登山をする方にとっても頼りになる存在となるでしょう。

ただし、雪道を走行する際は、チェーンの装着が必須です。4WDのタイヤはグリップ性が高いとはいえ、チェーン規制対策のため、チェーンの車載はしておかなければなりません。

安定した走行が可能な4WDは、高速道路をよく利用する方にもおすすめです。以前は足回りの硬さから乗り心地に対して疑問視する方が多かったのですが、最近はかなり改善され、快適なドライブが可能となりました。

そのため、アウトドアシーンだけでなく街乗りでの走行性も重視したい方に満足できるはずです。加えて、車体の高い車が多い4WDは見通しがきき、渋滞などに巻き込まれた際も前方の状態が見やすい点も便利です。

4WDはなんといっても悪路に強い点が魅力です。雪道だけでなく雨に濡れた道路やオフロードでの走行もものともしないため、心強さは一般車の比ではありません。

アクティブにどんな道でも愛車と共に駆け抜ける爽快感が味わえるのは4WDならではの醍醐味と言えるでしょう。

4WDにおすすめなSUV車・コンパクトカー4種を大公開

ここでは、車種別におすすめのポイントとスペックについて紹介します。

  • ランドクルーザー
  • カローラクロス
  • RAV4
  • ライズ
  • アクア

4WD・2WDの違いも数値で見るとより分かりやすく、購入の大きなヒントになるはずです。お気に入りの1台を見つけてください。

トヨタ ランドクルーザー

  • 強度と剛性を維持しつつ、車体の軽量化を実現
  • 6モードの路面状況に応じた走行支援システムを採用
  • 直進時の衝突を回避するプリクラッシュセーフティでドラバーをサポート
全長 4,950〜4,985mm
全幅 1,980〜1,990mm
全高 1,925mm
最小回転半径 5.9m
乗員数 7人
燃費(カタログ燃費) ガソリン車が7.9~8.0km/L

ディーゼル車が9.7km/L

価格 510万円(税込)

本格的なオフロード車として圧倒的な人気を誇るランドクルーザーは、前後のバンパー位置を下げてフロント・サイド・リヤのつながりを強化し、SUVらしいたくましさが自慢です。

さまざまなドライブシーンも快適に過ごせるよう機能美に満ちたインテリアを採用。フロントシートバックの薄型化を図り、狭くなりがちなセカンドシートの膝まわりにもゆとりを確保しました。

また、インパネは直感的に操作ができるよう走行・駆動系スイッチ・オーディオ系・空調スイッチなど機能ごとに集約しました。

もちろん安全性能も万全で、トヨタ独自の『ぶつからないサポート』はミリ波レーダーと単眼カメラで衝突回避・被害軽減が期待でき、ドライバーの安全を約束します。

ランドクルーザーが気になる人は、こちらの記事をご覧ください。

ランドクルーザーのサイズは?ボディ・室内・荷室まで詳しく!新旧比較も

トヨタ カローラクロス

  • アクティブさと都会的な上質さを兼ね備えたデザイン
  • 快適な居住性を実現するカジュアルなインテリア
  • 使い勝手のいいラゲージとシートアレンジ
全長 4,490mm
全幅 1,825mm
全高 1,620mm
最小回転半径 5.2m
乗員数 5人
燃費(カタログ燃費) ガソリン車が14.4km/L(2WD車のみ)

ハイブリッド2WD車は26.2km/L

4WD車が24.2km/L

価格 199.9万円(税込)

カローラシリーズから登場した待望のSUV・カローラクロスは、アクティブなライフスタイルに寄り添うようなSUVらしさと、都会的で上質なエクステリアを実現しました。

幅広いニーズに応える大容量のラゲージはクラストップレベル。9.5インチのゴルフバックなら4個、スーツケースは5個が収納できます。

シートアレンジも自由自在ですので、キャンプやアウトドアスポーツなど荷物の多いシーンにも十分対応が可能です。また、開放感たっぷりの室内空間は、リクライニングシート・ヘッドクリアランスなど長時間のドライブも疲れません。

全車に先進の安全機能『Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)』を搭載し、ドライバーをはじめ、乗車しているすべての人に安心を提供しています。

カローラクロスが気になる人は、こちらの記事をご覧ください。

カローラクロスのグレードの違いは?特徴や選ぶポイントをチェック!

トヨタ RAV4

  • 力強くタフなスタイリング
  • どんな路面状態でも走破するパワー
  • 大容量のラゲージスペースでアウトドアやお買い物も安心
全長 4,600〜4,610mm
全幅 1,855〜1,865mm
全高 1,685 ~ 1,735 mm
最小回転半径 5.5m
乗員数 5人
燃費(カタログ燃費) ガソリン車:15.2km/L〜15.8km/L

ハイブリッド車:20.6km/L〜21.4km/L

価格 293.8万円(税込)〜

SUVらしい大胆なデザインで人気のRAV4は、ミディアムSUVクラストップレベルのラゲージスペースが自慢です。

家族での旅行・ショッピング・アウトドア・キャンプなどどんな大荷物も余裕の収納力を誇っています。

もちろん、走行性も申し分なく、圧倒的なパワーで快適なドライビングを実現。どんな路面状況もものともしません。

また、インテリアの顔とも言えるインパネには『マルチインフォメーションディスプレイ』を搭載。複数の情報が一目瞭然で、操作性のよさが自慢です。表示画面は4つのテイストと3つのレイアウトからお好きなものが選べ、自分らしさが演出できます。

トヨタ独自の安全機能である『ぶつからないサポート』を採用し、衝突回避や被害軽減をしっかりサポートしてくれます。

RAV4が気になる人は、こちらの記事をご覧ください。

新型RAV4の魅力や旧型との違いを徹底解説│唯一無二のクロスオーバーSUV

トヨタ ライズ

  • 5ナンバーとは思えない迫力のサイズ感
  • 全席が特等席のラグジュアリーな座り心地
  • ハイブリッド車はクラストップレベルの低燃費を実現
全長 3,995 mm
全幅 1,695 mm
全高 1,620 mm
最小回転半径 4.9〜5.0m
乗員数 5人
燃費(カタログ燃費) 28.0 km/L
価格 171.7万円(税込)〜

ライズはコンパクトSUVでは、クラストップレベルの大容量ラゲージを持っています。荷室幅1000㎜・荷室高865㎜、荷室容量は369Lで、ゆとりの収納力ですので、旅行・アウトドア・キャンプなど家族の荷物をたっぷり詰め込める十分なスペースを確保しています。

使い勝手を大幅に広げる2段デッキボード構造と、室内レイアウトを自在にするシートアレンジなど、収納スペースをさらに有効活用できる工夫が盛りだくさんです。

また、小回りの効く足回りを装備していますので、運転が苦手な方も安心。憧れのSUVライフをより快適にしてくれます。

座席はどこに座っても特等席レベルのラグジュアリーさで、リラックスできる空間になっており、長時間のドライブも疲れません。

『次世代スマートアシスト』搭載で、昼夜問わず衝突警報機能・衝突回避支援ブレーキ機能が作動し、ドライバーはもちろん、歩行者の安全も守ります。

ライズが気になる人は、こちらの記事をご覧ください。

【2023年最新】トヨタのライズの新車価格は?内装や外装の特徴・納車時期や中古車価格まで徹底解説

トヨタ アクア

  • ニュースタイリッシュなデザインで毎日のドライビングに適応
  • ストレスフリーな余裕のある車内空間
  • 無駄を排除した新プラットフォームで走行性をアップ
全長 4,050 ~ 4,095 mm
全幅 1,695 mm
全高 1,485 ~ 1,505 mm
最小回転半径 5.2m
乗員数 5人
燃費(カタログ燃費) 35.8~33.6km/L
価格 199.7万円(税込)〜

TNGA(GA-B)と呼ばれるプラットフォームを採用し、高いレベルの剛性を兼ね備えたデザインを実現しました。シンプルかつ躍動感のあるエクステリアで、乗る楽しさが満喫できます。

ボディカラーは9色から選べ、オリジナリティを重視。ライフスタイルに合わせたカラーリングが楽しめます。

ファブリックと合皮皮革を組み合わせたパワーシートと大型ディスプレイオーディオを搭載し、上質で高級感のあるインテリアが自慢です。

収納は運転席と助手席のそれぞれに配置し、ロングドライブも快適に過ごせます。

また、走行性をアップする快感ペダルを採用し、走行モードでパワー+モードを選択すれば、回生制動による減速が可能。先進の機能で満足のいく低燃費性を実現しました。

アクアが気になる人は、こちらの記事をご覧ください。

アクアの燃費を徹底解説|カタログ燃費や実燃費の比較、燃費性能の高さの秘密を大公開

まとめ

2WDと4WDは駆動力に違いがあり、走行に適した路面状態やドライブシーンに違いがあります。2WDは燃費性やコスパのよさを重視する方におすすめで、通勤やお買い物など日常生活に密接した使用ができます。

一方、4WDはアクティブ派の方に人気があり、アウトドアスポーツやキャンプなどに最適です。特に雪道には強く、スノースポーツや雪山登山といったシーンにも快適で安全なドライビングを提供してくれます。

ライフスタイルに合わせた1台を見つけて、充実のカーライフを楽しみませんか?

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