1997年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして登場したプリウス。
現在は4代目となるモデルが販売されており、低燃費の代名詞といえる程の燃費の良さを実現しています。
見た目も先進的に、よりスタイリッシュに進化しており、男女問わず高い人気を維持し続けているプリウスですが、実際に手に入れるためにはいくら必要なのか気になる方も多いのではないでしょうか。
車両本体価格はメーカーサイトなどで簡単に確認することができますが、一般的に車の購入には「法定費用」や「諸費用」として本体価格の1~2割程度がかかります。
本記事では、プリウスの購入金額が気になる方に向けて、かかる費用やその内訳を詳しくご紹介します。
ぜひ購入プランを立てる参考にしてください。
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目次
プリウスの乗り出し価格
新車を購入する際の諸費用は、法定費用のように一定に定められているものもありますが、代行手数料など店舗によって設定金額が異なるものもあります。
そのためあくまでも参考金額ではありますが、現行プリウスの乗り出し価格は以下の通りとなります。
グレード | 駆動方式 | 価格 |
Aプレミアム | 2WD”ツーリングセレクション” | ¥3,570,000~¥3,620,000程度 |
2WD | ¥3,460,000~¥3,510,000程度 | |
E”ツーリングセレクション”E-Four | ¥3,760,000~¥3,790,000程度 | |
E-Four | ¥3,650,000~¥3,700,000程度 | |
A | 2WD”ツーリングセレクション” | ¥3,300,000~¥3,350,000程度 |
2WD | ¥3,120,000~¥3,170,000程度 | |
”ツーリングセレクション”E-Four | ¥3,500,000~¥3,550,000程度 | |
E-Four | ¥3,330,000~¥3,380,000程度 | |
S | 2WD”ツーリングセレクション” | ¥3,050,000~¥3,100,000程度 |
2WD | ¥2,850,000~¥2,900,000程度 | |
”ツーリングセレクション”E-Four | ¥3,200,000~¥3,250,000程度 | |
E-Four | ¥3,050,000~¥3,100,000程度 | |
E | 2WD | ¥2,720,000~¥2,770,000程度 |
※自動車税は12ヵ月分で計算しています。
一般的に車両本体価格の1〜2割程度が相場とされる諸費用ですが、プリウスは燃費が良く環境に優しいため、環境性能割や自動車重量税が減税されます。
そのため他の車と比べると諸費用の金額を抑えることが可能です。
また、ご紹介した金額はオプションなどを一切つけなかった場合の金額となります。有料のボディーカラーを選択した場合や、オプションを注文した場合にはその分価格が上がります。
ここからは支払いプランをより具体的にイメージしてもらうために、人気オプションをつけると価格がいくら上がるのかをご紹介します。
有料色を選択した場合
プリウスには8色のボディーカラーが用意されていますが、追加料金がかからない「標準色」と、オプション設定で追加料金がかかる「有料色」があります。
- プリウスの標準色
- ・スーパーホワイトⅡ
・シルバーメタリック
・グレーメタリック
・アティチュードブラックマイカ
・ブルーメタリック
- プリウスの有料色
- ・プラチナホワイトパールマイカ(+33,000円)
・ブラキッシュアゲハガラスフレーク(+33,000円)
・エモーショナルレッドⅡ(+55,000円)
有料色は標準色よりも高級感があり、他のプリウスと見た目で差が出ると人気のオプションですが、乗り出し価格が30,000円~50,000円上がります。
またエントリーグレードの「E」は選択できるカラーが「スーパーホワイトⅡ」「シルバーメタリック」「アティチュードブラックマイカ」の3種類に限定されていますので、注意が必要です。
T-connectを注文した場合
プリウスにはスマートフォンを接続することで、ナビ代わりに使える「ディスプレイオーディオ」がエントリーグレードの「E」を除く全てのグレードに搭載されています。
そのため、ナビがなくても快適にドライブを楽しむことができますが、ナビとして使用するためには通信料がかかり、操作方法も従来のナビとは少し異なるため、通信料が気になる方や、これまで通りにナビを使いたい方からはオプションで用意されているナビキットが人気です。
複数の種類が用意されているナビキットですが、中でも音声対話の「エージェント機能」や、トヨタにデータセンターから配信される最新の情報を案内に反映させることで最適なルートを指示してくれる「ハイブリッドナビ」が使えるT-connectがおすすめです。
価格は+110,000円となりますので、ナビキットの取り付けを検討されている方は希望のグレードにオプション価格をプラスして乗り出し価格を計算してみてください。
プリウス乗り出し価格の内訳
プリウスの乗り出し価格の内訳は、大きく分けて以下の通りとなります。
・車両本体代金
・法定費用
・諸費用
・代行手数料
さらに上記以外にも、その人の状況によって発生する費用がありますので、ご自身の状況に合わせて乗り出し価格がいくらになるのかを計算してみてください。
車両代金
車の購入金額の大半を占めるのは、やはり車両そのものの代金です。
車両本体代金は、車の設計や製造にかかった「製造原価」、メーカーに入る「メーカー利益」、車を販売した店舗に入る「販売店利益」の3つから構成されており、公式サイトなどでも簡単に確認することができます。
プリウスのグレード別価格
プリウスには、最も装備や機能が充実した最上級グレードの「Aプレミアム」、上級グレードの「A」、価格と装備のバランスが良い「S」、エントリーグレードの「E」の4つのグレードが展開されています。
さらに「E」を除く全グレードには、2駆モデルと、ハイブリッド専用4駆のE-Fourを搭載したモデルを展開。
どちらのモデルにも、ノーマルと足回りを強化した「ツーリングセレクション」が用意されており、全13種類からお好みのグレードを選ぶことが可能です。
プリウスに用意されたグレードはそれぞれ搭載装備や機能が異なるため、価格にも差があり、エントリーグレードの「E」と通常グレードで最も高額な「Aプレミアム”ツーリングセレクション”E-Four」では、100万円以外の違いがあります。
必要な装備や機能を確認することで、自分に合ったグレードを見つけましょう。
プリウスのグレード別価格は以下の通りです。
グレード | 駆動方式 | 価格 |
Aプレミアム | 2WD”ツーリングセレクション” | ¥3,442,000 |
2WD | ¥3,331,000 | |
”ツーリングセレクション”E-Four | ¥3,640,000 | |
E-Four | ¥3,529,000 | |
A | 2WD”ツーリングセレクション” | ¥3,171,000 |
2WD | ¥3,004,000 | |
”ツーリングセレクション”E-Four | ¥3,369,000 | |
E-Four | ¥3,202,000 | |
S | 2WD”ツーリングセレクション” | ¥2,902,000 |
2WD | ¥2,731,000 | |
”ツーリングセレクション”E-Four | ¥3,100,000 | |
E-Four | ¥2,929,000 | |
E | 2WD | ¥2,597,000 |
法定費用
法定費用とは、メーカー・グレードに関わらず車を購入するためには必ずかかる費用で、金額も国や自治体によって定められています。
車を購入する際にかかる法定費用は以下の通りです。
・消費税
・自動車税
・環境性能割
・自動車重量税
・自賠責保険料
・リサイクル料金
消費税
通常の買い物と同じく、車の購入にも10%の消費税がかかります。
「本体価格にさらに10%がかかるのか」と不安になる方もいるかもしれませんが、車の販売価格は消費税込みで表示することが自動車取引業者で構成される一般社団法人自動車公正取引協議会により定められています。
つまり、ディーラーが公式に発表している車両価格には、消費税が含まれているため、別途支払う必要はありません。
自動車税
自動車税は、車の所有者に対して支払い義務が発生する税金で、排気量によって金額が異なります。
プリウスはどのグレードを選択しても排気量が1.8lℓとなりますので、年間の支払額は36,000円です。
年の途中で車を購入する際には、登録から3月末までの分を月割りで支払う必要があり、購入月別の金額は以下の通りとなります。
登録月 | 負担期間 | 自動車税額 |
4月 | 11ヵ月分 | 33,000円 |
5月 | 10ヵ月分 | 30,000円 |
6月 | 9ヵ月分 | 27,000円 |
7月 | 8ヵ月分 | 24,000円 |
8月 | 7ヵ月分 | 21,000円 |
9月 | 6ヵ月分 | 18,000円 |
10月 | 5ヵ月分 | 15,000円 |
11月 | 4ヵ月分 | 12,000円 |
12月 | 3ヵ月分 | 9,000円 |
1月 | 2ヵ月分 | 6,000円 |
2月 | 1ヵ月分 | 3,000円 |
3月 | 0ヵ月分 | 0円 |
この表を見ると「車を3月に購入すれば自動車税を支払わなくていいからお得」と思う方もいるかもしれませんが、自動車税は均等に月割されているため、3月に購入したとしても翌月の4月には1年分36,000円の税金の支払い義務が発生します。
つまり「何月に車を買えば得」ということはありませんので、自分の都合が良いタイミングで購入することがおすすめです。
また年度末は、どの販売店も繁忙期となります。3月に契約をしても、スムーズに登録ができず翌月に繰り越されてしまうケースもあるため、注意が必要です。
プリウスはグリーン化特例対象外
グリーン化特例とは燃費性能が良く環境にやさしい車種を対象に、購入した翌年の自動車税を軽減する制度です。
これだけ聞くと燃費のいいプリウスも対象になると思う方が多いかもしれませんが、制度の見直しが行われたことで2021年4月よりプリウスは対象外となりました。
ちなみに、現在対象となっているのは電気自動車(電気自動車、燃料電池車、プラグインハイブリッド車天然ガス自動車)で、プリウスPHVは対象となっています。
環境性能割
消費税が10%に上がったタイミングで、これまで車の購入に必要だった「取得税」に代わって導入されたのが「環境性能割」です。
この制度は燃費性能に応じて0〜3%(普通車)が課税されるもので、燃費が良い車ほど税率が軽減されます。
減税の基準は燃費基準達成度によって異なり、車両取得価額×税率で計算を行います。
達成率による税率は以下の通りです。
対象車 | 税率 | |
電気自動車、燃料電池車、プラグインハイブリッド車天然ガス自動車 | 非課税 | |
クリーンディーゼル車(2020年度燃費基準達成車に限る) | 非課税 | |
2030年度燃費達成基準 | 120%達成 | 非課税 |
100%達成 | 非課税 | |
90%達成 | 非課税 | |
85%達成 | 非課税 | |
80%達成 | 1% | |
75%達成 | 1% | |
70%達成 | 2% | |
60%達成 | 2% | |
60%未満 | 3% |
プリウスは非課税
環境性能割の課税割合は、ご紹介した2030年度の燃費達成率だけでなく、2020年度の燃費基準を達成しているかどうかも要件に含まれています。
プリウスは2020年度・2030年度の燃費基準を達成しているため、購入時には非課税です。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
- モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
- 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。
自動車重量税
自動車重量は車の重量によって課税される税金で、車の購入時と車検時に次の車検までの金額をまとめて支払います。
税額は0.5tごとに年間4,100円となり、新車購入時には3年分の支払いが必要です。
2021年5月1日からの自動車重量税額は以下の通りとなります。
自動車重量税額 | 3年自家用車 | |||
エコカー※1 | エコカー※2 | エコカー※3 | エコカー以外 | |
50%減税 | 25%減税 | 軽減なし | ||
0.5t以下 | 免税 | 3,700円 | 5,600円 | 12,300円 |
〜1t | 7,500円 | 11,200円 | 24,600円 | |
〜1.5t | 11,200円 | 16,800円 | 36,900円 | |
〜2t | 15,000円 | 22,500円 | 49,200円 | |
〜2.5t | 18,700円 | 28,100円 | 61,500円 | |
〜3t | 22,500円 | 33,700円 | 73,800円 |
※1 2030年度燃費達成基準120%以上達成車、90%達成車に適用
※2 2030年度燃費達成基準75%以上達成車に適用
※3 2030年度燃費達成基準60%以上達成車に適用
プリウスはエコカー減税対象車
プリウスは〜1.5tに分類されるため、本来であれば36,900円の支払いが必要となりますが、エコカー減税が適用されるため、購入時には免税となります。
このように高い燃費性能を誇るプリウスは、購入時にも様々な税優遇を受けることができるのです。
自賠責保険料
自賠責保険とは全ての車の所有者に加入が義務付けられている強制保険です。
自賠責保険は「自動車事故被害者の救済」を目的としているため、対人事故の場合のみ保険金が支払われます。
金額は死亡の場合3,000万円まで、ケガの場合120万円まで、後遺障害の場合は、程度によって75万円〜4,000万円までと上限が定められており、賠償額が高額になっている最近では自賠責保険でまかなえないケースも多くなっています。
また自賠責保険はあくまでも人身的な損害を補填するものです。そのため、ドライバー自身や車、モノに対する補填はされません。
自賠責保険の保険期間は期限切れを防ぐために1ヶ月余分に支払うことが一般的で、新車登録時と車検時に翌車検までの期間+1ヶ月分を支払います。
プリウス購入時の自賠責保険の金額は以下の通りです。
自動車賠償保険 | 保険金額 |
37ヵ月(新車購入時) | 27,220円 |
リサイクル料金
リサイクル料金とは車が役目を終えた時に、ゴミの適切な処理やリサイクルをするために必要な料金です。
リサイクル料金は新車購入時に支払う必要がありますが、車を手放す際に処分をせず、売却した場合には新しい所有者がこの金額を負担することになります。
また、リサイクル料金にはシュレッダーダスト料金、エアバッグ類・フロン類の処理・リサイクル料、情報管理料金、資源管理料金が含まれており、メーカー・車種によって価格が異なります。
プリウスのリサイクル料金は以下の通りです。
シュレッダーダスト料金 | エアバック類料金 | フロン料金 | 合計 |
7,770円 | 1,930円 | 0円〜1,650円 | 9,700円〜11,350円 |
※この他に情報管理料金・資源管理料金が発生します。
その他諸費用
ここまで金額があらかじめ定められている法定費用について解説しましたが、車を購入する際にはそれ以外にも手続き費用や手数料がかかります。
法定費用以外の諸費用は地域や、車を購入する販売店によって設定金額が異なるものもあります。
そのため「購入価格をできるだけ安く抑えたい!」と考えている方は、いくつかの店舗で相見積もりを取ってみることがおすすめです。
新規検査登録手数料
新車を購入し、公道を走れるようにするには、運輸局にて検査を受ける必要があります。
この手数料は令和3年に価格改定が行われており、現在の価格は以下の通りです。
プリウスの車検印紙代 | 自動車検査登録印紙 (国に納付) |
自動車審査証紙 (機構に納付) |
合計 |
持込検査 | 400円 | 2,100円 | 2,500円 |
指定工場 | 1,200円 (OSS1,000円) |
400円 | 1,600円 (OSS1,400円) |
持ち込み検査は、検査場に車を持ち込む場合にかかる費用です。
一方、指定工場とは、認定を受けた業者が自社工場にて検査を行うもので、指定工場の方が手数料が低く設定されています。
また業者によっては、登録に関する手続きをオンラインで行うOSS(自動車関連手続きのワンストップサービス)を利用している場合があり、OSSを利用するかどうかでも価格に違いがあります。
車庫証明費用
車を購入するには、駐車スペースを確保していることを管轄の警察署に届け、車庫証明を受ける必要があります。
車庫証明は管轄の警察署によって金額に差がありますが、2,500円〜2,800円程度が必要です。
また自分が所有する土地以外を駐車場とする場合、申請には「保管場所使用承諾証明書」という土地の所有者が作成する書類を用意しなければなりません。
保管場所使用承諾証明書の発行には、1,000円から5,000円程度の手数料がかかる場合が多く、発行に時間がかかることがありますので、あらかじめ手数料金額や発行までの期間を確認しておくと安心でしょう。
ナンバープレート代
車両や所有者の識別のために取り付けられるナンバープレートの発行にも費用がかかります。
ナンバープレートの金額は都道府県によって多少の差がありますが、一般的なペイント式ナンバーの場合、1,500円〜2,000円程度が相場です。
自分の好きな数字にする希望ナンバーの場合は4,000円〜5,000円程度、文字が光る光学式ナンバーの場合は5,000円〜6,000円程度が相場で、どのナンバーを選ぶかで金額が変わります。
また最近ではデザインの入った図柄入りのナンバープレートも増えてきていますので、自分の好みに合わせてナンバプレートを選ぶのも楽しいかもしれません。
代行手数料
代行手数料は、ディーラーが所有者に変わり車の登録手続きを行うことに対して発生する人件費です。
代行手数料には大きく分けて次の2つがあります。
・車庫証明手続き代行手数料
・検査登録代行手数料
車庫証明手続き代行手数料
車庫証明を取得するには、書類の作成、管轄の警察署への申請、証明書の受け取りが必要です。
この手続きを代行するために必要なのが車庫証明手続き代行手数料となります。
少しでも購入費用を抑えるために自分で手続きを行うという方も多いですが、申請は平日の日中しか受け付けていない上に、書類の作成にも手間がかかるため、ディーラーにお任せした方が安心でしょう。
また最近ではオンラインで申請手続きを行うOSS(自動車関連手続きのワンストップサービス)を利用する業者が増えています。
OSSの場合は、システムでまとめて申請を行うため、ユーザーが自分で車庫証明を取得することを希望しても断られてしまうケースがあります。
検査登録代行手数料
検査登録代行手数料とは、車の登録に必要な申請や検査を行うために必要な費用で、10,000円〜30,000円程度がかかります。
また業者によっては、ナンバープレートの発行や車庫証明の取得を代行する手数料も、この項目に含まれている場合がありますので、プリウス購入時には内訳を確認しておくと安心です。
場合によって必要な費用
ここまで車の購入に必要な法定費用や手数料について解説しましたが、ユーザーの状況によって発生するかどうかが変わる費用もあります。
ここからは購入時にかかる可能性がある5つの費用についてご紹介しますので、ご自身の状況と照らし合わせて費用の確認を行ってください。
希望ナンバー代行手数料
自分の好きな数字を付けられると人気の高い希望ナンバーですが、人気の高い数字の場合は抽選となります。
通常のナンバーよりもディーラー側の手間が増えるため、別途手数料がかかることがあります。
納車費用
納車の際、販売店舗まで車を取りに行く場合は必要ありませんが、自宅や指定の場所での引き渡しを希望する場合は別途車の運搬費用がかかります。
店舗から納車場所までの距離が長いほど高額になる傾向があり、近隣であれば5,000〜10,000円程度、遠方なら10,000円〜30,000円程度が相場です。
また、自走で車を移動させるのか、レッカー車で運ぶのかでも金額が変わりますので、納車場所を指定する場合はあらかじめ確認しておきましょう。
下取り査定料
下取り査定料とは、車を査定するためにかかる人件費です。
金額は5,000円〜10,000円程度に設定している業者が多いですが、査定料を請求していない店舗もあります。
この費用は、車を下取りに出しても出さなくても、査定をするだけで発生しますので、査定を依頼する前に費用がいくらになるか確認しておくと安心です。
下取り手続き代行費用
これまで乗っていた車を手放すには、名義変更や登録抹消、ローンの精算など様々な手続きが必要です。
下取り手続き代行費用は、これらの手続きを持ち主に代わりにディーラーが行うことで発生する費用で、10,000円〜30,000円程度がかかります。
車の購入店舗以外で車を売却した場合や、下取り車がない場合にはかかりません。
オプション費用
プリウスには乗り心地を快適にするものから、安全性を高めるものまで、さまざまなオプションが用意されています。
もちろんオプションを付けなくても問題なく車を使うことができますが、中には製造段階で取り付けが行われるため、後付けができないものもありますので、注文前にオプションも検討しておくことをおすすめします。
まとめ
新車を購入する場合には、車両本体価格とは別に「法定費用」「その他諸費用」「代行手数料」がかかります。
燃費が良く環境に優しいプリウスは、環境性能割や自動車重量税で優遇を受けることができますが、諸費用だけでも高額になるため、どの項目にいくらかかるのかを把握しておいた方が安心でしょう。
また金額が定められている法定費用とは異なり、代行手数料は業者によって設定金額が異なります。
そのため「少しでも費用を抑えたい!」という方は、いくつかの店舗で相見積もりを取ることがおすすめです。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
- モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
- 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。