高級クロスオーバーSUVであるハリアー。

シャープなデザインかつ、内装が豪華で人気のある車種です。ガソリンモデルの他にハイブリッドモデルも発売されています。

SUVでも車中泊する方もおり、旅行の際にはホテルや旅館に泊まらずに車の中で一晩過ごす方もいるでしょう。

ハリアーで車中泊をする方法と注意点をご紹介します。

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目次

ハリアーで車中泊する方法

ハリアーの車内のスペースは以下の通りです。

車内の広さ
  • 室内長 : 1,965mm
  • 室内幅 : 1,480mm
  • 室内高 : 1,560mm

他の車種のSUVと比べて特別広いわけではないですが、ラゲッジスペースがありフラットシートにもできます。

そのため、車中泊をする環境は整えられます。

フルフラットにする

車中泊するときは、車内のシートを倒してフルフラットにします。

元々ラゲッジスペースを広げるためのシートアレンジですが、フルフラットにすれば凹凸の少ない平坦なスペースができるので、ベットのようにして使えます。フルフラットにしたら、足を伸ばして眠れるスペースができるので快適です。

1,800mmぐらいの長さのスペースを確保できるので、背の高くない大人であれば十分に横になって寝られます。さらに前席をスライドさせれば、2,000mmぐらいまでスペースが広がるので、ほとんどの日本人は問題なく横になれるでしょう。

ただし前席をスライドさせると、前席と後席の間に空間ができるので、コンテナやクッションなどで埋めた方が快適に使えるでしょう。

AC100Vの電源が使える

ハリアーにはガソリンモデルとハイブリッドモデルがあり、どちらにもAC100Vのコンセントが備わっています。

ラゲッジルームにコンセントがあります。

コンセントの最大容量
  • ガソリンモデル : 100Wまで
  • ハイブリッドモデル : 1500Wまで

どちらもAC100Vですが、使える電源容量が違います。ただしどちらも電気機器を接続して使用でき、様々な電化製品が使えて便利です。

1500Wあれば調理器具やドライヤーが使用でき、車中泊してもキャンプのようにして車内で過ごせます。

コンセントを使用するときは、バッテリー上がりを防ぐためにアイドリング状態にしておくのが良いでしょう。さらにハイブリッドモデルであれば、非常時給電システムもあります。

アイドリングしなくても電気を使用でき、車外でも電気を使えるので明かり取りやスマホ充電などで活躍するでしょう。

電気ヒーターなどは使えないですが、電気毛布ならば使えるので少し寒いぐらいならば、暖房を使わなくとも暖を取れます。

車中泊するときにあると便利なグッズ

ハリアーは座席を倒せばフルフラットになり、ベッドのようにして使えるので車中泊が可能です。

またコンセントがついているので、簡単な調理を行ったり暖房を使ったりもできます。ただしそのままでは不便な部分もあるので、車中泊を便利にするグッズをご紹介します。

コンテナ

後席を倒しフルフラットにし、前席シートを前にスライドさせれば、身長180cmの大人でも横になれるスペースを確保できます。

前席を前にスライドさせると、倒した後席との間にスペースができ、そのままでは横になりにくいという問題があります。15~20cm程の隙間ができるので、折りたたみコンテナを置くとちょうど隙間を埋められます。

コンテナのままでは硬くて足や頭を乗せにくいので、コンテナの上にマットを敷いておくと良いでしょう。

LEDライト

夜は真っ暗になるので、車内にライトがないと何も見えません。ルームランプがついていますが、ランプ1つでは暗いので、LEDライトを取り付けると夜間でも車内が明るくなります。

LEDライトを取り付けるには、以下の3つの方法があります。

LEDライトを取り付ける方法
  • オプションのLEDバルブを取り付ける
  • 社外品のルームランプを取り付ける
  • 家庭用LEDライトを買ってコンセントに差して使う

オプションのLEDバルブは、天井とドアに取り付けられるので車内全体を照らせます。社外品のルームランプも、ハリアーの車内に2個や3個取り付けられるタイプがあり、何個も取り付けると明るくなります。

家庭用LEDライトは、コンセントに差して使えるようなタイプを使います。

LEDランタン

車内でLEDライトをつけっぱなしにして、バッテリー上がりが気になる方は、明かり取りにLEDランタンを使ってください。ランタンは内蔵バッテリーで明かりが灯るので、ハリアーに搭載のバッテリーを使わずに済み、バッテリー上がりの心配がありません。

手回し充電機能のついたモデルもあり、これならばランタンのバッテリーが切れる心配がないです。

サンシェード

夜間にLEDライトをつけると、外から車内が丸見えです。

プライバシーを守るためにも、防犯のためにもサンシェードで窓を覆うのがおすすめです。プライバシーサンシェードと呼ばれる家庭用の製品があります。

またはハリアー専用に窓の形と同じになっているサンシェードやプライバシーカーテンもあり、これを使うと窓にぴったり取り付けられるので隙間ができません。使うならばメッシュや半透明タイプではなく、遮光タイプを推奨します。

ちなみにフロントガラスに遮光のカーフィルムを貼るのは違法なので、目隠しには取り外せるシェードやカーテンを使うようにしてください。

エアーベッド

座席を倒しただけでは眠りにくいので、その上に敷くエアーベッドを用意します。

マットレスでも良いですが、シートを敷くと斜めに傾くのでエアーベッドならば空気の層によって傾かず快適に眠れます。冬に車中泊するならば、寒いのでタオルケットなどもあると良いでしょう。

またはシェラフを用意して、テントの中で眠るように使っても構いません。シェラフであれば保温力があるので、寒さを感じません。

特に真冬は朝方寒くなり気温が下がるので、車中泊するならば寒さ対策が必要です。

モバイルバッテリー

長期間の車中泊であれば、モバイルバッテリーがあると便利です。

もちろんハリアーにはコンセントがついているので、コンセントからも充電できますが、他の用途にコンセントを使うときもあるでしょう。モバイルバッテリーがあれば、スマホやタブレットの充電、ノートパソコンやタブレットの電源として使えます。

バッテリー容量が多いほど長く電化製品を使えますが、その分価格が高いです。またバッテリー容量が多いほど充電するのに時間を要します。

ハリアーのバッテリーとは別に、本格的な電源を確保するならばポータブル電源を用意してください。

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扇風機

夏のような気温の高い日に車中泊するとなれば、車内の温度は上がります。

カーエアコンをつけっぱなしにして車内で過ごすこともできますが、バッテリーが上がる可能性があります。そんなときには、車内で扇風機を使うと車のバッテリーを使わずに済みます。

コンセントに差して使えるタイプの他に、モバイルバッテリーに繋いで使うタイプもあります。モバイルバッテリーで動く扇風機ならば、車内で使っても車のバッテリーの残量を気にする必要がありません。

適宜窓を開けて外の空気を取り入れ、扇風機を使えば涼しい中で過ごせるでしょう。

ハリアーで車中泊するときの注意点

ハリアーはキャンピングカーのように、旅行に使うために開発された車ではありません。日頃の移動で使用しながら、工夫すれば車中泊も可能になっています。

車中泊するときにはいくつか注意点があります。

フルフラットにしても少し斜めになる

後部座席を倒せば、ラゲッジルームから座席までフルフラットになります。

しかしフルフラットにしても完全に平行にはならず、若干斜めになっています。フルフラットにして横になると、体が苦しくなるほど斜めにはなっていないですが、平行でないので気になる方もいるかもしれません。

車中泊に慣れていない方は、眠りにくいと感じるでしょう。そんな時は、段差部分にマットを置いたり、フルフラット部分全体にエアーベッドを敷いてください。

このようにすれば段差を解消してフラットになるので、寝にくさを感じなくなります。

フルフラット後の上下スペースが狭い

フルフラットにすれば車内の前後のスペースは十分広くなりますが、上下の高さは少し狭く窮屈に感じるかもしれません。

クロスオーバーSUVであり、全高が低めの車のため室内高は高くないです。運転する時に座席に座ると頭が天井にぶつかるなどの問題はないですが、車中泊では天井が低く感じます。

フルフラットにして横になれば、天井が迫ってくるような感覚があり寝返りを打つときに不便に感じる可能性があります。フルフラット時の天井までのスペースは、ラゲッジルームの床から天井までの高さと同じなので、約700mmの高さです。

車中泊ではマットを敷いて眠るので、より高さは低くなります。横になった後に、起き上がると天井にぶつかりそうになるので気をつけましょう。

調光パノラマルーフ

車内で仰向けで横になったら、人によっては天井が近く窮屈だと感じるかもしれません。

そんな方はメーカーオプションの調光パノラマルーフを装備しておきましょう。全グレードにオプションとして設定されており、いわゆるサンルーフとして機能します。

車中泊ではサンルーフがあれば開放感があり、夜はルーフから星空を見られます。ハリアーの調光パノラマルーフは、ルーフの透明度を変化させられるタイプです。

透明にしたり遮光したりと自由に変化させられるので、ルーフから外が見えないようにするなら遮光にしておくと良いです。

オプション価格としては108,000円(税込)と高いですが、人気のあるオプションです。

車内の換気

長い時間車内にいるならば、酸素欠乏にならないように換気します。

簡単な換気方法は窓を開けることですが、窓を開けると外から虫が入る可能性があり、外の音も聞こえます。車内のプライバシー確保のために、窓にカーテンをつけると窓を開けて換気しにくいです。

窓を開けずに換気するならば、エアコンを使ってください。エアコンを使えば換気と同時に車内温度管理もできます。

エアコンを使うならば車はアイドリング状態にしておくのが良く、バッテリーが減るのを防ぐためにもアイドリングのままにします。

ラゲッジルームのスペースが狭くなる

車中泊を行うとハリアーのラゲッジルームを寝台として使うので、その分荷物を置けるスペースが減ります

旅や出張で車中泊する時が多く、どうしても長旅用に荷物は多くなります。旅館やホテルに泊まれば、宿泊先に荷物を持ち込めますが、車中泊ではそのようなわけにはいきません。

荷物を車内に置くとなれば、前席の上やドアポケット、ダッシュボードの上、ラゲッジルームの空いた場所などに置きます。

背が高い人は前席を前にスライドさせるので、前席のスペースも減ります。前席をスライドさせると、後席との間にスペースができるので、そのスペースに荷物を置いても良いでしょう。

どうしても車内に置けない荷物があれば、コインロッカーを利用しましょう。

まとめ

ハリアーは座席を倒してフルフラットにすると横になれるので車中泊できます。

フルフラットにして前席を前にスライドさせると、寝台としては180cmぐらいのスペースを確保できます。一人で横になるなら十分であり、少し窮屈ですが二人並んでも横になれます。

ACコンセントやルームランプなどのオプションもあるので、これらを使えば車内で快適に過ごせます。

ハリアーは車中泊もできる便利に使える車であり、購入するときの参考にしてください。ガソリンモデルよりもハイブリッドモデルの方が、より多くの電気を使えて車内で過ごすのに便利です。

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