トヨタのヒットモデル「アクア」は、優れた燃費性能が最大の魅力となっている5ナンバーサイズのハイブリッドカーです。

キュートな見た目が印象的で、たくさんの個性を持ち合わせています。

見た目・性能も重要視すべきですが、内装デザイン・室内の広さ・収納の使い勝手といった居住性も確かめておく必要があります。

今回はアクアの内装について詳しく解説していきますので、アクアのことを詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

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目次

アクアの内装の特徴


アクアはTNGAプラットフォームが採用され、ボディサイズをコンパクトに維持しつつ、ホイールベースを約50mm延長することで、前後の乗員間隔を十分に確保して、後部座席の居住性を向上させています。

また、運転座席は、フロントピラーやドアミラーを最適化することによって、運転しやすいクリアーな前方の視界が確保されていることも特徴であるといえるでしょう。

無駄な部分が削ぎ落とされている優れたパッケージングにより、後部座席のヘッドクリアランス・ひざ周りにゆとりが確保されています。

さらに、後部座席に長い座面が採用されたことによって、ゆとりのある姿勢をキープできるようにしたほか、シートバック角度も配慮され、乗員の座り心地をより追求したモデルと言えるでしょう。

室内空間

一般的に、コンパクトカーの室内空間は狭くなってしまう傾向にあります。

しかし、アクアはコンパクトカーでありながら、ゆとりがある室内空間で狭さが感じられないことが特徴です。

ハイブリッドカーであるため、モーター・エンジンを搭載していますが、小型化されたバッテリーが搭載されている場所が工夫されていることによって、快適な居住スペースが確保されています。

全高が低くおさえられ、室内長が確保されたデザインが特徴となり、広がりがある空間を実現しているのです。

また、運転席・助手席だけではなく、後部座席にもゆとりが確保されていることも魅力のひとつです。

後部座席の頭上・膝周りにゆとりを確保するだけではなく、リヤシートは着座した際の姿勢を保つことが容易な長い座面が採用されました。

シートバックの角度を調整することでも室内空間の快適さが演出でき、どの座席でも快適にドライブを楽しむことができるでしょう。

荷室

アクアの荷室はコンパクトカーでありながらも、たっぷりとした容量スペースが確保されています。

バッテリーを後部座席の下部に配置したことによって、コンパクトカーでありながら容量たっぷりのスペースが確保されているのです。

荷室長656mm(5名乗車時)×荷室幅1,153 mm(最大)×荷室高824mmが確保された荷室は、バックドアの開口長を拡大したことによって、荷物の出し入れが容易となりました。

後部座席はシートアレンジにも対応しており、後部座席を前に倒すことで、ラゲージスペースを拡大することが可能です。

荷物が多い時・長さや幅があるものを収納する際に利用すると非常に便利でしょう。

さらに、車内の至る所に使い勝手が良い収納スペースも備え付けられています。

便利な収納スペースは以下の通りです。

フロントコンソール


フロントコンソールには、2個のカップホルダーとスマートフォントレイが装備されています。

スライド式スマートフォントレイとなっているため、すっきりとケーブルを収納することが可能です。

なお、スマートフォントレイの下部には通信用(Type-A、全車標準装備)と充電用(Type-C、「Z」のみ標準装備)USB端子がセットされていますので、車で携帯の充電がなくなってしまっても安心ですね

助手席アッパーボックス


助手席アッパーボックスはティッシュボックスも収納可能となっている大容量が確保されています。

メイクポーチを画像のように収納することもできるのです。

フロントセンターアームレスト


「G」と「Z」には、フロントシートにタブレットが収納可能な深さが確保されているコンソールボックスが付いたアームレストが用意されています。

仕事用にパソコンやタブレットを持ち歩いている人に嬉しい収納ですね。

リアコンソール


「B」「X」にはリアコンソールに2個カップホルダーと小物が置けるオープントレイが装備されています。

なお、上級グレードの「G」と「Z」には2個のカップホルダーが付いたリアセンターアームレストとなっています。

アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付き)


全車に非常時給電システムが付いたアクセサリーコンセントが標準で装備されています。

災害などの非常時に家電製品を利用できる非常用電源として使えるため、万が一の場合に備えとして心強い存在となるのです。

運転席

アクアの運転席は、それぞれのグレードにおいて個性的なデザインが施され、先進的な佇まいを感じられます。

運転席は低めに設定されており、コックピットに腰を下ろすかのようなフィーリングに浸れることも特徴です。

運転席から確かめられるマルチインフォメーションディスプレイには、速度・運転時間がわかるドライブインフォメーション・エコジャッジ・燃費履歴といった各種の情報が表示されます。

表示をステアリングスイッチで切り替えられるため、走行状況をしっかりと把握しながら運転を楽しむことができるしょう。

その他


アクアは室内装備がとても充実している車種となります。

運転席と助手席にはシートヒーターが内蔵されているため、寒い日であってもシートがドライバー・同乗者を温めてくれます。

また、車内の温度を快適に管理できるオートエアコンも嬉しい装備です。

クリーンエアフィルターが付加されているため、花粉をブロックしながらエアコンを効かせられます。

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アクアのグレード別内装

ここからはアクアの内装をグレード別に紹介していきます。

アクア「B」の内装



エントリーモデルと設定されている「B」の内装は、ブラックを基調として、シンプルにまとめられており、上品な印象を受けるでしょう。

ヘッドレスト一体型のシートとなっており、表皮にはファブリックが採用されています。

ステアリングホイールはウレタン3本スポーク、ピアノブラック加飾が施されたシフトまわりとなっています。

インパネ中央部には7インチディスプレイが配置されたコックピットです。

インパネやフロントドアトリム、助手席アッパーボックスはマット塗装となっています。

新型アクア「X」の内装



「X」の内装は「B」の内装がベースとなっており、アップグレードされた細部が見どころです。

ピアノブラック加飾とシルバー塗装が施されたインパネ、ピアノブラック加飾が施されたフロントドアトリム・助手席アッパーボックスが設置されています。

メーカーオプション設定で、一体型シートからヘッドレスト型シートへ、表皮はファブリックから上級ファブリックへと変更することが可能です。

新型アクア「G」の内装



「G」の内装は、質感が高められた高級感が漂うデザインとなっています。

シフトまわりは本革巻き3本スポークのステアリングホイール、サテンメッキ加飾が施されています。

ピアノブラック加飾に加え、合成皮革巻きオーナメントとステッチが施されたフロントドアトリム・助手席アッパーボックスが特徴です。

また、フロントセンターアームレストにはコンソールボックスが付いています。

「G」「Z」では、さらに室内の上質感を高められる「合成皮革パッケージ」がメーカーオプションで選択可能です。

ストライプ柄のファブリックがアクセントとなった合成皮革シート、運転席は6ウェイパワーシート、運転席と助手席にはシートヒーターが付いています。

新型アクア「Z」の内装



最上級モデルである「Z」の内装は「G」がベースとなっており、高級感をさらに高めて、より快適な室内装備を実現しました。

ディスプレイはひとまわり大きめの10.5インチです。

インパネまわりにはピアノブラック加飾、フロントドアトリムにはピアノブラック加飾・合成皮革巻きオーナメントとステッチが施されています。

また、助手席アッパーボックスにはアクセントとしてスモーキーブロンズ加飾が施されています。

さらに、「Z」「G」では、メーカーオプション設定で「コンフォートパッケージ」が用意されています。

窓のガラスにはUVカット・IRカット機能がプラス、フロントドアガラスにはスーパーUVカット機能が施されており、紫外線・赤外線がカットされるのです。

快適なドライブへと誘う機能・装備
室内が快適な空気環境に導かれる「ナノイーX」
ドライビングポジションが記憶可能な「運転席イージーリターン機能」
そして、助手席には収納が追加されています。

アクアの荷室&座席アレンジ


ホイールベースの延長によって、後部座席だけではなく荷室スペースにもゆとりを持たせていることに加えて、バックドアの開口長が拡大されることで荷物の積み降ろしも楽にできるような工夫がされています。

内装の上質さを増したアクア

後部座席の快適性が高められたため、居住性が向上したアクア。内装の質感にも上質さが増しており、低燃費一辺倒ではなく快適なドライビングを楽しめるモデルへと進化しているのです。

非常時の給電システムが付いているアクセサリーコンセントなど、災害に対する意識が高まっている時代に要求される機能が標準装備されているため、長きに渡って愛用できる1台となってくれるでしょう。

また、後部座席が6:4分割可倒式リアシートとなっているため、片側だけを倒すことが可能で、荷物の大きさや幅に合わせて荷室を拡大できます。

アクアの内装をもっとおしゃれにするカスタムパーツ

モデリスタのインテリアパネルセットは、黒木目調と茶木目長の2種類が設定されており、どちらもセンターパネルにはシルバー加飾が施されているため、落ち着いた大人の高級感が漂います。

小さなお子様がいる方に推奨できるのは、撥水加工が施された素材が使用されたフルシートカバーです。飲みこぼしなどの汚れを簡単に拭き取れます。

ハーフシートカバーは、生地がレースのようで、上品さを纏っているため、マダム世代の方々におすすめです。

モデリスタでは、多種多様なLEDカスタムグッズが設定されています。

LEDルームランプセットは、広範囲を明るく照らす面発光タイプが採用されているため、夜間に乗降する際や室内で落とした物を探す際など、活躍できるシーンが数多くあります。

またインテリアイルミネーションは、ドアをオープンした際に間接照明のブルーライトが足元を照らして、ドアをクローズした後は一定時間経過した後に徐々に消灯していきます。

走行中においては減光点灯して、スイッチのオン/オフによって点灯・消灯が可能です。

さらにUSBジャックイルミネーションを装着することで、センターコンソールもブルーに点灯するため、室内がブルーのライトで包まれて統一感のあるカスタマイズとなります。

LEDカスタマイズはDIYのなかでも比較的簡単な作業となりますので、カー用品店で好みのカラーに変更してみるのもいいかもしれません。

まとめ

今回は、アクアの内装に関することを詳細に解説しました。

アクアはコンパクトカーでありながら、広々と室内空間を確保しており、後部座席にもゆとりもあり快適な空間が広がっています。

インテリアのデザインはグレードによって仕様や配色が異なっていますので、性能と合わせた形で好みであるデザインのグレードをセレクトすると良いでしょう。

荷室については、バッテリーが後部座席の下部に搭載されたことによって、スペースが確保され余裕があるラゲージスペースを実現しています。

搭載されている装備やインテリア・装着可能なオプションはグレードによって異なっているため、どれをオプションで取り付けるかによって、車内の雰囲気は大きく変わりますので、是非とも実車でその違いを確かめてみてください。

トールワゴンスタイル・大型のミニバン・SUVが流行している現代ですが、普段使用するには広々とした室内空間が無駄となってしまっている場合も多いのではないでしょうか。

しっくりくるインテリアとなっているアクアで、我慢せずに快適なエコドライブを実現することも、素敵なカーライフとなるかもしれません。

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