ヴォクシーは、トヨタ自動車から2001年に発売開始されたミニバンのひとつ。

2022年には、さらに快適な室内空間、使い勝手の良い便利な機能、最新の先進安全装備などを備えた形に大きな進化を遂げ、新型ヴォクシーとしてフルモデルチェンジされました。

ファミリーカーとして人気の高いヴォクシーは、街中での買い物や送り迎えだけでなく、家族とのドライブや旅行、アウトドア、キャンプ、車中泊にも使える使い勝手の良い車です。

車を購入する際に外見や性能、機能に目が行きがちですが、乗る人の快適さを考える時に重要視するのは内装ではないでしょうか。

今回は新型ヴォクシーの内装やインテリア、室内空間について詳しく解説します。

グレードごとの特徴やおすすめのカスタムパーツまで紹介するので、新型ヴォクシーの購入を検討している人、新型ヴォクシーの内装が気になる人はぜひ参考にしてみてください。

目次

新型ヴォクシーの内装の魅力5選

ヴォクシーは、カッコいい見た目や燃費の良さだけでなく、広々した内装や高級感あふれるインテリアパーツも魅力です。
ここからは、新型ヴォクシーの内装の魅力を5つ紹介します。

新型ヴォクシーの内装の魅力
  • ドライバーに配慮された運転席
  • 快適で便利な後部座席
  • バリエーション豊富なシートアレンジ
  • ドライブをより楽しく快適にする空間設計
  • ​​どんな旅でも活用できる豊富な収納力

それぞれ詳しく見ていきましょう。

新型ヴォクシーの内装の魅力1|ドライバーに配慮された運転席

新型ヴォクシーの内装の魅力は、ドライバーに配慮された運転席の装備が充実している点です。

新型ヴォクシーの視界は、フルモデルチェンジ前と比べてさらに良好になりました。

改善したポイントは以下のとおり。

改善したポイント
  • フロントのAピラーのスリム化により死角を削減
  • 死角になりやすい部分の視野を確保する三角窓を設置
  • インパネレベルとAピラーを下げて開放感を演出
  • 運転席からボンネットが見えるほど高いアイポイントを設置

視界が良好になったことで、より運転しやすくなり、安全性も向上しています。

他にも、新型ヴォクシーは運転者の快適性を高めるために、運転時に使用する装備にも改良を加えました。

主な改善点は以下のとおり。

改善点
  • マルチインフォメーションディスプレイの採用
  • シフトレバーの選択肢を追加
  • デジタルインナーミラーのオプション追加

新型ヴォクシーではマルチインフォメーションディスプレイを採用しており、視認性や利便性が向上しました。

航続可能距離の情報や気温、レーンディパーチャーアラートなどの安全装備の作動状況や警告なども大型液晶ディスプレイでわかりやすく表示するため、運転に必要な情報を一瞬で確認できます。

さらに、グレードやエンジンなどの条件によってシフトレバーの選択ができるようになりました。シフトレバーは、仕様により下記の違いがあります。

条件 シフトレバーの種類
ガソリン車 シーケンシャルシフトマチック
ハイブリッド車 ストレート式シフトレバー
ハイブリッド車+PMV選択車 エレクトロシフトマチック

シーケンシャルシフトマチックは右側に倒すことでシフトアップ、シフトダウンのマニュアル操作を楽しめます。

一方でストレート式のシフトレバーはレバーのスイッチを押すことでシフトチェンジが可能。

エレクトロシフトマッチは、電子的にシフト信号を送り、シフト操作を可能にします。

どのシフトレバーが使いやすいか、実際に試乗して試してみるのもおすすめです。

インナーミラー内のディスプレイに車両後方カメラの映像を表示させることができるデジタルインナーミラーも魅力的。

切り替えレバーを操作することで、鏡面ミラーモードからデジタルミラーモードに切り替えも可能です。

ヘッドレストや荷物で視界を遮られずに後方確認ができるため安心して走行や駐車することができるでしょう。

新型ヴォクシーの内装の魅力2|快適で便利な後部座席

新型ヴォクシーは、快適で便利な後部座席が魅力です。

まず、幅が広い室内は隣の人との距離も近すぎず、ゆったりとした広さとなっています。

天井も高いため、頭上もゆったりしており、背が高い人にも窮屈な印象を与えません。

さらに室内空間の広いヴォクシーには、2列目シートのロングスライド機能があるのが特徴です。

3列目のシートを格納し、2列目シートをスライドさせることで745mmの広々とした足元空間ができあがります。

その広さは、大人が座って脚を伸ばしても窮屈にはならないほどで、後席の居住性は快適といえるでしょう。

ロングドライブの際には、広々とした足元空間は魅力的です。

新型ヴォクシーの内装の魅力3|バリエーションが豊富なシートアレンジ

先代のヴォクシーでは、7人乗りモデルのシートをスライドさせる際、2列目シートを内側にスライドさせてからロングスライドしなければいけませんでした。

しかし、新型ヴォクシーではその必要がありません。

2列目シートのロングスライドのしやすさや調整のしやすさは新型ヴォクシーの特徴のひとつといえるでしょう。

また、3列目シートは跳ね上げる際に簡単に固定できるようになりました。

新型ヴォクシーは3列目の座面下中央にあるレバーを操作すると、スプリングもアシストで楽に跳ね上げることができ、そのままかちっとロックさせるだけで収納することができます。

簡単に操作できるため様々なシーンに合わせてシートを調節できるのも魅力的です。

新型ヴォクシーの内装の魅力4|ドライブをより楽しく快適にする空間設計

新型ヴォクシーは、ドライブの時間を快適にするための機能が多数備わっています。

主な機能は下記のとおり。

【電子パーキングブレーキ】
シフトレバーを「P」ポジションに入れると自動で作動し、ブレーキを踏みながら「D」ポジションなど「P」ポジション以外にシフトすると解除されるオート機能です。

【ブレーキHOLD】
「HOLD」スイッチを押すと、システムONの状態にしておくことで、ブレーキを踏んで停車した時にブレーキを保持する機能です。アクセルを踏むと解除されます。渋滞や信号待ちなどで役立つ機能になります。

【後席サンシェード/セラミックドット(スライドドア)】
スライドドアのトリム内に、サンシェードを設定しています。直射日光を遮り、後席の方に快適なひとときを提供します。なお、サンシェードではカバーできないウインドウ両端にもセラミックドット加工を施し遮光性を持たせることで、窓全面をしっかり遮光します。日焼けを防止する効果のほか、気温が高い日に室内の温度が上がりすぎないようにする効果もあります。

【ナノイーX】
ナノイーXは、ナノイーの10倍の量のOHラジカルを含む微粒子異音です。インパネの運転席側吹き出し口から室内へ放出され、車室内を快適な空気環境に導きます。

【12スピーカー】
広い室内空間に合わせて、12個のスピーカーを最適にレイアウトしています。

【イルミネーテッドエントリーシステム(運転席スタートスイッチ+ルームランプ)】
ドアの解錠/施錠・ドアの開閉時にはルームランプをはじめとした照明が自動的に点灯、消灯し、乗る方を優しく迎えます。夜に車に乗る機会の多い方には嬉しい機能ではないでしょうか。

【ステアリングスイッチ(マルチインフォメーションディスプレイ・レーントレーシングアシスト・レダークルーズコントロール・ハンズフリー・音声認識)】
マルチインフォメーションディスプレイ内の表示切替やオーディオなどの操作を、ステアリングから手を離さずに行うことができ、運転に集中することができます。

新型ヴォクシーの内装の魅力5|どんな旅でも活用できる豊富な収納力

ヴォクシーは収納力にもすぐれており、実用性があり、使い勝手が良いのも特徴のひとつです。

ここではインパネ周りの収納をまとめました。

収納スペース名 特徴
シフト横小物入れ フロントのシフト横に小物入れを設置

スマートフォンが置けるサイズの収納で、トレーで上下2段に仕切られているのがポイント

下段にはUSB端子が備わっているためスマートフォンの充電や通信に便利

コンソールボックス 大容量で収納力に優れている

ハイブリッドS-Zは一体型カップホルダー付きで、ドリンクもおける

ハイブリッドS-Z以外のグレードでは、センターコンソール単体となっているため、注意が必要

S-Gには、セカンドシート用の充電用USB-C端子を2つ装備

フロントカップホルダー 運転席と助手席には丸型のカップホルダーが設置

ペットボトルやカップ、缶に対応している

コンソールボックス一体型カップホルダー&アッパートレイ ハイブリッドS-Gはメーカーオプションでセンターコンソールボックス一体型カップホルダー&アッパートレイが装着可能

非装着車にはセンターコンソールに引き出し式のカップホルダー&小物入れが備わっている

フロントドアボトルホルダー フロントドアのパワーウインドウスイッチの下にはペットボトルも収まるボトルホルダーと、スマホも収納できる小物トレイが装着
助手席アッパーボックス 助手席にある蓋付きの収納スペース

ちょっとした小物を入れておくのに便利なサイズ

蓋付きのため外から見えないように収納することが可能

助手席オープントレイ アッパーボックスの下にあるオープントレイは、幅は広くありませんが取り出しやすい位置にあり、深さもちょうどいい

次に、2列目&3列目シート周りの収納をまとめました。

収納スペース名 特徴
格納式センターボックス S-Gの7人乗りのシートの場合は、2列目のシートの間にふたつのドリンクホルダーがついた折りたたみ式大型サイドテーブルが装着

S-Gの8人乗りの場合は、2列目シート中央に2つのカップホルダーがついた格納式のセンターボックスが用意

S-Zには充電用USB-C端子が2つとスリットタイプのポケット、4つのドリンクホルダー、2つのエコバックフックがついた折りたたみ式の大型サイドテーブル設置

スライドドアボトルホルダー スライドドアにはセカンドシート用ボトルホルダー設置
デッキトリムボトルホルダー 3列目には左側にふたつ、右側にひとつのドリンクホルダーが用意

最大人数が乗車した場合でも、全員にドリンクホルダーが行き渡る点が魅力

シートバックポケット 運転席、助手席の両方に設置されている

書類を入れておくのにちょうどいい収納スペース

インパネ周り、2列目&3列目シート周りの収納が充実すれば、ドライブの際に荷物をしまいたいと思った時に便利です。

収納の多さを理由に、新型ヴォクシーを選ぶのもおすすめです。

他にも新型ヴォクシーは、荷室も荷物にあわせて調整して積載できる特徴があります。

シートをラゲージモードに調節すると、大きな荷物も積むことが可能。ビッグラゲージモードでは大きさによっては自転車をそのまま積むこともできるでしょう。

さらに、後席をフルフラットにすると、パーキングの時などに横になって休むことができる快適な空間が実現します。

また、新型ヴォクシーはトヨタとして初めて「パワーバックドア」の開閉スイッチを車両側面両側に配置しています。(S-Zのメーカーパッケージオプションのみ)

車両の横に立って操作できることで、自分自身が後退りすることなくドアの開度を確認しながら任意の位置で安全に停止させることが可能です。

他にも、全グレードにバックドアを任意で止めることのできる「フリーストップバックドア」も魅力的。

これまでも電動テールゲート仕様で開閉位置を任意で設定できる車種はありましたが、テールゲートを開けた際に手で押さえることでその位置でテールゲートを止めることが可能です。

小柄な人でも手が届く位置で保持できるため、開閉が楽になります。

一度保持した後は、閉方向のみ作動する構造となっているため、間違えて開いてしまう心配もありません。

些細なことですが、フリーストップバックドアの採用によって使い勝手は大きく向上しており、狭い場所でも荷物の出し入れがしやすく、テールゲート開閉時に車を前に出すなどの作業が不要になりました。

荷室や収納スペースを活用して、車内で快適に過ごせます。

【グレード別】新型ヴォクシーの内装の特徴を紹介

ヴォクシーには数多くのグレードがあります。

ここからは、内装でグレードを決めたいという方のためにグレードごとの内装を紹介していきます。

エントリーモデルの「S-G」

エントリーモデルの「S-G」の内装色はブラックのみです。

8人乗りのセカンドシートには、705mmのロングスライドが可能な6:4分割チップアップシートを採用しています。

サードシートを格納すると後列の収納スペースが増し、荷室としても使用できます。

多様な使い方ができるのも特徴です。

シート表皮は上級ファブリックで、背もたれをすばやく温める快適温度シートがメーカーオプションで装着できます。

運転席と助手席には、それぞれの体感温度の違いに合わせて設定できる左右独立温度コントロールフロントオートエアコン+リヤオートエアコンもオプションで装着できるため、それぞれに合った温度設定が可能なため快適な室内空間が実現します。

助手席シートバックテーブル(カップホルダー2個+エアバックフック2個付)が8人乗りに標準装備されているため、使い勝手も良いです。

スイッチパワーウインドウに加飾はなく、またマルチインフォメーションディスプレイは4.2インチが装着されています。

ワンタッチ付パワースライドドアは、片側のみで両側に装着する場合はオプションで装備する必要があります。

上位モデルの「S-Z」

上位グレードである「S-Z」は充実した装備と上質感のある内装になっています。

S-Gではインサイドドアハンドルはブラックですが、S-Zではシルバー塗装されています。

また、内装色はブラックのみですが、シート表皮は合成皮革+ファブリックとなっており「S-G」とは違った印象を抱くでしょう。

座面と背もたれをすばやく温める快適温熱シート(運転席・助手席)が標準装備されています。

さらに、左右独立温度コントロールフロントオートエアコン+リヤオートエアコンも標準装備されていて、車内温度の調整は完璧です。

フロントシートだけでなく、セカンドシートにもシートヒーターをオプションで装着することができ、2WDではオットマンも装着できるため快適な室内空間が実現します。

マルチインフォメーションディスプレイは7.0インチを採用しており、ハイブリッド車の場合、ハイブリッド専用のオプティトロンメーターとなっています。

S-Zには2列目シートにカップホルダーが4個付いているサイドテーブルが装着されており、細やかで充実した内装ということができるでしょう。

新型ヴォクシーはオプションパーツで自分好みにカスタムできる

ヴォクシーに装着できるインテリアオプションは以下の通りになります。

インテリアオプション
・フロアマット(ラグジュアリータイプ)
・フロアマット(デラックスタイプ)
・メタルガーニッシュキット
・LEDスマートフットライト
・ラゲージLED
・サイドウェルカムイルミ
・プロジェクションイルミネーション
・イルミネーションランプ(ブルー)
・シートバックテーブル
・シートカバー
・シートカバー(フル撥水)
・室内カーテン(遮光機能付)
・室内カーテン(プリーツタイプ)
・エアコンドリンクフォルダー(運転席・助手席用)
・ETCカバー
・サイドBOXゴミ箱(運転席・助手席用)
・プレミアムサウンド8chスピーカー&ダブルツィーターシステム
・スピーカーセット(標準スピーカー交換タイプ)
・14型有機EL後席ディスプレイ
・カメラ別体型ドライブレコーダー(運転席スマートフォン連動タイプ)
・カメラ別体型ドライブレコーダー(フロントカメラタイプ)
・カメラ一体型ドライブレコーダー
・360°カメラ+リヤドライブレコーダー
・前後方3カメラドライブレコーダー
・前後方2カメラドライブレコーダー
・電子インナーミラー型ドライブレコーダー(前後方カメラ)
・サンシェード
・スマートクッショントート
・エアスリープマット
・ラゲージフェンス
・ラゲージボックス
・ラゲージソフトトレイ
[サポトヨプラス]
・ランバーサポートクッション(汎用タイプ)
・アシストグリップ(ヘッドレスト取付タイプ)
・アシストグリップ(つり革タイプ)
・アシストグリップ(シンプルタイプ)
・回転用クッション
・サイドサポートパッド(汎用タイプ)
・シートベルトバックル
・杖ボルダー
・ステップ(170mmタイプ)
・携帯用トレイ(簡易セット)

オプションの装着で、便利でより充実した室内空間を作り出すことができます。

自分自身の好みや利便性に優れたオプションの装着が可能です。

サポトヨプラスでは、快適なお出かけをサポートする様々なアイテムがあります。

安心安全なドライブのためにこのようなオプションも参考にしてみましょう。

まとめ

今回は、新型ヴォクシーの内装を紹介しました。

ファミリーカーとして人気のヴォクシーは、日常使いから旅行やキャンプなど様々なシチュエーションで活躍するため幅広い世代におすすめです。

内装やインテリアの特徴は車を購入する際の大事な決め手になります。

特に長距離走行の際は広々とした室内空間のおかげで、運転者も同乗者も快適に過ごすことができます。

車を購入する際は、ぜひ内装にもこだわって購入してみてください。