2001年に発売されたヴォクシーは、2022年にさらに快適な室内空間、使い勝手の良い便利な機能、最新の先進安全装備などを備えた形に大きな進化を遂げ、新型ヴォクシーとして発売されました。

ファミリーカーとして人気の高いヴォクシーは、街中での買い物や送り迎えだけでなく、家族とのドライブや旅行、アウトドア、キャンプ、車中泊にも使える使い勝手の良い便利なミニバンです。

車を購入する際に外見や性能、機能に目が行きがちですが、その次に重要視するのは内装ではないでしょうか。そんなヴォクシーの内装やインテリア、室内空間について詳しく解説していきます。

また、グレードごとの特徴についてもご紹介していきますので、ヴォクシーを購入しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

ヴォクシー 室内の特徴

ヴォクシーは、広いフロントガラスのおかげで視野が確保できるデザインとなっています。ここからは運転しやすいヴォクシーの特徴をひとつずつ見ていきましょう。

視界の良さ

ヴォクシーの視界が良好なのは、さまざまな工夫がされているからといえるでしょう。

フロントにあるAピラーはスリム化しており、死角を少なくしています。また三角窓があるので死角になりやすい部分の視野が確保されています。運転席からみると、インパネレベルとAピラーを下げたことによって、開放感がありワイドな雰囲気のある空間となっています。

運転席からボンネットが見えるほどアイポイントが高いため、それを目安に車幅感覚や前方位置をつかむことも可能です。狭い路地での走行も視界が良好だと安心、安全に運転することができます。

ドライバーに配慮された運転席

運転席には、ドアトリムにソフト素材が採用されています。見た目だけでなく、触り心地の質感も優れており、上質な室内空間を実現しました。

中央に設置されたディスプレイオーディオは画面が大きく、ドライバーからも見やすいのが特徴です。ドライバーが快適に運転できるように配慮されています。

シフトレバーは、仕様により異なっており以下の通りです。

ガソリン:シーケンシャルシフトマチック
ハイブリッド:ストレート式シフトレバー
ハイブリッドにてPMV選択:エレクトロシフトマチック

シーケンシャルシフトマチックは右側に倒すことでシフトアップ、シフトダウンのマニュアル操作を楽しむことができます。どのポジションに入っているかわかりやすいシフトタイプになっています。

ストレート式のシフトレバーはレバーのスイッチを押すことでシフトチェンジが可能です。スッキリとしたシフトレバーはシンプルでスマートな印象を与えます。

エレクトロシフトマッチは、電子的にシフト信号を送り、シフト操作を可能にします。軽い操作でシフトチェンジが可能です。電子信号を採用するために、自動駐車支援システムに対応していなければいけないため、ハイブリッドのPVM(パノラミックビューモニター)を選択した車両のみに採用されています。

快適で便利な後部座席

ヴォクシーの2列目シートは新型になり快適に過ごせるだけでなく、便利に使えるようになりました。

まず、幅が広い室内は隣の人との距離も近すぎず、ゆったりとした広さとなっています。天井も高いため、頭上もゆったりしています。

オプションのユニバーサルステップは、機械式でスライドドアと連携してステップが出てきます。スライドドアがクローズするときには、きちんとボディの下に隠れる構造です。乗り降りがしやすくなる便利な装備といえるでしょう。

合わせて、子供の乗り降りもサポートするロングアシストグリップも便利な機能のひとつです。5歳くらいの子供でもつかむ事ができるアシストグリップは、長くなっているのに加えて、子供が握る位置は細くするなどの工夫がされていて、使い勝手の良さを追求しています。

また、スライドドアを便利に使う機能として、メーカーパッケージオプションのハンズフリーデュアルパワースライドドアが装着できます。この機能は、足で蹴るような動作でスライドドアを開閉することが出来ます。荷物をもってる場合や子供と手を繋いでいる場合など
手が離せないときでもスライドドアを開閉することができる便利な機能です。

2列目シートのロングスライド

室内空間の広いヴォクシーには、2列目シートのロングスライド機能があるのが特徴です。

3列目のシートを格納し、2列目シートをスライドさせることで745mmの広々とした足元空間ができあがります。

その広さは、大人が座って脚を伸ばしても窮屈にはならないほどで、後席の居住性は快適といえるでしょう。

ロングドライブの際には、広々とした足元空間は魅力的です。

シートアレンジ

先代のヴォクシーでは、7人乗りモデルのシートをスライドさせる際、2列目シートを内側にスライドさせてからロングスライドしなければいけませんでした。しかし、新型ヴォクシーではその必要がありません。2列目シートのロングスライドのしやすさや調整のしやすさは新型ヴォクシーの特徴のひとつといえるでしょう。

また、3列目シートは跳ね上げる際に簡単に固定できるようになりました。新型ヴォクシーは3列目の座面下中央にあるレバーを操作すると、スプリングもアシストで楽に跳ね上げることができ、そのままかちっとロックさせるだけで収納することができます。簡単に操作できるため様々なシーンに合わせてシートを調節できるのも魅力的です。

マルチインフォメーションディスプレイ採用

ヴォクシーではマルチインフォメーションディスプレイを採用しており、視認性や利便性が向上しました。航続可能距離の情報や気温、レーンディパーチャーアラートなどの安全装備の作動状況や警告なども大型液晶ディスプレイでわかりやすく表示します。

ハイブリッド車には専用のオプティトロンメーターが装着されています。

デジタルインナーミラー

車両後方カメラの映像をインナーミラー内のディスプレイに表示させることが可能です。切り替えレバーを操作することで、鏡面ミラーモードからデジタルミラーモードに切り替えることができます。

ヘッドレストや荷物で視界を遮られずに後方確認ができるため安心して走行や駐車することができるでしょう。

デジタルインナーミラーはS-Zにメーカーパッケージオプションで装着することが可能です。

ドライブをより楽しく快適にする空間設計

【電子パーキングブレーキ】
シフトレバーを「P」ポジションに入れると自動で作動し、ブレーキを踏みながら「D」ポジションなど「P」ポジション以外にシフトすると解除されるオート機能です。

【ブレーキHOLD】
「HOLD」スイッチを押すと、システムONの状態にしておくことで、ブレーキを踏んで停車した時にブレーキを保持する機能です。アクセルを踏むと解除されます。渋滞や信号待ちなどで役立つ機能になります。

【後席サンシェード/セラミックドット(スライドドア)】
スライドドアのトリム内に、サンシェードを設定しています。直射日光を遮り、後席の方に快適なひとときを提供します。なお、サンシェードではカバーできないウインドウ両端にもセラミックドット加工を施し遮光性を持たせることで、窓全面をしっかり遮光します。日焼けを防止する効果のほか、気温が高い日に室内の温度が上がりすぎないようにする効果もあります。

【ナノイーX】
ナノイーXは、ナノイーの10倍の量のOHラジカルを含む微粒子異音です。インパネの運転席側吹き出し口から室内へ放出され、車室内を快適な空気環境に導きます。

【12スピーカー】
広い室内空間に合わせて、12個のスピーカーを最適にレイアウトしています。

【イルミネーテッドエントリーシステム(運転席スタートスイッチ+ルームランプ)】
ドアの解錠/施錠・ドアの開閉時にはルームランプをはじめとした照明が自動的に点灯、消灯し、乗る方を優しく迎えます。夜に車に乗る機会の多い方には嬉しい機能ではないでしょうか。

【ステアリングスイッチ(マルチインフォメーションディスプレイ・レーントレーシングアシスト・レダークルーズコントロール・ハンズフリー・音声認識)】
マルチインフォメーションディスプレイ内の表示切替やオーディオなどの操作を、ステアリングから手を離さずに行うことができ、運転に集中することができます。

快適な室内空間

ミニバンというボディ形状を生かした広々とした室内空間はヴォクシーの特徴のひとつです。

2WDの場合、床からの高さが500mmと低床でスライドドアの開口口は780mmと広々としていて乗り降りしやすく、使い勝手がいいのが魅力です。

床からの高さも低く、重い荷物や大きな荷物の積み下ろし、子供を乗せたり降ろしたりをスムーズにできます。日常使いはもちろん、旅行など荷物が多いときや大きな荷物のある買い物など様々な場面で活躍します。

フルフラットにするとたくさんの荷物を積むことができるため、利便性も優れています。レバーの操作ひとつでシートを移動させることができるので、操作も簡単です。

前席から後席の移動も運転席、助手席の間にウォークスルースペースがあるため、自由に行き来することができます。

狭くなりがちな3列目シートも大人がくつろげる広々した設計になっており、長時間乗車するときでも快適に過ごせるでしょう。

ファミリーカーとして、子供から高齢者までみんなが利用しやすい室内空間を実現しています。

グレードごとの内装の特徴

ヴォクシーには数多くのグレードがあります。ここからは、内装でグレードを決めたいという方のためにグレードごとの内装を紹介していきます。

エントリーモデル「S-G」

エントリーモデルの「S-G」の内装色はブラックのみです。8人乗りのセカンドシートには、705mmのロングスライドが可能な6:4分割チップアップシートを採用しています。サードシートを格納すると後列の収納スペースが増し、荷室としても使用できます。多様な使い方ができるのも特徴です。

シート表皮は上級ファブリックで、背もたれをすばやく温める快適温度シートがメーカーオプションで装着できます。運転席と助手席には、それぞれの体感温度の違いに合わせて設定できる左右独立温度コントロールフロントオートエアコン+リヤオートエアコンもオプションで装着できるため、それぞれに合った温度設定が可能なため快適な室内空間が実現します。

助手席シートバックテーブル(カップホルダー2個+エアバックフック2個付)が8人乗りには標準装備されているため使い勝手も良いです。

スイッチパワーウインドウに加飾はなく、またマルチインフォメーションディスプレイは4.2インチが装着されています。ワンタッチ付パワースライドドアは、片側のみで両側に装着する場合はオプションで装備する必要があります。

「S-Z」

上位グレードである「S-Z」は充実した装備と上質感のある内装になっています。

S-Gではインサイドドアハンドルはブラックですが、S-Zではシルバー塗装されています。また、内装色はブラックのみですが、シート表皮は合成皮革+ファブリックとなっており「S-G」とは違った印象を抱くでしょう。

座面と背もたれをすばやく温める快適温熱シート(運転席・助手席)が標準装備されています。さらに、左右独立温度コントロールフロントオートエアコン+リヤオートエアコンも標準装備されていて、車内温度の調整は完璧です。

フロントシートだけでなく、セカンドシートにもシートヒーターをオプションで装着することができ、2WDではオットマンも装着できるため快適な室内空間が実現します。

マルチインフォメーションディスプレイは7.0インチを採用しており、ハイブリッド車の場合、ハイブリッド専用のオプティトロンメーターとなっています。S-Zには2列目シートにカップホルダーが4個付いているサイドテーブルが装着されており、細やかで充実した内装ということができるでしょう。

収納力

ヴォクシーは収納力にもすぐれており、実用性があり、使い勝手が良いのも特徴のひとつです。

インパネ周りの収納

【シフト横小物入れ】
フロントにはシフト横に小物入れがあります。スマートフォンが置けるサイズの収納で、トレーで上下2段に仕切られているのがポイントです。

下段にはUSB端子が備わっているためスマートフォンの充電や通信に便利です。下段からケーブルを上段に引き出すとケーブルの収納もできるため、邪魔にならず見た目もスッキリとします。

【コンソールボックス】
コンソールボックスは大容量で収納力に優れています。ハイブリッドS-Zは一体型カップホルダー付きとなっており、ドリンクも手軽に置くことができます。その他のグレードでは、センターコンソール単体となっているので、注意が必要です。S-Gには、セカンドシート用の充電用USB-C端子も2つ備わっているため利便性があります。

【フロントカップホルダー】
運転席と助手席には丸型のカップホルダーがついています。ペットボトルやカップ、缶に対応している形となっています。

【コンソールボックス一体型カップホルダー&アッパートレイ】
フロントカップホルダーとは別で、ハイブリッドS-Gにはメーカーオプションでセンターコンソールボックス一体型カップホルダー&アッパートレイが装着できます。非装着車にはセンターコンソールに引き出し式のカップホルダー&小物入れが備わっており、こちらも便利な収納スペースとなっております。

【フロントドアボトルホルダー】
フロントドアのパワーウインドウスイッチの下にはペットボトルも収まるボトルホルダーと、スマホも収納できる小物トレイが装着されています。容量たっぷりのドアポケットは、
実用性があり便利です。

【助手席アッパーボックス】
助手席にある蓋付きの収納スペースです。大きさはそれほど大きくはありませんが、ちょっとした小物を入れておくのに便利なサイズです。また、蓋付きのため外から見えないように収納することができます。

【助手席オープントレイ】
アッパーボックスの下にあるオープントレイは、幅は広くありませんが取り出しやすい位置にあり、深さもちょうどいいため運転中に落ちにくいデザインとなっています。

2列目&3列目シート周りの収納

【格納式センターボックス】
S-Gの7人乗りのシートの場合は、2列目のシートの間にふたつのドリンクホルダーがついた折りたたみ式大型サイドテーブルが装着されています。8人乗りの場合は、2列目シート中央に2つのカップホルダーがついた格納式のセンターボックスが用意されています。

また、S-Zには充電用USB-C端子が2つとスマホを収納するのにぴったりのスリットタイプのポケット、4つのドリンクホルダー、2つのエコバックフックがついた折りたたみ式の大型サイドテーブルが備わっており、非常に便利です。

【スライドドアボトルホルダー】
スラドドアにはセカンドシート用ボトルホルダーが備わっていますが、利用する際には大きく手をのばす必要があるため、収納しておく目的で利用するといいでしょう。

【デッキトリムボトルホルダー】
3列目には左側にふたつ、右側にひとつのドリンクホルダーが用意されています。最大人数が乗車した場合でも、全員にドリンクホルダーが行き渡るようになっています。

【シートバックポケット】
運転席、助手席の両方に設置されているシートバックポケットですが、書類を入れておくのにちょうどいい収納スペースです。

荷室


新型ヴォクシーは、荷室も荷物にあわせて調整して積載できる特徴があります。

シートをラゲージモードに調節すると、大きな荷物も積むことができます。また、ビッグラゲージモードにすると大きさによっては自転車をそのまま積むこともできるでしょう。

さらに、後席をフルフラットにすると、パーキングの時などに横になって休むことができる快適な空間が実現します。

また、トヨタとして初めて「パワーバックドア」の開閉スイッチを車両側面両側に配置しています。車両の横に立って操作できることで、自分自身が後退りすることなくドアの開度を確認しながら任意の位置で安全に停止させることが可能です。

これは、S-Zにメーカーパッケージオプションで装着することが可能となっている便利な機能です。

全グレードにバックドアを任意で止めることのできる「フリーストップバックドア」が採用されています。これまでも電動テールゲート仕様で開閉位置を任意で設定できる車種はありましたが、テールゲートを開けた際に手で押さえることでその位置でテールゲートを止めることが可能です。

また、小柄な方でも手が届く位置で保持できるため楽に閉めることができます。一度保持した後は、閉方向のみ作動する構造となっているため、間違えて開いてしまう心配もありません。

些細なことですが、フリーストップバックドアの採用によって使い勝手は大きく向上しており、狭い場所でも荷物の出し入れがしやすく、テールゲート開閉時に車を前に出すなどの作業が不要になりました。

シートの座り心地チェック

まず、1列目のシートは、余裕のあるシートサイズなので身体を支えるのに十分な背もたれであり、座面が良好な座り心地といえるでしょう。

2列目シートは、座面の前側が大きめに持ち上がるため、腰の収まりが良いのが特徴です。
シートをロングスライドすることで足元空間も広々としており、上級グレードになるS-Zにはオットマンも装着できるため、更に快適性が向上します。

3列目シートは、他の烈に比べると少し奥行きが短いため見た目では狭く感じますが、実際に座ってみると狭さを感じることなく座り心地も快適です。

オプション インテリア一覧

ヴォクシーに装着できるインテリアオプションは以下の通りになります。

インテリアオプション
・フロアマット(ラグジュアリータイプ)
・フロアマット(デラックスタイプ)
・メタルガーニッシュキット
・LEDスマートフットライト
・ラゲージLED
・サイドウェルカムイルミ
・プロジェクションイルミネーション
・イルミネーションランプ(ブルー)
・シートバックテーブル
・シートカバー
・シートカバー(フル撥水)
・室内カーテン(遮光機能付)
・室内カーテン(プリーツタイプ)
・エアコンドリンクフォルダー(運転席・助手席用)
・ETCカバー
・サイドBOXゴミ箱(運転席・助手席用)
・プレミアムサウンド8chスピーカー&ダブルツィーターシステム
・スピーカーセット(標準スピーカー交換タイプ)
・14型有機EL後席ディスプレイ
・カメラ別体型ドライブレコーダー(運転席スマートフォン連動タイプ)
・カメラ別体型ドライブレコーダー(フロントカメラタイプ)
・カメラ一体型ドライブレコーダー
・360°カメラ+リヤドライブレコーダー
・前後方3カメラドライブレコーダー
・前後方2カメラドライブレコーダー
・電子インナーミラー型ドライブレコーダー(前後方カメラ)
・サンシェード
・スマートクッショントート
・エアスリープマット
・ラゲージフェンス
・ラゲージボックス
・ラゲージソフトトレイ
[サポトヨプラス]
・ランバーサポートクッション(汎用タイプ)
・アシストグリップ(ヘッドレスト取付タイプ)
・アシストグリップ(つり革タイプ)
・アシストグリップ(シンプルタイプ)
・回転用クッション
・サイドサポートパッド(汎用タイプ)
・シートベルトバックル
・杖ボルダー
・ステップ(170mmタイプ)
・携帯用トレイ(簡易セット)

オプションの装着で、便利でより充実した室内空間を作り出すことができます。自分自身の好みや利便性に優れたオプションの装着が可能です。

サポトヨプラスでは、快適なお出かけをサポートする様々なアイテムがあります。安心安全なドライブのためにこのようなオプションも参考にしてみましょう。

まとめ


ヴォクシーの内装はいかがでしたでしょうか。

ファミリーカーとして人気のヴォクシーは、日常使いから旅行やキャンプなど様々なシチュエーションで活躍するため幅広い世代におすすめです。

内装やインテリアの特徴は車を購入する際の大事な決め手になります。特に長距離走行の際は広々とした室内空間のおかげで、運転者も同乗者も快適に過ごすことができます。車を購入する際は、ぜひ内装にもこだわって購入してみてください。