トヨタ自動車のミニバンとして、最上級クラスに位置する「アルファード」。
高級感や居住性、高い走行性を兼ね備えている人気車種です。
そんなアルファードはグレードも豊富で、グレードによって乗車できる人数が異なります。
そこで今回は、アルファードが何人乗りなのか、種類やグレードごとの乗車人数を解説!
アルファードの運転のしやすさや便利な機能、定員数の選び方などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
アルファードは何人乗り?

トヨタ自動車の中でも幅広く人気のあるアルファードは、最上級クラスに位置するミニバン。
グレードによって「6人乗り」から「8人乗り」までの3種類があります。(トヨタ車体特別仕様車は4人乗り仕様)
アルファードは、高級感や居住性、高い走行性を兼ね備えているのに加え、グリルセンター部の突き出しや縦を強調したメッキ加装など、存在感があるダイナミックなエクステリアも人々を惹きつけます。
アルファードグレードには主に以下の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。
- X
- Z
- Executive Lounge
グレードごとの特徴や違いは「アルファードのグレードごとの比較!違いとそれぞれおすすめな人は?」で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
それでは、アルファードの車体の大きさを見ていきましょう。
| アルファードのサイズ | |
| 全長 | 4,995mm |
| 全幅 | 1,850mm |
| 全高 | 1,935~1,945mm |
| 室内長 | 3,005mm |
| 室内幅 | 1,660mm |
| 室内高 | 1,360mm |
| ホイールベース | 3,000mm |
| 最低地上高 | 150~155mm |
| 最小回転半径 | 5.9m |
| 車両重量 | 2,060~2,470kg |
| 乗車定員 | 6~8人 |
出典:トヨタ
このように、アルファードはどのグレードを選んでも車体の大きさに違いはほぼありません。
アルファードには、グレードによって「6人乗り」から「8人乗り」タイプの3種類が用意されていますが、それぞれどんな特徴があるのか、詳しくご紹介します。
6人乗りアルファードの特徴・対応グレード
6人乗りアルファードは、現行モデルでは上級グレードのExecutive Lounge(プラグインハイブリッド)に設定される「プレミアム志向」のパッケージとして位置づけられています。
6人乗りは2列目が独立キャプテンシートとなる3列シート構成で、ゆったり乗れるラグジュアリー仕様が特徴です。
VIP送迎や長距離移動を想定した上質な乗り心地や静粛性が重視されており、ファミリーだけでなくハイヤー用途でも選ばれています。
6人乗りの対応グレードはプラグインハイブリッド車の「Executive Lounge(プラグインハイブリッド)」のみの設定です。E-Four(4WD)と組み合わされたトップグレードとして設定されています。
7人乗り・8人乗りとあわせてライフスタイルに応じた選択ができる構成になっています。
6人乗りならではのシートと快適装備が選択のポイントで、2列目はオットマン付きのリクライニング機能やロングスライド機構などを備え、飛行機のビジネスクラスのような座り心地を目指した設計になっています。
独立エアコン、シートベンチレーション、電動スライド機構など快適装備が充実しており、後席乗員の快適性を最優先にしたパッケージです。
7人乗りアルファードの特徴・対応グレード
7人乗りのアルファードは、運転席・助手席に加え、2列目にセパレートタイプのキャプテンシートが2つ、3列目に3人乗りの5:5分割シートを装備しています。
2列目は左右に独立しているので、3列目への移動も楽々!
ゆったりと快適にドライブを楽しめるのも、7人乗りの魅力と言えるでしょう。
そんな7人乗りのアルファードは、以下のグレードで用意されています。
- Z(ハイブリッド・ガソリン)
- Executive Lounge(ハイブリッド)
なお、2列目シートには「エグゼクティブパワーシート」や「リラックスキャプテンシート」を標準装備しているグレードもあります。
エグゼクティブパワーシートは前後にシートスライドが可能なうえ、電動でオットマンを展開・収納・リクライニング操作ができる、贅沢なシート。
また、リラックスキャプテンシートはその名の通り、スライドさせることで足を伸ばしてくつろぐことができるので、まるでリビングのような広々とした空間が生まれます。
8人乗りアルファードの特徴・対応グレード
8人乗りのアルファードは、運転席・助手席に加え、2列目に3人乗りの6:4分割チップアップシート、3列目には7人乗りと同じく3人乗りの5:5分割シートを装備しています。
2列目の6:4分割チップアップシートはワンタッチで座面が跳ね上がるうえ、前方へのスライドが可能。
そうすることで、3列目へもゆったりと乗り込むことができます。
なお、シートを跳ね上げることで、広々としたラゲージスペースも生み出します。
そんな8人乗りのアルファードは、以下のグレードで用意されています。
- X(ハイブリッド)
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アルファードの魅力はシートアレンジ|乗車定員ごとにバリエーションが違う

アルファードのシートバリエーション
アルファードの魅力は、乗車定員ごとに異なるシート構成がもたらす多様な使い勝手とラグジュアリーな快適性にあります。
6人乗りの魅力
6人乗りは上級グレード中心のプレミアム仕様で、2列目に独立キャプテンシートを備えます。オットマンや電動リクライニングが標準装備され、VIP送迎や長距離移動に最適です。 3列目アクセスがスムーズで、後席中心のゆったり空間がビジネスや特別な用途で支持を集めます。
7人乗りの魅力
主力の7人乗りは全グレードにラインナップされ、2列目キャプテンシートが快適性を高めます。家族旅行や日常使いにバランスが良く、シートアレンジで荷室拡大も容易です。 通路幅が広くチャイルドシート対応も優れ、多人数ファミリーに人気です。
8人乗りの魅力
8人乗りはベンチシートで大人数対応が可能で、価格が抑えめなエントリーグレードに設定されます。ラゲッジスペースが広く車中泊向きで、子育て世帯の多用途ニーズに応えます。 2列目一体型で子供のケアがしやすく、コストパフォーマンスが高い選択肢です。
定員別シートアレンジの違い
7人・8人乗りでは2列目構造が異なり、アレンジの自由度が変わります。7人乗りはフラットモードで上質、8人乗りは積載量重視です。 用途で選べるバリエーションがアルファードの最大の魅力です。
- アルファードのシートアレンジ
-
- 助手席拡大モード
- フルフラット・フルリクライニングモード
- 最大積載量モード
それぞれ詳しく見ていきましょう。
アルファードのシートアレンジ①フルフラットモード

フロントシートとセカンドシートを倒してフラットにし、車中泊や長尺物の積載を可能にします。このモードでは広大な平面空間が生まれ、キャンプや引っ越し時に便利です。
アルファードのシートアレンジ②ラゲージスペースアップ機能

サードシートを左右独立で跳ね上げ格納でき、ラゲッジスペースを最大化します。5:5分割で片側だけ使用可能で、ベビーカーやスポーツ用品の積載が容易になります。
アルファードのシートアレンジ③ロングスライド機能

セカンドシートが最大480mm以上スライドし、後席乗員の脚室を調整します。リラックスモードでゆったり空間を作り、家族旅行やVIP送迎に適した快適性を提供します。
アルファードは運転しやすい?大きなサイズをサポートする便利機能を解説

ミニバンであるアルファードは車体が大きいため、「運転しにくそう」と感じている方も多いかもしれません。
しかし、アルファードにはより運転しやすくしてくれるさまざまな機能がついています。
そのため、実際に運転してみると、アルファードの運転のしやすさに驚く方も多いですよ!
アルファードの運転のしやすさと、大型のアルファードを乗りこなすための機能について見ていきましょう。
アルファードが運転しやすいといわれる理由
アルファードが運転しやすいといわれる理由は、次の通りです。
- 車両感覚がつかみやすい
- 車高が高く視界が良い
- ストレスなく長距離ドライブを楽しめる
- 予防安全パッケージの「Toyota Safety Sense」が装備されている
それぞれ詳しく解説していきます。
車両感覚がつかみやすい
スクエア形状のアルファードは突起がないため、大型のわりに車両感覚がつかみやすいクルマです。
狭い道を走行する際もドアミラーの幅を意識していればスムーズに通ることができますよ。
さらに、アルファードではドアミラーでは確認しにくい後側方の車両を検知してLEDインジケーターで知らせる「ブラインドスポットモニター」や、後方カメラ映像をインナーミラーに表示して後方の安全確認をサポートする「デジタルインナーミラー」を搭載。
このように、アルファードにはヒューマンエラーを防止してくれる運転支援機能が充実しているので、安心して運転することができます。
車高が高く視界が良い
アルファードは車高が高いので運転時も見晴らしが良く視界が良好です。
運転席に座ると軽自動車やコンパクトカーなどのクルマを見下ろす形になるので、走行時も広い視野で運転できますよ。
さらに、アルファードには「パノラミックビューモニター」を搭載。
パノラミックビューモニターはナビ画面に車両を上から見下ろしたような映像を表示して、周囲の安全確認をサポートする機能です。
運転席からの目視では見にくい部分も確認できるため、より安全に走行できます。
ストレスなく長距離ドライブを楽しめる
アルファードは快適性が非常に高い車両です。
運転席をはじめ室内空間が広々としているので、長距離ドライブ時もまるでリビングのような快適な空間で過ごすことができます。
また、荷室も広く床下まで荷物を収納できるので、たとえ荷物が多いときでも、圧迫感なく過ごすことができるでしょう。
そして、アルファードは衝撃吸収性に優れたサスペンションを使用。
これにより、高速道路を走行する際もほぼ走行ノイズを感じることなく、快適にドライブを楽しめますよ。
アルファードの乗り心地については、「アルファードの乗り心地は抜群!短距離と長距離の違いは?」でもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
予防安全パッケージの「Toyota Safety Sense」が装備されている
アルファードには、トヨタの予防安全性能「Toyota Safety Sense」が搭載されています。
これは、どういった状況で事故が起こってしまうのかを分析し、ドライバーのミスや疲れをカバーすることで事故を未然に防ぐという機能。
具体的には、以下のような機能が搭載されています。
- プリクラッシュセーフティ
- レーントレーシングアシスト
- レーンディパーチャーアラート
- レーダークルーズコントロール
- オートマチックハイビーム
- ロードサインアシスト
- ドライバー異常時対応システム
- 発進遅れ告知機能
アルファードでは、ほとんどの「Toyota Safety Sense」の機能を装備しています。
中でも注目は、衝突被害軽減ブレーキでクルマや歩行者の衝突被害や被害軽減をサポートする「プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/レーザーレーダー+単眼カメラ方式)」。
「単眼カメラ」と「ミリ波レーダー」によって、昼間はもちろん、悪天候時や夜間も危険を察知して安全を確保します。
アルファードの安全性能については、「トヨタアルファードの安全性能を一つ一つ徹底解説!」でもご紹介していますので、こちらもチェックしてくださいね。
大型のアルファード乗りこなすための機能
アルファードはミニバンの中でも大型に分類されるクルマです。
同じくトヨタ自動車のミニバンである「ノア」とサイズの違いを比較してみましょう。
| アルファード | ノア | |
| 全長 | 4,995mm | 4,695mm |
| 全幅 | 1,850mm | 1,730mm |
| 全高 | 1,935~1,945mm | 1,895~1,925mm |
このように、同じく大型のノアと比べても、アルファードが大きいことがわかります。
しかし、アルファードには大きな車体を乗りこなすためのさまざまな機能も搭載されていますよ!
レーントレーシングアシスト
予防安全パッケージの「Toyota Safety Sense」の機能の一つである「レーントレーシングアシスト」。
ステアリング制御をすることで、車線からはみ出さないようにサポートし、高速道路のドライブを快適にしてくれる機能です。
車線から逸脱する可能性があると警告ブザーとディスプレイ表示で警告し、車線維持に便利なステアリング操作をサポートしてくれます。
たとえば、霧や渋滞などで白や黄色の車線が見えにくいという場合でも、先行車に追従する形でハンドルサポートを行うことが可能です。
もしも車線をはみ出しそうなときには、警報ブザーとディスプレイ表示を併せて知らせる機能がついています。
さらに、車線だけでなく、アスファルトと縁石などの境界から逸脱したり、車両のふらつきを検知したりしたときも、支援や注意喚起をしてくれるので、安心して運転することができます。
ブラインドスポットモニター
アルファードでは、後方から接近してくる車両を検知する「ブラインドスポットモニター」を搭載。
クルマを運転する際には数多くの死角があるため、ドライバーは車線変更時などに気を付ける必要があります。
死角が多くなると事故が起こる確率も多くなるため、ドライバーは常に注意しなくてはいけませんが、常に全方位を確認することは非常に難しいでしょう。
そんなときに活躍してくれるのが、ブラインドスポットモニター。
死角となりやすい後側方の車両や急接近してくる車両を検知すると、ドアミラーに搭載したLEDインジケーターが点灯して知らせます。
アルファードの6人乗り・7人乗り・8人乗りのメリット・デメリット

アルファードの特徴を理解したところで、7人乗りと8人乗りのメリットとデメリットを比較しましょう。
両車の良さを知ったうえで、どちらが欲しいかを決めることが重要です。
それぞれ詳しく説明します。
6人乗りアルファードのメリット・デメリット
6人乗りアルファードには以下のメリットがあります。
【6人乗りアルファードのメリット】
- 極上の2列目快適性
- 3列目アクセスと通路の広さ
- 上質装備の充実とステータス性
6人乗りアルファードはオットマン付き電動リクライニングやベンチレーション、オーディオコントロールを備え、飛行機ファーストクラス並みのリラックス空間を実現。長距離移動やVIP送迎で後席乗員の満足度が極めて高く、静粛性もPHEVモデルで優位です。
キャプテンシート間を通路として活用でき、3列目への乗り降りがスムーズ。チャイルドシート設置や高齢者対応がしやすく、家族の多様なシーンで実用的です。
Executive Lounge系でムーンルーフや後席専用エアコンが標準。ハイエンドユーザー向けの高級感が強く、ビジネスや特別用途で差別化されます。
一方で、6人乗りのアルファードには以下のようなデメリットもあります。
【6人乗りアルファードのデメリット】
- 価格の高さ
- 積載容量の制限
- 乗車人数の少なさ
アルファードの6人乗りは最上級グレード限定のため、車両価格が1,000万円超えます。エントリー層には手が出しにくく、予算オーバーの原因になりやすいです。
また、 2列目格納が難しく、ラゲッジスペースが7人・8人乗りより狭くなります。大人数荷物運びやフル活用時に不向きで、日常の買い物量が多い家庭では不便かもしれません。
定員6名のため大人数家族には不十分で、汎用性が低く、用途が限定されます。
7人乗りアルファードのメリット・デメリット
7人乗りアルファードには以下のメリットがあります。
- 【7人乗りアルファードのメリット】
-
- 2列目シートがセパレートタイプでゆったり過ごせる
- 3列目への移動が楽にできる
- すべてのグレードにラインナップしている
7人乗りアルファードは2列目が独立していることで、車内での移動のしやすさや快適度の高さが魅力です。
また、全てのグレードにラインナップがあることで選択肢が広がる点も嬉しいポイント。
一方で、7人乗りのアルファードには以下のようなデメリットもあります。
- 【7人乗りアルファードのデメリット】
-
- 体格の大きな人は2列目シートが窮屈に感じる
- 2列目シートを格納できない
- 荷室スペースが狭い
2列目が独立している点はメリットでありながらデメリットに働く部分もあるということ。
2列目シートは倒すことができないため、収納スペースが狭くなる・乗車や降車時に邪魔になるという難点もあるようです。
8人乗りアルファードのメリット・デメリット
次に8人乗りアルファードのメリットを見ていきましょう。
- 【8人乗りアルファードのメリット】
-
- 大人数で乗車できる
- 2列目に3人乗りのベンチシートが装備されている
- ラゲージスペースが広い
- 7人乗りより価格が安い
8人乗りアルファード最大の特徴は、乗車人数が多い点です。
2列目シートがベンチシートになっていることで、2人座っても3人座っても快適に過ごせる工夫が魅力のひとつ。
ベンチシートは、子どもの寝かしつけやおむつ交換などでも活躍する便利な装備です。
また、費用面で見ると8人乗りの方が7人乗りよりも安い点がメリットといえるでしょう。
実際にアルファードの各グレード(PHEV・ハイブリッド)で、6人乗り・7人乗り・8人乗りの車体本体価格(税込・E-Four)を比較すると以下のようになります。
| 6人乗り(Executive Lounge・PHEV) | 7人乗り(Z・ハイブリッド) | 8人乗り(X・ハイブリッド) | |
| E-Four | 10,650,000円 | 6,570,000円 | 5,320,000円 |
引用:トヨタ
安く車を手に入れたい人は8人乗りがおすすめです。
一方で、8人乗りのアルファードのデメリットはこちら。
- 【8人乗りアルファードのデメリット】
-
- グレードの種類が少ない
- 2列目のプライベート空間が少ない
- 3列目の移動で2列目の人が移動しなければならない
2列目がベンチシートになっていることで、車内での移動の利便性が下がっています。
7人乗りの独立シートであれば、2列目の人が動かなくても3列目への移動ができますが、ベンチシートではそれができません。
2列目シートにチャイルドシートが設置されていれば、さらに移動が面倒になるかもしれません。
さらに、8人乗りのアルファードはグレードの選択肢が少ない点もデメリットです。
- 【8人乗りのアルファードに用意されているグレード】
-
- X
グレードによって異なる装備を比較して、8人乗りでは物足りないという人は7人乗りを検討するのもおすすめです。
8人乗りシートを選ぶ場合は、メリットとデメリットを比較してから購入を検討しましょう。
アルファードは何人乗りを選ぶべき?

ここまで6人乗り・7人乗り・8人乗りのアルファードについて、特徴や機能の違いを解説してきました。
しかし、「結局どちらがおすすめなの?」と悩む方も多いかもしれません。
6人乗り・7人乗り・8人乗りののどちらを選ぶべきなのかは、家族構成やライフスタイル、クルマを使う目的などによって異なります。
6人乗り・7人乗り・8人乗りののアルファードで、それぞれおすすめの人の特徴は下記のとおりです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
6人乗りアルファードがおすすめなのはこんな人
6人乗りアルファードがおすすめな人は、下記のような特徴があります。
- VIP送迎や法人利用が多い人
- 4人前後でゆったり移動したいファミリー
- 車を“移動するラウンジ”として使いたい人
6人乗りは2列目キャプテンシートの快適性が非常に高く、後席メインで乗せる機会が多い方に向いています。役員送迎や来客対応、空港送迎など「後席の居住性=会社の顔」になるシーンで、高級感や静粛性を重視したい法人ユーザーにおすすめです。
日常的には「夫婦+子ども1〜2人」程度の乗車が多く、人数よりも快適性やくつろぎを優先したい家庭に適しています。2列目のロングスライドやオットマンによってロングドライブでも疲れにくく、子どもを寝かせたり、高齢の家族をゆったり座らせたりしやすいのがメリットです。
渋滞時でもストレス少なく過ごしたい、車内で仕事や読書、動画視聴などを快適に楽しみたいと考える方にも6人乗りは好適です。シートの質感や装備が上級志向のため、キャンプや旅行先までの移動時間そのものを特別なひとときにしたい人にフィットします。
7人乗りアルファードがおすすめなのはこんな人
7人乗りアルファードがおすすめな人は、下記のような特徴があります。
- 車内で快適に過ごしたい人
- 車内での移動をスムーズにしたい人
- たくさんの選択肢から車を選びたい人
7人乗りアルファードの2列目シートはセパレートタイプのキャプテンシートを2つ装備しています。
そのため、隣の人を気にすることなくゆったりと過ごせる点は大きなメリットといえるでしょう。
また、2列目がセパレートタイプなので、3列目への移動がスムーズな点も魅力です。
たとえば子どもを3列目に座らせたい場合は、2列目のウォークスルースペースを通ってスムーズに移動することが可能ですよ。
また、アルファードの7人乗りはすべてのグレードでラインナップしています。
そのため、7人乗りを乗りたい方は、豊富なグレードの中から選べるという点も魅力といえるでしょう。
8人乗りアルファードがおすすめなのはこんな人
8人乗りアルファードがおすすめなのは、以下の特徴がある人です。
- 普段の運転での乗車人数が多い人
- 小さな子どもがいる人
- 荷物をたくさん積んでアウトドアに出かける人
- アルファードを使って車中泊がしたい人
8人乗りのアルファードは、2列目に3人乗りの6:4分割チップアップシートを装備。
子どもが多いご家族でも、快適なドライブを楽しめるでしょう。
さらに、8人乗りアルファードは、7人乗りにくらべてラゲージスペースが広いというのも魅力です。
3列目を側面に折りたたみ、さらに2列目を1列目側によせる最大積載モードにアレンジすれば、奥行きは最大2,025mm確保できるので、アウトドアなど荷物が多いときにも便利です。
8人乗りアルファードは後部座席をフルフラットにすることで快適なベッドを作ることも可能。
車中泊をしながら旅行したい人は、8人乗りアルファードがおすすめといえるでしょう。
まとめ
トヨタ自動車の中でも、最上級クラスに位置するミニバン「アルファード」。
高級感や居住性、高い走行性を兼ね備えているのに加え、存在感があるダイナミックなエクステリアも魅力です。
アルファードには6人乗りタイプと7人乗りタイプ、8人乗りタイプが用意されていて、それぞれの特徴が異なります。
6人乗りアルファードの魅力は、2列目に独立キャプテンシートを備えた極上の快適性にあります。上級グレード限定のプレミアム装備がステータス性を高め、静粛性抜群のPHEVモデルも魅力です。
7人乗りアルファードの魅力は、2列目シートがセパレートタイプでゆったり過ごせることや、3列目に移動しやすいこと、すべてのグレードにラインナップされていることです。
ゆったりとした空間で快適なドライブを楽しみたい方は、7人乗りアルファードがおすすめですよ。
一方、8人乗りのアルファードは大人数で乗車できることや、2列目に3人乗りのベンチシートが装備されていること、ラゲージスペースが広いことがメリット。
乗車人数が多い場合や、小さな子どもがいるファミリーは、8人乗りタイプのアルファードが向いています。
家族構成やライフスタイルから、ご自身に合うアルファードを選んでみてくださいね!
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