トヨタ・ヴォクシーは、2001年に初代モデルが発売されました。その後、2007年に2代目、2014年に3代目、2021年に4代目が発売されています。本記事では、その中でも3代目にフルモデルチェンジする前の最後のモデルである2013年モデルについて紹介したいと思います。

2013年5月発売モデルのヴォクシー

2013年5月発売モデルのヴォクシーは以下の通りになります。

ガソリン

ZS 煌Z FF（8人乗り）
ZS煌Z FF（7人乗り）
ZS煌Z 4WD（8人乗り）
ZS煌Z 4WD（7人乗り）

ボディサイズやボディカラー、装備・オプションについても詳しく見ていきましょう。

ZS 煌Z FF（8人乗り）

【スペック】

全長×全幅×全高	4640×1720×1850mm
車両重量	1600kg
排気量	1986cc
燃費（JC08モード）	13.6km/L

【ボディカラー】

・ブラック ・ボルドーマイカメタリック ・アイスチタニウムマイカメタリック ・ホワイトパールクリスタルシャイン

【エクステリア】

フロントフォグランプ	標準
キセノンヘッドランプ（HID）	標準
フロントスポイラー	標準
リア/ルーフスポイラー	標準
リアワイパー	標準

【セーフティ】

運転席エアバック	標準
助手席エアバック	標準
サイドエアバック	オプション
ABS（アンチロックブレーキ）	標準
ブレーキアシスト	標準
衝突安全ボディー	採用

【アメニティ】

エアコン	デュアルエアコン
パワーウインドウ	標準
本革巻きステアリング	標準
アルミホイール	16インチ標準
UVカットガラス	標準
プライバシーガラス	標準

 

ZS煌Z FF（7人乗り）

【スペック】

全長×全幅×全高	4640×1720×1850mm
車両重量	1600kg
排気量	1986cc
燃費（JC08モード）	13.6km/L

【ボディカラー】

ブラック ボルドーマイカメタリック アイスチタニウムマイカメタリック ホワイトパールクリスタルシャイン

 

【エクステリア】

フロントフォグランプ	標準
キセノンヘッドランプ（HID）	標準
フロントスポイラー	標準
リア/ルーフスポイラー	標準
リアワイパー	標準

 

【セーフティ】

運転席エアバック	標準
助手席エアバック	標準
サイドエアバック	オプション
ABS（アンチロックブレーキ）	標準
ブレーキアシスト	標準
衝突安全ボディー	採用

 

【アメニティ】

エアコン	デュアルエアコン
パワーウインドウ	標準
本革巻きステアリング	標準
アルミホイール	16インチ標準
UVカットガラス	標準
プライバシーガラス	標準

 

ZS煌Z 4WD（8人乗り）

【スペック】

全長×全幅×全高	4640×1720×1850mm
車両重量	1600kg
排気量	1986cc
燃費（JC08モード）	13.6km/L

 

【ボディカラー】

ブラック ボルドーマイカメタリック アイスチタニウムマイカメタリック ホワイトパールクリスタルシャイン

【エクステリア】

フロントフォグランプ	標準
キセノンヘッドランプ（HID）	標準
フロントスポイラー	標準
リア/ルーフスポイラー	標準
リアワイパー	標準

 

【セーフティ】

運転席エアバック	標準
助手席エアバック	標準
サイドエアバック	オプション
ABS（アンチロックブレーキ）	標準
ブレーキアシスト	標準
衝突安全ボディー	採用

【アメニティ】

エアコン	デュアルエアコン
パワーウインドウ	標準
本革巻きステアリング	標準
アルミホイール	16インチ標準
UVカットガラス	標準
プライバシーガラス	標準

 

ZS煌Z 4WD（7人乗り）

【スペック】

全長×全幅×全高	4640×1720×1850mm
車両重量	1600kg
排気量	1986cc
燃費（JC08モード）	12.4km/L

 

【ボディカラー】

ブラック ボルドーマイカメタリック アイスチタニウムマイカメタリック ホワイトパールクリスタルシャイン

 

【エクステリア】

フロントフォグランプ	標準
キセノンヘッドランプ（HID）	標準
フロントスポイラー	標準
リア/ルーフスポイラー	標準
リアワイパー	標準

【セーフティ】

運転席エアバック	標準
助手席エアバック	標準
サイドエアバック	オプション
ABS（アンチロックブレーキ）	標準
ブレーキアシスト	標準
衝突安全ボディー	採用

【アメニティ】

エアコン	デュアルエアコン
パワーウインドウ	標準
本革巻きステアリング	標準
アルミホイール	16インチ標準
UVカットガラス	標準
プライバシーガラス	標準

ヴォクシーは、2013年12月までのものが2代目として発売されており、7人乗りと8人乗りから選ぶことが出来ます。同乗人数も多いのでファミリーカーとして人気がある車です。

ボディカラーやボディサイズ、車両重量、排気量には大きな違いはありません。しかし、燃費や同乗人数、駆動方式（FF/4WD）に違いがあります。自分自身のライフスタイルによってどのグレードにするか決めるといいでしょう。

特徴

当時のヴォクシーは7人乗りと8人乗りから選ぶことが出来ました。先代的なスタイルで、乗る人すべてが心地よく、楽しいクルマとして登場しました。使いやすさにこだわった2代目ヴォクシーはこだわったゆとりのある室内空間や、快適な走り、基本性能も進化しています。

また、軽い力で簡単でスムーズに折りたためる世界初の「ワンタッチスペースアップシート」や「チャイルドケアモード付のロングスライドマルチ回転シート」など、乗る方すべてが使いやすいように充実した機能を装備しています。

加えて、ヴォクシーのZSには優れた環境性能と高い動力性能の両立する「バルブマチック」付きのエンジンを初めて搭載。インテリジェントパーキング・アシストなどの先進技術の採用で、様々な方のニーズに合わせた快適で個性際立つミニバンとして、幅広い世代から人気を集めました。

ここからはさらに、エクステリア、走行性能・エンジン、インテリアの特徴について述べていきます。

エクステリア

フォグランプ内蔵のバンパーになっており、重心が低く横に広いボディが強調された外観が特徴的ですが、アルファードの印象を引き継いだ洗練されたデザインとなっています。車体のデザインに丸みがあるのも特徴のひとつです。

また、ヴォクシーの中でも煌は外装にメッキ加工がされており、名前の通り華やかな印象となっています。

走行性能・エンジン

シーケンシャルシフトマチックを搭載しており、走行性能も高いのが特徴です。シーケンシャルシフトマチックとはトヨタが自社の車に搭載しているマニュアルモード付きの自動変速機の名称です。

エンジンは2.0の3ZR-FAE70系を搭載しています。ZSには、バルブマチック付のエンジンが搭載されているため、エンジン性能が高い車といえるでしょう。

バルブマチック搭載により、初代ヴォクシーよりも燃費性能が向上しただけでなく、排出する二酸化炭素も削減しているため環境に配慮した進化を遂げています。また、運転中のアクセル操作に対する応答性も向上したため、安全で快適に運転することが可能です。

燃費に対してはかなり高水準だったといえる当時のヴォクシーは、「平成17年基準排出ガス75％低減レベル」認定を取得しているほか、「平成22年燃費基準+20％」を満たしています。

インテリア

当時のヴォクシーでは、シートの使いやすさも魅力のひとつです。2列目シートには、ロングスライドマルチ回転シートを採用しています。簡単な操作でシートを180度回転することができ、3列目シートと向き合うようにすることができる便利な機能です。

ロングスライドマルチ回転シートは操作が簡単なだけでなく、チャイルドケアモードも搭載しており、チャイルドシートを使用する方に役立ちます。チャイルドケアモードは、シートを外側に回転させることで、チャイルドシートに子供を乗せることができる機能です。レバー操作で簡単にシートを回転させる事ができます。

さらに、一番後ろにある3列目シートは「ワンタッチスペースアップシート」を採用しています。軽い力でスムーズに折りたためるため、ワンタッチ操作でシートを簡単に収納することができます。

また、見た目や質感、機能性も高いインテリアパネルも特徴的です。速度メーターがインテリアパネルの真ん中に設置されているため、視線移動で確認でき、安全に運転することができます。メーター上には、車外の気温や航続可能距離の表示がされるため、快適なドライブが可能です。

2代目ヴォクシー

ヴォクシーは、2007年6月から2013年12月までに発売されたものを2代目としフルモデルチェンジしました。2013年式ヴォクシーの基礎といえる2代目のフルモデルチェンジでは、豊富なグレードの中から選ぶことができます。
2代目としてフルモデルチェンジした際のヴォクシーのグレードは以下の通りになっています。

グレード

トランス-X FF （5人乗り）
トランス-X 4WD （5人乗り）
X FF （8人乗り）
X 4WD（8人乗り）
X Lエディション FF（8人乗り）
X Lエディション 4WD（8人乗り）
Z FF（8人乗り）
Z 4WD （8人乗り）
X Lエディション FF（7人乗り）
X Lエディション・サイドリフトアップシート装着 FF（7人乗り）
X Lエディション・サイドリフトアップシート装着 4WD（7人乗り）
ZS FF（8人乗り）
ZS 4WD（8人乗り）
V FF（8人乗り）
V 4WD（8人乗り）
ZS サイドリフトアップシート装着 FF（7人乗り）
ZS サイドリフトアップシート装着 4WD（7人乗り）

さらにその後、多様なグレードが追加で誕生し、2013年式のヴォクシーへと進化しました。

ヴォクシー発売日とグレード

【2008年6月】
ZS煌【2009年6月】
ZS煌Ⅱ【2010年4月】
トランス-X
XLエディション
X
Z
ZS
V【2010年6月】
Z G’s
ZS G’s
ZS G’sバージョンEDGE【2010年9月】
ZS煌【2011年6月】
Z G’s
Z G’sバージョンEDGE【2011年10月】
ZS煌Ⅱ

【2012年10月】
ZS煌Ⅲ

2010年4月のマイナーチェンジでは、エクステリア面でフロントまわりやリヤコンビネーションランプの変更、インテリア面ではセカンドシートのアレンジが行われました。燃費や環境性能も向上しています。その後、特別仕様車である煌が登場し、2013年式のヴォクシーへと進化しました。

まとめ

2013年式のヴォクシーはいかがでしたでしょうか。

2013年に発売されたグレードに加え、2007年以降に少しずつ追加された2代目ヴォクシーは幅広い世代に人気のミニバンで、駆動方式や乗車人数などライフスタイルに合わせたモデルを選ぶことが可能です。

外観や内装だけでなく、走行性能や燃費にもこだわったヴォクシーは当時から現在まで根強い人気があります。今までのヴォクシーはもちろんですが、クールさもありながら高級感もある現在のヴォクシーもたくさんの魅力があります。

自分のライフスタイルに合った1台を探す参考にしてみてください。