アルファードは、「グランビア」やハイエースシリーズの「グランドハイエース」の後継モデルとして、2002年5月に登場しました。

車名のアルファードとは、星座の中でもっとも明るい星座を意味するギリシャ語で「alpha」に由来する造語です。内外装の高級感や車内空間の広さ、居住性の確保、高出力エンジンの搭載など、競争の激しいミニバンの中でも、最上級ミニバンとして発売当初から人気のある車種になります。

アルファードは、日本だけでなく香港、マカオ、タイ、マレーシアなどでの販売を初め、現在では中国や台湾、東南アジアなど幅広い地域で販売されています。

そんなアルファードですが、2002年5月に発売されて以降、何度もフルモデルチェンジを繰り返しています。2015年には2回目のフルモデルが実施され、2018年を機に爆発的な人気を得て販売台数も大きく向上しました。

本記事では、アルファードがどのように進化をしてきたのか、また賢く購入する方法についても解説していきます。

アルファードに興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

アルファードの歴史

幅広い世代に人気のアルファードは、2002年5月の発売以降、さまざまな変化を遂げています。ここからは、アルファードのそれぞれのモデルの特徴とともに、前モデルとの違いも見ていきましょう。

アルファードの各モデルの販売期間は以下の通りです。

モデル 販売期間
初代【ANH1#W/MNH1#W/ATH10W型】 2002年5月~2008年5月
2代目【ANH2#W/GGH2#W/ATH20W型】 2008年5月~2015年1月
3代目【AGH3#W/GGH3#W/AYH30W型】 2015年1月~

では、各モデルの特徴について詳しく見ていきましょう。

初代アルファード ANH1#W/MNH1#W/ATH10W型(2002年5月~2008年5月)

初代アルファードであるANH1#W/MNH1#W/ATH10W型は、2002年に登場しました。面積の広い木目調パネルをあしらうなど、日本人好みの豪華さを目指し、「ダイナミック&ホスピタリティ」をコンセプトに開発されました。

全車にパワーウインドウ付の助手席側スライドドア、リモコン開閉が可能なパワーウインドウを装備しており、充実した装備が人気の車種です。リモコンパワースライドドアや日本初のパワーバックドアがオプション設定されているのも特徴のひとつです。

横置きに搭載されるエンジンは、3.0L V型6気筒エンジン、2.4L直列4気筒エンジンの2種類をベースに、FF駆動、ビスカスカップリング式フルタイム4WD駆動から構成されています。コンパクトカーによく用いられる、フロントマクファーソンストラット、リヤトーションビームの採用は、他のミニバンには見られない特徴です。

カラーバリエーションは、発売時期やグレードにもよりますが、ブラックマイカ、ダークブルーマイカ、シルバーメタリック、ホワイトパールクリスタルシャイン、ゴールドメタリックマイカなどの設定があり豊富なカラーバリエーションも人気な理由のひとつです。

2008年5月に初代アルファードが販売終了するまでの流れは以下の通りです。

年代 変更点
2003年4月 ボディカラーのグレーマイカメタリックを廃止
2003年7月 ・アルファードハイブリッドが発売

・AS/MSにボディカラー、ダークブルーマイカが追加

・MX Jエディションが廃止

・デュアルパワースライドドアが標準装備

・ETCユニットが全車オプション設定

・後席液晶モニターが7インチから9インチに変更

・特別仕様車としてMS/AS Premiumを設定

2004年1月 特別仕様車MS/AS Premiumに装備を追加したPremium Alcantara versionを設定
2004年6月 特別仕様車としてMX/AX TRESOR・ALCANTARA versionが発売
2005年4月 マイナーチェンジ
2005年9月 特別仕様車としてMS/AS Limited・MS/AS Limited DUAL AVN SPESIALが発売
2007年6月 ボディカラーのホワイトパールマイカを廃止し、ホワイトクリスタルシャインを追加
2008年4月 アルファードハイブリッド販売終了
2008年8月 初代アルファード販売終了

2005年4月のマイナーチェンジの際に、外装は主にヘッドライト、グリル、フロントバンパーとリヤガーニッシュのテールライトが変更になり、また、一部グレードでアルミホイールまたは、ホイールキャップのデザインが変更になりました。安全性の向上のため、左フェンダー上に再度アンダーミラーが装備されたのも大きな変更点です。

内装では主に、インパネやシート表皮のデザインの変更、新タイプのオプティルンメーターの採用などがポイントです。

2代目アルファード ANH2#W/GGH2#W/ATH20W型(2008年5月~2015年1月)

アルファードVが「ヴェルファイア」に改称したことによって、発売から6年ぶりにフルモデルチェンジしたアルファードは「アルファードG」の後継機のみとなりました。同時にアルファードはトヨペット店専売モデル、ヴェルファイアはネッツトヨタ専売モデルへと枝分かれしました。

上品さと洗練感をコンセプトに進化した2代目アルファードは、初代よりもダイナミックなフォルムが強調され、大きな横長のメッキグリルは繊細で上質なデザインとなっています。

2.4L直列Ⅳ気筒型エンジンは、初代から若干のパワーアップが図られながらも、燃費向上と7速シーケンシャルシフト付のSuperCVT-iの採用によって、よりアクティブな走りを実現することができました。

従来の3.0Lエンジンは排気量がアップし、280psの3.5L V型6気筒エンジンへと変更され、6速SuperECTと相まってより静かな走行が可能となりました。

ボディカラーは、発売時期やグレードによって異なりますが、ブラック、ダークブルーマイカ、シルバーメタリック、ホワイトパールクリスタルシャイン、ベージュメタリック、ゴールドパールクリスタルシャインなどがあります。

2015年1月に2代目アルファードが販売終了するまでの流れは以下の通りです。

年代 変更点
2009年6月 特別仕様車として240S”Limited”と350S”Premium Selection”が発売
2010年4月 特別仕様車として350/240S”Premium Selection Ⅱ”が発売
2010年9月 特別仕様車として350/240S”Premium Selection Ⅱ-type GOLD-”が発売
2011年5月 特別仕様車として350/240S”Premium Selection Ⅱ-type GOLD Ⅱ-”が発売
2011年9月 マイナーチェンジ発売(販売は2011年11月)
2012年9月 特別仕様車として240S”type GOLD”と350S”type GOLD”が発売
2013年10月 特別仕様車として240S”type GOLD Ⅱ”と350S”type GOLD Ⅱ”が発売

2011年9月に発表したマイナーチェンジ後のアルファードは、フロントグリルやフロントバンパー、リヤガーニッシュ、バックランプを変更しており、より力強い外観が特徴の車へと進化しました。また、ボディカラーは、ライトブルーメタリック、ダークバイオレットマイカメタリック、ダークブルーマイカが新色として登場しました。

内装は、主にスピードメーターやシート表皮、木目色が変更となり、さらに高級感がある室内空間へと進化しました。また、車両周辺を真上から見たような広範囲の映像の表示や、安全運転をサポートするトヨタ初となるパノラミックビューモニターをオプション設定しました。さらに、オートマチックハイビームや運転席オートスライドウェイ、スーパーUVカットガラスなど、さまざまな装備を搭載しています。

そして、このマイナーチェンジでは2008年4月に販売終了となったハイブリッドモデルが復活しました。ハイブリッドシステムに「リダクション機構付きのTHS-Ⅱ」を採用し、エンジン音や振動を徹底的に抑制したことで優れた静寂性を実現しています。

また、2AZ-FXE型エンジンと「E-Four」の組み合わせによって、パワフルな加速性と高度な操舵安定性を実現し、静かさや走行性能だけでなく、乗り心地も向上しています。

さらに、ハイブリッドモデル専用として、シートとフロアカーペットの一部のファブリック表皮に「エコプラスチック」を採用したのも特徴のひとつです。

3代目アルファード AGH3#W/GGH3#W/AYH30W型(2015年1月~)

3代目アルファードは、従来にはない高級車の概念を創造することを目指し、「大空間高級サルーン」をキーワードとして開発されました。高級セダンに引けをとらない上質な乗り心地や優れた操縦安定性といった高い基本性能と、ゆとりに満ちた大空間が特徴的です。

メッキを多用した大型フロントグリル、抑揚のあるボディサイドフォルムなどで、テーマである「豪華」「勇壮」を実現したアルファードは、迫力のある外観へと進化しました。

また、リヤには新開発されたダブルウィッシュボーンサスペンションを採用しており、ボディ剛性の高さと相まって上質な乗り心地と優れた操縦安定性が実現しました。振動・防音対策を徹底し、さらに、車体の形状を追求することで風切り音も気にならない静粛性は、高級車に相応しいといえるでしょう。

フロアの低床化によって、全高は1,880mmとしながらも、室内高は1,400mmと従来と同様のゆとりある室内空間となっており、車内は広々としています。

また、後席までスライド可能な助手席スーパーロングスライドシートや、ルーフ全体をカラーLEDが彩る全16色のルーフカラーイルミネーションなどワンランク上の乗り心地の良さを目指しています。

グレードや発売時期によって異なりますが、ボディカラーはブラック、グレイッシュブルーマイカメタリック、シルバーメタリック、スパークリングブラックパールクリスタルシャインガラスフレークなどがあります。

2022年5月現在までの3代目アルファードの流れは以下の通りです。

年代 変更点
2016年7月 特別仕様車としてTYPE BLACKが発売
2017年12月 マイナーチェンジ発売(販売は2018年1月)
2018年10月 ・インテリジェントクリアランスソナーが全グレード標準装備

・ブラインドスポットモニターはデジタルインナーミラーとの組み合わせに変更

2019年12月 ・9インチのディスプレイオーディオが一部グレードに標準装備

・車載通信機DCMが全車標準装備 など一部改良

2020年4月 特別仕様車としてS”TYPE GOLD”が発売
2021年4月 ・ワンタッチスイッチ付デュアル(両側)パワースライドドアとアクセサリーコンセントが全車標準装備

・特別仕様車としてS”TYPE GOLD Ⅱ”が発売

2022年4月 特別仕様車としてS”TYPE GOLD Ⅲ”が発売

2017年12月に発表されたマイナーチェンジでは、フロントグリルやヘッドライト周りなどのデザインを変更し、より一層高級感が増すデザインへと進化しました。内装には大きく変化した部分はありませんが、メーター加飾、シート表皮、木目の色が変更され、高級感が高められました。

トヨタの予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」も全車標準装備となり、安全性も向上しました。プリクラッシュセーフティやレーントレーシングアシスト、ロードサインアシストなどの装備が搭載され、長距離の走行や夜間の走行も安心して行うことができます。

各モデルのスペック比較

2002年にアルファードが登場して以降の歴史をご紹介しました。ここからは、各アルファードのスペックについて細かく見ていきましょう。

各モデルによってスペックが異なり、アルファードが進化し続けている様子がわかります。

ANH1#W/MNH1#W/ATH10W型 ANH2#W/GGH2#W/ATH20W型 AGH3#W/GGH3#W/AYH30W型
乗車定員 7人/8人 7人/8人 7人/8人
ボディタイプ 5ドア ミニバン 5ドア ミニバン 5ドア ミニバン
駆動方式 FF/4WD FF/4WD FF/4WD
エンジン 3.0L V型6気筒

2.4L直列4気筒

【ハイブリッド】

2.4L直列4気筒

3.5L V型6気筒

2.4L直列4気筒

【2.5Lガソリン/2.5Lハイブリッド】

直列4気筒

【3.5Lガソリン】

V型6気筒

モーター 前:1EM型13kW/11.2kgm

後:1FM型18kW/11.0kgm

前:2JM型

後:2FM型

前:2JM型

後:2FM型

変速機 5速AT、4速AT(SuperECT)

【ハイブリッド】

CVT(SuperCVT)

6速AT(6SuperECT)

CVT(SuperCVT-i)

【2.5Lガソリン】

SuperCVT-i

【3.5Lガソリン】

2015年1月~2017年12月:6速AT(6SuperECT)

2017年12月~:8速AT(Direct Shift-8AT)

ホイルベース 2,900mm 2,950mm 3,000mm
全長 4,840mm 4,885mm 4,915~4,950mm
全幅 1,805mm 1,840mm 1,850mm
全高 1,935mm 1,915mm 1,935~1,950mm
車両重量 1,780~2,050kg 1,940~2,190kg 1,920~2,260kg
最小回転半径 5.6~5.8m 5.7~5.9m 5.6~5.8m
サスペンション 前:ストラット

後:トーションビーム

前:マークファーソン・ストラット式コイルスプリング

後:トーションビーム式コイルスプリング

前:マークファーソン・ストラット式コイルスプリング

後:ダブルウォッシュボーン式コイルスプリング

アルファードの賢い買い方

アルファードの歴史や、各モデルについてご紹介いたしましたが、実際にアルファードを購入したい場合、どのような買い方があるのでしょうか。賢い買い方についてもご紹介していきます。

一般的に、車を購入するには、以下のような方法があります。

  • ディーラーにて新車で購入
  • 中古車販売店にて中古車を購入

今回は、上記とは別に、新しい車の購入方法をご紹介いたします。

それは「個人売買での購入」です。これにはさまざまな方法があります。友人・知人と直接やり取りをし購入する、またはSNS等で交渉し売買するなどが考えられます。しかし、後者のように知らない人から購入する場合には、不安を感じる方も多いでしょう。

そこで、個人売買におすすめなのが「mobilico」です。mobilicoは横浜トヨペットが提供している個人売買サービスです。中間業者を挟まない個人売買のため中間コストが大幅に削減され、消費税もかからないため車を安く買うことができ、販売する側も高価格で売ることが可能になっています。

また、他にもmobilicoがおすすめな理由として以下が挙げられます。

このように、安心して購入できる車だけが出品されており、アフターサービスもしっかりしているため、mobilicoでの個人売買は安心して行うことができます。

会員費や登録料は無料で、成約するまでお金は必要ありません。また、匿名での取引なので個人情報が相手に知られてしまう心配もありません。

実際にmobilicoを利用する際の流れは以下の通りになります。

【購入者の場合】
①会員登録
車を購入するには会員登録が必要です。登録後は見積もりの確認、出品者へのコメントを送ることができるようになります。

②車を探す
希望の車種や価格等の条件を絞り込んで車を探しましょう。

③購入申請をする
購入したい車と出会えたら見積もり金額を確認の上、購入申請を行ってください。事務局が申請を受領後、事務局から今後の手順について案内があります。

④購入代金を振り込む
事務局から購入申請書が届くので、確認の上、指定の期限日までに購入代金を振込みます。

⑤名義変更書類を送る
代金の振り込みが完了後、名義変更に必要な書類を郵送します。事務局から届く書類に記入・捺印の上、自身で用意が必要な書類とともに返送します。

⑥納車
名義変更の手続きが完了次第、事務局から納車日と納車店舗が案内されます。納車後はマイページの購入車両一覧から納車完了報告を行ってください。

アルファードを賢く購入したいと考えている方は、ぜひ一度mobilicoの利用を考えてみてはいかがでしょうか。mobilicoのような個人売買での購入は掘り出し物も見つかるかもしれません。

まとめ

本記事では、アルファードの歴史や、各モデルの特徴についてご紹介しました。2002年に登場して以降、最高級ミニバンとして幅広い世代から人気のアルファードは、現在は3代目が登場しています。

2回のフルモデルチェンジが行われ、上質で高級感のある外観や内装、快適な乗り心地が向上しています。また走行性能や、安全性も優れているため幅広い世代の方に安心して乗っていただけるのではないでしょうか。

さまざまな魅力のあるアルファードの購入を検討しているのであれば「mobilico」を活用してみるのもおすすめです。mobilicoは横浜トヨペットが提供しているサービスで、車を安く、安心して購入することが可能です。

mobilicoを活用し、賢く車を購入してみてはいかがでしょうか。