エスティマ

1990年に発売した、トヨタのミニバン「エスティマ」。
惜しくも2019年までの生産となり、2020年3月には新車販売を終了しました。

広い室内と高いデザイン性で人気の高かったエスティマは、2度のフルモデルチェンジが行われています。
最後にフルモデルチェンジを行なったのは2006年で、これが3代目。
すでに新車での販売はしていませんが、中古車市場では今も人気のあるクルマです。

これからエスティマを購入しようと検討している方は、燃費について気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、エスティマの燃費を詳しくご紹介!
エスティマの特徴や燃費、燃料費を含めた年間の維持費、燃費を良くする方法などについても解説します。

2016年6月にマイナーチェンジをして発売したモデルを参考にご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね!

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目次

エスティマの特徴やグレードから確認

エスティマは1990年にデビューした、トヨタの上級ミニバンです。
未来感を感じさせる流線形の卵型のフォルムの通り、キャッチコピーは「天才タマゴ」。
その独特の外観が話題となり、発売当初から高い人気を得ていました。

エンジンは直列4気筒2.4リッターエンジンを搭載していますが、エンジンレイアウトがほかのクルマにはない独自のレイアウトで注目を集めます。

それまで、クルマのエンジンは前輪車軸の上にあるのが一般的でしたが、エスティマはその常識を刷新。
エンジンを75度傾斜させて車体の中央の床下にレイアウトする「スラントミッドシップアンダーフロアエンジン・レイアウト」を採用します。
これにより、さまざまなメリットが生まれました。

まず1つ目は、エンジンが車体の中央付近にあることで重量配分が均等になり、発進時と加速時のパワーロスを抑えることができます。
これは、エスティマのロングホイールベースなどとも相まって、優れたハンドリング性能を実現しました。

そして、エンジンが車体の床下にあるため、室内の床面はフラットになり、開放感のある広い室内が誕生
広々とした室内は、スムーズなウォークスルーが可能であることから、ファミリー層にも高い人気を誇りました。

また、エンジンを斜めの状態で床下に設置しているため、低床化を実現。
これにより、人の乗り降りや荷物の出し入れが非常に便利になっています。

 

エスティマのグレード

エスティマのグレードは下記をラインアップしています。

  • AERAS PREMIUM-G
  • AERAS SMART
  • AERAS PREMIUM
  • AERAS PREMIUM サイドリフトアップシート装着車
  • AERAS
  • AERAS  サイドリフトアップシート装着車

サイドリフトアップシート装着車以外の4つのグレード(ガソリン車・2WD)について、それぞれスペックを見ていきましょう。

スペック

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エスティマの燃費は?種類ごとにご紹介

一般的に、ミニバンは燃費があまり良くないといわれるケースが多いです。
では、エスティマの燃費はどうなのでしょうか?

エスティマの燃費性能について、グレード「AERAS PREMIUM-G」「AERAS SMART」「AERAS PREMIUM」「AERAS」別に、どのような違いがあるのか見ていきましょう。

エスティマの燃費性能エスティマの燃費性能

ガソリン車は「AERAS」の8人乗りのみ若干燃費性能が異なりますが、ほかのグレードはすべて同じです。
また、ハイブリッド車はすべてのグレードが燃料消費率が同じで、ガソリン車にくらべて燃費性能が優れていることがわかります。

では、トヨタのほかのミニバンの燃費性能と比べるとどうなのでしょうか?
トヨタで人気のミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」「ハイエースワゴン」の燃費性能と比べてみましょう。

2023年6月現在、アルファード、ヴェルファイアは​​JC08モードの燃料消費率が算出されておらず、WLTCモードに切り替わっています。
そのため、単純比較はできないものの、以下の通り表にまとめました。

WLTC mode

※エスティマ・ハイエースワゴン:​​JC08モード
※アルファード・ヴェルファイア:WLTCモード

エスティマは、大型のハイエースワゴンのガソリン車と比べると燃費が良いです。

WLTCモードは、より実燃費に近い数字といわれています。
数値上はアルファードやヴェルファイアよりもエスティマのほうが燃費が良いですが、実際にはそこまで大きな差がないと考えられます。

 

エスティマのグレード別の特徴

エスティマの燃費性能以外のスペックについて、グレード別にご紹介します。

グレード別

グレードによるスペックや走行性能の大きな違いはありません

エスティマのサイズなど、下記のコラムでもご紹介していますので、あわせて参考にしてくださいね!
エスティマのサイズは?ボディ・室内・荷室まで詳しく!
エスティマは何人乗り?サイズや特徴も確認!7人乗り・8人乗りの違いもご紹介

 

エスティマの燃料費を含めた年間の維持費

エスティマ

実際にエスティマの購入を考えたとき、気になるのが年間の維持費ではないでしょうか。

クルマは購入したら終わりというわけではなく、年間を通してさまざまな費用が発生します。
そのため、クルマに乗り続けるためにも、どのくらい費用がかかるのかをしっかり把握した上で購入しましょう。

エスティマでかかる維持費の内訳は、おおむね次の通りです。

  • 自動車税
  • 重量税
  • 自賠責保険料
  • 任意保険料
  • 12カ月点検費用
  • 車検費用(重量税・自賠責保険料を含む)
  • 燃料費
  • メンテナンス費用など

それぞれの費用目安についてご紹介します。

 

自動車税

自動車税はクルマを所有している人に対して、毎年課せられる税金です。
4月1日時点で計算され、排気量や経過年数などをもとに算出されます。

エスティマの排気量は2.362Lなので、自動車税は45,000円となります。
※2023年6月現在

 

自動車重量税

自動車重量税は、クルマの車両重量によって課せられる税金です。
クルマの新規登録時と車検時に納付しなくてはいけません。

エスティマの車両重量は、ハイブリッドの場合は1,950kg〜2,020kg。
13年未満経過の車両であれば2年で32,800円〜41,000円となりますが、エコカー減税対象車であれば2年で20,000円〜25,000円となります。

 

自賠責保険料

自賠責保険は強制保険ともいわれ、自賠責保険に加入していないクルマは公道を走行できません。
エスティマの自賠責保険料は2年で17,650円です。

 

任意保険料

任意保険は、その名の通り加入は必須ではありません。
ただし、自賠責保険の補償範囲は相手の死亡やケガに対するもののため、相手のクルマや物、そして自分に対するあらゆる補償は該当しません。

そのため、自賠責保険だけではなく、任意保険にも加入して、いざというときのために備えましょう。

 

12カ月点検費用

罰則はありませんが、クルマは毎年12カ月点検を受けることが義務付けられています。
12カ月点検ではエンジンルームや室内、ブレーキ、タイヤ、マフラーなどを点検するため、事故やクルマの故障を避けるためにも、ぜひ12カ月点検を受けましょう。

12カ月点検はディーラーやガソリンスタンド、整備工場などで受けることができ、点検費用は点検を受ける場所によって大きく異なります。

 

車検費用

車検は初回検査が新車登録から3年目2回目以降の継続検査は2年ごとに受ける必要があります。

車検は義務で、車検を受けなければ公道を走行することはできません

車検費用は「自動車重量税」「自賠責保険料」「検査印紙代」の法定費用と、車検を依頼するディーラーや業者に支払う「車検基本料」で構成されます。
車検を依頼する場所によって費用は異なります。

 

燃料費

エスティマの使用燃料はレギュラーガソリンです。

エスティマのAERAS PREMIUM-G(ハイブリッド)の燃料消費率(JC08モード)は18.0km/L
この数値をもとに、年間走行距離が8,000km、レギュラーガソリン165円/Lの場合で計算すると、次のように計算できます。

(走行距離8,000km×レギュラーガソリン165円)÷18=年間燃料費 約73,333円

 

メンテナンス費用

エスティマを長く快適に乗り続けるためには、定期的なメンテナンスは欠かせません。
クルマが汚れたら洗車費用がかかりますし、タイヤが劣化した場合は交換に関する費用が発生します。

また、下記のように、クルマには定期的に交換する必要があるさまざまな消耗品が装備されています。

  • タイヤ
  • エンジンオイル
  • バッテリー
  • ブレーキパッド
  • ラジエター液
  • エアコンフィルター・エアクリーナー
  • ヘッドライト
  • ウォッシャー液
  • ワイパーブレード
  • ゴム

エンジンオイルはクルマの動力であるエンジンの負担軽減につながるため、1年ごと、または10,000kmの走行を基準に交換しましょう。

バッテリーやブレーキパッドも消耗品ですので、不具合を感じたら交換の合図。
車検時に交換するなど、定期的な交換を忘れないように注意してくださいね。

このほかにも、カーコーティング費用や、人によっては高速代駐車場代が発生する場合があります。
クルマを購入する前に、クルマの使用頻度や使用シーンをイメージして、どの項目にどのくらいかかりそうか、チェックしておくことが大切ですよ。

 

エスティマの燃費を良くする方法は?

エスティマを運転する際に、いくつかのポイントを押さえて運転することで燃費向上が期待できます!

燃費を良くするポイントは主に次の4つ。

  1. アクセルを優しく踏む
  2. 加速・減速を少なくする
  3. 不要なアイドリングは控える
  4. クルマのメンテナンスを行う

まず、クルマを運転する際に一番燃料を使うのはアクセルを踏むときといわれています。
アクセルを深く踏み込んで急発進すると、その分燃料を多く消費します。

アクセルを踏む際は、ゆっくり踏んで少しずつ発進するようにすることで、使用燃料を抑えることができますよ。

同じ理由から、加速と減速の少ない運転を心がけることも大切です。
できるだけ一定のスピードで走行することで、燃費の良い走りを叶えます。

また、エンジンがついたままの状態で燃料を消費するアイドリングも控えましょう。

クルマの燃費を向上させるには、定期的な車両メンテナンスも忘れずに。
タイヤの空気圧をチェックしたり、エンジンオイルを定期的に交換したりすることは、燃費を維持・向上することにつながりますよ。

エスティマ以外のクルマでも活用できる方法ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。

 

まとめ

1990年にデビューした、トヨタの上級ミニバン・エスティマ。
未来感を感じさせる流線形の卵型のフォルムは発売当初から話題となり、高い人気を得ていました。

エスティマのグレードは下記をラインアップしています。

  • AERAS PREMIUM-G
  • AERAS SMART
  • AERAS PREMIUM
  • AERAS PREMIUM サイドリフトアップシート装着車
  • AERAS
  • AERAS  サイドリフトアップシート装着車

燃料消費率(JC08モード)は、ガソリン車が11.2km/L〜11.6km/L、ハイブリッド車が18.0km/L。
アルファードとヴェルファイアのハイブリッド車の燃料消費率と比較しても、大きな差はありません。

クルマは購入したあとも、燃料費や税金、保険料などさまざまな維持費がかかります。
クルマを購入する前に、維持費に大体どのくらいかかるのかを把握しておくことをおすすめします。

エスティマは新車での販売を終了しているため、エスティマを購入するなら中古車という選択になります。

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