キャンプや大人数での移動に最適なワゴン車「ハイエース」と、高級感や快適性に優れたミニバン「アルファード」。
どちらもトヨタ社が販売する人気車種で、シートアレンジの豊富さや車内を広々と使える点が魅力です。
そこで今回は、ハイエースとアルファードの違いを外観や内観、価格、燃費、安全性能などさまざまな面で徹底比較!
大人数で乗車できる大型車の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
ハイエースとアルファードのサイズや基本からご紹介!
トヨタ自動車が販売する大型車の中でも人気が高い「ハイエース」と「アルファード」。
商用車として使われることが多いハイエースの魅力は、なんといっても荷室の広さでしょう。
シートをすべて倒せば、大人が大の字で寝転んでもスペースが余るほどです。
自転車やサーフボードなども簡単に運べるため、趣味用として保有している方も多いんですよ。
一方、アルファードの魅力は車内の高級感や快適性。
長時間座っていても疲れないシートや車内の静かさは、他のミニバンと比較してもトップレベルです。
ワンボックスワゴン車のハイエースとミニバンのアルファードは一見全く違うクルマのようですが、大人数で乗車できたり、キャンプやレジャーに向いていたりすることから、比較される機会も少なくありません。
具体的にどのような違いがあるのか、ハイエースとアルファードのボディサイズやデザイン、価格などを比較してみましょう。
なお、ハイエースについてはワゴンとコミューターの2種類の乗用車がありますが、今回は普通免許で運転可能なワゴン車で比較していきます。
ハイエースとアルファードのボディサイズ・スペックの違い
まずはハイエースとアルファードのボディサイズや基本的なスペックをご紹介します。
ハイエースがアルファードよりも一回り大きいつくりになっています。
ただし、室内高に関してはハイエースのロングよりもアルファードのほうが大きいため、乗車時に車内にゆとりを感じやすいでしょう。
とはいえ、車体・室内ともに大きさの差はわずかなため、実際に乗り比べてみて初めてわかる違いといえます。
最低地上高はアルファードのほうが低く、より重心位置が低いデザインになっています。
また、最小回転半径の違いから分かる通り、狭い道での運転や駐車時などでの小回りの効きやすさは、ハイエースのロング、アルファード、ハイエースのスーパーロングの順になっています。
ハイエースとアルファードそれぞれのサイズは、こちらのコラムでも解説しています。
購入前に知りたいハイエースのサイズ【高さ・長さ・横幅】
購入前に知りたいアルファードのサイズ【高さ・長さ・横幅】
ハイエースとアルファードの見た目・ボディカラーをチェック!
ハイエースとアルファードそれぞれの見た目や選択できるボディカラーを紹介します。
ハイエースの外装の特徴は?ボディカラーは7種類!
ハイエースは、ワゴン車らしい角ばった見た目が特徴です。
車高も高く、外から見たときはもちろん、乗車したときの迫力もアルファードより感じられるでしょう。
ハイエースのボディカラーは、全部で7種類。
グレードによって購入できる色の種類が異なりますので、以下の表を参考にしてくださいね。
◯標準設定 △メーカーオプション
スタンダードなホワイトやシルバーはどのグレードでも標準装備されていますが、ブラックやベージュ、イエローカラーは一部のグレードにしか用意されていません。
どのグレードを購入するか迷っている方は、カラーを選択の軸の1つにしてみるのもおすすめですよ。
アルファードの外装は?ボディカラーは5色展開!
アルファードは、ハイエースと比較するとより乗用車らしいデザイン。
縦ラインを基調にした、インパクトのあるフロントグリルが特徴的です。
ヘッドランプにはLEDを搭載し、より先進的で都会に馴染むミニバンになっています。
アルファードのカラー展開は全部で5色。
ハイエースと同じように、グレードによって購入できる色の種類が異なります。
※ホワイトパールクリスタルシャイン<070>・スパークリングブラックパールクリスタルシャイン<220>はメーカーオプション
アルファードのボディカラーについては「アルファードのボディカラーは全5色!色ごとの特徴もご紹介」でも詳しく解説しています。
それぞれのカラーの特徴について知りたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
ハイエースとアルファードの内装の違い
ハイエースとアルファードは、内装のデザインが大きく異なります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
ハイエースの内装はシンプルなインテリア
ハイエースは、どのグレードでもシートのカラーはダークグレーで統一されています。
シートの素材はエントリーモデルであるDXはジャージ素材、上位モデルのGLとグランドキャビンはトリコット素材です。
非常にシンプルな見た目になっていて、カスタマイズしやすいのがハイエースの魅力といえるでしょう。
ハイエースの内装については「ハイエースの内装・インテリアについて余すことなく徹底解説」でも詳しく解説していますのでチェックしてみてくださいね。
アルファードの内装は高級感あふれるインテリア
アルファードの内装は、重厚感のあるデザインや木目調パネル、上質なシート表皮など、高級感あふれるインテリアが魅力。
ドライバーの気分を高めて特別な時間を演出してくれますよ。
アルファードの内装は、シート素材・カラーともにグレードによって異なります。
シートの素材や内装色の組み合わせを以下の表にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
アルファードもハイエースと同じく、広々としたラゲージスペースが特徴的です。
床下にも収納スペースがあり、自転車や観葉植物のような高さのある荷物も運搬可能。
2列目シート・3列目シートを自由に動かせるため、シートアレンジが豊富なのもアルファードの魅力といえるでしょう。
ハイエースとアルファードの価格を比較!
価格についても、ハイエースとアルファードの違いを比較してみましょう。
※価格は税込
エントリーモデルで比較してみると、ハイエースのDXとアルファードのXでは、アルファードのほうが約70万円高いです。
アルファードでもっとも低価格なSグレード車でも、ハイエースのワゴン車の中でもっとも高価格なグランドキャビンよりも高価格になるため、価格を重視したい人にはハイエースがおすすめです。
アルファードはハイブリッド車・ガソリン車でそれぞれグレードが多く用意されているため、幅広いグレードの中から好みに合ったものを選びやすいでしょう。
また、ハイエース・アルファードともに、できるだけ価格を抑えて購入したいという方は、新車ではなく中古車の購入を検討してみるのもおすすめです。
ハイエースとアルファードのパワーユニット・燃費・走行性も比較
ハイエースとアルファードの燃費・パワートレインの違いは以下のとおりです。
ハイエースとアルファードの燃費を比べると、アルファードのほうが燃費が良いことが分かります。
特にハイブリッド車の場合は、他と比べてかなり燃費が良いため、長い目で見ると維持費を抑えることが可能です。
毎日クルマを使う、長距離運転をよくするなど、走行距離が長い場合はハイブリッド車を検討すると良いでしょう。
アルファードの燃費については「アルファードの燃費情報を徹底まとめ!カタログ燃費・実燃費も紹介」でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
ハイエースとアルファードの走行性能の違いは?
ハイエースとアルファードには、それぞれ以下の走行性能が備わっています。
【ハイエース】
- DPR(排出ガス浄化装置)
- 尿素SCRシステム
- コモンレール式燃料噴射システム
- ターボチャージャー
- 高品位尿素水「AdBlue®」
- 2.8L 1GD-FTVディーゼルエンジン/2.7L 2TR-FE Dual VVT-iガソリンエンジン/2.0L 1TR-FE Dual VVT-iガソリンエンジン
- サスペンション
- ベンチレーテッドディスクブレーキ(フロント)
- エアロスタビライジングフィン&整流形状
- スライドドアアウトサイドモールディング
【アルファード】
★ハイブリッド車
- ハイブリッドシステム
- V6 3.5L 2GR-FKS Dual VVT-i(吸気側VVT-iW)エンジン
- モードスイッチ(EVドライブモード+エコドライブモード)
★ガソリン車
- 2.5L 2AR-FE Dual VVT-iエンジン
- Direct Shift-8AT(8速オートマチックトランスアクスル)
- 8速シーケンシャルシフトマチック
- 7速スポーツシーケンシャルシフトマチック
ハイエースはアルファードよりも運転席が高いため、視野が高くなり運転がしやすいことが特徴です。
一方、アルファードは走行安定性、空力性能、静粛性に優れ、快適なドライブが楽しめるでしょう。
ハイエースとアルファードの乗り心地や安全性能もチェック!
ハイエースとアルファードの乗り心地や安全性能についてはどのような違いがあるのでしょうか。
それぞれ解説していきます。
ハイエースとアルファードの乗り心地は?
ハイエースは乗り心地が悪いなんて噂を聞いたことがある方も多いと思いますが、実際はどうなのでしょうか。
もともとは荷物を載せるために設計された車種のため、人を乗せて運転することに関しては他の車種に劣ってしまう部分もあるのが事実です。
段差を乗り越える際やハンドルを切った際、車体の揺れが大きいと感じる方もいるでしょう。
しかし大きな車体ながらも小回りが利き、汎用性が高いことから多くの人に愛用されています。
一方、アルファードの乗り心地はまさに抜群といえます。
フロントガラスやサイドミラーが大きく、良好な視界で安心して運転できますよ。
シートも大きく体をすっぽり包んでくれるため、運転席・後部座席ともに長時間座っていても疲れを感じにくいです。
しかし、ハイエースと同じく車体が大きいため、横からの激しい風に対しては多少の揺れを感じることもあるでしょう。
とはいえ車体の重量も十分にあるため、運転に支障はほとんどありません。
ハイエース・アルファードそれぞれの乗り心地については、下記のコラムでも詳しく解説しています。
ぜひチェックしてみてくださいね。
ハイエースの乗り心地は快適!短距離と長距離の違いは?
アルファードの乗り心地は抜群!短距離と長距離の違いは?
ハイエースとアルファードには安全性能の違いはほとんどない
安全性能において、ハイエース・アルファードともに交通事故を未然に防ぐための予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が搭載されています。
そのため、安全機能においては大きな違いはないと考えて問題ありません。
以下が「Toyota Safety Sense」に整備されている安全性能・便利な機能の一部です。
- プリクラッシュセーフティ
- レーンディパーチャーアラート
- アダプティブハイビームシステム/オートマチックハイビーム
- パーキングサポートブレーキ[前後方静止物]
- パーキングサポートブレーキ[後方接近車両]
- デジタルインナーミラー(メーカーオプション)
- パノラミックビューモニター(メーカーオプション)
「Toyota Safety Sense」によって、どういった状況で事故が起こってしまうのかを分析し、ドライバーのミスや疲れをカバーすることで事故を未然に防ぎます。
街中を走るとき・駐車をするとき・夜間に走るとき・高速道路を走るとき・路面の状況が悪いとき・万が一の事故にあったときなど、状況に合わせてサポートしてもらえるため、安心して運転できるでしょう。
安全性能については「トヨタアルファードの安全性能を一つ一つ徹底解説!」でも詳しく解説しているため、ぜひチェックしてみてくださいね。
※コラムの内容はアルファードに関するものですが、ハイエースにも同じ機能が搭載されています。
ハイエースとアルファードを比較して、自分にぴったりなクルマを選ぼう
キャンプや大人数での移動に最適なワゴン車「ハイエース」と、高級感や快適性に優れたミニバン「アルファード」。
どちらもトヨタ自動車を代表する車種で、多くの人に愛されています。
両方とも車高が高く広々とした車内空間が特徴で、大人数で移動したり多くの荷物を運んだりする際に向いているクルマです。
クルマを購入する際は、ボディサイズやスペック、価格、燃費などをしっかり比較検討し、自身の希望に合った車種を選ぶことが重要です。
できるだけ価格を抑えたい、好きにカスタマイズしたいという方はハイエース、高級感や乗り心地を重視する方はアルファードがおすすめです。
運転のしやすさにも差があるため、実際に試乗してみて違いを体感してみるのも良いでしょう。
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