装備品等を充実させ、商品の魅力を高めたモデルとして、ハリアーの「PREMIUM Style ASH」と「PREMIUM Advanced Package・Style ASH」が2016年5月23日に売り出されました。

ベースグレードにあたる「PREMIUM」と最上位グレードの「PREMIUM Advanced Package」の2モデルに、それぞれ特別装備が追加された特別仕様車として販売されたモデルです。

「PREMIUM Style ASH」と「PREMIUM Advanced Package・Style ASH」は、元々装備が充実している「PREMIUM」と「PREMIUM Advanced Package」にさらに特別装備が備わるので、より高級で乗り心地の良い車ということになります。

ハリアーは空間内部の天井面・壁面・床面の外観(仕上げ)と外装の設備や装飾に、洗練された印象があるデザインが採用されています。そのため、品質がよい・等級が高いといった印象を抱かせる雰囲気を漂わせるラグジュアリーSUV(sports utility vehicle)の代表といえるでしょう。

内側の装いでも、ひときわ優れていると思えるカラー設定をしてあり、意識して見てみるべき箇所がたくさんあるのです。

特に技術に関して、発展・進歩の段階が進んでいるトヨタの技術を早い段階で取り入れています。衝突事故が起こりそうな際に自動的にブレーキをかけて衝突の被害を軽減するシステムを、初めて採用したのもハリアーになります。

今回発売されたハリアーの特別仕様車「Style ASH」は、室内空間の中心となっている色がグレーという落ち着いた大人の感じが強い印象でスタイリッシュに仕上がっています。

本記事では、特別仕様車「Style ASH」の装備について、ベースモデルと比較しながら詳しく紹介していきます。

ハリアーに関する口コミ

まずは、今回ご紹介するハリアーの特別仕様車に関する口コミを見てみましょう。

口コミ①内装色がグレーで高級感がある

今回の特別仕様車で多かった口コミは、内装色に関するものです。内装色がグレーという斬新な設定に多くの口コミが集まっていました。

以前に発売されたハリアーの特別仕様車で「Style MAUVE」という車もありましたが、その時の内装空間は薄い紫色を基調として、かなりの衝撃をユーザーに与えました。ちなみに「MAUVE」というのは、薄く灰色がかった紫色のことです。

今回新たに設定された特別仕様車の「Style ASH」ですが、この「ASH」というのは「銀白色」を意味します。

空間内装の色がグレーとだけ情報を受け入れると、なんとなく商用的なイメージがついてしまいますが、ハリアーのグレーは言うまでもなく商用的なイメージは全くなく、ラグジュアリーで品が良い出来映えで心が安まります。

革部分にある裁縫の針目カラーが質の高いライトグレーで、単調な色でありながら、印象を強め人目を引きつけるような感じがします。

口コミ②シート素材の質感が高い

内装空間の色とあわせて多くの口コミで言及されていたのが、シート表皮がウルトラスエードになっているという点です。

以前の特別仕様車「Style MAUVE」では、アルカンターラというよくレクサス車などでも採用されているシート素材が採用されていました。今回の特別仕様車「Style ASH」ではアルカンターラと同じくスエード系となるウルトラスエードという素材が新しく採用されています。ウルトラスエードとは世間で一般的に言うところのスエード生地ですが、これはトヨタ車では当時ほとんど採用されていない新しい素材です。

アルカンターラはイタリアのアルカンターラ社が製造・販売するもので、ウルトラスエードは日本の東レから製造・販売されているものです。製造している会社と名称が異なっているものの、もとになる材料は同じです。

スエードの素材となるとよい状態を保つために苦労などが並々でないと思ってしまう方もいます。しかし、自然のままのスエードではなく人間の手で品質を保ちやすく作り出されたスエードなので、特別な整備・補修する必要がありません。

ここまでは内装空間に関わりがある、意識して目を向けたい口コミについて解説してきました。
ここからは、「Style ASH」に特別装備されている内容について詳しく解説していきます。

口コミ③専用ホイールがスポーティー

特別仕様車ではアルミホイールのデザインが変わっています。

塗装がブラックとなり、さらに透明なクリア塗装加工で仕上げられたデザインでかなりスポーティーな印象との口コミが多くみられました。

ベースグレードの「PREMIUM」「PREMIUM Advanced Package」は同様の18インチのアルミホイールですが、塗装はスーパークロムメタリックというものでした。

こうして基礎となっているグレードのデザインと違いを比べてみると印象がかなり異なります。

カタログには通常とは異なるカメラアングルで撮影されている写真が掲載されていたので、かなり印象的なデザインであると感じる方も多いようでしたが、実際に見てもかなりかっこいいという声が多いです。

正面から見るのと斜めから見るのとでは少し印象が変わり、斜めから見ると透明なクリア塗装で仕上げられた光輝がより際立って見えます。

もとになっているグレードのアルミホイールとは全く違う印象で、スポーティーさを強調しているデザインです。

口コミ④ウルトラスエード+合成皮革シートで特別感がある

特別仕様車ではシートカラーがグレーで、もとになる材料はウルトラスエードとフェイクレザーのコンビネーションとなります。

ウルトラスエードについては先ほど詳細に紹介していますが、スエード素材は世間で一般的に言うところの高級車と位置づけをされているような車によく使用されているシートのもととなる素材です。

ホールド性があり、手で触れたり掴んだりした際の印象も良く、高級感があるという他に無いような特徴が特に目立っています。

また、シートに関しても合成皮革が使用されており、高級感をさらにプラスしています。

ベースグレードの「PREMIUM」「PREMIUM Advanced Package」では高級ファブリックとフェイクレザーとのコンビネーション素材で、シートカラーはブラックかアイボリーの設定だったため、素材とカラー両面でベースグレードにはないシートの質感を実現しています。

メーカーオプションでは本革の設定もありますが、このウルトラスエードは特別仕様車でなければ設定がないので、特別感があるといえるでしょう。

口コミ⑤ピアノブラック調加飾がおしゃれでスポーティー

特別仕様車では、ステアリングの上部がピアノブラックという光沢感のあるブラックカラーになっています。ベースグレードでは茶色の木の模様を表現したものと本革巻きのステアリングホイールでした。

この点についても、茶色の木目調よりも軽快な印象があり、活動的なライトグレーのステッチとあいまって「室内空間のグレーと調和がとれている」と好感の口コミが多くみられました。
また、こうしたステアリング周りがおしゃれでスポーティーであるといった意見もあります。

口コミ⑥スイッチ周りが印象強い

特別仕様車のシフトレバーとドアスイッチのパネル部分には、ブルーの輝きを持たせた細い流線形のデザインが施されています。

ベースグレードでは、シフトパネルとドアスイッチベースに茶色い木目調のエボニーストライプというパネルが使用されていましたが、特別仕様車用には新しく「ブルーメタリック」が設定されることになりました。

落ち着いたグレー中心の室内空間で、ブルーは印象強く人目を引きつけるものとなっています。

また、ハリアーの室内空間のデザインは2年半経った今でも洗練されたデザインで、特にエアコンの静電式パネル・温度調整部分など、多くの好感の口コミが見られました。

温度調整部分は、温度を上昇させる場合は、上部の赤い丸印を指で軽くたたいて触れるか、下部の青い丸から上部の赤い丸の方向をさして指でたどっていくという2つの方法が用意されています。

温度を下降させる場合は下の青い丸印を指で軽くたたいて触れるか、上部の赤い丸から下部の青い丸の方向をさして指でたどっていく、といった操作となります。

実際に利用する立場からみてみると、特に操作しにくいといったことはないため、デザイン性も操作性も文句なしの機能となっています。

ドアスカッフプレートはイルミネーション付きで、もとになっているグレードの「PREMIUM」「PREMIUM Advanced Package」にも装着されているものですが、改めて「質が高い」という意見が多くありました。青く光るイルミネーションが、「車に乗る時の精神的な緊張感を上げてくれる」といったような印象を与えているようです。

カタログに掲載されている写真ではかなりブルーのラインがきわだって見えるようですが、実際の口コミでは「引き立たせる背後のブラックがブルーに調和しているため違和感はない」といった口コミが多く見られました。不自然な印象がない内装のグレーの中で質が高い印象を強め、人目を引きつけるアクセントとしてポジティブに機能しているようです。

標準装備されている茶色の木目模様を表現したエボニーストライプより、ステアリング同様軽快で活動的な印象ですが、室内空間がグレー落ち着いた印象なので、ポイントカラーにブルーが少し入っているのは想像以上によく調和しているようです。

口コミ⑦運転席も助手席もパワーシート装備が嬉しい

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特別仕様車では、運転席と助手席のシートが電動の運転席8ウェイ・助手席4ウェイのパワーシートになります。

そして運転席の方には「マイコンプリセットドライビングポジションシステム」というステアリング位置とシート位置を2パターン(2名分)記憶しておけるシステムも装備されます。

ベースグレードの「PREMIUM」「PREMIUM Advanced Package」では、いずれもメーカーにおいて装着されるオプションパーツで本革シートと組み合わせて一揃いで約24万円の装備でしたが、特別仕様車では通常の装備として含まれています。

電動パワーシートは装備を希望する声も多い人気オプションであったので、特別仕様車で標準装備となっている点は口コミでも多くの好感を集めていました。

口コミ⑧快適温熱シートが嬉しい!

特別仕様車では「快適温熱シート」という、世間一般に言われるシートに直接組み込むヒーターが運転席と助手席に装備されます。

この快適温熱シートは、Hi・Mid・Loの3段階で暖気をほどよく整えるようになっているので、大体の調整を終えたあとに細かい調整が可能です。冬の間だけでなく、暑さをしのぐために室内の温度を外気より低くしている時でも、腰や足元を冷やし過ぎないように暖められる絶妙な使い勝手になっています。季節を問わず活躍する機能なので、多くの方から「愛用している」という口コミが見られました。

ベースグレードの「PREMIUM」「PREMIUM Advanced Package」では、メーカーにおいて装着するオプションパーツとして、本革シートと前述したパワーシートと組み合わせて一揃いの装備でしたが、特別仕様車では通常の装備として含まれています。

口コミ⑨少し価格が高い

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価格に関しては、ベースグレードより少し価格が上がっており「少し価格が高い」といった口コミも見られました。しかし、価格はいずれのモデルもベースグレードより約10万円の差なので、装備の内容から考えるとかなりお買い得な価格設定であると考えられます。

特別仕様車 PREMIUM “Style ASH”
ガソリン(2WD):3,237,055円
ハイブリッド:4,132,473円

特別仕様車 PREMIUM “Advanced Package・Style ASH”
ガソリン(2WD):3,797,673円
ハイブリッド:4,692,109円

口コミ⑩納車に時間がかかる

当時、特別仕様車の納期は場所によって異なるもののハイブリッド車で4ヶ月待ち、ガソリン車で6ヶ月待ちといった状況でした。こうした状況は特別仕様車だけではなく、ベースグレードでも納車までかなりの時間が発生していたようなので、その人気がうかがえます。

発売当初から納期待ちが発生するほどの人気を持つハリアーですが、その人気はモデルチェンジから2年半が経過した今でも変わらず高い人気を集めています。納期の長さ故に、時間をかけて待ってでもハリアーを手にしたい方にしかなかなか手に入れられない車となっていますが、納車された方にはそれに釣り合うだけの値打ちがあると感じられる車となっているようです。

まとめ

2016年式のハリアー「PREMIUM Style ASH」についてまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。

ハリアーはとても印象強い車で、他の車を探していても無意識にハリアーを見て心が引かれてしまう方も少なくないようです。

ハリアーは、ブランドが持つ魅力や信頼と、カッコよく堂々とした雰囲気を持っているエクステリア、圧倒的な高級感で演出された内装が魅力です。

外装のかっこいい高級感のある車に乗りたいという方は、一度ハリアーに乗ってみるのもいいかもしれません。