ランドクルーザー(通称:ランクル)はトヨタを代表する大型SUVです。

ランドクルーザーという名称は1954年6月から使用されています。その前の「トヨタジープ」の時代を合わせると、実に70年近い歴史を持つ車ということになります。それだけに、これまでに数多くのモデルが販売されました。

2023年8月には新型ランドクルーザー250が世界初公開され、多くの人がランドクルーザーの今後に注目しています。

ランドクルーザーの購入を検討している人もいるのではないでしょうか。

ランドクルーザーの新車価格は510万円以上するため、なかなか手が届かない…という人もいると思います。

本記事は、中古のランドクルーザーのおすすめモデルやグレードごとのスペック、買う時の注意点やライバル車との比較などを紹介していきます。

ランドクルーザーの中古車を買おうか迷っているがなかなか決めることができないという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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目次

【中古車】ランドクルーザーおすすめのモデルは2012年式ZX!走行性能の良さが魅力

中古のランドクルーザーを購入する際におすすめのモデルはは2012年式ZXです。

ランドクルーザーの2012年式ZXの基本仕様をまとめました。

ハンドル
排気量 4600cc
駆動方式 4WD
ドア 5D
ミッション MTモード付きAT、AT6速
乗車定員 8名
燃料 無鉛プレミアムガソリン
全長×全幅×全高 4950x1970x1915mm
10/15モード燃費 6.9km/L
最高出力 318ps(234kW)/5600rpm

2012年式ZXの中古車市場での相場は450万円ほど。

新車のZX 3.5L ガソリン(7人乗り)の価格が730万円ですので、中古車の相場でも半額にもなっていません。まだ需要が高く、車両価値が高いことがうかがえます。

2012年式ZXの特徴として挙げられることは、オフロードの走破性を向上させるマルチテレインセレクトが標準装備になっていることです。

マルチテレインセレクトは砂地やがれき、モーグル、岩石路などのような悪路でもスイッチ操作でトラクションやブレーキの制御を切り替え、走破性を高めている機能のことです。

そのほか、ステアリング操作で超低速走行ができるクロールコントロールは5段階設定になり、きついコーナーでも回頭性を高めるターンアシスト機能も装備されました。

走行性能に優れたランドクルーザーの中古車をお探しの方にピッタリのモデルといえるでしょう。

ランドクルーザーの新車価格を比較

2024年1月現在販売されている、ランドクルーザーの新車価格をまとめました。

グレード ガソリン・ディーゼル 新車価格(税込)
GX ガソリン 5,100,000円
AX ガソリン 5,500,000円
VX ガソリン 6,300,000円
ZX ガソリン 7,300,000円
ディーゼル 7,600,000円
GR SPORT ガソリン 7,700,000円
ディーゼル 8,000,000円

引用:[トヨタ自動車](2024年1月10日時点)

グレード別の値段を見ると、ランドクルーザーの新車価格は5,100,000〜8,000,000円ということが分かります。

新車のランドクルーザーに関する詳しい情報を知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

ランドクルーザー 300の値段はいくら?中古価格・納車時期・仕様まで解説

ランドクルーザーの中古車価格を比較

ここでは、最新モデルであるランドクルーザー300と一つ前のモデルランドクルーザー200の中古車価格をまとめました。

【ランドクルーザー300】

中古車平均価格 中古車価格帯
グーネット 764.6万円 212.7〜1,950万円
カーセンサー 1,151.1万円 1,150円~1,950 万円

引用:[グーネット],[カーセンサー](2024年1月10日時点)

【ランドクルーザー200】

中古車平均価格 中古車価格帯
グーネット 212.7~1,000万円
カーセンサー 486.4万円 212.7~969万円

引用:[グーネット],[カーセンサー](2024年1月10日時点)

ランドクルーザー300の値段が新車よりも高い理由は、新車のランドクルーザー300の人気が高すぎて、新車の生産が中止されているからです。

2024年1月現在も、ランドクルーザー300の生産は中断されています。

【ランドクルーザー“300”をご検討中のお客様へ】
ご注文停止に関するお詫び
弊社車両をご検討いただき、誠にありがとうございます。
ランドクルーザー“300”は、日本のみならず世界各国でも大変ご好評いただいており
生産能力を大幅に上回るご注文をいただいているため、
現在ご注文を停止させていただいております。

ご注文再開につきましては、今後の生産状況等を踏まえ、改めてご案内申し上げます。
ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。
引用:[トヨタ自動車]

新車での購入が難しいからこそ、ランドクルーザー300や200の中古車の購入は競争力が高いといえるでしょう。

中古車のランドクルーザーを安く購入したい人は、少し前の世代の購入を検討するのがおすすめです。

ランドクルーザーとライバル車の価格の比較

ここで、ランドクルーザーの新車や他のトヨタクロスカントリー車・SUV車との価格を比較をしてみましょう。

ZX 3.5L ガソリン(7人乗り・新車) 730万円
ZX 3.3L ディーゼル(5人乗り・新車) 760万円
ハイラックス(2017年9月~ 生産モデル) 278.8万円~600 万円
ハリアー(2013年式) 170.2万円~424.1万円

年式とタイプが違うので、横並びに比較はできませんが、ランドクルーザー2012年式ZXの価格は高めになっていることが分かります。

ランドクルーザーの歴代のスペックを解説!世代ごとの価格や魅力は?

2021年6月、14年ぶりにモデルチェンジした300系のランドクルーザーが登場しましたが、このモデルに至るまでにさまざまなモデルが販売されています。

ここからは、その中から3つ取り上げて、ランドクルーザーの価格や魅力を紹介していきます。

【ランドクルーザーのグレードごとの特徴】

グレード 中古車価格相場 特徴
ランドクルーザー80 4.5 VXリミテッド 4WD 120万円~649 万円 古くても耐久性が良い
ランドクルーザー100 4.7VXリミテッド 108万円~699 万 悪路走破性が向上した
ランドクルーザー200 4.6AX Gセレクション 4WD 198.8万円~1,035万円 一段と豪華になった

中古車のランドクルーザーの購入を検討している人は、どのモデルがいいか検討してみてください。

ランドクルーザー80 4.5 VXリミテッド 4WD|古くても耐久性はよし

「ランドクルーザー80 4.5 VXリミテッド 4WD」は1990年代に生産されたグレードです。年式は少々古いですが、丈夫なランドルーザーですので、車体の状態さえよければ耐久性に問題はありません。

基本スペックを見ておきましょう。

全長×全幅×全高 4980×1930×1860mm 
シート列数 3列
室内長×室内幅×室内高 2475×1515×1155mm
ホイールベース 2850mm
車両重量 2270kg
駆動方式 4WD
最小回転半径 6m
10.15燃費 5.7km/L
中古車価格相場
120〜649万円

ランドクルーザー80系は人気の中古車です。現在、中古車市場での価格は上昇気味です。

旧モデルと違う点は、高級SUVへと変貌を遂げた点になります。内外装の質感も良くなり、装備も充実したため、高級SUVとしてのイメージが定着しました。オンロード上での操作性能も大きく向上したほか、オフロードでも高い走破性を実現しています。エンジンは、古いほうがターボ付き直噴式の1HD-T型で、新しいほうが1HD-FT型になります。

年代別の改良点は以下のとおりです。

1991年 後部シートベルトが3点式に改良

エアコン・ラジアルタイヤも標準装備に変更

1992年 エアコン冷媒が代替フロンに変更
1995年 ボディーカラーの変更
デザインの変更本革シートに木目パネルや高品位の塗装など質感がアップ
前席エアバッグも標準装備

安全性が向上

1997年12月 販売終了

ランドクルーザー80系は古い時代の車体なので、現代では当たり前になっている装備も徐々に追加されていきました。

現在装備されていて、80系ランドクルーザーには装備されていないものもありますが、それでも車としての価値は高いといえるでしょう。

ランドクルーザー100 4.7VXリミテッド|悪路走破性が向上したグレード

ランドクルーザー100系は1998年から2007年にかけて生産されました。悪路に強いランドクルーザーですが、100系ではさらにそのタフさが際立っています。

ランドクルーザー100 4.7VXリミテッドのスペックを見てみましょう。

全長×全幅×全高 4890×1940×1860mm
シート列数 3列
室内長×室内幅×室内高 2540×1620×1190mm
ホイールベース 2850mm
車両重量 2370kg
駆動方式 4WD
最小回転半径 5.9m
10.15燃費 6.3km/L
中古車価格相場 108〜699 万円

※2002年8月~2003年7月生産モデルの場合

ランドクルーザー100系では高級感も増し、プレミアムSUVとしての地位を確実なものにしました。トヨタ自身もランドクルーザー100系を「トップ・オブ・SUV」と称したほどで、ランドクルーザーの自信作にもなっています。

ランドクルーザー100系の特徴は、スカイフックTEMSを導入し、悪路走破性と乗り心地を向上させたことです。

本革のシートやトリムを採用し、最新技術をもとにした静粛性に優れたV8エンジンを装備しました。

ランドクルーザー100系の中でも、特に人気の高いグレードは、4.7VXリミテッドです。100系の5台のうち約2台はこのグレードで、満足いく車も見つけやすいでしょう。

4.7VXリミテッドは質感の高い装備がそなわった上級モデルです。以下のような豪華装備が新たに加えられました。

  • LSD
  • クルーズコントロール
  • クラディングパネル
  • 本革ステアリングホイール
  • シフトノブ
  • 木目調フロントコンソール

安全性を高めるために、デュアルエアバッグを標準装備しています。さらに、ABS、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトなども装備されました。

盗難防止対策として、イモビライザーやオートアラーム機能も標準装備されています。

ランドクルーザー200 4.6AX Gセレクション 4WD|一段と豪華になったグレード

ランドクルーザー200系は2007年から2021年まで生産されたモデルです。現在販売されている300系の一つ前のモデルになります。

ランドクルーザー200 4.6AX Gセレクション 4WDのスペックを見てみましょう。

全長×全幅×全高 4950×1980×1880mm
シート列数 3列
室内長×室内幅×室内高 2690×1640×1200mm
ホイールベース 2850mm
車両重量 2530kg
駆動方式 4WD
最小回転半径 5.9m
燃費(JC08モード)) 6.7km/L
中古車価格相場 198.8〜1,035万円

※2015年8月~2017年6月生産モデルの場合

ランドクルーザー200系の特徴としては、それまでのモデルの走破性はそのまま維持しつつ、エクステリア・インテリアともに一段と豪華になったことです。

ラダーフレームはねじり剛性や曲げ剛性に優れた強靭なタイプで、振動伝達やロードノイズが軽減されます。エアロスタビライジングフィンも採用し、操縦安定性も向上しました。より快適なドライブができるようになっています。

ランドクルーザー200 4.6AX Gセレクション 4WDの前期型では、100系と同じエンジンが搭載されていました。燃費がいまいちで、加速性能も鈍かったです。

ところが、中期型になると、レクサスと同じLS460エンジンを搭載するようになり、走行性能は大幅に向上しました。より乗り回しやすい車になっています。

運転席、インパネ周りにも高級感がプラスされ、より高級感を感じるSUVとなりました。

中古車のランドクルーザーならではの魅力とは?

ランドクルーザーはトヨタの人気の車種なこともあり、新車の売れ行きも好調です。品薄状態が続いていて、納車が遅れ気味になっています。

そんなランドクルーザーですが新車ではなく中古車を購入しようという方も多いですが、はたしてどのような点に惹かれて中古車を選ぶのでしょうか。

ここからは、ランドクルーザーの中古車ならではの魅力を紹介していきます。中古車の魅力は以下の通りです。

  • 丈夫
  • 悪路走破性が高い
  • 中古車の種類が多い

それでは、詳しく見ていきましょう。

中古のランドクルーザーの魅力①丈夫

ランドクルーザーの中古車の魅力の一つは丈夫な点です。

70年もの歴史を持つランドクルーザーには走行距離が長く、年式の古い中古車もありますが、丈夫であることで壊れにくく、中古車を購入しても快適に運転できる車が多いです。

快適なだけでなく、安全性能も充実しているランドクルーザーの中古車は時代を超えた今でも安心してドライブすることが可能です。

走行距離が10万kmくらいであれば、問題なく運転することができるでしょう。

メンテナンスさえしっかりできていれば、少々古いランドクルーザーの中古車でも走行性能は十分維持されているといえます。

中古のランドクルーザーの魅力②悪路走破性が高い

中古車のランドクルーザーの悪路走破性は抜群です。新車のランドクルーザーほどではないものの、昔からランドクルーザーは道なき道での走破性の良さが自慢の車でした。

エンジンもパワフルでボディの剛性も高いです。未舗装の土地や砂漠などでもスムーズな乗りこなしが可能になります。

雨上がりで状態の悪い道や新雪でふんわりした道でも果敢に走破することができます。

中古車のランドクルーザーは燃費が良くないという面はありますが、走破性の高さがその欠点をカバーしているといえるでしょう。

中古のランドクルーザーの魅力③中古車の種類が多い

歴史あるランドクルーザーの中古車の種類は豊富です。

  • 初代BJ・FJ型
  • 20系
  • 40系
  • 55・56型
  • 60系
  • 70系
  • 80系
  • 100系
  • 200系

以上のようにモデルがたくさんあります。

インテリアデザインやエクステリアデザインにも年式やグレードごとの特徴があり、選択肢も多いです。モデルが変更になるたびにチェンジも行われていますが、古いモデルも人気は高く、中古車市場でもなかなか値崩れしません。

中古車販売店でも、ランドクルーザーの在庫をたくさん用意しているところも多いです。豊富な選択肢の中から納得できるモデルを選ぶことができるしょう。

 

中古車の購入を検討している人におすすめなのが、「個人売買サービス」の利用です。

なぜなら個人売買サービスを利用すれば、消費税を支払わずにお得に車を手に入れることが可能だから。

その分、契約書の作成や書類集めなどの手続きが発生するのですが、面倒な作業は車の個人売買サービス「モビリコ」にお任せしましょう。

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中古車のランドクルーザーを買うときの注意点3選

中古車の魅力が分かっても、実際に中古車を購入するとなると分からないことが多く、不安に感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

ここからは、ランドクルーザーの中古車を買う際に注意しておいたほうがいいポイントを紹介します。

  • 外観を確認しておく
  • 不具合がないか確認しておく
  • 書類を確認しておく

それでは詳しく見ていきましょう。

ランドクルーザーを中古で購入する際の注意点①外観を確認しておく

ランドクルーザーは丈夫な車ではありますが、古い中古車になると、傷やへこみなどが気になるかもしれません。

多少の傷やへこみならそのままでも問題ありませんが、傷やへこみの具合がひどい場合は、修理に出す必要もあります。

修理に出すほど悪い状態の中古車を購入してしまえば、購入価格のほかに修理代金の負担も生じるかもしれません。

また、修理された箇所があるかどうかの確認もしておきましょう。

たとえば、溶接箇所にはシーラーが施されていますが、修理によってその個所とボディの色がちぐはぐになっている場合があります。

確認すべき項目は以下のとおり。

  • フロント部分:バンパー・グリル・ヘッドライト・ボンネットのバランスや左右の均衡状態
  • 左右のヘッドライト:両側の状態
  • バック部分:バンパー・テールゲート・テールライト・フェンダーなどのバランス

もしもヘッドライトの片側だけ新しくなっている場合は、そこだけ修理している可能性があります。

テールゲートの立て付けが悪い、部分的にスキマがあるなどの場合は、修理をしているかもしれません。

車体周りは、角度を変えながら確認するのがおすすめです。斜め方向から見てみると、表面にくぼみやしわなどが見つかる場合もあります。しわの原因は、衝突のダメージ痕、板金修理、塗装のムラなどが考えられます。

中古車のランドクルーザーを買う場合、外観上見逃してはいけない部分も多いです。

車の状態を細かく確認したうえで、適正価格で購入するようにしましょう。

ランドクルーザーを中古で購入する際の注意点②不具合がないか確認しておく

ランドクルーザーの中古車の中には、年式が古いものもあります。そうなると、不具合が生じてもおかしくはありません。

比較的新しい年式のものでも、不具合が出る可能性はありますので、事前に確認したうえで購入しましょう。

チェックポイントは、以下のとおり

  • エンジンをかけたときの始動時の様子
  • アイドリング回転
  • 排気ガスの色

エンジンがかかりにくい場合は、バッテリーが弱まっているか発電系統が故障しているなどの原因が考えられます。また、アイドリングが不安定、異音や大きな振動がするなどの場合も、故障やトラブルが生じているのかもしれません。

以上のような状態で中古車を購入すれば、後で困ることになりかねません。事前によく確認しておき、購入前に修理してもらうようにしましょう。

ランドクルーザーを中古で購入する際の注意点③書類を確認しておく

中古車購入の際には、必要書類を準備して必要事項を記入します。確認するのは購入時の書類ではなく、車両の情報をチェックするための書類になります。

まず車検証で初度登録年月日や型式を確認しておきましょう。

次に保証書を確認しましょう。保証書では保証期間と保証内容を確認します。中古車のランドクルーザーの場合、メーカーではなく販売店の保証書が付く場合もありますが、その内容をよく見ておきましょう。

車両取扱説明書やオプションの使用説明書があれば、さらに安心です。かなり古いランドクルーザーの中古車だと、これらの書類が紛失されている場合もあります。できればこれらの書類が付属しているものを選びたいところです。

定期点検整備記録簿には使用状況や整備状況が記録されているので、確認しておくようにしましょう。定期点検や消耗部品の交換時期を把握することで、ランドクルーザーの状態がわかります。

このようにいろいろな書類を確かめたうえで、中古車ランドクルーザーの購入をするようにしましょう

中古のランドクルーザーをライバル車と比較すると?

中古のランドクルーザーを他のトヨタのクロスカントリー車やSUV車と比較してみましょう。特にどのように特徴や価格が違うのか、確認しておくようにしてください。

ハイラックスサーフと比較

ランドクルーザーとハイラックスサーフでは歴史の長さも違いますが、そもそもの誕生経緯も異なります。

ランドクルーザーは警察予備隊(現在の陸上自衛隊)へ納入を狙って開発された車になります。道なき悪路も走れるクロスカントリー車として強靭なラダーフレームを採用していました。

それに対してハイラックスサーフはハイラックスという小型トラックをもとに開発された車で、ルーフ部分を伸ばしています。小型トラックがベースなので、荷物を多く詰め込めますが、悪路走破性には適せず、アウトドアをエンジョイするためのSUVといえるでしょう。

また、これら2車にはユーザーのターゲットにも違いが見られます。ランドクルーザーは世界中に利用者がいて、対象は多くの国の方が利用しています。ハイラックスはどちらかというと、アメリカ向けです。

それぞれのスペックや価格を比較してみましょう。

ランドクルーザー200 ハイラックス
全長x全幅x全高 4950×1970×1880mm他 5335×1855×1800mm他
排気量 4608~4663cc 2393cc
最高出力(馬力) 288~318 150
駆動方式 4WD 4WD
乗車定員 5名、8名 5名
10.15モード燃費 6.6~7.1km/L
価格 435万円~723.6万円 326.7万円~431.2万円

ハリアーと比較

次にランドクルーザーの中でライトデューティー用途になったランドクルーザープラドとハリアーを比較していきます。

ランドクルーザープラドはランドクルーザーよりも一回り小さな車ですが、優れた悪路走破性と強靭なボディは変わりません。エンジンのパワーと操作性、静粛性ともに優れています。ハリアーには搭載されていない走破性向上の機能も装備されています。砂地や岩場にも強い車です。

それに対してハリアーの特徴は上質かつエレガントなイメージとパーツが美しいことが挙げられます。安全装備も充実していて、運転に自信がない人をサポートします。

両者ではデザインと室内空間、用途も大きく異なります。したがって、よく比較して選ぶ必要があるでしょう。

それぞれのスペックと価格を並べてみましょう。

ランドクルーザープラド ハリアー
全長x全幅x全高 4760×1885×1835mm他 4740×1855×1660mm他
排気量 2693~3955cc 1986~2487cc
最高出力(馬力) 163~276 171~178
駆動方式 4WD FF、4WD
乗車定員 5名、7名 5名
10.15モード燃費 8.2km/L
価格 315万円~554.3万円 299万円~504万円

ハリアーに関する情報をもっと知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

新型ハリアーの実燃費・カタログ燃費はどれくらい?グレード別の違いや燃費を良くする方法を徹底解説

C-HRと比較

最後に、ランドクルーザーとC-HRを比較してみます。

C-HRは悪路云々というよりも、オンロードでの走行性を重視した車。様々な道やヨーロッパの一般道でテストを繰り返した上で販売がされました。そのため、運動性能、燃費性能ともに優れ、好調な売れ行きが続いています。

ボディも雄雄しいランドクルーザーに比べて、グラマラス。独創的でおしゃれなデザインになっています。

それぞれのスペックと価格を比較してみましょう。

ランドクルーザー70 C-HR
全長x全幅x全高 4455×1790×1950mm他 4360×1795×1550mm他
排気量 2446~4163cc 1196~1797cc
最高出力(馬力) 115~231 98~116
駆動方式 4WD FF、4WD
乗車定員 5名 5名
10.15モード燃費
価格 360万円 229万円~314.5万円

C-HRに関する情報をもっと知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

C-HRから新型が登場!改良モデルの全貌とは?

中古車のランドクルーザーを賢く探すなら、個人売買のモビリコがおすすめ

中古車のランドクルーザーをどこで購入しようか迷うという方も多いのではないでしょうか。

昔は中古車販売店一択でしたが、今はさまざまな中古車の購入方法があります。

そのなかでも特におすすめなのが、モビリコを利用してランドクルーザーを購入する方法です。

モビリコはウエインズトヨタ神奈川が提供する個人売買サービス。

中間業者を通さない個人売買のため、コストが軽減されます。また、消費税もかからないためランドクルーザーの中古車も低価格で購入できるでしょう。

名義変更などの手続きはディーラーに任せることが可能で、匿名取引が可能で個人情報のやり取りもなく、車の引き渡しもお金の取引も相手に会わずに済む点も魅力のひとつ。

出品される車両はウエインズトヨタ神奈川のメンテナンスパックに加入して点検を受けているものだけになっているので、安心ですし、点検整備履歴も分かります。

モビリコはトヨタの正規ディーラーが運営しているので、トヨタファイナンスのオートローンを利用しての中古車の購入も可能です。一括でランドクルーザーの中古車が買えない、予算に限りがあるなどの場合でも、ローンで購入することができます。

購入後は走行距離無制限の修理保証付きです。トランスミッションやエアコンの不具合にも対応しているので、万が一の時にも安心といえるでしょう。

 

モビリコで車を買う際の流れはこちらです。

  1. 会員登録
  2. サイトで車種や価格などの条件を絞り込んで車を探す
  3. 目当ての車が見つかったら、見積金額を確認の上購入申請をする
  4. 事務局から案内がある
  5. 事務局から送られてきた購入申請書に記載された指定日までに購入代金を振り込む
  6. 事務局から送られてきた名義変更書類に必要事項を記入・捺印の上返送
  7. 自分で用意する書類も一緒に返送
  8. 手続きが完了次第、納車日と納車店舗の案内がある
  9. 納車後に納車完了報告を行って終了

まずはモビリコから気になる車を見つけてみてください。

まとめ

ランドクルーザーは悪路走破性に特に優れたクロスカントリー車です。砂地でも岩道でも快適に走ります。

それだけ優秀な車ですから、価格も高くなりがちです。そのため、新車ではなく中古車で購入をという方も多いです。

ただ、中古車のランドクルーザーの価格もそれほど低いわけではありませんが、それでも新車よりは安いので、価格を重視するという方にはおすすめです。また、ランドクルーザーは歴史が長い車だけに、中古車の種類も豊富です。中古車であれば昔の人気のモデルも購入することができます。

 

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モビリコを利用するメリットは以下の5つ。

  1. 厳しい審査を突破した車のみ掲載している
  2. 車検履歴、点検履歴を確認できる
  3. 購入から納車までサービスが充実している
  4. 匿名で手続きを進められる
  5. 売買に消費税がかからない

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