ランドクルーザーは世界中で愛される自動車です。1951年から製造・販売され、既に70年以上もの歴史があります。世界的に顕著なクロスカントリー車でありながら、耐久性は世界中の人が注目するほどの高い評価を受けた車です。

100系や200系など、様々な車種があります。2022年現在では300系が販売されている中で、ランドクルーザーの中古車にも注目が集まっています。しかし、ランドクルーザーに乗ってみると燃費が悪いことが弱点と述べる人も多数です。

そこで本記事ではランドクルーザーの燃費に注目し、耐久性が高いランドクルーザーをいつまでも乗りこなせるよう燃費悪化を防ぐ方法を紹介します。ランドクルーザーを購入しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

【グレード別】ランドクルーザーのカタログ燃費

ランドクルーザーに限らず車の燃費を調べていると、以下のような表記がされています。

燃費表記
JC08モード
WLTCモード

車に詳しい方なら理解できる初歩的な内容も、これから自動車を購入しようとする初心者にはわかりにくいため簡単に説明すると以下です。

JC08モード 日本独自の試験方法で測定されたもの
WLTCモード 世界統一試験サイクルで測定されたもの

日本の道を走るのなら「JC08モード」を見るだけでも良いかもしれません。しかし、ランドクルーザーのような世界に流通している車では「WLTCモード」を参考にするほうが良いとされています。

カタログ燃費の表記方法

カタログ燃費とは国が検査することで、その性能を客観的に測っているものです。具体的に「平坦な坂道のない道で、エアコンやカーナビなど余計な電力を使わず」に計測したときの燃費のことです。

以前は日本独自の測定方法である「JC08モード」が採用されていましたが、2018年10月よりWLTCモードに切り替わりました。それぞれの測定方法を詳しくまとめると以下の通りです。

モード 測定方法
JC08モード 独立行政法人交通安全環境研究所による測定方法。市街地や郊外などの走行を想定し、シャシダイナモメーターという計測器のローラー上で測定。
WLTCモード 市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的走行モード。信号や渋滞などの影響を受けにくい道を想定した測定値。

ランドクルーザーは世界中で愛される車でもあるため、WLTCモードによる測定値が採用されています。

グレードごとのランドクルーザーのカタログ燃費

ランドクルーザーのカタログ燃費は、ガソリン車とディーゼル車により多少異なります。というのも、ガソリンとディーゼルでは、エンジンが異なるからです。

ランドクルーザーに使用するガソリンは主にハイオクです。ただしプレミアムガソリン(ハイオク)指定の車には、レギュラーガソリンを入れることも可能といわれています。ハイオク車にレギュラーガソリンを入れた場合、ハイオクを入れたときより燃費が悪くなるため注意が必要です。

しかし、ディーゼル車にはレギュラーガソリンを入れることはできません。仮に燃料を間違えて入れた場合、燃料噴射ポンプが破損する可能性が高く危険です。

注意点を踏まえた上でトヨタ公式ページによると、ランドクルーザーのカタログ燃費は以下のようになっています。

グレード カタログ燃費(WLTCモード)
ZX 3.5L ガソリン(7人乗り) 7.9km/L
GR SPORT 3.5L ガソリン(7人乗り) 7.9km/L
VX 3.5L ガソリン(7人乗り) 7.9km/L
AX 3.5L ガソリン(7人乗り) 8.0km/L
GX 3.5L ガソリン(5人乗り) 8.0km/L
ZX 3.3L ディーゼル(5人乗り) 9.7km/L
GR SPORT 3.3L ディーゼル(5人乗り) 9.7km/L

ランドクルーザーのグレードは「ZX・AX・VX・GX・GRスポーツ」の4種類です。「ZX・GR SPORT」にはガソリン車とディーゼル車があり、「AX・VX・GX」はガソリン車のみになっています。

それぞれのグレードの特徴を紹介します。

グレード①ZX (ディーゼル・ガソリン)

ZXは20インチのスーパークロームメタリック塗装のアルミホイールが装備されています。最も走行性能が高いグレードと言え、チルト&スライド電動ムーンルーフも標準装備されています。

ZXの基本情報は以下の通りです。

グレード(燃料) ZX(軽油) ZX(ガソリン)
ボディタイプ SUV・クロカン SUV・クロカン
ドア数 5ドア 5ドア
乗車定員 5名 7名
型式 3DA-FJA300W 3BA-VJA300W
全長×全幅×全高 4,985×1,980×1,925mm 4,985×1,980×1,925mm
ホイールベース 2,850mm 2,850mm
トレッド前/後 1,665/1665mm 1,665/1665mm
室内長×室内幅×室内高 2,775×1,635×1,215mm 2,775×1635×1215mm
車両重量 2,550kg 2,500kg

ZXのカタログ燃費詳細は以下の通りです。

グレード(燃料) ZX(軽油) ZX(ガソリン)
10モード/10・15モード燃費
JC08モード燃費
WTTCモード燃費 9.7km/L 7.9km/L
市街地モード 7.2km/L 5.3km/L
郊外モード 9.7km/L 8.2km/L
高速道路モード 11.3km/L 9.6km/L

グレード②GR SPORT (ディーゼル・ガソリン)

スポーツタイプのランドクルーザーと言えるのがGR SPORTです。世界初の前後スタビライザーを独立して電子制御する「E-KDSS」を搭載するなど、ドライブをよりスポーティに楽しみたい人に乗って欲しいグレードです。

GR SPORTの基本情報は以下の通りです。

グレード(燃料) GR SPORT(軽油) GR SPORT(ガソリン)
ボディタイプ SUV・クロカン SUV・クロカン
ドア数 5ドア 5ドア
乗車定員 5名 7名
型式 3DA-FJA300W 3BA-VJA300W
全長×全幅×全高 4,965×1,990×1,925mm 4,965×1,990×1,925mm
ホイールベース 2,850mm 2,850mm
トレッド前/後 1,665/1,665mm 1,665/1,665mm
室内長×室内幅×室内高 2,775×1,635×1,215mm 2,775×1,635×1,215mm
車両重量 2,560kg 2,520kg

GR SPORTのカタログ燃費は以下の通りです。

グレード(燃料) GR SPORT(軽油) GR SPORT(ガソリン)
10モード/10・15モード燃費
JC08モード燃費
WTTCモード燃費 9.7km/L 7.9km/L
市街地モード 7.2km/L 5.3km/L
郊外モード 9.7km/L 8.2km/L
高速道路モード 11.3km/L 9.6km/L

グレード③VX (ガソリン)

快適さを求める人に向けた装備なのがVXです。快適断熱シート&シートベンチレーション機能がついており、ステアリング、シート、ドアミラーの位置を記憶する「マイコンプリセットドライビングポジションシステム」が搭載されています。

VXの基本情報は以下の通りです。

ボディタイプ SUV・クロカン
ドア数 5ドア
乗車定員 7名
型式 3BA-VJA300W
全長×全幅×全高 4,950×1,980×1,925mm
ホイールベース 2,850mm
トレッド前/後 1,665/1,665mm
室内長×室内幅×室内高 2,775×1,635×1,215mm
車両重量 2,440kg

VXのカタログ燃費は以下の通りです。

10モード/10・15モード燃費
JC08モード燃費
WTTCモード燃費 7.9km/L
市街地モード 5.3km/L
郊外モード 8.2km/L
高速道路モード 9.6km/L

グレード④AX (ガソリン)

トヨタ初の採用となった「指紋認証スタートスイッチ」を搭載しているのがAXです。後に述べるGXと同じようなスペックですが、指紋認証があることで盗難防止効果が期待できるグレードです。上位グレードと比較すると見劣りするかもしれませんが、世界で最も人気があるグレードなのがAXです。

AXの基本情報は以下の通りです。

ボディタイプ SUV・クロカン
ドア数 5ドア
乗車定員 7名
型式 3BA-VJA300W
全長×全幅×全高 4950×1980×1925mm
ホイールベース 2850mm
トレッド前/後 1665/1665mm
室内長×室内幅×室内高 2775×1635×1215mm
車両重量 2430kg

AXのカタログ燃費は以下です。

10モード/10・15モード燃費
JC08モード燃費
WTTCモード燃費 8km/L
市街地モード 5.4km/L
郊外モード 8.3km/L
高速道路モード 9.7km/L

グレード⑤GX (ガソリン)

ランドクルーザーの中で最も安価なグレードがGXです。ランドクルーザーならではの走破性をもち、無駄な装備を排除しているため最も軽い車体をしています。燃費を意識する人は車体の軽量化も考えておくべき要素の1つといえるでしょう。

ランドクルーザーの乗り心地を楽しみながら、燃費を意識する人に向いているかもしれません。

GXの基本情報は以下の通りです。

ボディタイプ SUV・クロカン
ドア数 5ドア
乗車定員 5名
型式 3BA-VJA300W
全長×全幅×全高 4,950×1,980×1,925mm
ホイールベース 2,850mm
トレッド前/後 1,665/1,665mm
室内長×室内幅×室内高 2,775×1,635×1,215mm
車両重量 2,360kg

GXのカタログ燃費は以下の通りです。

10モード/10・15モード燃費
JC08モード燃費
WTTCモード燃費 8km/L
市街地モード 5.4km/L
郊外モード 8.3km/L
高速道路モード 9.7km/L

【グレード別】ランドクルーザーの平均実燃費

ランドクルーザーに乗るとカタログ燃費と実燃費に差があることがわかります。一般的にカタログ燃費より実燃費のほうが数値が低くなりやすく、カタログ燃費を意識している方は燃費の悪さを感じてしまうかもしれません。

ここからは、実燃費の算出方法とランドクルーザーの実燃費を紹介します。

実燃費とは?

実燃費とは車オーナーが実際に公道を走らせたときに計測された燃費のことです。カタログ燃費が「平坦な道」で計測しているため、実燃費はカタログ燃費より低い数値になることが多いです。

というのも、実際の公道には坂道があり、信号で停車したりライトを使用することで燃費に影響を与えるからです。ランドクルーザーの平均実燃費を紹介していきます。

グレードごとのランドクルーザーの平均実燃費

ランドクルーザーのグレードごとの平均実燃費を解説していきます。以下で紹介する実燃費はe燃費に投稿された数値をもとにしています。

グレード①ZX(ディーゼル・ガソリン)

ZXグレードの実燃費は以下の通りです。

カタログ燃費(WLTCモード) 実燃費 燃料差
ZX(ディーゼル) 9.7km/L 10.22km/L +0.52km/L
ZX(ガソリン) 7.9km/L 6.93km/L -0.97km/L

参考:e燃費

グレード②GR SPORT (ディーゼル・ガソリン)

GR SPORTの実燃費は以下の通りです。

カタログ燃費(WLTCモード) 実燃費 燃料差
GR SPORT(ディーゼル) 9.7km/L 10.22km/L +0.52km/L
GR SPORT(ガソリン) 7.9km/L 6.93km/L -0.97km/L

参考:e燃費

グレード③VX (ガソリン)

VXの実燃費は以下の通りです。

カタログ燃費(WLTCモード) 実燃費 燃料差
VX(ガソリン) 7.9km/L 6.93km/L -0.97km/L

参考:e燃費

グレード④AX (ガソリン)

AXの実燃費は以下の通りです。

カタログ燃費(WLTCモード) 実燃費 燃料差
AX(ガソリン) 7.9km/L 6.93km/L -0.97km/L

参考:e燃費

グレード⑤GX (ガソリン)

GXの実燃費は以下の通りです。

カタログ燃費(WLTCモード) 実燃費 燃料差
GX(ガソリン) 7.9km/L 6.93km/L -0.97km/L

参考:e燃費

e燃費では各グレードでの実燃費の口コミ投稿が少なく、実質的にすべて同じ数値になっています。最低実燃費は5.35km/Lで、最高実燃費は12.22km/Lと幅広いのも特徴です。走行する道路状態などにより燃費が大きく変化します。

ランドクルーザーの燃費を良くするための装備

ランドクルーザーの燃費を良くするための装備を紹介します。ただし、装備を施しても燃費が良くならないという情報も多いのは事実です。ランドクルーザーのオーナーが効果ありとしている装備を紹介します。

装備①燃料添加剤

燃料添加剤は燃料(ガゾリン・軽油)に混ぜることで燃費向上を期待できるアイテムです。燃焼室や吸排気バルブ、エンジン内部のインジェクターに付着したカーボンの汚れを予防したり除去したりするものです。

例えばバーベキューをする際にも着火剤を使用したことがあるのではないでしょうか。木炭に火をつける際、着火剤を使用すれば簡単に火をつけることができます。車における燃料添加剤は、愛車の燃料発火の手助けをするものです。

車が停止している状態から発進するにはエネルギーを使用します。燃料添加剤を使用している場合、燃料が車に伝えるエネルギー効率が良くなるといわれています。中には防サビ効果や潤滑力アップが期待できる製品も流通しているため、燃費を良くするために適切な燃料添加剤を使用してみましょう。

装備②アーシングキット

ランドクルーザーに限らず車はエンジンを駆動しながら発電しています。発電によりライトや窓、ミラーなどを操作できるようになります。しかし、電気を使用することで燃費に影響を与えているのは実燃費を見ても明らかでしょう。

メーカーで効率を考慮して車をつくっていても、発電により車の機能を十分に発揮できているとは言い切れません。そのため、アーシングキットを使用して車自体の発電能力を向上させましょう。

結果的に燃費効率の手助けになり、車への負担を軽減できます。もちろんトルクアップやレスポンス向上が期待でき、始動性が良くなります。オーディオの音質も改善されるといわれているため、良い事づくしなのがアーシングキットです。

車種別に取り扱い方法が異なるため、説明書を読むなどして装備してみてください。

燃費の良し悪しの決め手

カタログ燃費と実燃費が異なるのは、実際に走る道やスピード、エアコン使用などによるものです。ランドクルーザーの燃費を良くするために、できることをみていきましょう。

市街地走行

カタログ燃費は「平坦な道」を走行したときの燃費ですが、実際には市街地を走ることが多いのではないでしょうか。一般道を走っているときには、信号待ちなどをすると思います。信号待ちでは一時的にアイドリングしていることになるため、燃費が下がってしまうことになります。

市街地走行では以下の道を避けて走行することで、燃費悪化を防ぎやすいといわれています。

燃費悪化を避ける走行
信号が多い地域での走行
混雑している道での走行

どちらも一時的に停車する道を避けるのがポイントです。可能な限り走行し続けられる道を選び、燃費悪化を防いでいきましょう。

高速道路走行

高速道路での走行は、70〜90km/hで走行すると燃費悪化を防ぎやすいとわれています。意識的にゆっくりと走るイメージです。高速道路での燃費悪化は、以下の走行方法により起こりやすくなります。

燃費悪化しやすい走行方法
加速しすぎでオーバーシュートする
高速道路の交通状態

高速道路は一般道と比較すると、速度を上げて走行しています。他の車を追い抜いたり、最低速度を守るために加速しなければいけないこともあるかもしれません。ガソリンは加速時に最も消費が激しいといわれており、高速道路では一定の速度で走行すると燃費悪化を防止できる可能性が高まります。

しかし、逆に遅すぎてもガソリン使用は多くなります。渋滞時などで低速走行しなければならないときは、アイドリングしているよりガソリンを消費している可能性もあります。

速度をあげる場合も、速度を緩める場合も意識しておきたいのは「急激な速度変化は避ける」ことです。ランドクルーザーの燃費は良いものではありません。走行時に心を落ち着かせ、急発進や急ブレーキをかけなくても良い安定した走りを目指してください。

平坦な道と坂道走行

燃費は走行する道によっても変化します。平坦な道を走る場合と、坂道を走行する場合では10%以上も違う数値がでると言われています。例えば平坦な道で10km/Lの燃費だとしても、坂道を連続して走るときには9km/L以下になる可能性があります。

一定のアクセル走行をすることで燃費が良くなるといわれています。坂道を走る場合にアクセルを一定に踏んでいると、自然と速度が落ちていきます。速度を一定に保とうとするとアクセルをより深く踏み込まなければいけません。すると、燃費は悪化してしまいます。

坂道では走行抵抗が大きいため、無意識のうちにアクセルを踏み込んでいる可能性が高まります。速度が落ちるほど加速に要する力が大きくなるため、車に負担をかけ燃費悪化を招く原因になってしまうのです。

エアコンの使用

エアコンを使用することでも燃費が悪化します。運転による燃費と比較するとそれほど気にならない程度と言われていますが、特に夏場は燃費が悪化する傾向があります。

車のエアコンは暖房はエンジンの排熱を利用するためエネルギーを使いにくく、冷房を使用する際に大きなエネルギーを消費します。夏場に冷房を使用する際、エアコンをつけるだけでエンジンのパワーを増長させなければいけないため、燃費が悪化します。

ただし夏場にエアコンを利用せずに走行するのは熱中症の原因になります。車の車種やグレードによってオートエアコンがついている場合もあり、燃費悪化を防ぐための具体策としてはイマイチなのかもしれません。

それでもエアコンによる燃費悪化を防ぎたい場合は「外気導入モード」と「内気循環モード」を上手く活用して燃費を抑える努力をしてみると良いでしょう。外気導入モードで冷房を使用し、十分に冷えたところで内気循環モードに切り替えて冷風を外に逃さないようにします。

冷房を使用しなくても冷風が循環するため、しばらく快適な走行が可能になり燃費も抑えられるでしょう。

オーディオの使用

オーディオの使用でも燃費悪化を引き起こしますが、運転時の影響ほど大きなものではありません。それでも冷房使用時と同じように使用方法により影響の大小が変わると言われています。

オーディオはエンジンからの発電により使用できるようになります。消費電力が増えることで燃費に影響を与えると言われています。しかし、大音量で音楽を聞いていても小さく聞いていても、燃費に大きな変化が見られることは少ないでしょう。

気持ちの問題と言う人もいるほど、微々たるものかもしれません。気になる人は消費電力を抑えたモデルのオーディオを装備するなど、工夫してみると良いでしょう。

メンテナンス状況

車のメンテナンス状況は燃費に大きな影響を与えます。自転車で考えればわかりやすく、例えば錆び付いたチェーンで走行すると走りにくいと感じるのではないでしょうか。車も同じようにメンテナンスの状況により無駄なエネルギーを消費している場合があり、燃費悪化を引き起こします。

特に以下のメンテナンスは定期的に行うようにしましょう。

メンテナンスを意識する箇所
エンジンオイル
エレメント交換
タイヤの空気圧
バッテリー

ランドクルーザーに限らず一般的な自動車のメンテナンスも同様です。エンジンオイルやエレメント交換、タイヤの空気圧はガソリンスタンドでも点検できる作業です。給油の際に点検してもらうだけでも燃費を抑えることに繋がります。

バッテリーの劣化は見過ごしやすいものですが、夏の暑い日や冬の寒い日にはバッテリーが劣化しやすいといわれています。温度変化が激しい時期にはこまめにチェックするようにしておきましょう。

停車中のアイドリング

アイドリング中は燃費を消費しています。エンジンをつけたまま停止しているため、少しずつ燃料も減っていきます。10分でおよそ130〜150ccの燃費を消費するといわれ、エアコンを使用している場合はさらに多くなるでしょう。

寒い地域の方は冬場に車を温める必要があるかもしれません。乗車したすぐにはガラスが凍っていることもあるため、暖機運転が必要です。この場合、アイドリングをしていることになるため燃費を消費しています。

地域により暖機運転が必要な場合もあるため、すべてのアイドリングを辞めるわけにはいきません。しかし、できるかぎり燃費を消費しないためにアイドリングは必要最低限にするよう心がけましょう。

ランドクルーザーのガソリン代はどれくらいかかるのか

ランドクルーザーのガソリン代は、年間走行10,000kmの場合は243,303円とされています。しかし、昨今のガソリン高騰による数値ではありません。そこで「年間3,000km」「年間5,000km」「年間10,000km」の3パターンで計算してみます。

e燃費によると2022年9月15日午前1時現在、ガソリン価格は以下の通りです。レギュラー「158円」、ハイオク「168.7円」、軽油「134.2円」です。ガソリン価格は地域やガソリンスタンドにより変化するため、お近くのガソリン価格を調べてみてください。

年間3,000kmのガソリン代

ランドクルーザーの実燃費は、ガソリン車で約6.9km/L(ディーゼル車は約10.22km/L)でした。年間3,000kmを走行するには、約434.7L(3,000km÷6.9km/L)が必要です。ランドクルーザーはプレミアムガソリン(ハイオク)を使用することが多いため、ハイオクで算出します。

ディーゼル車も同様の計算を行い、表にまとめると以下のようになります。

年間3,000km走行時 ガソリン車(ハイオク) ディーゼル車
必要燃料 約434.7L 約293.5L
ガソリン代 約73.333円 約39.387円

年間5,000kmのガソリン代

年間3,000km走行時と同様に、年間5,000kmをまとめると以下のようになります。

年間5,000km走行時 ガソリン車(ハイオク) ディーゼル車
必要燃料 約724.6L 約489.2L
ガソリン代 約122,240円 約65,650円

年間10,000kmのガソリン代

年間10,000kmのガソリン代は以下のようになります。

年間10,000km走行時 ガソリン車(ハイオク) ディーゼル車
必要燃料 約1,449.2L 約978.4L
ガソリン代 約244,480円 約131,301円

e燃費が出していた表記より、やや高くなることがわかります。さらに、経年劣化による燃費悪化を考えると、表で算出した額より多くなる人も多いかもしれません。

ランドクルーザーを購入する際の参考にしてみてください。

ランドクルーザーの燃費を良くするためには?

ランドクルーザーの燃費はオーナーの悩みの1つです。しかし、実際には燃費を飛躍的に向上させる手段があるわけではありません。少しでもランドクルーザーの乗り心地を楽しみたい人が様々な工夫を凝らして燃費向上を目指しているといえます。

ランドクルーザーの燃費を向上させるための工夫を2つ紹介します。

燃費を良くする方法①軽量化

ランドクルーザーを所有している人々が口を揃えて述べるのは「軽量化が一番」という言葉です。軽量化とは、無駄な荷物を載せないなど車体全体を軽くすることをいいます。

様々な装備やアイテムを使用するより、ランドクルーザーそのものを軽くしようとする考え方です。前述の通り燃料添加剤などを使用するのも効果があるかもしれません。しかし、ランドクルーザーのオーナーたちは「結局、軽量化」と述べます。

そもそもランドクルーザーに乗ることを決めた以上、燃費は気にせずに走行する人々が多いのも事実です。可能な限り軽量化する努力を施しながら、乗り心地を満喫するのが良いのかもしれません。

燃費を良くする方法②アクセルワークを工夫する

ランドクルーザーのオーナーたちは、常にアクセルワークに気をつけています。アクセルワークとは、走行中のアクセルペダルを踏むことやスロットルを調整することをいいます。つまり一定の速度で走る努力のことです。

燃費を良くするためには一定の速度で走れる運転技術が必要です。ランドクルーザーの燃費を良くするためには、装備やアイテムを気にする以上に運転者の技術が必要になります。

もちろん燃費を気にしなければ、通常の運転でも良いでしょう。しかし、できる限り燃費を抑える努力をする場合、アクセルワークを意識したり平坦な道や渋滞が少ない道を選ぶなどの工夫が必要だといえます。

まとめ

ランドクルーザーの燃費を良くするには、アクセルワークを工夫するのが最も良い方法といえます。実燃費が6.9km/Lは燃費が良いとはいえない数字です。しかし、それでもランドクルーザーが世界中で愛されているのには理由があります。

デザインや耐久性はもちろん、グレードやカスタムによりオーナーの望みを叶え続けている車なのが人気の秘訣です。これからランドクルーザーの購入を検討している方は、燃費を意識するのも無理はありません。

しかし、ランドクルーザーには燃費という弱点を補うだけの魅力があることを忘れないように検討してみてください。