トヨタ「MIRAI（ミライ）」は、2014年にセダン型燃料電池自動車として発売されました。

MIRAIはガソリンエンジン車と同等の利便性を兼ね備えたうえに、排出されるのは水だけというエコな面でも注目されています。

2020年にフルモデルチェンジをしてパワフルさや静粛性がアップし、さらに災害時の給電機能も装備されました。

環境に優しい車を手に入れたいけれど、乗り心地や利便性も求めたい、手頃な値段で手に入れたいと考える人もいるのではないでしょうか？

今回はトヨタ「MIRAI（ミライ）」の中古車事情について、お得な買い方やおすすめのモデル、購入時の注意点などを解説します。

新車・中古車の購入時に適応される税制優遇なども紹介するため、購入する費用について気になる人にも参考になるでしょう。

中古車のトヨタ「MIRAI」購入を検討している人や、水素を動力源とする燃料電池自動車に興味がある人はぜひ参考にしてみてください。

MIRAI（ミライ）の中古車価格を比較

MIRAI（ミライ）の中古車価格の比較は以下のとおりです。

	中古車平均価格	中古車価格帯
グーネット	201.4万円	68〜507.8万円
カーセンサー	344.3万円	188.9～507.8 万円

引用：[グーネット],[カーセンサー]（2025年2月13日時点）

表を見ると、MIRAIは中古車で200〜350万円程度で購入できることが分かります。

年式や車の状態によっては平均価格が異なるため、100万円以下で購入できるものもあれば、500万円以上するものもあり、複数の車の情報を比較することが重要です。

新車を購入する場合はエントリーグレードでも700万円以上する車が中古車になると300万円程度で手に入る点は、MIRAIの購入を金額面で悩んでいる人には魅力的といえるでしょう。

MIRAI（ミライ）の中古車ならではの魅力とは？

MIRAIの購入を検討している人は、中古車を狙うのがおすすめです。

なぜなら中古車のMIRAIを購入する場合、下記の魅力を得られるため。

MIRAIの中古車ならではの魅力

• 高級セダンを手の届く価格で購入できる
• 豊富なグレードから選べる
• セダンタイプは安定した運転が実現する

ここではそれぞれの魅力を詳しく説明します。

魅力①高級セダンを手の届く価格で購入できる

中古車だからこそ、手の届く価格でトヨタ「MIRAI」を購入することができます。

水素を動力源とする燃料電池自動車であり、初代からのフルモデルチェンジで高級志向の方も納得できるスタイリッシュなセダンとなったトヨタ「MIRAI」。

新車価格は最も価格を抑えたベースモデルのGグレードでも710万円と高額です。

しかし、中古車であれば300万円台から見つけることもできます。

実際に中古車販売サイト「カーセンサー」からいくつかMIRAIをピックアップして情報をまとめました。

	A	B	C	D
年式	2021	2020	2022	2021
グレード	Z“Executive Package”	G“Executive Package”	Z”Executive Package Advanced Drive”	G”A Package”
走行距離	0.9万km	0.8万km	0.9万km	855km
修理歴	なし	なし	なし	なし
車両本体価格	388.0万円	321.0万円	435.0万円	368.0万円
支払い総額	398.7万円	328万円	444.2万円	384.2万円

引用：[カーセンサー]

トヨタ「MIRAI」に乗りたいと思う方にとって、中古車であれば手の届きやすい価格に近付くのではないでしょうか。

魅力②豊富なグレードから選べる

トヨタ「MIRAI」にはグレードが全部で7種類用意されています。

• G
• G”A Package”
• G“Executive Package” 
• Z
• Z“Executive Package”
• Z”Advanced Drive”
• Z”Executive Package Advanced Drive”

最も価格を抑えたベースモデルのGグレードから最上級のZグレードのエグゼクティブパッケージアドバンスドドライブまであり、内装や装備・オプションの違いを好みで選べます。

グレードによって、ホイールのデザインやシートの素材などが異なるため、どのグレードのどの機能が欲しいかを事前に確認しておくのがおすすめです。

魅力③セダンタイプは安定した運転が実現する

トヨタ「MIRAI」は、スタイリッシュな高級セダンです。

セダンタイプは全高が低く安定性が高いため、乗り心地が良いというメリットがあります。

さらに座席と荷室が分離されているため、座席を広く使え、室内でも快適に過ごせます。

トヨタ「MIRAI」は5人乗りという室内空間の広さを実現しており、家族や複数人で乗っても申し分ない使いやすさを備えているといえるでしょう。

MIRAI（ミライ）のおすすめはZ｜ダイナミックな走りと上質な乗り心地が魅力

中古のトヨタ「MIRAI」には初代モデルと2代目モデルの2種類があります。おすすめは2020年にフルモデルチェンジした2代目モデルです。

発売から年数が余りたっていないため中古車市場の台数は初代に比べると多くはありません。しかし、高い安全装備や高度運転支援機能、給電機能の装備などのことを考えると、安心して乗ることができるモデルだといえるでしょう。

特におすすめのモデルは「Z」グレードです。外装・内装共に高級志向のZグレードですが、中古市場では比較的抑えた価格帯のものが出回っています。エコカーを探している方の中でも、高級サルーン車を好む方におすすめできるモデルといえるでしょう。

MIRAI（ミライ）のグレードごとのスペックを解説！グレードごとの魅力とは？

現行モデルのトヨタ「MIRAI」には大きく分けて2つのグレードがあります。ここからは、グレードごとのスペックや魅力について解説していきます。

グレード	WLTC燃費	駆動	パワーユニット	乗車定員
G	152km/kg	2WD	トヨタFCスタック＋モーター	5名
Z	135km/kg	2WD	トヨタFCスタック＋モーター	5名

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Gグレード｜スタイリッシュな高級セダン

Gグレードは、現行モデルのトヨタ「MIRAI」のベースとなるモデルです。

ベースといってもその性能の高さや高級感は申し分ない作りとなっています。

• G
• G”A Package”
• G“Executive Package” 

さらに上位互換のグレードも2種類用意されており、高級志向の方の需要にも応えます。

【グレード別スペック表】

	G	G Aパッケージ	G エグゼクティブパッケージ
全長/全幅/全高(mm)	4,975／1,885／1,470	4,975／1,885／1,470	4,975／1,885／1,470
室内 全長/全幅全高 (mm)	1,805／1,595／1,135	1,805／1,595／1,135	1,805／1,595／1,135
車両重量(kg)	1,920	1,920	1,940
乗車定員（名）	5	5	5
ホイールベース(mm)	2,920	2,920	2,920
駆動方式	後輪駆動方式	後輪駆動方式	後輪駆動方式
最小回転半径(m)	5.8	5.8	5.8
燃費(km/kg)	152	152	152

Zグレード｜安全性も高い最上級の乗り心地

Gグレードよりも上位のグレードに位置しているのがZグレード。

シートに本革を使用し、ホイールデザインもより高級感が出るものに変更されており、本格仕様の高級車といった内装に仕上がっています。

• Z
• Z“Executive Package”
• Z”Advanced Drive”
• Z”Executive Package Advanced Drive”

Zグレードは給電機能などの安全装備も申し分なく、エコカーの位置付けながら最上級の乗り心地もあわせ持つスタイルの車です。

【グレード別スペック表】

	Z	Z エグゼクティブパッケージ	Z アドバンスドドライブ	Z エグゼクティブパッケージアドバンスドドライブ
全長/全幅/全高 (mm)	4,975／1,885／1,470	4,975／1,885／1,470	4,975／1,885／1,470	4,975／1,885／1,470
室内 全長/全幅 /全高(mm)	1,805／1,595／1,135	1,805／1,595／1,135	1,805／1,595／1,135	1,805／1,595／1,135
車両重量(kg)	1,930	1,950	1,970	1,990
乗車定員（名）	5	5	5	5
ホイールベース(mm)	2,920	2,920	2,920	2,920
駆動方式	後輪駆動方式	後輪駆動方式	後輪駆動方式	後輪駆動方式
最小回転半径(m)	5.8	5.8	5.8	5.8
燃費(km/kg)	135	135	135	135

 

中古車の購入を検討している人におすすめなのが、「個人売買サービス」の利用です。

なぜなら個人売買サービスを利用すれば、消費税を支払わずにお得に車を手に入れることが可能だから。

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トヨタ「MIRAI（ミライ）」を中古で買うときの注意点を解説

トヨタ「MIRAI」を中古で購入しようと考えたときに、気を付けるべきことはあるのでしょうか。

ここではどのような点に注意したらよいのか解説していきます。

トヨタ「MIRAI」を中古で買うときの注意点

• 水素ステーションの数が限られている
• 初代モデルと現行モデルで仕様が異なる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

注意点①水素ステーションの数が限られている

トヨタ「MIRAI」は燃料電池自動車なので、ガソリンスタンドではなく水素ステーションで燃料補給をする必要があります。

初代のトヨタ「MIRAI」が発売されたころは官庁や一部の企業などの限られたところで利用されることが多く、商用の水素ステーションの数もあまり多くありませんでした。

トヨタ自動車の情報によると、2025年2月現在、日本全国にある水素ステーションは154箇所です。

うち営業中の水素ステーションは37箇所です。

水素ステーションのほとんどは都市部に集中しているため、都市部での運転を想定している人以外は、トヨタ「MIRAI」の燃料補給場所を探すのに苦労するかもしれません。

さらに、営業時間も平日の日中に限られているため、自宅や会社周辺などに水素ステーションが無いとトヨタ「MIRAI」に乗ることは難しいでしょう。

しかし、将来的にはトヨタ「MIRAI」が乗りやすい環境になるかもしれません。

現在は水素価格を引き下げ、設置コストを低くするなどして商用水素ステーションの整備が進められています。

日本水素ステーションネットワーク合同会社の発表によると、水素ステーションの設置箇所は年々増加しており、2030年までには全国900箇所の設置を目標にしています。

今後の展開によっては町中でトヨタ「MIRAI」を含めた水素を動力源とする燃料電池自動車が増えるかもしれません。

注意点②初代モデルと現行モデルで仕様が異なる

トヨタ「MIRAI」には2014年発売の初代モデルと、2020年にフルモデルチェンジをした現行モデルがあります。

初代に比べると2代目は静粛性や安全機能面など進化したポイントが多いです。

また、外観もスタイリッシュな高級セダンの装いとなっていて現行モデルは、中古市場でも人気です。

既に販売が終了している初代モデルが、中古市場にはまだ並んでいます。

もちろん、初代は現行型よりもう一回り安い価格がありますが、装備などは現行のMIRAIと比べると劣っています。

購入の際には世代による違いに注意して車種を選ぶと良いでしょう。

燃料電池自動車に初めて乗るという方は、低価格で市場に出回る初代モデルも魅力的かもしれません。

中古のトヨタMIRAIを購入する際のチェックリスト5

ここからは、中古のトヨタMIRAIを購入する際に確認すべきポイントをまとめました。

MIRAIを購入する際のチェックリスト5

1. 年式・走行距離｜FCスタックの劣化具合を見極める
2. 水素タンクの有効期限と交換費用｜購入後のコストに直結
3. メンテナンス記録と保証の有無｜燃料電池車ならではの注意点
4. 事故歴や修復歴の有無｜構造への影響はより慎重にチェック
5. 前オーナーの使用状況｜用途や保管環境も状態に影響

それぞれ詳しく見ていきましょう。

年式・走行距離｜FCスタックの劣化具合を見極める

中古のミライを購入する場合は、年式や走行距離は燃料電池の劣化度合いを見極める重要なポイントです。

なぜならミライなどの燃料電池車（FCV）は、ガソリン車とは異なり「FCスタック」という水素を電気に変える装置が劣化することで性能に影響が出るからです。

 

たとえば初代ミライ（2014年発売）は2020年頃から中古市場に出始めましたが、走行距離が5万kmを超えると航続距離が短くなったり、出力性能に差が出ることもあるかもしれません。

 

価格にもよりますが、できるだけ年式が新しく、走行距離が少ない車を選ぶことが安心につながります。

水素タンクの有効期限と交換費用｜購入後のコストに直結

ミライに搭載されている水素タンクには、有効期限があります。

水素タンクの使用期限は約15年です。

期限切れになると交換が必要で、1本あたり数十万円以上かかることもあります。

たとえば2024年に初代ミライを購入する場合、水素タンクの使用期限は最大でも2029年ごろと予想できるでしょう。

仮に2〜3年で期限を迎える車両であれば、早期に高額な交換費用が発生する可能性があります。

購入前に「水素タンクの有効期限」と「交換歴の有無」は必ずチェックしましょう。

メンテナンス記録と保証の有無｜燃料電池車ならではの注意点

ミライのような燃料電池車（FCV）は、専門性の高い点検が必要なため、整備履歴の確認が重要です。

通常の整備記録に加え、水素関連システムのチェックや定期的な診断を実施しているかで、車両の信頼性が大きく変わります。

販売店によっては、トヨタディーラーで整備された証明書や保証継承がついてくる車両もあります。証明書があると、購入後のトラブルリスクが低減するでしょう。

保証の有無や整備履歴の確認は、後悔しないための必須チェック項目のひとつです。

事故歴や修復歴の有無｜構造への影響はより慎重にチェック

燃料電池車（FCV）の中古車では、事故歴や修復歴の確認をガソリン車以上に慎重に行う必要があります。

万が一、車体下部や水素タンク周辺にダメージがあった場合、安全性に直結するリスクが高いためです。

軽微な修復であっても、水素供給システムやFCスタックに衝撃が及んでいれば、長期的な不具合につながる可能性があります。

信頼できる販売店で、修復歴がない車両を選びましょう。

前オーナーの使用状況｜用途や保管環境も状態に影響

中古ミライの管理状態を知るうえで、前オーナーの使い方は見逃せない情報です。

たとえば長距離通勤で利用していた場合や、駐車場が屋根なしの立地だった場合など、過酷な使用環境にあった車両は、内部の劣化が進んでいる可能性があります。

同じ走行距離でも、週末のレジャー中心で屋内ガレージ保管の車両と、通年通勤＋屋外駐車の車両では状態に差が出ます。

可能であれば、前オーナーの使用歴や保管場所も確認できる販売店を選びましょう。

MIRAI（ミライ）の新車価格を紹介

ここからは2025年8月現在のMIRAI（ミライ）の新車価格を紹介します。

FCEV（燃料電池自動車）

グレード	駆動	車両本体価格（税込）
Z	2WD	8,215,900円
G	2WD	7,414,000円

引用：[トヨタ自動車]（2025年8月21日時点）

価格を見ると、MIRAI（ミライ）は安いグレードで740万円ほど、最上級グレードのZでは820万円することが分かります。

車両を購入する際は、車両本体価格に追加して、販売手数料や税金などの費用がさらに11万円ほどかかります。

MIRAI（ミライ）の新車購入を検討する際は、800〜900万円ほどの予算を確保しておくことが大切です。

MIRAI（ミライ）の新車の支払い総額とは？

MIRAIの新車を購入する際にかかるのは、車両本体価格だけではありません。

ここではMIRAIを購入する際にかかる支払い総額をまとめました。

グレード	G
車両本体価格	7,414,000円
オプション（ボディカラー）	55,000円
自動車税種別割	0円
自動車税環境性能割	0円
自動車重量税	0円
自賠責保険料	24,190円
販売諸費用	73,890円
支払い総額	7,567,080円

※税金・諸費用は東京地区の参考額
引用：[見積りシミュレーション｜トヨタ自動車]

税制優遇があることで、車の購入にかかる税金が24,190円で済む点は、燃料電池自動車の魅力といえるでしょう。

トヨタのMIRAI（ミライ）に関するよくある質問

ここでは、トヨタのMIRAI（ミライ）に関するよくある質問をまとめました。

よくある質問

• MIRAI（ミライ）は1回の水素充填でいくらかかるの？
• MIRAI（ミライ）はどのくらい走ることができるの？
• 新車のMIRAI（ミライ）の購入時に貰える補助金とは？
• 中古車のMIRAI（ミライ）にも補助金はもらえるの？

それぞれ詳しく見ていきましょう。

MIRAI（ミライ）は1回の水素充填でいくらかかるの？

トヨタ自動車によると、MIRAI（ミライ）に搭載されている水素タンク総容積は141Lです。

141Lのタンクの中に入る水素量は、約5.6㎏ほどとイメージするとわかりやすいでしょう。

タンクに充填する水素は、2024年8月現在、徐々に価格が高騰している現状があります。

ENEOS（エネオス）や岩谷産業が発表したデータによると、2024年4月17日時点で販売する水素価格は以下のように設定されています。

	ENEOS（エネオス）	岩谷産業
1kgあたりの水素価格	2,200円	1,650円

引用：[水素を大幅値上げ、エネオスに続き岩谷産も－ＦＣＶ普及に冷や水]

仮に5kgで水素タンクが満タンになるとすると、ENEOS（エネオス）で充填した場合は11,000円、岩谷産業で充填した場合は8,250円という結果に。

ガソリンと比較してもやや維持費がかかる点を理解しておく必要があるでしょう。

MIRAI（ミライ）はどのくらい走ることができるの？

MIRAI（ミライ）が一度の充填で走行できる距離は約850kmです。

トヨタ自動車によると、旧型のMIRAI（ミライ）と比較すると新型のMIRAI（ミライ）は航続可能距離が30%も伸びたとのこと。

充填の回数も少なくても長距離を運転できるようになったことで、維持費の節約にも繋がっています。

ただ、水素ステーションの数は全国で160ほどしかないため、地方でMIRAI（ミライ）に乗りたいと考えている人は、近くに水素ステーションがあるか確認しておきましょう。

新車のMIRAI（ミライ）の購入時に貰える補助金とは

新車のMIRAI（ミライ）を購入するときに受けられる補助金や税制優遇は以下のとおりです。

• 自動車重量税（エコカー減税）
• 自動車税（グリーン化特例）
• CEV補助金（令和5年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」）
• 自動車税環境性能割

それぞれの補助金や税制優遇を適用させた合計額はこちらです。

補助金・税制優遇	優遇金額
自動車重量税（エコカー減税）	約30,000円
自動車税（グリーン化特例）	約18,500円
CEV補助金（令和5年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」）	1,453,000円
自動車税環境性能割	非課税
合計	約1,501,500円

引用：[トヨタ自動車]

150万の違いは、車の購入やその後の維持費を考えるとかなり大きいのではないでしょうか？

車両本体価格だけに目を向けるのではなく、補助金などを踏まえた全体的にかかる金額を把握しておきましょう。

中古車のMIRAI（ミライ）にも補助金はもらえるの？

CEV補助金は新車に対する補助金であるため、中古車で受け取ることはできません。

しかし、中古車のMIRAI（ミライ）は、税金優遇を受けることができます。

通常、車を購入したあとは車の環境性能に応じて自動車税環境性能割がかかります。

環境性能割の税率は以下にまとめました。

車種	自家用	営業用
①電気自動車（燃料電池自動車を含む）	非課税	非課税
②天然ガス自動車（平成30年排出ガス基準適合又は平成21年排出ガス基準NOx10%以上低減）	非課税	非課税
③プラグインハイブリッド自動車	非課税	非課税
④ガソリン自動車（ハイブリッド自動車を含む）(A)乗用車	非課税〜3%	非課税〜2%
④ガソリン自動車（ハイブリッド自動車を含む）(B)車両総重量2.5t以下トラック（軽量車）	非課税〜3%	非課税〜2%

引用：[東京都主税局]

MIRAI（ミライ）は環境性能評価が一番高いため、環境性能割が非課税です。

つまり、ガソリン車であれば最大3%かかるはずの税金を節約できるということ。

 

購入後の維持費を抑えたい人にとって税制優遇のあるMIRAI（ミライ）はぴったりといえるでしょう。

 

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3. 購入申請をする
4. 購入代金を振り込む
5. 名義変更に必要な書類一式を郵送する
6. 納車

中古車購入でモビリコを利用したい人は、まず相談してみてください。

まとめ

この記事ではトヨタ「MIRAI」の中古車について詳しく解説しました。

同じトヨタのセダンの中でもひときわ目を引くスタイリッシュな高級セダンであるトヨタ「MIRAI」ですが、その価格の高額さで躊躇してしまっていた人もいるのではないでしょうか。しかし、中古車であれば手が届く金額のものが見つかるかもしれません。

ガソリン車に比べ、トヨタ「MIRAI」は静粛性やエコの観点からも魅力的な車です。

本記事で解説したトヨタ「MIRAI」の魅力や他の車種との比較、中古で探す場合の注意点などを参考にして、希望の車種を探してみてはいかがでしょうか。

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