1997年に初登場したハリアーは、高級クロスオーバーSUVの草分け的存在です。日本で発売された後、海外で追随モデルも発表されましたが、国内でも依然として高い人気を誇っています。

それもそのはずで、スポーティーなデザイン、走行の安定性、加速性能の良さ、静粛性など優れた特徴を持っています。実際にハリアーに乗った人の口コミも非常に良いです。

ハリアーなら快適な走りもできて、大いに気分も盛り上がるところでしょうが、使用していて困ることが起こるとしたら、バッテリー上がりです。バッテリーの寿命が来て、交換しなければいけなくなることがあります。

そこで本記事では、ハリアーのバッテリーの寿命がどれくらいなのかやバッテリー交換費用がどのくらいになるかなどを解説していきます。いざというときのための参考情報にしてください。

ハリアーのバッテリーの交換費用はどれくらい?

ハリアーのバッテリーが劣化し寿命が近づいているようなら交換しなければいけませんが、問題は費用だという方も多いと思います。実際どのくらいの交換費用になるのでしょうか。

まずは年式ごとの適合バッテリーを確認し、そのうえで、適合バッテリーの価格をチェックしてみましょう。

初代ハリアーの適合バッテリー

初代ハリアーの適合バッテリーから見てみましょう。

年式 車両形式 適合バッテリー 排気量 4WD有無
2003/2

~2004/2

UA-MCU30W 100D23L 3000cc
2003/2

~2004/2

UA-MCU31W 125D26L 3000cc
2003/2

~2004/2

UA-MCU35W 100D23L 3000cc 4WD
2003/2

~2004/2

UA-MCU36W 125D26L 3000cc 4WD
2000/11

~2003/2

TA-MCU10W 100D23L 3000cc
2000/11

~2003/2

TA-MCU15W 100D23L 3000cc 4WD
2000/11

~2003/2

TA-ACU10W 100D23L 2400cc
2000/11

~2003/2

TA-ACU15W 100D23L 2400cc 4WD

参照元:「ハリアーのバッテリー交換!絶対に損しない選び方から交換方法まで総特集」より

それぞれのバッテリー代は、ECサイト等では15,000円〜17,000円程度となっています。

2代目ハリアーの適合バッテリー

次に、2代目ハリアーの適合バッテリーとおおよその値段です。

年式 車両型式 適合バッテリー 排気量 4WD有無
2006/1

~2009/1

DBA-GSU30W 100D23L 3000cc
2006/1

~2009/1

DBA-GSU31W 125D26L 3000cc
2006/1

~2009/1

DBA-GSU35W 100D23L 3000cc 4WD
2006/1

~2009/1

DBA-GSU36W 125D26L 3000cc 4WD
2004/2

~2006/1

CBA-MCU30W 100D23L 3000cc
2004/2

~2006/1

CBA-MCU31W 125D26L 3000cc
2004/2

~2006/1

CBA-MCU35W 100D23L 3000cc 4WD

参照元:上記に同じ

こちらの金額も初代と同じですが、80B24LはECサイト等では13,000円台です。

3代目ハリアーの適合バッテリー

続いて、3代目ハリアーの適合バッテリーとおおよその値段です。

年式 車両型式 適合バッテリー 排気量 4WD有無
2017/6

~2020

DBA-ASU60W S-115 2000cc
2017/6

~2020

DBA-ASU65W S-115 2000cc 4WD
2013/12

~2020

DBA-ZSU60W Q-100 2000cc
2013/12

~2020

DBA-ZSU65W Q-100 2000cc 4WD
2014/1

~2020

DAA-AVU65W S55D23R 2500c 4WD

※DAA-AVU65Wのみハイブリッド車です
参照元:上記に同じ

それぞれ、ECサイト等では20,000円〜22,000円です。

年式 車両型式 適合バッテリー 排気量 4WD有無
2017/9~2020 DBA-ZSU60W Q-100 2000cc
2017/9~2020 DBA-ZSU65W Q-100 2000cc 4WD
2017/9~2020 DBA-ASU65W S-115 2000cc 4WD

参照元:上記に同じ

2017/9〜2020年式の適合バッテリーの値段も、20,000円〜22,000円です。

ECサイトならバッテリーの値段が安い

ECサイトにおけるハリアーの適合バッテリーの値段を参照してきましたが、ECサイトではディーラーやカー用品店でバッテリー交換をする場合よりも安く購入できることが多くなっています。

一例を挙げてみましょう。100D23Lの場合です。
ECサイトでは14,848円(2020年4月7日時点)となっています。一方、ディーラーやカー用品店でお願いすると、バッテリー代と取替作業代、バッテリー廃棄代で40,000円近くかかることもあるようです。

ECサイトでバッテリーを購入した場合、多くは自分自身で交換することになります。バッテリー交換をしたことがある、できるという方は問題ありませんが、純正品でないバッテリーを選ぶことや自身で交換作業をすることへの不安がある方も多いでしょう。
そういった場合はやはり、ディーラーやカー用品店で購入・作業依頼をしたほうが安心です。

ハリアーの適合バッテリーの確認方法

ハリアーの年代ごとの適合バッテリーの型番は、実際にボンネットを開けて、搭載されているバッテリーの上部を見ることでも確認できます。バッテリーサイズが表示されていますから、その通りのものを購入すればOKです。

また、車検証の形式欄にもバッテリーサイズが記載されています。

安いバッテリーでも大丈夫?

ECサイトのバッテリーは価格が安いですが、場合によっては寿命が短かったりパワーが弱かったりすることもあります。それではさらに交換する頻度が増えてしまい、経済的ではありません。

最近の車には、様々な電装品が付随しています。カーナビやカーオーディオはもちろん、液晶テレビやドライブレコーダー、空気清浄機などを積み込むこともあるでしょう。スマートフォンの充電もします。それだけに、バッテリーの消耗が大きくなりがちなので、性能のいいバッテリーが必要です。

あまりにも安すぎるバッテリーでは十分な用をこなしてくれないということになりかねません。高すぎるバッテリーを購入する必要はありませんが、適切な価格設定のものを選ぶようにしましょう。

ECサイトで購入したバッテリーをお店でつけてもらう

お店にもよりますが、ECサイトで購入したバッテリーの取り付けにも対応してくれるところが多くなっています。その際の作業代は1,000円くらいです。バッテリー交換をしたことがなくて不安だという人は、この方法を選ぶといいでしょう。

最近の車にはコンピューター制御になっている部分が多いです。例えば、アイドリングストップ機能が挙げられます。そのような場合にバッテリー交換をすると、リセットの必要が出てくるのですが、専用の機械なしではできません。

そういう意味では、お店にバッテリー交換を依頼するほうがいい場面も多いです。

ハリアーのバッテリーを自分で交換する場合

ハリアーのバッテリー交換をあえて自分でやってみたという人もいるでしょう。そこでその手順を解説します。

ハリアーのバッテリー交換で用意するもの

ハリアーのバッテリー交換で用意するものは、10mmあるいは12mmのスパナと軍手です。道具としてはこれだけで作業ができます。

古いバッテリーを外す

ハリアーのバッテリー交換に先立って、古いバッテリーを外します。やり方はまず、マイナスケーブル、プラスケーブルの順で外しましょう。マイナスケーブルから外すのはショートを防ぐためです。次に取付金具を外します。この際に注意してほしいのは、スパナや金具をプラス端子とマイナス端子に同時に触れさせないことです。爆発の恐れがあります。

これで準備が整いましたから、古いバッテリーを外しましょう。バッテリーは重いので、落とさないようにしてください。

新しいバッテリーの取り付け

続いて、新しいバッテリーの取り付けです。端子の向きを意識しながら、しっかり固定させます。次はプラスケーブルの取り付け、そしてマイナスケーブルです。取付時は外すときの逆でプラスケーブルから作業しますが、これもショート防止のためです。

以上でバッテリー交換は完了です。10分程度で終わりますから、特に難しい作業ではありませんが、危険を伴うため細心の注意が必要です。

ハリアーのバッテリー交換で注意したいこと

ハリアーのバッテリー交換にあたっては、いくつか注意しておいたほうがいいことがあります。

メモリバックアップはしておいたほうがいい

バッテリー交換時には、一時的に電力の供給がストップします。そのため、後でバッテリーを取り付けて、電力が復帰してから、時計、オーディオ、ナビゲーションの設定、コンピューターなどをリセットする場合もあります。そうなれば、保存内容が消去されるケースも出てきます。

それではまた再設定の必要もあり、面倒です。それを防ぐのがメモリバックアップです。メモリバックアップとは予備電力のようなもので、バッテリー交換時に電力を一時的に供給してくれます。これで、各種機器の保存内容が消去されることがなくなり、再設定の必要もありません。

交換したバッテリーの廃棄の仕方

お店でハリアーのバッテリー交換を依頼すれば、そのまま廃棄してくれます。では、自分でバッテリー交換した場合はどうなるのでしょうか。結論、ガソリンスタンド、ホームセンター、カー用品店などに持っていくと、廃棄処分をしてくれます。

廃棄費用は無料という場合も多いですが、有料のケースもあるので、事前に確認しておくようにしましょう。

ハリアーに乗り続けるにはバッテリーの交換が必要

ハリアーに限りませんが、車のバッテリーには寿命があります。寿命が来ると、バッテリーが上がってしまい、車に乗れなくなるのです。

以前のバッテリーでは寿命が近づくと、エンジンがかかりにくいなどの現象が起きたものですが、最近の構成のタイプでは、いきなり上がることも多くなりました。それだけに、バッテリー交換の時期を見誤らないことが非常に重要になってきます。

バッテリーの役割

まずは車のバッテリーの役割を確認しておきましょう。

車のバッテリーは、エンジン始動、ヘッドライトやブレーキランプ点灯、パワーウィンドーやワイパーの作動などにおいて欠かせない役割を果たしています。つまり、車の中で電力が必要なものすべての電源となっているのです。

ところが、意外にバッテリーには目が行きにくく、そのまま弱ったり、寿命を迎えたりということがあります。

ハリアーのバッテリーの寿命

車のバッテリーは使用を続けることで劣化していきます。一度劣化すると、性能は回復せず、いろいろと不具合が発生するので、その前に交換が必要です。

では、ハリアーのバッテリーの寿命はどのくらいの時期でしょうか。ハリアーのバッテリー寿命についても、一般的な他車と大きく変わることはないので、一般的な車のバッテリー寿命を見ておきましょう。

車のタイプ 交換目安時期
一般的な車 2〜5年
アイドリングストップ搭載車 2~3年
ハイブリッド車 4~5年

一般的な車のバッテリー寿命は2〜5年くらいです。少し幅があるので、しっかりと状況を確認したうえで、交換時期を決める必要があります。

アイドリングストップ搭載車の場合は、2〜3年です。アイドリングストップ車の場合、エンジン始動と停止を繰り返すので、バッテリーへの負荷が大きくなりがちです。そのため、それが寿命にも反映され、少し短くなっています。

ハイブリッド車には駆動バッテリーと補機バッテリーの2つが搭載されていますが、寿命は4〜5年とやや長いです。

ただ、車のバッテリーは使用する頻度や乗り方によっても寿命に変化が生じます。そのため、必ず上記のような時期となるとは限りません。場合によってはたら5年以上使える場合もありますが、状況の確認が必要です。

バッテリーの寿命を見る方法

ハリアーをはじめ、車のバッテリーの寿命が近づくと、特有の現象が起きるようになります。具体的には以下のような現象です。

エンジンのかかりが悪くなる
ヘッドライトが暗くなる
バッテリー液が変色している
バッテリーの電圧が下がっている
パワーウィンドウの動きが鈍い
アイドリングストップ機能が使用不可になる

それでは、それぞれの項目について詳しくチェックしてみましょう。

エンジンのかかりが悪くなる

車のエンジンはバッテリーから供給される電力で動きます。そのため、バッテリーの寿命が近づいて、劣化していると、エンジンのかかりが悪くなるのです。そうなると、エンジン始動時の音も出にくくなります。

ヘッドライトが暗くなる

車のバッテリーはヘッドライト用の電力も供給しているので、劣化が進むと暗くなります。ただし、車の走行中は、バッテリーの充電が行われているので、明るさは回復するのですが、停車中はそうはなりません。バッテリーが劣化しているか確認する場合は、停車中のヘッドライトの明るさで判断してください。

それから、LEDライトやHIDライトの場合は、かなりの明るさをキープしやすいので、バッテリーの寿命の判断には使いにくいです。

バッテリー液が変色している

バッテリー液は正常の状態だと、無色透明です。しかし、劣化すると、濁ってきます。これで寿命の判断ができるのですが、バッテリー液は硫酸で構成されていて、触れると危険です。皮膚に炎症が起きるので、業者にお願いして確認するのがおすすめしたほうがよさそうです。

バッテリーの電圧が下がっている

バッテリーの電圧の状態でも、寿命の判断ができます。車の停止時の電圧を見てみるといいのです。以下のように電圧で状態が違ってきます。

状態 電圧
正常 12.5V〜13V
劣化 11.5V〜12V
危険 11.5未満

バッテリーの電圧のチェック方法はテスターを使って行うほか、ディーラーやカー用品店、ガソリンスタンドなどでも確認してもらえます。

パワーウィンドウの動きが鈍い

パワーウィンドウの操作もバッテリーからの電源供給で行われます。そのため、動きが遅い、鈍いなどの現象が起きるときは、バッテリー劣化の可能性があるので、注意が必要です。

アイドリングストップ機能が使用不可になる

アイドリングストップ機能でも電力を消費しますから、バッテリーによる供給が必要です。もしアイドリングストップ機能をオンにしているのに、使用ができない場合は、バッテリーの寿命というケースも考えられます。

ハリアーとは?

ハリアーのバッテリーについていろいろ説明してきましたが、ここからはハリアーとはどんな車なのかを見ておきましょう。

最初はハリアーの由来ですが、英語の単語からきた言葉で、英語では「harrier」とつづります。意味は「チュウヒ」です。チュウヒとは鷹の一種で、その姿を現すエンブレムがハリアーのフロントグリルに搭載されています。

それだけでもかっこいいデザインですが、全体の外装、内装ともに素敵格好がいいです。シャープな面持ち、広く伸びやかなフード、流麗ともいえる全体のプロポーション、その洗練された姿は見るものを惹きつけてやみません。

内装はたくましさとさりげないセンスに溢れ、力強い空間を作り出しています。高く幅広いコンソールに安心感と頼りがいがあり、触り心地も絶妙です。ドライバーの気分も自ずとノリノリになってしまうでしょう。

走行性能も抜群です。最新式には2.0直噴エンジンを搭載し、スムーズな加速を実現しています。アクセルを踏んだ瞬間に感じられる性能の良さとダイナミックさはとても素晴らしいです。

乗り心地も快適そのもの。剛性ボディは軽量で、静粛性にも優れています。トルク配分の制御もきめ細かく、燃費も操縦安定性も向上。ガソリン代も節約でき、最高の気分で運転ができます。

ダイナミックトルクコントロール4WDは、雨道や雪道でも安定した走りを実現しました。路面の状態が悪くても、ハリアーなら安心です。

安全性能はどうでしょうか。車両や歩行者は昼夜検知、自転車は昼間検知し、衝突の恐れがある場合は、警報で警告します。白線が見えにくい場合は、先行車に倣ってステアリング操作を支持します。安全な運転ができるようになるでしょう。後部座席使用時や夜間の後方の視界も得やすいです。

このほかにも、ハリアーには素晴らしい装備やシステムが満載です。さすがにトヨタの看板高級SUVだけのことはあります。

まとめ

スポーティーなクロスオーバーSUVとして人気も高いトヨタハリアー。デザインも秀逸で、走行性能もよく、乗り心地も快適です。憧れの車と位置付けている人もいて、購入希望者も多いですね。

ただ、車を利用する場合に、気を付けたいのがバッテリー上がり。バッテリーの寿命が近づいて、劣化してくると、様々な不具合が生じます。バッテリーが完全に上がれば、運転もできなくなるでしょう。

そこで本記事では、ハリアーのバッテリーの寿命や交換費用についてご紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。