ヴィッツ

ヴィッツは、1999年に発売開始された、トヨタの普通車の中で最小レベルのコンパクトカーです。
価格も割安であり、エントリーレベルの車種として人気を博してきました。

海外では、当初からヤリスという車名で販売されていましたが、2020年にヴィッツの後継車として新たにモデルチェンジ。
現在は国内外ともに、ヤリスに車名を統一した上で発売しています。

初代のモデルから、国内外で多くの方に親しまれてきたヴィッツ。
今回は3代目ヴィッツのボディサイズや室内、荷室など、実際の使い勝手を詳しく解説していきます。

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目次

ヴィッツのボディサイズは?

ヴィッツで特徴的なのは、そのコンパクトなボディサイズです。
トヨタの普通車の中で最も小型であり、小回りが利く使い勝手の良いクルマといえるでしょう。

では実際に、ボディサイズや最小回転半径、運転のしやすさなど、気になる点を詳しくご紹介していきます。

 

ヴィッツのボディサイズ

まずは、ヴィッツの基本的なボディサイズを見ていきましょう。

  • 全長:3,945mm
  • 全幅:1,695mm
  • 全高:1,500mm ※4WDは1,530mm

ヴィッツの全長は、全グレード共通で3,945mmです。
比較的コンパクトに作られているアクアやフィットよりも、やや小さいサイズとなります。
5ナンバーサイズにおける全長の上限が4,700mmであるものの、ヴィッツは全長3,945mmと上限を大幅に下回る値です。

なお、国産の普通車は、大きく分けて5ナンバーサイズ3ナンバーサイズに分かれており、それぞれ車体の寸法エンジン排気量によって分類されています。

5ナンバーの方がよりコンパクトで排気量も少ないクルマです。
5ナンバーと3ナンバーのサイズは、下記の通り分類されています。

※2023年7月時点

ヴィッツの全幅は1,695mmであり、5ナンバーの上限1,700mm内に最大限収まるような寸法になっています。
全高も、5ナンバーの上限2,000mmに対しヴィッツは最大で1,530mmであり、ヴィッツがいかにコンパクトなクルマであるかが分かります。

ヴィッツの燃費情報について、下記コラムで詳しくご紹介しています。
ぜひ、ご参考ください。
ヴィッツの燃費をグレードごとにご紹介!年間の維持費も確認

 

ヴィッツの各部サイズについて

ヴィッツの各部サイズについて解説していきます。
説明していくのは以下のポイントです。

  • ホイールベース
  • トレッド(フロント、リヤ)
  • 最低地上高
  • 最小回転半径

まず、簡単に表にまとめると以下の通りです。

※2023年7月時点

それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。

 

ヴィッツのホイールベース

ホイールベースとは、前輪の中心から後輪の中心までの長さを示す言葉で、通常はクルマの全長に比例します。

同じタイプのクルマであってもサイズが全く同じというわけではありません。
ヴィッツのホイールベースは2,510mmであり、アクアやフィットより若干短く設計されています。

ホイールベースが短いメリットは、ハンドル操作がしやすく運転時の小回りが利くことです。

 

ヴィッツのトレッド

次にトレッドですが、トレッドとは左右の車輪間の距離を示す言葉で「トレッド幅」といわれることもあります。

ヴィッツのトレッドは、グレードによってサイズが異なり、上表では幅を設けて記載しています。
フロントとリヤではサイズが同じ、またはリヤの方が少し狭くなるのが一般的で、ヴィッツの場合もリヤの方が少し短くなっています。

 

ヴィッツの最低地上高

最低地上高とは、地面と車両の最も低い箇所との距離のことです。

運転時に車体の底面を傷つけないよう、最低地上高はある程度の高さを設けていることが一般的です。
車検で合否の基準となる高さは90mm以上と定められています。

ヴィッツの最低地上高は、ガソリン車で135~140mmハイブリッド車で145mmであり、ガソリン車の方が少し低い設計です。

 

ヴィッツの最小回転半径

最小回転半径とは、クルマのハンドルを左右どちらかに最大限切った状態で旋回したときに、外側のタイヤの中心が描く円の半径のことです。
この半径が短いほど小回りが利くので、狭い路地や駐車がしやすいなどのメリットがあります。

ヴィッツの最小回転半径は、Sportyパッケージタイプを除けば、4.5~4.8mで5mを切っています。
一般的に、最小回転半径で5mを下回るクルマは、小回りが利く車種として認識されています。

コンパクトカーの魅力については、下記コラムで詳しくご紹介しています。
以下のリンクよりご参考ください。
コンパクトカーの人気の理由は?選び方のポイントやおすすめ車種をジャンル別にご紹介!

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ヴィッツの室内のサイズや特徴もチェック

ヴィッツ内装

ヴィッツは、ボディサイズがコンパクトであり、運転時は小回りが利き使い勝手も抜群。

一方、ヴィッツの室内空間について、どの程度の広さがあるのか気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは、室内サイズや内装など、室内空間の特徴についてご紹介していきます。

 

ヴィッツの室内サイズと特徴

ボディサイズがコンパクトなヴィッツですが、室内空間はどのぐらい広いのでしょうか?
実際の室内サイズをまとめました。

※2023年7月時点

ヴィッツの車内は、コンパクトカーとしては標準的なサイズ感となっています。
全長が短いボディではありますが、制限があるボディサイズの中でも十分に広さを確保している空間です。

車幅も、5ナンバーの上限ぎりぎりまでのサイズなので、その分室内の幅もゆったり目に感じられる設計となっています。

室内高については、アクアの室内高と比較してみると、アクアが1,190mmであるのに対しヴィッツの室内高は1,240~1,250mmであり、約60mmも高さがあります。
室内高が高く、開放感を感じられる室内空間が特徴です。

 

内装の特徴について

ヴィッツのインテリアやインパネオーナメントでは、カラーの種類が豊富にあるのが特徴です。
グレードによって選択できるシートの質感や素材も異なるので、自身の好みや目的に応じ
た内装を楽しめるのも魅力の一つ。

後席シートは「6:4分割可倒式リヤシート」を搭載しており、シートを前方に倒すアレンジを行うと、長さがある荷物の積載も可能です。
コンパクトカーでありながら、荷室スペースを広げて多くの荷物に対応できる室内となっています。

さらに、ヴィッツの内装では、以下のような使いやすい収納が装備されています。

  • 助手席アッパーボックス(移動式トレイ付)
  • 助手席オープントレイ
  • カードホルダー
  • フロントコンソールトレイ(カップホルダー2個)
  • センターコンソールトレイ
  • リヤカップホルダー(2個)
  • 助手席グローブボックス(ダンパー付)
  • フロントドアポケット&ボトルホルダー
  • コインポケット(運転席側)
  • メーターサイドボックス
  • 助手席シートバックポケット
  • 助手席シートアンダートレイ

助手席前のアッパーボックスには、移動式トレイが設置。
また、助手席オープントレイは、使用頻度が高い小物や筆記用具などを置いておくこともでき、ヴィッツを仕事などで利用する場合などにも便利です。

その他にも、リヤカップホルダードアポケットコインポケット助手席シートバックポケットなど、あると嬉しい収納が各所に設置されています。

 

ヴィッツの荷室のサイズや特徴もチェック

ヴィッツの外観や室内のサイズは、おおよそイメージできたでしょうか?
ボディサイズがコンパクトである一方、室内はゆったりとした空間であることが分かりましたね。

ここでは、具体的な荷室サイズや荷室の特徴をご紹介していきます。
ヴィッツの荷室は、室内空間の広さ同様、ボディサイズに対してゆったりとした空間となっています。

具体的なサイズを見てみましょう。

※2023年7月時点
※ハイブリッド車

上表の通り、ヴィッツの荷室は、コンパクトなボディサイズながら十分な広さがあることが分かります。
荷室幅が1,000mm荷室高が865mmあるので、他のコンパクトカーに引け目を取らないほどの広さが確保できています。

後席を前方に倒すことで荷室を広げることができるので、荷物が多い時や長尺の荷物を載せる場合は非常に便利です。

また、グレードによってはラゲージボードが標準装備されているので、用途や目的に合わせて荷室の使い方を変更できることも魅力といえるでしょう。

 

ヴィッツのサイズをトヨタの他の車種とも比較!

走行するヴィッツ

ヴィッツは、コンパクトボディで運転しやすい上に、使い勝手の良さも感じられるバランスの取れたクルマです。

一方で、ヴィッツ以外の、他のコンパクトカーと比べるとどうなのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは、人気があるトヨタのコンパクトカー「アクア」「パッソ」「ヤリス」と「ヴィッツ」を比較して、サイズの違いなどを紹介していきます。

「ヴィッツ」「アクア」「パッソ」「ヤリス」のボディや室内のサイズについて、確認してみましょう。

※2023年7月時点

まずは、外観サイズを比較。
ヴィッツの全長は、ヤリスの全長とほぼ同じ
パッソより大きくアクアよりは小さい設計です。

全幅は、パッソがひと回り小さいものの、その他の車種はすべて同一です。

全高については、パッソが2WD、4WDともにワンサイズで他の車種より高めの設計となっていますが、4WDについてはヴィッツがパッソより若干高くなります。
トヨタのコンパクトカーの中で低めの設計なのはアクアで、アクアの全高は1,485~1,505mmとなっています。

ヴィッツよりひと回り小さいパッソについて、サイズに関する情報などを下記コラムで詳しくご紹介しています。
ぜひ、あわせて参考にしてみてくださいね。
購入前に知りたいパッソのサイズ【高さ・長さ・横幅】

続いてホイールベースを見てみると、パッソが一番短いものの、ヤリスと比べるとヴィッツの方が40mmほど短いです。
トレッドについては、ヴィッツとパッソのリヤにおいて、最も短いタイプが1,445mmであり、他の車種と比べて最も短い寸法です。

ヴィッツの最低地上高は、他の車種に比べて低めの設計で、安定した走行が期待できます。

ヴィッツの最小回転半径は、Sportyパッケージ以外だと4.5~4.7mで、パッソとほぼ同じレベルの小ささです。
ヴィッツは、トヨタの普通車の中で、最も小回りが利くクルマの一つといえるでしょう。

最後に室内の寸法ですが、ヴィッツは室内長と室内高において、パッソよりは短いものの、アクアとヤリスを大きく上回るサイズとなっています。
ボディサイズがコンパクトである反面、室内サイズが広めの設計なので、想定よりゆったりとした空間を感じられるはずです。

 

まとめ

ヴィッツは、コンパクトなボディでありながら室内が広く使い勝手の良いクルマです。
実際の外観サイズは、5ナンバーに収まる寸法で、アクアやフィットよりもひと回り小さいボディです。

ヴィッツの最小回転半径は、トヨタの普通車の中で最も小さいレベルで、一般的に小回りが利くと判断される5mを下回ります。
一方の室内サイズは、比較的広めに設計されており、全高が高くゆったりとした空間。
荷室も、シートアレンジにより大きめの荷物でも柔軟に対応可能です。

トヨタの他のコンパクトカーと比べると、ヴィッツはコンパクトなボディサイズとゆとりある室内空間が特徴で、最小回転半径の小ささから小回りの良さもポイントといえるでしょう。

その他にも、燃費の良さや安全性能はもちろんのこと、室内にある多くの収納やリヤシートのアレンジ、マルチに表示するインパネや視界が広がる三角窓など、ヴィッツは使い勝手の良さも他の車種に負けないほど魅力満載なクルマです。

トヨタの中でコンパクトなボディでありながら使い勝手抜群のヴィッツ。
新車ではなく中古車としても、お買い得な条件で購入できるでしょう。

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