トヨタ自動車のミニバンである「アルファード」と「ヴェルファイア」。
この2台は共通の基本構造を持つ兄弟車ということもあり、非常によく似ています。
ミニバンをお探しの際に、この2台を比較検討したという方も多いのではないでしょうか。
アルファードとヴェルファイアは共通点が多いクルマですが、それぞれ独自の特徴や魅力もあります。
そこで今回は、アルファードとヴェルファイアを徹底比較!
共通点のほか、外観や内観、走行性能、燃費、機能などさまざまな面の違いについて、詳しく解説します。
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目次
アルファードとヴェルファイアの共通点や違いは?
トヨタ自動車が誇るミニバン「アルファード」と「ヴェルファイア」。
どちらも高級感がありながらも車内の快適性が高いため、ファミリー層からも支持を集めているクルマです。
最近はキャンプブームも相まって、アクティブに活動する方からも人気が高いですよ。
まずは、それぞれのスペックを見ていきましょう。
アルファード | ヴェルファイア | |
全長 | 4,945~4,950mm | 4,935mm |
全幅 | 1,850mm | 1,850mm |
全高 | 1,950mm | 1,950mm |
室内長 | 3,210mm | 3,210mm |
室内幅 | 1,590mm | 1,590mm |
室内高 | 1,400mm | 1,400mm |
ホイールベース | 3,000mm | 3,000mm |
最小回転半径 | 5.6~5.8m | 5.6~5.8m |
車両重量 | 1,920~2,240kg | 1,970~2,150kg |
定員 | 7~8名 | 7名 |
総排気量 | 2.493~3,456L | 2.493L |
燃料消費率 WLTCモード |
12.6~15.6km/L | 12.6~15.6km/L |
アルファードとヴェルファイアの共通点
アルファードとヴェルファイアは共通の基本構造を持つ兄弟車のため、多くの共通点があります。
まずは、2台の共通点を見ていきましょう。
寸法
先ほどご紹介したスペックのとおり、全長は若干アルファードの方が長いものの、全幅・全高ならびに、室内長・室内幅・室内高はすべて同じです。
そのため、見た目のサイズ感や乗車時のゆとりなどは、ほぼ変わらないと言って良いでしょう。
アルファードとヴェルファイアのサイズについては、下記のコラムもあわせてチェックしてくださいね。
購入前に知りたいアルファードのサイズ【高さ・長さ・横幅】
購入前に知りたいヴェルファイアのサイズ【高さ・長さ・横幅】
走行性能・燃費
アルファードとヴェルファイアは走行性能も同じです。
どちらのクルマも、駆動方式はハイブリッド車が4WDのみ、ガソリン車は2WDと4WDをラインナップ。
ハイブリッド車はE-Four(電気式4輪駆動方式)を採用している点も共通しています。
パワーユニットは、2.5L直列4気筒のガソリンエンジン、そして、2.5L直列4気筒+モーターのハイブリッドシステムを採用しています。
ただし、アルファードでは3.5L V型6気筒のガソリンエンジンを採用しているグレードもあるので、その点は少し異なります。
燃費もハイブリッド車の場合はWLTCモードで12.6〜15.6km/Lと同じです。
また、ガソリン車の場合もWLTCモードで7.3〜12.4km/Lと共通していますが、アルファードはグレードによって、燃料消費率が多少異なります。
安全性能
クルマを購入する際に必ず確認しておきたいのが安全性能。
アルファードとヴェルファイアは、ともに予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備しています。
高速道路での運転を支援してくれる「追従ドライブ支援機能」や、ハイビームとロービームを自動で変更できる「自動ハイビーム」、衝突被害軽減ブレーキで運転を支援する「プリクラッシュセーフティ」など、安心・快適な運転をサポートする機能が満載。
アルファードとヴェルファイアの安全性能については、こちらのコラムもチェックしてみてくださいね。
トヨタアルファードの安全性能を一つ一つ徹底解説!
トヨタヴェルファイアの安全性能を一つ一つ徹底解説!
乗り心地
高級ミニバンとしては乗り心地も気になるところ。
アルファードとヴェルファイアは、どちらもサスペンションは同じものです。
フロントは「マクファーソンストラット式」、リヤには「ダブルウィッシュボーン式」を採用しています。
特にリヤのダブルウィッシュボーン式のサスペンションは衝撃吸収能力が非常に高く、なめらかな乗り心地を叶えてくれます。
アルファードとヴェルファイアのどちらを選んでも快適なドライブが実現しますよ。
インテリア
インテリア(内装)も、アルファードとヴェルファイアは共通しています。
重厚感のあるデザインや木目調パネル、上質なシート表皮など、高級感あふれるインテリアは、ドライバーの気分を高めて特別な時間を演出するでしょう。
また、後部座席を包むように、天井に光のラインが走る「LEDルーフカラーイルミネーション」も共通点です。
アルファードとヴェルファイアの違う点
共通点が多いアルファードとヴェルファイアですが、もちろん違う点もあります!
詳しくご紹介していきます。
エクステリア
ボディサイズはほぼ同じですが、エクステリア(外観)はそれぞれ特徴が異なります。
アルファードは、インパクトのあるフロントグリルが印象的。
縦ラインを基調とした重厚感のあるメッキ加工を施した、豪華なデザインになっています。
グレードによって異なりますが、ほかにも、フロントバンパー+リアバンパー+サイドマッドガードの専用エアロパーツや、メッキ加工のボンネットフードモール、メッキ加工のLEDフロントフォグランプモールなど、豪華な外装となっています。
一方、ヴェルファイアもフロントに特徴があります。
ヘッドランプやグリルを大きくとった迫力満点のデザインは、存在感がありながらもクールでモダンな雰囲気。
また、リヤのテールランプのカラーは、アルファードは赤色のレンズなのに対し、ヴェルファイアはクリアレンズになっています。
レンズのカラーで印象はかなり変わりますので、エクステリアは好みが分かれるポイントと言えるでしょう。
ボディカラー
クルマを選ぶ際に、ボディカラー選びに悩むという方も多いのではないでしょうか。
アルファードとヴェルファイアでは、ボディカラーのラインアップが異なります。
アルファードは、ハイブリッド車とガソリン車ともに、次の5種類をラインアップしています。
- ホワイトパールクリスタルシャイン ※メーカーオプション
- ブラック
- スパークリングブラックパールクリスタルシャイン ※メーカーオプション/エアロタイプ専用カラー
- ダークレッドマイカメタリック ※エアロタイプ専用カラー
- グラファイトメタリック
人気は、アルファードらしい高級感あふれる「ブラック」と、上品な印象の「ホワイトパールクリスタルシャイン」ですが、ほかの3色もそれぞれ個性があり、人とは違うクルマに乗りたいという方に人気がありますよ。
アルファードのボディカラーについては、「アルファードのボディカラーは全5色!色ごとの特徴もご紹介」でもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
一方、ヴェルファイアのボディカラーは次の2種類。
- ホワイトパールクリスタルシャイン ※メーカーオプション
- ブラック
以前のモデルは多くのカラーバリエーションがありましたが、現行モデルではこの2色のみとなっています。
ほかのカラーを希望する場合は、新車では取り扱いがないため、中古車で探してみるのがおすすめ!
中古車であれば、新車では手に入らない絶版カラーに出会うこともできますよ。
以前のモデルを含めたヴェルファイアのボディカラーについては、「ヴェルファイアのボディカラーは全7色!色ごとの特徴もご紹介」でもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
- モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
- 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。
アルファードとヴェルファイアには特別仕様車もある!その違いは?
アルファードとヴェルファイアには、それぞれ特別仕様車もラインナップしています。
それぞれのエクステリア・インテリアの違いは次のとおりです。
【アルファード】 S“TYPE GOLD Ⅲ” |
【ヴェルファイア】 GOLDEN EYES Ⅲ |
|
フロントグリル | スモークメッキ + 黒メタリック塗装 |
漆黒メッキ |
ヘッドランプ | スモークメッキ + ブラックエクステンション |
ゴールドエクステンション + スモークエクステンション |
ボンネットフードモール | スモークメッキ | 漆黒メッキ |
LEDフロント フォグランプモール |
スモークメッキ | 漆黒メッキ |
インストルメントパネル | サンバーストゴールドウッド + ゴールドスパッタリング |
サンバーストゴールドウッド + ゴールドスパッタリング |
オプティトロンメーター | メーターリングゴールド加飾 | メーターリングゴールド加飾 |
シート表皮 | ブランノーブ®Ⅱ(パーフォレーション) + 合成皮革 |
ブランノーブ®Ⅱ(パーフォレーション) + 合成皮革 |
アルファードの特別仕様車
アルファードには「S”TYPE GOLD”」という特別仕様車があります。
現行モデルは2022年5月に発売された「S“TYPE GOLD Ⅲ”」。
フロントグリルにはスモークメッキ+黒メタリック塗装、ボンネットフードモールとフロントバンパーモール、LEDフロントフォグランプモールにはスモークメッキを採用するなど、専用メッキを施した精悍なスタイルが特徴です。
さらに、インテリアにも注目を。
シート表皮はブランノーブ®Ⅱ+合成皮革の組み合わせを採用し、なめらかな肌触りで心地良い乗り心地を実現しました。
表情豊かな表面品位が特徴で、室内の上質感がさらにアップ。
弾力性とストレッチ性にも優れているので、座り心地も快適です。
さらに、運転席と後部座席の吹き出し口からは、肌や髪に優しい「ナノイー」を放出し、車内でエステ気分に浸れます。
ナノイーはウイルスや菌の抑制、脱臭にも効果があるといわれており、室内の空気環境を良好に保ちます。
ヴェルファイアの特別仕様車
ヴェルファイアには「GOLDEN EYES」という特別仕様車があります。
現行モデルは2022年5月に発売された「GOLDEN EYES Ⅲ」。
なお、ヴェルファイアの現行モデルは、特別仕様車である「GOLDEN EYES Ⅲ」のみとなっています。
「GOLDEN EYES Ⅲ」と過去に発売された標準車との違いは、ダークメッキのエンブレムやスモークメッキのフロントグリルなどで、シックでモダンな雰囲気になっています。
なお、アルファードの特別仕様車「S”TYPE GOLD”」と同じく、シート表皮はブランノーブ®Ⅱ+合成皮革の組み合わせを採用していますよ。
黒とゴールドを基調としたインテリアデザインは至福の空間を演出しています。
アルファードとヴェルファイアの販売状況や評価は?
アルファードの3代目現行モデル、ヴェルファイアの2代目現行モデルが発売されたのは、ともに2015年。
日本自動車販売協会連合会の「乗用車ブランド通称名順位 2020年」によると、2020年1月〜12月の販売台数は、アルファードが90,748台、ヴェルファイアが18,004台。
現行モデルの発売から年数が経っているにも関わらず、現在もなお高い人気を誇っています。
アルファードとヴェルファイアは兄弟車で共通点の多いクルマですが、アルファードの方が圧倒的に人気が高いことがわかります。
走行性能や燃費などのスペックは変わらないため、外観の好みが人気に影響していると言って良いでしょう。
アルファードとヴェルファイアの一般的によく聞く評価
クルマを選ぶ際に迷ったら、実際に乗ったことがある人の意見を参考にするのもおすすめです。
アルファードとヴェルファイアの口コミを見てみましょう。
アルファードの評価
アルファードの口コミで多いのは、次のような評価です。
- 見た目も乗り心地も気に入っている
- コスパが良い
- ステアリングが軽い
- BSMが標準装備なのが良い
- 積載力が高く、キャンプにも便利
- 高級感のある内装が気に入っている
ヴェルファイアの評価
対して、ヴェルファイアの口コミでよく聞く評価は、次のとおりです。
- 視界が広く、運転しやすい
- 座り心地が良く、長時間運転でも疲れない
- 室内が広くて快適
- ファミリーカーにちょうど良い
- クールでかっこいい外観がお気に入り
- 走行時も停車時も静か
アルファードとヴェルファイア、選ぶならどっち?
共通点が多いながらも、異なる魅力を持つアルファードとヴェルファイア。
特に違いの多いデザイン面に着目して選んでみるのが良いでしょう。
重厚感のデザインが好きな人
重厚感のあるデザインが好きな人には、アルファードがおすすめです。
縦に厚みを持たせた大型グリルのフロントデザインは、メッキ加飾が施され、高級感を演出しています。
特別仕様車「S“TYPE GOLD Ⅲ”」は、フロントグリルにスモークメッキ+黒メタリック塗装、LEDフロントフォグランプモールにはスモークメッキを採用するなど、標準車とはまた違う、重厚感あふれる一台になっています。
好みにあわせて選んでみてくださいね。
モダンなデザインが好きな人
クールでモダンなデザインが好きな人には、ヴェルファイアがおすすめです。
ヴェルファイアは横幅の広いメッキバーのフロントグリルや、大胆なバンパーのデザイン、上下2段に分かれているLEDヘッドランプを採用。
少しつり上がったようなフロントマスクのデザインは、スタイリッシュでクールな印象です。
ボディカラーにこだわる人
アルファードは、「ホワイトパールクリスタルシャイン」「ブラック」「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」「ダークレッドマイカメタリック」「グラファイトメタリック」の5種類をラインナップしています。
一方、ヴェルファイアは「ホワイトパールクリスタルシャイン」「ブラック」の2種類。
個性あるボディカラーを好む人はアルファードの豊富なカラーから選ぶのも良いでしょう。
なお、ヴェルファイアの過去モデルでは多彩なカラーバリエーションがあるので、ヴェルファイアの中古車から好みのボディカラーのクルマを選ぶというのもおすすめです。
まとめ
トヨタ自動車のミニバンである「アルファード」と「ヴェルファイア」は、共通の基本構造を持つ兄弟車ということもあり、非常によく似ています。
寸法は、全長は若干アルファードの方が長いものの、全幅・全高ならびに、室内長・室内幅・室内高はすべて同じです。
また、パワーユニットに2.5L直列4気筒のガソリンエンジン、2.5L直列4気筒+モーターのハイブリッドシステムを採用するなど、アルファードとヴェルファイアは走行性能ならびに燃費も同じですので、どちらも快適な走りを実感できるでしょう。
この2台の、大きく異なる点はエクステリア。
アルファードは、インパクトのあるフロントグリルが印象的で、縦ラインを基調とした重厚感のあるメッキ加工を施した、豪華なデザインになっています。
一方ヴェルファイアは、ヘッドランプやグリルを大きくとった迫力満点のデザインで、存在感がありながらもクールでモダンな雰囲気を醸し出しています。
ボディカラーのラインナップも異なるので、見た目の好みで選ぶのも良いですね。
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★アルファードの中古車一覧
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